就職活動に取り組む学生は、多くの不安を抱えながら、自分に合う会社を探しています。同時に、少しでも自分を良く見せるため、取り繕った状態でもあるでしょう。
そんな学生に対し、選考に必要な情報を淡々と引き出すだけでは、学生の心までは掴めず、内定承諾まで進むとは言い切れません。
しかし、ちょっとしたポイントを押さえ、自社と学生の距離を縮めることができれば、最後に自社を選択してもらえる可能もアップします。
では、どんなことを意識すればいいのでしょうか?必ず意識すべき、かつすぐに取り入れられるポイントを2つご紹介します。
目次
新卒採用に力を入れている姿を見せることが、就活生の“素”を引き出す
採用担当が大切にしたいことの1つが、学生の「素」を引き出すことです。とはいえ、どのような状態が素に近い状態といえるのでしょうか。
例えば、企業説明会の場面であれば「疑問に思っているけれど、質問していいか分からない質問」や「大勢の前では言い出しにくい不安」等を伝えられるリラックスした状態が挙げられますね。
今回は、企業説明会を例に以下の2つを意識してみましょう。
会社全体で歓迎ムードを作る
説明会までは、「学生と接するのは人事担当のみ」という企業も多いのではないでしょうか?
説明会に人事以外の社員も登壇させることで、会社全体として学生の入社を心待ちにしている様子を見せましょう。和やかな雰囲気を作り、会場全体が笑顔で学生を迎えられると、より効果的です。
緊張している学生も、先輩社員たちのウェルカムモードにホッとし、リラックスした気持ちで説明会に参加できるようになります。
ちょっとした疑問・不安を吸い上げ、解消する
質疑応答で司会から「遠慮せずに質問してくださいね。」と声をかけても、学生から質問が上がらない、ということはありませんか?学生からすると、聞きたいことがあっても大勢の前では手を上げにくいものです。
例えば、質疑応答の時間として、いくつかのグループに分かれて座談会を開き、和気あいあいとしたムードの中で疑問に答える場を用意しましょう。
明るくトークを回すことが得意な社員を司会としてアテンドし、学生側と社員側のリアルな声を交換できるよう進行しましょう。
司会の声掛け例
学生からすると少々聞きづらいことも、あえて社員が提示しながら進めることで、本音を吸い上げつつ、不安を解消できるでしょう。
例
「ぶっちゃけ、裁量労働制ってことは残業多いんじゃない?って思う人、挙手してみて~!」
「結構いますね。じゃあ残業については、○○さんからお話をお願いできますか?」
以上の2点を取り入れることで学生に伝わるのは「採用に力を入れている姿」です。
入社後の社員フォローの手厚さを感じさせることにも繋がり、内定承諾までの道のりを安心して進めるようになるでしょう。
“個人“として接することが新卒採用成功の鍵
選考段階では更に一歩踏み込んだ、学生一人一人との関係性づくりが鍵になります。
学生は、入社後に会社から不当な扱いを受けることや社内で疎外感を感じることを恐れています。
「就活生のうちの1人」としてではなく、個人として接してもらえた経験が、会社や社員への信頼や愛着に変わり、内定承諾への近道となるでしょう。
個人としての接し方例
学生を「個人として接する」とは、どんな方法があるのでしょうか?
面接冒頭のアイスブレイク
面接に来た学生は緊張しています。前の選考でのフィードバックを伝え、自身を持たせることで緊張をほぐしましょう。
例
「あなたの積極的なところがイイ!って●●さんが褒めていたよ。」
「ポートフォリオのメッセージ性にグッときて、ぜひ会いたいと思ったの。」
最終面接の通知
自社の最終面接まで上がってくる学生は優秀であり、何社も内定を持っている可能性があります。
最終面接への案内をメールで送った後は、必ず電話をして口頭でコミュニケーションをとりましょう。丁寧な印象を残すとともに、学生の今の気持ちも確認できます。
例
「交通費は当日お返ししますね。●●から来るのかな?遠いし、気を付けてくるんだよ。」「緊張するかもしれないけど、頑張ってね!待ってるよ。」
内定出し後
内定を出した後は、出しっぱなしにするのではなく、必ず会う機会を作りましょう。その際、自社への帰属意識を強めるために、既存社員と合わせ関係作りをするとよいでしょう。
例
「ゲーム好きなら、気が合いそうな社員がいるの。ちょっと呼んでくるから待ってて。」「趣味が△△なら、後で○○っていう社員を紹介するよ!」
学生が採用フェーズの後半へ進むごとに、「大勢の就活生のうちの1人ではなく、“私が“必要とされているんだ。」と、自己肯定感を持てるよう声をかけることがポイントです。
“個人“を理解しようとする姿勢が、入社の決め手になる。
採用担当者が「あなたのことを知りたい」と、目の前にいる学生と向き合う姿勢が、誰でもない、その学生個人に向けられた言葉や接し方となり、彼らの本心に響く対応となるのではないでしょうか。
学生にとって、初めて出会う物事・人々に囲まれながら、自分をアピールし続けなければならない環境の中、採用担当から「知りたい」と求められることや、就職活動では見せる必要のない一面を理解してもらえた経験は、内定承諾の決め手の1つになるでしょう。
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