「育成までが新入社員の受け入れだ」と考える人事担当者様も多いのではないでしょうか。
しかし採用活動が通年化しつつある中では、育成まで手が回らない、先輩社員の協力なくしては不可能だというケースもあるでしょう。
しかし実際に新入社員を受け入れ、育成を担う先輩社員たちは、目の前の業務にプラスして育成の役割を担うことには消極的になりがちです。
また、育成に関わる意思のある先輩社員でも、育成方針が明確になっていなければ、統一感のない教え方になってしまいます。
採用担当者として、新入社員の受け入れまでの流れを整えられるよう、必要な準備を考えてみましょう。
目次
キッカケ作りが大事!先輩社員が新入社員に興味を抱く機会とは
通常業務で忙しい先輩社員が、新入社員の育成を自分事として捉えられるよう、育成意識を醸成することが大切です。
まずは新入社員と先輩社員の接触機会を作り、興味関心を持つきっかけを作りましょう。
ちょっとしたことですが、「面白そうな子だな」「話してみたいな」という興味関心を抱かせることが育成意識の醸成につながります。
入社式・歓迎会
新入社員と先輩社員が初めて顔を合わせる場は入社式や歓迎会という企業が多いのではないでしょうか?
先輩社員に新入社員の印象をしっかりと残すため、場を盛り上げることが大切です。自己紹介を兼ねたゲームやレクレーションを企画すると、程よく緊張もほどけるのでおすすめです。
入社式の接点づくりの例
弊社では、15分で開催できる入社式アトラクションとして『奪われた入社証書~終わらない学生時代からの脱出~』を提供しております。
入社式に参加する全員がチームに分かれ、新入社員のプロフィールに隠された暗号を解くことで、奪われた入社証書を奪還する脱出ゲーム型のプログラムです。
会社全体で歓迎ムードを演出しつつ、先輩社員が新入社員の一面を知れるプログラムとして活用することができます。
採用活動
採用活動は人事や採用担当者のみで進めがちですが、できれば次年度からは新入社員の先輩にあたる社員も一緒に加わることをおすすめします。
説明会や面接に同席させ、質疑応答などでの対応をお願いしましょう。
先輩社員にとって、選考時に出会った後輩は「自分が採用したんだ」という意識から自然と愛着が沸き、興味を持ちやすいものです。
採用面接での接点づくりの例
新入社員が加わる部署の先輩社員に採用面接の同席を依頼しましょう。
採用担当と共に質問を投げかける、求職者の問いかけに回答を添えるなど、選考を通したコミュニケーションの場を作ることがポイントです。
選考時に交流があった新入社員が部署に加わることで「自分が採用した後輩」として愛着が沸き、自然と育成意識が芽生えるのでおすすめです。
人は誰しも、自身が興味関心を持った相手と交流をしたくなるものです。先輩社員が自然と新入社員と関わりを持ちたくなるよう、関係性を構築しましょう。
ありそうで無かった!新入社員の育成方針を明文化しよう
新入社員を受け入れる上で、もうひとつ準備しておきたいのが指導方針です。入社したての新入社員がよく悩まされるのが「人によって指導方法が異なること」です。
「新入社員をどう育てたいか」は、個人がそれぞれの考えを持っていたとしても、会社としては意外とまとまっていないものです。
会社としての指導方針が無ければ、先輩社員の教え方にも統一感が生まれず、新入社員の成長度合いにもバラつきが生まれてしまいます。
そこで、受け入れ準備としておすすめしたいのが、以下のような形で「会社の育成方針を明文化すること」です。
育成方針ハンドブック
会社が社員に求めるスタンスや、働く上での約束事を冊子にまとめましょう。新入社員の入社時に、ハンドブックとして提供できると便利です。
マネジメント層のディスカッションにより策定することで、受け入れ側の育成意識向上も合わせて得られます。
クレド
クレド(Credo)とは「信条」「志」「約束」を意味し、企業活動の拠り所となる価値観を簡潔に表現した文言、あるいはそれを記したツールを指します。
役員層のディスカッションにより企業のビジョン・大事にしたい価値観をクレドにまとめ、社内に展開しましょう。
育成方針ハンドブックもクレドも、明文化するためには改めて議論を重ねる必要があります。
「こんな風に育てていきたいね」「そのために自分たちも成長しないとな」と、育成方針を具体的な言葉におとし込む過程で、既存社員が働き方を見直せるという副次的な効果も期待できます。
先輩社員側の「受け入れ体制」を整えよう
新入社員が会社や業務にスムーズに馴染めるかどうかは、先輩社員たちの受け入れ体制にかかっています。
採用担当者として、新入社員が周りから興味を持ってもらいやすいよう場を盛り上げ、先輩社員が仕事を教えやすいよう環境を整えておくことが大切です。
自社の強みや魅力を再認識させる、よいきっかけにもなりますので、ぜひ挑戦してみてください。
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