企業の採用活動の一つとして実施されるインターンシップ。
主に夏と秋冬の時期に実施されますが、集客やコンテンツ内容に課題を感じている採用担当者もいるのではないでしょうか。
大手企業に応募が集まってしまう状況も見受けられますが、中小企業の規模だからこそ提供できる企画やフォローもあります。
今回の記事では、カケハシ スカイソリューションズ(以下カケハシ)が支援している中小企業におけるインターンシップの成功事例をご紹介します。
目次
採用につながったインターンシップのコンテンツ事例3選
インターンシップのコンテンツとして求められるのは、参加者が受け身になるものではなく、体感できるものです。
カケハシでは、「仕事体験型」「ゲーム型」「ワークショップ型」など幅広いタイプのインターンシップコンテンツを企画・提案しています。
10種類以上あるコンテンツは、オンライン・対面の両方に対応。企業の目的に合わせてカスタマイズできるのも特徴の一つです。
カケハシのコンテンツクリエイターが企画・提案し、採用につながったコンテンツ事例をご紹介します。
事例(1)ビジネスゲームで企業への関心を高めて選考につなげる
飼料メーカーのA社にご提案したのは、営業職を実際に体験できるビジネスゲーム形式のコンテンツです。
インターンシップの目的は、A社の企業価値への理解を促し、他社との差別化を図ること。業界理解にとどまらず、業種理解から職種理解、企業価値への理解、ひいては選考につなげるのが狙いです。
まずはチームに分かれて会社を経営するビジネスゲームを実施しました。
参加学生には経営者の視点で「どの部分を成長させるか」「どのような商品を扱うか」など、売上につながる施策を考えてもらいます。
このワークの仕組みとして、企業価値を理解しているほど売上につながる設計になっているのがポイントです。
ワーク終了後、ゲーム内で考えた施策を踏まえて学生にフィードバックすることで、A社の業界内での立ち位置や独自性、強みなどをわかりやすく伝えられました。
「メーカーならどこも一緒」「大手の方が安心」というイメージを払拭し、A社への関心を高めて選考につなげられたコンテンツ事例です。
事例(2)視野を広げる職種体験で、働くイメージの醸成に成功
インターンシップでは開催時期によってコンテンツ内容を変えるのも有効です。
夏は業界理解を深めるコンテンツを用意し、業界に興味を持った学生に対して秋冬で職種・業務理解を促すコンテンツを実施します。
この流れでインターンシップをおこなうと、働くイメージまで醸成できるのがポイントです。
カケハシがご提案しているのは、営業チームとクライアントチームに分かれておこなう「営業体験ワーク」です。
営業チームは質問リストを作成し、クライアントの状況をヒアリングして求めていることを探ります。一方、クライアントチームは、クライアント視点で回答例を考えます。
このワークでは、学生に「エンドユーザーや消費者まで目を向けて仕事ができているか」という視点を与えることが目的です。
より広い視野を持つことで、営業職の難しさやおもしろさを体感してもらいました。働くイメージの醸成は、選考への意欲向上につながります。
事例(3)リアルな仕事体験で学生の満足度を向上し、企業への興味喚起を促進
カケハシ社内で実施しているのは、進行中のクライアント案件に取り組んでもらう「リアル仕事体験インターンシップ」です。
一般的なワーク形式でおこなう仕事体験との大きな違いは、実際の予算を使って課題解決に取り組んでもらうこと。
参加者の学生の中には、責任の重さを感じて参加を辞退する人もいました。
一方で、悩みながらも課題解決に取り組んだ学生からは「大変だったけど、大きなやりがいを感じた」「仕事の一連の流れを体験できてよかった」などの声が寄せられました。
リアルな仕事体験のため、成果が出ると報酬を出すのも特徴の一つです。
学生がチャレンジできるインターンシップを用意することで、「学生の満足度向上」「企業への興味喚起」につながりました。
企業としては、学生の本気度を確認でき、採用したいと思える人材をそのまま選考まで進められたことがメリットといえます。
インターンシップ実施後のフォローで押さえておきたいポイント
インターンシップで学生の満足度を高めることができても、時間が経つとともに意欲は下がってしまいます。
選考に進むまでの期間に学生の満足度が低下してしまわないように、インターンシップ実施後も定期的にコミュニケーションを図りましょう。
企業への惹きつけ効果を高めるために、インターンシップ実施後のフォローのポイントについて、カケハシで企業のインターンシップ支援をおこなうコンサルタントに聞いてみました。
HR部 事業部長
インターンシップから内定出しまでのスケジュールを決める
就職活動の状況で予定が埋まってしまい、選考に参加できない学生も出てくると考えられます。
インターンシップの参加者には、「8月に説明会」「10月に選考」「12月に内定」というように早めに選考スケジュールを伝えておくことが大切です。
前もって選考の流れを伝えることで学生の予定も押さえつつ、企業への関心を維持できる可能性が高くなりますね。
インターンシップで興味を持ってくれた学生は、説明会を予約してくれる傾向があります。
インターンシップで採用したい学生と出会えたときに早期内定を出せるよう、あらかじめ内定までの採用スケジュールを設計しておくとよいでしょう。
決まった採用選考と並行して、融通がきく体制も整えておく
決まった採用選考と並行して、融通がきく体制を整えておくこともポイントです。そうすれば、インターンシップ実施後のフォローもおこないやすくなるでしょう。
個別対応も視野に入れて定期的にフォローできれば、選考につながる可能性が高くなりますね。
まとめ
インターンシップを採用につなげるポイントは、「自社ならではの体感できるコンテンツ」と「個別対応も視野に入れた実施後のフォロー」です。
今回の記事で紹介した成功事例を参考に、自社の状況を踏まえて、採用スケジュールの見直しやフォロー体制の構築に取り組んでみてはいかがでしょうか。
カケハシが提供しているインターンシップパッケージについてはこちらをご覧ください。
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