なぜ新卒採用がこんなにも苦戦するのかお悩みの方も多いと思います。
それもそのはず、19年度新卒採用における3月の内定率は8.0%であったのに対し、20年度採用における3月の内定率は13.9%をマーク。新卒採用は年々早期化し難易度も上がっています。特に中小企業は苦戦を強いられているのではないでしょうか。
それでも、新卒は採用しなければならない…というご担当者様へ。新卒採用に苦戦する中小企業が気を付けたい3つの落とし穴とその対策をご紹介します。
目次
新卒採用に苦戦するポイントと3つの落とし穴
新卒採用に苦戦するポイントは、おそらく下記のような点ではないでしょうか。
- 母集団が少ない(ナビ媒体に出してもエントリーが来ない)
- 学生に響く魅力がない
- エントリーがあっても説明会に来てくれない
- 内定を出しても辞退されてしまう
- マンパワーをかけられない
- 採用コストをかけられない
このようなお悩みを抱えるご担当者様はおそらく新卒採用によくある、3つの落とし穴にはまってしまっています。
- 採用したいターゲットの学生像が不明瞭
- 他社と戦うための体制が整っていない
- 採用活動全体の流れを細かく計画できていない
この3つの落とし穴について下記に解説していきます。
1.採用したいターゲットの学生像が不明瞭
採用したい学生象を「明るく元気な学生」と設定していないでしょうか。
採用成功をするには1番大事なポイントといっても過言ではないくらいターゲット学生の明確化は重要です。採用したい学生像が「コミュニケーション能力がある学生」「明るく元気な学生」などでは採用成功をするためのターゲティングとしては不十分です。
2.他社と戦うための体制が整っていない
採用担当の方が数名で兼任をされながら採用活動をされていたり、学生を惹きつけるために他社と差別化を図るための武器がない状態で採用活動をされていないでしょうか。
武器といっても、パンフレットなどのツール類の武器と人という武器の2種類があります。
前者も必要ですが、昨今の学生のデータをみてみると入社を決意した理由に「人が良かったから」という項目が上がってきており、社員の魅力に惹きつけられている学生も増えてきています。
マンパワーはかかりますが、それだけ丁寧に学生と接することも採用活動ではとても重要になってきます。
3.採用全体の流れを細かく計画できていない
1次面接、2次面接、3次面接…と多くの選考フローを設けてもマンパワーがかかる上に、学生も来てくれないので「説明会兼選考」と短期間で終わらせてしまってないでしょうか。
たった1,2回の接触でいくつも内定を持っている学生に対して入社したい会社の候補に入るには大手企業でも難しい場合があります。内定辞退を防ぐためにも、会うたびに入社したいと思わせる採用活動が必須です。
貴社は当てはまるものがありましたか?この落とし穴にはまらないためには、どのような対策をしたら良いのでしょうか。
中小企業が採用成功するための施策
ここからは中小企業が採用成功するために実施するべき、3つの施策をご紹介します。
- 採用ターゲットを明確化する
- 採用で他社と戦える武器を整える
- ターゲット学生を惹きつけるための採用ストーリーを設計する
1.採用ターゲットを明確化する
まず採用において1番重要なのがこのターゲット設定です。ターゲット設定の中にもポイントが2つあります。
- 企業側が学生に対して求めているものを明確にする
- そのターゲット学生が企業に対して求めているものを明確にする
(1)企業側が学生に対して求めているものを明確にする
まず、どんな学生を採用したいかを明確にすることが必要です。
例えば「コミュニケーション能力のある学生」というだけでは不十分で、「伝えたいことをしっかり伝えることができるコミュニケーション能力」なのか、「相手の言いたいことをしっかり理解できるコミュニケーション能力」なのかを細かく明確にしましょう。
(2)そのターゲット学生が企業に対して求めているものを明確にする
多くの企業は自社の魅力を全て洗い出して学生にアプローチしているかと思います。しかし、学生からしてみるとその魅力は全く魅力として響いていない可能性もあります。
ターゲット学生をしっかりと定めたら、そのターゲットはどんなことに興味があって何をしたいのかを考え、そこにマッチする貴社の魅力を見つけましょう。
2.採用で他社と戦える武器を整える
学生が情報収集する場は「ナビ」と「企業HP/採用HP」がほとんどであり、ツールで他社と差別化を図るということは今や必須アイテムとなってきています。
採用のツールといえば下記のようなものがあげられますね。
- 採用HP
- 入社案内
- 合同説明会のブース装飾
- 多くの学生に配れるようなチラシやノベルティ
もうあるよ!という企業様もいらっしゃると思いますが、それは貴社の採用ターゲット学生を明確にしてから作られたものでしょうか。とりあえずツールをそろえるために作ったというだけでは、採用成功にはつながりません。
あくまでも採用ターゲットを明確にし、そのターゲット学生に響く魅力は何かを明確にしたうえで上記のツール類に落とし込むということを実施しましょう。
3.ターゲット学生を惹きつけるための採用ストーリーを設計する
「採用は恋愛と同じ」という言葉を聞いたことはありますか?恋愛では、初めて会ってから何回もデートを重ねて互いのことをしたうえでお付き合いをしますよね。
採用もこれと同じで、学生が企業に出会ってから、何回も足を運び、企業のことを深く知ったうえで入社を決めるのです。採用活動においても学生と相思相愛になるために、初対面から入社までを1つの物語として採用活動を設計をすることがとても重要になってきます。
例えば恋愛においては、初対面で相手に自分の将来のことを語られても全然面白くないと感じると思います。この時は、一緒にいて楽しいか、気が合いそうか等で判断をしますよね。
採用もそれと同じで、初対面(例えばナビの原稿や合同説明会での呼び込み等)ではなんだか魅力的な会社だから、もっと説明を聞いてみたい!また会いたい!と思ってもらうことが重要です。
どんな情報を伝えて学生を惹きつけるかということを、初対面だけではなく、入社までの各接触タイミングごとに流れをもって設定してみてください。
まとめ
ここまで新卒採用に苦戦をしている中小企業が陥りやすい落とし穴とその対策をご紹介してきました。
しかし、この対策を全て採用担当の方が行うのは難しい場合もありますし、1番重要なターゲット設定の部分では他社と差別化にはなっているのに貴社の中では当たり前になりすぎていて魅力に気づかないという場合もあります。
自社でここまで行うのは難しい、どう情報を整理したらいいのかわからない…という方は、まずは専門のコンサルタントの力を借りて計画を立てていくのも良いでしょう。
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