【新卒採用】地方採用で、合同企業説明会を成功に導くポイント

売り手市場が続く新卒採用市況。都心部だけでなく、地方の大学に通う学生を狙って
採用活動をおこなっている方も多いのではないでしょうか。

地方学生を採用するにあたって、懸念となるのが母集団形成です。

学校数や学生の数が首都圏よりも少なく「母集団形成がうまくいかない」「そもそもイベントに出ても学生の数が少ない」など初期接点で苦戦しているという声を多く聞きます。

地方採用での成功のカギはどこにあるのか、地方採用で成功を収める企業の簡単な事例を交えながらご紹介いたします。

地方採用での成功のカギは合同企業説明会にあった
- １．他社との差別化ができるコンテンツを用意する
- ２．リクルーターの存在が採用成功のカギ
まずは地方学生に出会ってみましょう

地方採用での成功のカギは合同企業説明会にあった

地方採用の手法の中でも、各地域の自治体などが主催する合同企業説明会や合同イベントは
大手媒体主催のものより安価な場合が多く、新たな施策として検討しやすいのではないでしょうか。

また、大学進学のために都心に出た学生が地元に戻ってくるUターンの方向けのイベントも多く、接点を持つ機会は意外と豊富にあります。

都心部に比べ地方は学生数は少ないですが、ナビや大手媒体社のイベントなどのマスで網を張っていても容易には採用成功が実現できない今、地元開催の合同企業説明会でもきちんと成果を上げることは地方の中小企業の採用成功に不可欠なのです。

では、いかにして地方の合同説明会で成果を上げるか。合同説明会で出会った学生を惹きつけるポイントを2つご紹介します。

他社との差別化ができるコンテンツを用意する
リクルーターの存在が採用成功のカギ

１．他社との差別化ができるコンテンツを用意する

たくさんの企業が参加する合同説明会。まず自社のことを覚えてもらうために、他社との差別化が重要です。

地方の採用イベントでよく聞くフレーズは「地元勤務」「地元貢献」です。たしかに、地元で就職活動をする学生は、自分が生まれ育った地域で働きたい、ふるさとに貢献したいという動機を持っています。

これに対して「うちの会社は県内勤務だから、安心だよ！」「地域貢献活動も社員みんなでやっています！」という魅力の訴求はイベントに出展している企業とかぶりやすく、なかなか他社との差別化はできません。

それではどのように差別化するか。たとえば、下記3つのようなコンテンツを参考に貴社に合うものを考案してみてはいかがでしょうか。

他社との差別化コンテンツ３選

学校限定コース
社長面接1回チャレンジ
企業理解が深まるゲーム型説明会

（１）学校限定コース

自社社員の母校の学生のみ、参加できるコース。学校ごとに説明会を開き、同じ学校だからこそ共感するポイントを説明会に盛り込むことで惹きつけを強化します。

（２）社長面接1回チャレンジ

面接は社長面接のみ！たった１回の勝負でどのような力を発揮するかを見極められます。

（３）企業理解が深まるゲーム型説明会

座って聞くだけの説明会ではなく、説明会をゲーム型にすることで他社よりも面白そう、と参加意欲を醸成します。

例えば上記のような、ひと目で他社との違いがわかり、
その会社ならではの社風や特徴が伝わるようなコンテンツを用意することが重要です。

他社との差別化により圧倒的な効果を期待できる採用コンテンツ「採用アトラクション」

２．リクルーターの存在が採用成功のカギ

地方採用の合同企業説明会においてとても重要な存在が「リクルーター」です。

ここでいう「リクルーター」とは、人事、面接官はもちろんのこと。合同企業説明会当日サポート社員なども含んだ、採用活動に関わる全ての方を指します。

では、地方採用の時には、どのようなリクルーターが望ましいのでしょうか。リクルーター選抜のポイントを参考に、人選をしてみてください。

地方採用でのリクルーター選抜のポイント

リクルーターは、就職活動における学生の味方ですから、親近感を感じられる社員であることが大切です。

その中でも下記点は地方採用ならではの共感ポイントではないでしょうか。

同じ出身校
出身地域が同じ
地元で働きたいと考えて入社した社員　など

シチュエーションに合わせていくつか想定できますが地方採用においては「共通点」を軸としてリクルーターを選出すると有効でしょう。

しかし、ただ同胞というだけではなく学生との距離を縮め、自社の魅力を伝達できるようなリクルーターとしてのスキルも必要です。

貴社には、リクルーターが何名いますか？また、その方々は今の就活生の状況を理解した上で自社の魅力について理解して話をできますか？

今一度、リクルーターの採用力を確認し、必要であれば研修や決起会など実施しましょう。

まずは地方学生に出会ってみましょう

地方採用では、遠方の学校への訪問やイベント出展などかなりのマンパワーも必要です。しかし、それは「少人数で人と人としての関係づくりができる」地方採用の良さでもあります。

1つ１つの出会いに丁寧に向き合えば、心でつながることができるのが地方採用の面白さではないでしょうか。

まずは、合同企業説明会で学生に出会い、その質を確かめてみてください。そして、他社と差別化できるコンテンツで自社の魅力を訴求し、採用活動成功へとつなげましょう！

合同企業説明会

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