インターンシップ

【事例つき】ビジネスゲーム型インターンシップを実施するメリット

いまや大学3年生になれば必ず参加するといっても過言ではないほど就活生に浸透しているインターンシップ。企業がインターンシップを開催することは当たり前で、その内容やコンテンツの重要性が高まっています。

どのようなインターンシップを企画すればよいのかと頭を悩ませている人事の方も多いのではないでしょうか。

本記事ではビジネスゲーム型インターンシップを実施するメリットや、ビジネスゲーム型インターンシップの導入事例についてご紹介していきます。

ビジネスゲーム型インターンシップとは

ビジネスゲーム型インターンシップとはその名の通り、業務の一部を疑似体験するためのシミュレーションゲームであるビジネスゲームをインターンシップで実施する企画です。

複雑なビジネスモデルや、企業が重要視する考え方、仕事の醍醐味など、葉だけでは学生が理解しにくい情報をゲームで疑似体験することで腹落ちさせやすくなります

ボードゲーム形式のものから何かを制作するものまで、企業が疑似体験させたい業務内容によってコンテンツやルールは様々です。

オリジナルのビジネスゲームであれば他企業とインターンシップの内容が被りにくいというメリットもあります。

ビジネスゲーム型インターンシップをおこなう3つのメリット

ビジネスゲーム型インターンシップをおこなうメリットは3つあります。

  1. 新たな参加動機を生み出しやすい
  2. 記憶に残りやすい
  3. 学生の素を見極めやすい

1.新たな参加動機を生み出しやすい

業務の疑似体験をゲーム形式でおこなうことで、職業体験にエンターテイメント性を付加できます。

業界や職種だけでは興味づけをできなかった学生に対しても「面白そうだから参加してみよう!」と思わせるきっかけとなり、集客力が高まります。

また、集めたい学生の志向に合わせたコンテンツの魅せ方をすれば集客したいターゲットとなる学生を効率的に集めることも可能です。

2.記憶に残りやすい

ビジネスゲーム型インターンシップであれば、学生はただプレゼンを聞くのではなく、能動的に業務を学ぶことができます。

能動学習で得た知識は定着しやすく、記憶に残りやすいといわれています。

また、仲間と楽しみながら参加できるビジネスゲームは参加した学生の満足度が高く、その後の選考参加率が高まるといった効果も期待できます。

3.学生の素を見極めやすい

インターンシップの中で選考をおこなう企業もなかにはあるでしょう。ゲーム型のインターンシップでは、学生の素を見極めやすいというメリットがあります。

制限時間や競争要素を組み込むことで、「他のチームに勝ちたい!」という気持ちが強まり、学生はみるみるゲームに夢中になります。

課題に対しての取り込み方や、負けそうになったときの立ち振る舞いなど、選考だけでは見ることができないであろう学生の人間性を垣間見ることができます

ビジネスゲーム型インターンシップ導入事例

ここまでビジネスゲーム型インターンシップを実施するメリットについてお伝えしてきました。

悩める人事
悩める人事
メリットはわかったけど、実際にどのようにゲームで疑似体験させるのかイメージがわかない。

そのように思われた方もいるでしょう。そこで実際にビジネスゲーム型インターンシップを実施した企業様の事例を2つご紹介します。

ビジネスゲーム型インターンシップ事例
  1. 店舗開発体感ビジネスゲーム
  2. パーツ作成体感ビジネスゲーム

事例1.店舗開発体感ビジネスゲーム

アミューズメント事業を軸に地域に根付いた複数の事業を複数展開する企業様が実施したカードとボードを用いたビジネスゲームをご紹介します。

ゲームの概要

各チームは経営者として、ボード内にある特色ある9つのエリアに対して限りある資金を駆使して以下のようなアクションを実施します。

  • 店舗出展
  • 人材採用
  • 人員配置
  • 教育

最終的に利益を多く出せたチームが勝利となります。

ゲームの意図

この企業様は目先の利益よりも地域への貢献度を重要視した経営をおこなっていました。

そこでビジネスゲーム内でも目先の利益にとらわれることなく、サービス力を高めることや事業間のシナジーを起こすようなアクションをとることでより大きな利益が得られるような仕掛けをほどこしました。

学生はゲームを通して企業が重要視している価値観や利益を出す手段について疑似体験することで企業理解を深めることができます。

事例2.パーツ作成体感ビジネスゲーム

高い性能を誇る電子部品を提供している部品メーカーである企業様で実施した、レゴブロックを用いたビジネスゲームをご紹介します。

ゲームの概要

各チームには求める部品の条件が伝えられ、その内容に基づいて製品の構想から開発・設計、部品の調達、施策、テストまでの一連の制作の流れを体験し、テストで得られた製品評価の点数を競います。

ゲームの意図

部品メーカーというと「完成品の材料となる部品を作るだけだからモノづくりをしている実感があまりないのではないか」と考える学生もいます。

しかし実際には部品づくりも完成品と変わらないモノづくりができるということ、そしてその小さな部品の一つ一つが完成品の品質を支えているという実感を得ることを目的としてこのビジネスゲームを実施しました。

企業理解を深めるビジネスゲーム型インターンシップを実施しよう

企業ごとのビジネスモデルや価値観、仕事の面白みは、言葉で説明されるだけでは理解しきれないことも多いでしょう。

特に社会人経験のない学生であれば、なおさらイメージがつきにくいものです。

集客力の向上が見込め、学生の企業理解度も深められるビジネスゲーム型インターンシップ。これから実施するインターンシップの企画として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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