内定者フォローのご相談をいただくタイミングが、年々早まっています。
フォローアップ期間を内定式(10月)までと想定したとして、いよいよ内定者フォローに半年以上かける企業が珍しくなくなってきました。
早期・長期化がすすむ内定者フォローをどのようにおこなうべきか、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。そこでご提案したいのがSNSを活用した内定者フォローです。
本記事では早期・長期化する内定者フォローにSNSを活用するメリットについて解説していきます。
目次
内定者フォローでつくるべき2つのつながり
2019年1月時点で、選考を受けている就活生は約29%。この数字は一年前と比較して約10%上昇しています。
この流れでいくと2021年度採用時は、同時期(2020年1月)に40%を超えることが想定されます。内定者側も、早く意思決定した分、実は内定承諾への納得度が例年よりも低いケースが散見されます。
フォロー期間では、内定者と関係を深めるために「腹を割って話す」時間を取ることがより大切になったといえるでしょう。
そんな内定者フォローにおいて、つくっておくべきつながり(関係性)は2つあります。
- タテのつながり(既存社員とのつながり)
- ヨコのつながり(内定者同士のつながり)
1.タテのつながり(既存社員とのつながり)
「既存社員とのつながり」と聞いてよく想像・実施するのは、懇親会・座談会・バーベキューなどの社内イベントではないでしょうか。本音で社員と話ができ、関係づくりもしやすい直接対話の機会です。
ただ、定期的に開催することが難しいという声もよく聞きます。その理由としては、既存社員と内定者との日程調整に工数がかかることや、内定者が遠方に住んでいて定期的な参加が難しいことなどがあげられます。
2.ヨコのつながり(内定者同士のつながり)
内定者同士のつながりは、内定者間でLINEグループを作ってもらう等、コミュニケーションを任せるケースがあります。こういった場合には、全く会話が生まれない等のリスクも十分考えられます。
放任ではなく、当人同士がコミュニケーションを取るきっかけ(課題の投げかけ・グループワーク実施等)を社内から促す必要があるといえるでしょう。
タテのつながりを作る場合でも、ヨコのつながりを作る場合でも、「腹を割って話す」機会をつくる・促す事が必要になるのですが、フォローの長期化に伴い工数をかけることが難しくなっています。
内定者フォローにSNSを活用するメリット
長期化する内定者フォローにおいて、提案したいのが社内向けSNSの活用です。内定者フォローに社内向けSNSを活用するメリットは2つあります。
1.内定者の段階から既存社員と気軽にコミュニケーションがとれる
社内向けSNSは、すでにお使いの場合であれば、内定者用のアカウントを作成するだけで既存社員とのコミュニケーションツールとして活用できます。
LINEなどプライベートツールを利用せずに済むため、内定者側も安心して対話ができます。現在弊社でも、「Slack」という社内向けSNSを活用しています。
2.内定者同士での会話をサポートしやすい
社内向けSNSに内定者グループを作成しておけば、内定者同士で会話が生まれているのか把握することが可能です。
状況が把握できることで、必要に応じて会話を促す支援をおこなうことができるようになります。
また、弊社の場合は「HR Ring」というアプリを導入しています。HR Ringは定期的に内定者とのコミュニケーションの仕組みを作れるツールです。
機能は大きく分けて3つあります。
- パルスサーベイ
- アンケート
- ポジティブポイント
1つ目はパルスサーベイ。
心身の状態に合わせて一言近況を添えて、1ヶ月に1度のペースで回答いただくシステムです。
わざわざ機会創出をしなくても、社員や内定者同士が定期的にお互いの状況を知る事もできるようになります。
2つ目はアンケート。
好きな時期に、3項目の質問を自由に設定してアンケートを実施することもできます。
現時点で、会社についてどう感じているかなど、知りたい情報が得られるきっかけになると考えています。
3つ目はポジティブポイント。
HR Ring内のコメントに対し「いいね」や賞賛スタンプ等で反応したり、日頃の感謝の気持ちをポイントとして付与しあえる機能です。
互いに賞賛し合う文化の醸成につながります。
実際にHR Ringを使った感想が知りたい方は以下の記事も合わせてお読みください。
社内向けSNSを活用して効率的に内定者フォローを実施しましょう
超売り手市場の中、採用した内定者へのフォローは時間を惜しまずに実施すべきであることは明らかですが、内定者フォローの期間が早期・長期化したことでその機会づくりは難しくなり、人事側の負担は増す一方かもしれません。
しかし、内定者フォローで内定者の帰属意識を高めることは、入社後の早期離職防止の第一歩といえます。
SNSリテラシーの高い内定者世代と腹を割って話す一手として、社内向けSNSを活用し定期的な対話を仕組み化してみるのはいかがでしょうか。
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