合同企業説明会で無名の中小企業が６００人超の学生を集客できたワケ

100名ほどの中小企業である弊社カケハシスカイソリューションズ（以下、カケハシ）。カケハシが採用活動において最も力を入れているのは、学生との直接的接触を実現させる合同企業説明会です

2019年3月におこなわれた2020年度マイナビメガEXPOでは、1日で600人以上の学生が弊社ブースを訪れ、隣にブースを構える某大手機械メーカーと肩を並べるほどの立ち見が生まれました。

本記事では無名の中小業であるカケハシが、なぜ1回の合同企業説明会で600人以上の学生を集客できたのか、合同企業説明会を重要視している理由と合わせて解説していきます。

合同企業説明会を成功させるために、カケハシの採用担当が考えを巡らせるポイントがあります。それは「合同企業説明会でどのように学生に対して強烈なインパクトを残すか」ということです。

私たちが強烈なインパクトを残すために注力していることの一つが「他社とかぶらないこと」。ポスターでの広告表現も、ブースでのプレゼンも、他社と同じでは強い印象を残すことができません。

ましてや同表現をしている相手が大手企業であれば、中小企業ではなかなか勝つことができないでしょう。

たとえば、有名メーカーと初めて見るメーカーが同じ金額で、「肩こり解消に絶大な効果！」と謳っているマッサージチェアを販売していたとしましょう。

細かい機能はさておき「知っている」という理由だけで、大手メーカーのものを選んでしまうこと、ありませんか？

学生にも同じことがいえます。

同じ業界・給与ならば、よく知らない企業よりも、ユーザーとして知っている企業を選びます。大手の冠が付いているというだけで安心感を得て、大手企業にとりあえずエントリーしてしまうのです。

そうならないよう、カケハシではどのような学生に集まってほしいかを考えながら、社員・働く環境・仕事内容・給与など、ありとあらゆる自社の魅力を洗い出し、自社ならではの訴求ポイントを見つけ出します。

ささいなことでもいいのです。自社内にいては気が付かない魅力も、実は外から見ると強く興味をそそるポイントだったりするのです。

そうして見つけた自社の魅力をクリエイターと相談しながら、学生に刺さる表現に落としたり、プレゼンの内容に反映させたりと、インパクトを強めていきます。

強い魅力でなくても、自社にしかない魅力は、ターゲット学生の心に響き、印象に残りやすくなります。

この２点を実現することでカケハシは1回の合同企業説明会で600人以上の学生を集客することに成功しました。

中小企業が合同企業説明会に注力する２つメリット

カケハシがなぜ合同企業説明会に注力しているのか。それは合同説明会での成果は中小企業が採用活動を制すカギだと考えているからです。

合同企業説明会に注力するメリットは２つあります。

中小企業にとって採用活動の第一のハードルとなるのが「知ってもらう」ということ。

無名の中小企業の場合、学生に認知されないことで応募すら獲得できないといったケースも多いのではないでしょうか。合同企業説明会であれば、偶然的な出会いと計画的な興味喚起により、この大きな壁を超えることができます。

合同企業説明会での第一印象はその後の採用活動にも影響を与えます。

前向きな強いインパクトを残せたかどうかは、内定承諾率をも左右します。ファーストインプレッションを良い形で残すことができれば、その後の採用活動を円滑に進めやすくなるのです。

こうしたメリットから、中小企業の場合は大手以上に合同企業説明会に注力すべきといっても過言ではないと考えています。

大手企業がおこなう広告表現ももちろん魅力的ですが、中小企業が真似をしたところで残念ながら同じ効果は生まれません。

合同企業説明会を成功させる秘訣は、貴社の中にあります。まずは、他社に負けない「貴社ならでは」の魅力を発見することから始めてみてはいかがでしょうか？

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