絶えず変貌を遂げる就活市場。新卒採用の担当者は、変化する採用市場への対応を、日々求められているでしょう。そんな中、採用活動のスタート地点として、合同説明会を思い浮かべる方もおおいのではないでしょうか?
今回は、近年の合同説明会の特徴に着目し、出展企業がどのようなことを大切にすればいいのか、考えていきましょう。
目次
合同説明会には、どんな学生が集まるの?
合同説明会に足を運ぶ学生は、どんな目的や気持ちを持って会場に足を運んでいるのでしょうか?学生が合同説明会に参加する動機について押さえていきましょう。
何から始めればいいのか分からない学生
合同説明会は、就職活動解禁と共に実施されていきます。そのため、足を運ぶ学生達も、就活の進め方や企業選びの軸などが無い状態で、足を運ぶことが多いでしょう。
「何からスタートさせればいいのか分からない。」「とりあえず合説行ってみるか」という気持ちで、就職活動とはどんなものなのか、実際に足を運び確認する学生が大半でしょう。
周りの人に影響されて足を運ぶ学生
就職活動をどう進めるべきか分からない状態から「友人に誘われた」「先輩にアドバイスを受けた」という理由から合同説明会に足を運ぶ学生も多いでしょう。
1の学生とも通ずる要素ですが「就活の軸が無い」「誘われたし行ってみるか」という気持ちで、足を運ぶ学生も多いでしょう。
めぼしい企業や情報収集を狙っている学生
学生の中には、就職活動解禁当初の段階でも明確な狙いや目的を持って参加する人もいるでしょう。
合同説明会に参加企業の中に、めぼしい企業が存在しており、実際に説明を聞きたいという学生もいます。その場に足を運び、見て、聞いて、インターネットでは得られない「雰囲気」を感じたいという理由が挙げられます。
あるいは「情報を集めたい」「エントリー先を見つけたい」という学生もいるでしょう。合同説明会の場は、一度に様々な企業を見比べることが可能ですので、興味の湧く企業との出会いを期待している、ということもあるでしょう。
これらの学生には、合同説明会から「リアルの現場から情報を得たい」という共通の要素が存在しています。情報過多のインターネットからではなく、リアルの場で情報取集することで、就活の全貌を確認し、知らない企業との出会いに期待をしています。
まずは、貴社の存在に気付いてもらい、その上で興味をひきエントリーに繋げることが、合同説明会のミッションとなるでしょう。
合同説明会への出展は「勝ちにいく」姿勢が必要!
近年の採用市場は、就職氷河期のように待っているだけでは、学生が集まる環境ではなくなりました。採用活動を行う企業が、以下の3つの要素の影響を大いに受けていることが理由として挙げられます。
売り手市場の新卒採用
近年、少子高齢化が要因となり労働人口減少傾向あります。加えて景気は回復傾向にあり、新卒就職市場は有効求人倍率1.6倍以上が「売り手市場」が続いています。
2020年に向けた採用市場の盛り上がり
東京オリンピック開催に向け、国内でのビジネスチャンス増加しており、企業も新しい事業展開を前のめりに進めています。それに伴い新たな労働力が求められ、新卒採用に関わらず、採用市場自体が盛り上がっている傾向にあるのです。
働き方改革
「3本の柱」に合わせ、企業側の変貌が求められています。採用の母集団の質を上げ、働き方改革に根差した組織形成をおこなおうという動きが高まっているでしょう。
このような環境の中で、ライバル企業以上の勢いを、学生の興味を引くためには「勝ちにいく」姿勢を、ツールからブースに立つ社員の対応にまで浸透させることが必要です。
合同説明会に出展する企業が意識したい2つの要素
なんとなく合同説明会に参加するだけでは、求めている学生は貴社のブースに足を運ばないでしょう。
そこで確認したいのが、以下の2点です。
「いつ、どのように、どれくらい」魅力を伝えるか
合同説明会、企業説明会、一次選考、二次選考、最終選考…のように、採用活動にはいくつか、ステップが存在しますね。このステップごとに、どの魅力を切り出し、どのような表現で伝えるかが重要です。
例えば:こんな合同説明会のプレゼンはNG
「弊社の魅力をまとめますと、稼げる上に、新商材が続々と立ち上がる刺激的な環境があり、面白い社員が沢山います。福利厚生も充実していて、弊社に入社すればご家族も安泰でしょう。」と説明された学生。
短い説明の中でいっぺんに説明されたことで、何が特色なのか分からずに終わってしまいました。また、企業が魅力として打ち出された内容があまりにも多く、逆に疑念を抱いてしまいました。
貴社の魅力をいっぺんに見せつけられても、学生はたくさんの情報量にたじろいでしまいます。また、実際にアピールできるはずの魅力であっても、一度に話されることで、事実として刺さりにくいケースもあります。
一気に距離を縮めたい気持ちをおさえ、初対面だからこそ刺さる貴社の魅力を選定しアピールの材料にしましょう。
採用戦略に一貫したコンセプトを持つ
採用活動をステップごとに進め、徐々に学生との距離を縮めていく中で「軸」となるコンセプトが必要となります。
例えば:こんなメッセージはNG
合同説明会で見かけたポスターの「求ム!創造力!」というメッセージにピンときた学生が、企業説明会で「ルール通りに働けばいい、簡単なお仕事ですよ。」と説明されてしまっては、メッセージにブレを感じ、気になり始めた気持ちも冷めてしまいます。
採用活動の過程で、ツール表現やメッセージに、一貫性を持たせることができれば、貴社の魅力は深みを増し、学生も心を打たれやすくなるのでしょう。
「選ぶ側」というだけでなく「選ばれる側」という意識を持って
企業側は学生を選ぶ側であり、学生に選ばれる側でもあることを再認識し、万全の準備をしましょう。
学生がどんな意識で合同説明会に参加しているか改めて想像し、場に合わせた魅力の選定と表現方法を考えましょう。もちろん、採用活動の軸となるコンセプトに則した表現をお忘れなく。
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