仕事中は、雑談ばっかりしています。

こんにちは、クリエイティブ事業部のFです。
うちの部署がブログに登場するのは初めてだと思うので、今日は私たちの仕事風景について簡単にご紹介したいと思います。

タイトルにある、雑談ばっかり、という話。こんなこと書くと社長に怒られそうですが、事実です。というのも、ターゲットを引き付けるための広告アイデアは、一人で悩むより、会議室で議論するより、雑談からの方がよっぽど生まれやすいというのが私の実感ですから。
私僕自身、仕事中の部下にしょっちゅう声をかけています。



「ねえねえ、このキャッチコピーどう思う？」
「いや～、全然よくわかんないっすね。こうした方がよくないっすか？」

遠慮なんて一切ありません。みんな、上司のアイデアを躊躇なくぶった切ってきます。

それでかまわないのです。プロジェクトに関わりのない人間のフラットな目線こそ、イコール消費者（ターゲット）の目線でもある。前情報のないメンバー同士の意見がぶつかり合うことで、ときどきプロジェクト関係者だけでは絶対に出なかったアイデアが生まれることもあるのです。

とはいえ、いつもこんな生産的な話をしているわけではありません。昨日見たテレビの話、つまらなかった映画の話、酔っぱらって床で寝ちゃったとか、食べ過ぎて何キロ太ったとか。他にも、寝起きの悪い嫁のグチとか。

おかげでうちのクリエイティブチームは、いつもうるさいくらい賑やか。一見、生産性の低い組織に見えるかもしれませんが、こんな雰囲気だからこそ、日々雑談するのと同じ感覚でメンバー同士仕事の相談ができている。良いシナジーが至るところで生まれているのですね。

逆に、雑談も何もなく、一人ひとりが自分の作業に集中しているように見える組織こそ、実は危険かもしれません。協業がまるで生まれない、生産性の低い組織になっているかもしれませんよ。