ベトナム中部都市「ダナン」「フエ」

ベトナムを訪れるようになり、5年が経ちます。
中でもグループ会社のある「ハノイ」と「ホーチミン」には何度も足を運びました。街並みや人々の生活スタイルを見ていると、それぞれの都市の経済成長、今後の可能性を実感することができます。

都市の成長に伴い、ベトナム人材の日系企業への就職実績は増えてきました。ベトナム人材の日系企業への就職は、「機会の取り合い」から「機会の選択」へと変化しています。このままでは、ハノイ・ホーチミンで優秀なベトナム人を採用することが難しくなっていくでしょう。

そこで打開策として考えられるのが、ハノイ・ホーチミンに変わる新たなエリアの開拓です。ここ数年、日本でも注目されているベトナムの都市があります。それがベトナム中部に位置する「ダナン」「フエ」です。どちらも観光都市ではありますが、現在はITやハイテクなど外資企業の誘致を積極的に進めています。



▼ダナン
ベトナム中部に位置する、人口約100万人の中央直轄都市の１つ。観光都市とハイテク都市の２つの顔を持つ。観光ではリゾート開発による外国人観光客の集客を展開。ハイテク分野ではソフトウェアパーク、ハイテクパークへ外資系企業の誘致を行っている。ダナン大学を中心に25の大学短大があり、日本語教育に力を入れている。


▼フエ
ダナンから北に位置する人口約40万人の省の直轄都市。ベトナム王朝「阮朝」の首都だった街。宮殿やお寺などの世界遺産がありベトナムを代表する観光スポット。フエ大学はベトナム建国の父「ホーチミン」を輩出した大学。日本語教育だけでなく、技術系人材の育成も積極的に行っている。


大学で積極的な人材育成が取り組まれており、企業数と大学生のバランスが学生過多の状況であるこの2つの都市に、わたしも注目しています。今年中に日系企業様の採用イベントを開催したいと考えておりますので、もしご興味がございましたらぜひご案内させてください。