採用パンフレットの制作を検討しているご担当者様へ。
外部への採用パンフレット制作依頼を検討するも、そもそも会社のことを知らないライターがどのようにして採用のキャッチコピーを書くのか。手順や準備すべきことがわからないと、不安なこともあると思います。
そこで今回の記事ではキャッチコピーづくりには欠かせない「取材」の準備について、お伝えします。どれだけ準備をしておくかで取材の質が変わり、最終的な採用パンフレットの出来栄えも変わります。
そもそも何の目的のために、何をテーマに作るか、制作の大前提を確認したい方は以下の記事からお読みください。
取材準備における2つのポイント
取材準備におけるポイントは2つ。
- 取材対象の選定
- 取材前の情報共有
それでは見ていきましょう。
1.採用パンフレット取材対象者の選定
採用ツールを制作するにあたり、テーマに沿って実際に働いている社員の方々に「取材」を実施します。キャッチコピー作成などに必要な情報を収集することが目的です。
実際の取材自体はライターにお任せいただければ問題ありませんが、前述のように、カギとなるのは取材前の準備です。まずは「取材対象者の選定」についてみていきましょう。
いいツールを作るためにどんな人に取材をしたらよいか。人物像を3つ挙げていきます。
- 世代のごと、職種ごとの代表
- 大きな壁を乗り越えた経験のある方
- 会社の魅力を自分の言葉で語れる方
1、世代のごと、職種ごとの代表
若手、中堅、ベテラン、経営層など、その世代を代表する社員の方にお話をうかがえると、満遍なく貴社のことを理解できます。
また、募集職種が分かれる場合は、職種ごと1~2人に取材できるとよいでしょう。人数は冊子のボリュームや、人選はテーマに合わせて調整してみてください。
2、大きな壁を乗り越えた経験のある方
苦労して壁を乗り越え、成長したエピソードは求職者の共感を呼びます。
仕事を、より具体的にイメージできるようになり、ここなら自分も成長できると思えるからです。どのように壁を乗り越えたのか、その経験を通してどう成長できたのかが話の肝になります。
3、会社の魅力を自分の言葉で語れる方
会社の魅力をお聞きすると、よく耳にするのが代表メッセージや行動指針に基づいたテンプレートのようなお話。
そうではなく、取材対象者の方が会社のどこに魅力に感じ、仕事を続けているのかということをお聞きしたいと考えています。
一番適しているのは、きちんと仕事の苦労を語れる方、そして、それでも会社に愛着を持って仕事をしている方です。
取材を成功させるための一工夫
取材を依頼したいと思う社員は、実業務において活躍していることが多く、忙しい場合が大半です。
上長や関係各位に取材許可のお伺いを立てたりと、人選と日程調整については想定より工数や確認・調整期間がかかるものですので、余裕をもって連絡をしましょう。
2.採用パンフレット取材前の情報共有
人選が済んだら、ライターに事前情報を渡します。
実際の取材を円滑に効率よく進めるために、知っておいて欲しい情報をまとめましょう。取材の質を上げるために、ライターに共有するとよい項目を記します。
ライターに共有するとよい項目
・基本情報…年齢/性別/入社年/部署/役職 など
・入社経緯…新卒入社/中途入社/アルバイトからの登用 など
・キャリア…現在の所属/これまでの配属 など
・選出理由…取材対象者はどんな方?/どんなことを聞いてほしい?/アイスブレイクネタ など
良い取材のキモは「選出理由」です。丁寧に共有するようにしましょう。
情報共有時のポイント
選出理由については、主観で構いませんので、その方の特徴や、触れてほしい話題などを提供しましょう。
またお人柄にもよりますが「芸能人の○○に似ていると社内のいじられ役」「最近娘が生まれ、ベタ惚れ」などのアイスブレイクネタも入れていただけますと円滑に進行しやすいので、無理のない範囲でご検討ください。
取材前からライティングは始まっている
実は取材前からキャッチコピーの制作は始まっているといっても過言ではありません。
もちろん、すでにキャッチコピーを書いているということではなく取材に際して、ライターは頂いた情報をもとに予測を立てて臨みます。
例えば、仕事のやりがいはこういうことではないか、社内制度が社員のモチベーションを上げているのではないか、などです。事前情報が詳細なほど予測は確実なものになり、取材の質があがっていきます。
より詳細な情報共有をおこなう
人物に関する情報だけでなく、社内報やプレスリリース記事なども活用しながら
付随する情報があれば、共有するとよいでしょう。
取材対象社員とライターの間に共通認識が増え、さらにスムーズに取材が進行します。
貴社の魅力が伝わる採用ツールを一緒に作る
学生や求職者に自社のことを理解してもらい入社意欲を高めてもらうためには、まず貴社の魅力を外に発信していくことです。そのための情報の吸い上げと選定は、ぜひ弊社にお任せください。
「うちにそんな特徴的な魅力はないと思う」「他社との差別化は難しい」という場合でも効果を発揮するツールを制作した事例は多数ございます。第三者として客観的な視点で取材させていただくと、
必ずその企業のの本当の魅力が見えてきます。良質な取材から、貴社にとってベストな採用ツールを制作しましょう。
開催中の無料セミナー
まだサイトの修正にお金をかけているの?
これだけは押さえたい、採用サイト制作の新常識
開催日時:
2024年12月4日(水)11:00-11:30
2025年1月9日(木)10:00-10:30
管理画面も操作方法も全部見せ!
ツールの機能・特徴・他サービスとの違いを簡単解説!
Webサイト制作ツール「TRACE」デモセミナー
開催日時:
2024年12月5日(木)11:00-11:45
2025年1月8日(水)11:00-11:45
【採用動画・採用サイト・入社案内など】
貴社の採用ツールにアイディア出します!
弊社トップクリエイターの採用ツールアイディア会
開催日時:ご希望の日時で承ります
※ご予約後、担当より日程調整のご連絡を差し上げます
おすすめのお役立ち資料
新卒採用の他、各分野のお役立ちコラムを公開中
新卒採用の知恵袋の他、中途採用の知恵袋、社員研修の知恵袋、離職防止の知恵袋を運営しています。ぜひ合わせてご覧ください。