中小企業がインターンシップを成功させる、たった3つのポイント

インターンシップで採用の集客を行うのが通常の流れとなった現在。

自社インターンシップの内容構築に苦戦されている人事・採用担当者様も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、中小企業向けに、成功するインターンシップ作りのポイントをご紹介いたします。

実際にインターンシップを実施している他社の様子も交えてご紹介しますので、ぜひ企画作りの参考にしてみてください。

インターンシップを成功させる、たった３つのポイント

インターンシップを成功させるポイントは以下の３つです。

20卒学生5,694名から調査したマイナビアンケートによると、インターンシップを探す際に重視することとして「業界（68.7％）、志望企業（50.4％）、志望職種（47.5％）」に続いて多いのが「プログラム内容（47.0％）」です。

そしてプログラム内容を重視する学生の中で、行きたいと思うプログラムとはなにかを訪ねたアンケートでは「参加することで学びがある（73.3％）」という項目が1位となっています。

ここで重要になるのは、ターゲティングをしっかりと行うことです。採りたい職種や人物像を明確化し、そのターゲットが興味を持ちそうな「学び」作りが重要です。

例えば下記のようなインターンが成功しています。

研究開発職→開発の過程で行われる破壊試験の体験
ITエンジニア→IT企業のしくみを理解し経営を体感できるビジネスゲーム
コンサルティング職→実際に客先まで赴き提案まで行うリアルな仕事体験

インターンシップ、学びは重要ですが、学ばせて終わらせてはいないでしょうか。

インターンシップ終了後、なぜこのインターン内容にしたのか意図の説明をきちんと行うことと、自社のビジネス上のこだわりや強みなどをインターンで学んだ内容にからめてお話しすることが重要です。

例えば、業界理解系のインターンを行った場合は業界内の自社の立ち位置と自社戦略について話したり、経営体験インターンでは、自社の経営のこだわりを話すのも効果的です。

併せて、ここでもターゲットに響く魅力を多く出してあげると良いでしょう。

例えばビジネス志向の学生がターゲットであれば、ビジネスモデルの魅力や仕事のスケールの大きさ。意欲のある理系の学生がターゲットであれば、自社の世の中への提供価値の大きさや若手のうちからどれだけ開発を任せてもらえる環境にあるか、などです。

ただし、自社の強みはなかなか自社では気づきにくいこともあります。そこでインターンシップの設計はプロにまかせてしまうのも一つの手かと思います。

コンテンツが完成したら、残るは集客です。

中小企業におけるインターンシップ集客は、合同企業説明会への参加が効果的。

昨今のナビ掲載社数は、５年前と比較してマイナビで約１万社、リクナビで約２万社近く増えています。

その中で、学生側としてもインターンシップ情報を見つけるのに苦労しているのが現状です。

自分の気づかなかった良い企業を見つけたい
WEBをみていても分からないから、直接会って詳しく話を聞きたい

そういった学生がたくさん集まるのが合同企業説明会です。

現に私のクライアントでも、１回あたり20～30名近く集客できている中小企業の大半は合同企業説明会からの集客です。

大手ナビの合説が終わっていたら学内説明会を問い合わせてみるのも手だと思います。

今回の記事では、中小企業がインターンシップを成功させるポイントを３つお伝えしました。

あらゆる場面でオンライン化が急速にすすんだ昨今、採用活動も例外ではなく、インターンシップのオンライン化に取り組むことが求められています。

オンラインでインターンシップを実施する場合、対面で実施していたコンテンツをそのまま実施するだけでは、期待する成果が得られない可能性が高いです。

オンラインインターンシップコンテンツの作り方のポイントを知りたい方は、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。

また、カケハシスカイソリューションズではインターンシップをフルオンラインで手軽におこなうためのパッケージ企画もご用意しています。

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