何か面白いアイデアはありませんか…?
そんなご相談をよくいただきます。
新入社員を迎え入れるためおこなわれる「入社式」は、企業の規模や社風によって、様々な企画が取り入れられていますね。
当日にユニークな企画を取り込み、話題に上がる企業も珍しくなく、入社式の内容は多様化してきています。そんな中、人事担当者はどんな要素に着目し、入社式を企画すればいいのでしょうか?
今回は、入社式に参加する新入社員の気持ちから、プログラムに必要な要素をご紹介します。
目次
入社式に参加する新入社員の緊張と不安とは
まず、入社式に参加する新入社員の気持ちを想像してみましょう。
彼らにとって入社式は、学生から「社会人」になることを求められる日であり、期待感や高揚感を感じる以上に緊張や不安を感じているでしょう。
では、どんなところに緊張してしまうのか、改めて考えてみましょう。
対先輩社員
新入社員にとってほとんどの先輩社員が初対面の入社式。そんな状況においては、先輩社員に対し、「怖い」とまでは言わずとも遠い存在に感じてしまうものです。
その場で先輩社員の自己紹介をされたところで、顔も名前もすぐには一致させられません。
人柄が分からない、名前が分からない、どうゆう立場の方か分からない…そんな先輩社員の存在や視線が緊張に繋がりやすいでしょう。
対同期
会社の規模によっては新卒採用の人数が多く、新入社員同士ですら、入社式で初めて顔を合わせる場合もありますね。
同じタイミングで入社する同期とはいえ、仲を深める前の段階ですので、ソワソワとした緊張感が生まれるでしょう。
対会社環境
先輩社員にとっては、お馴染みのオフィスや会議室であっても、当然新入社員にとっては初めての環境になります。
入社したての頃は、どう挨拶をすればいいかも分からず、少し席を立つことですら億劫になる…という人もいるくらい、初めての会社環境も新入社員の緊張と不安の材料になるでしょう。
入社式当日の新入社員を安心させる2つのコツ
入社式を通し、企業や採用担当としては「新入社員を紹介したい」という思いがあり、先輩社員としては「どんな新入社員が入社したのか知りたい」という思いがあるでしょう。
これら「受け入れる側」の思いを叶えるためにも新入社員を安心させ、彼らの素を引き出すことが、入社式で重視したいものの1つです。
ではどのようにして、新入社員の緊張をときほぐし安心させ、本来の姿を引き出せばいいのでしょうか?
- 歓迎している姿を見せましょう
- 先輩社員や同期との共通の話題を作りましょう
歓迎している姿を見せましょう
不安な気持ちで入社式に参加する新入社員は、会社や先輩社員に「歓迎されていたい」という思いを潜在的に持っています。
会社として入社時に伝えたいメッセージを、彼らの心に浸透させるためにも「歓迎ムード」を作り、リラックスした状態で受け止めてもらうことが効果的でしょう。
例えばこんなこと
拍手で賑やかに迎えられる、同席している先輩社員が笑顔を見せてくれる、笑いが上がる、などちょっとしたことで、明るく和やかな雰囲気が醸成され「歓迎ムード」に繋がります。
先輩社員や同期との共通の話題を作りましょう
新入社員の不安や緊張を仰ぐ原因の1つが「お互いのことを知らない状況」です。
そこで、新入社員に一人ずつ自己紹介をしてもらう…などの形式は取り入れやすいのですが、この形では緊張をあおりかねず、彼ら本来の姿を周囲に知ってもらうことが難しいでしょう。
例えばこんなこと
当日のプログラムにゲームやレクの時間を設け、新入社員と先輩社員の交流場を設けましょう。
一人ずつ「自己紹介」や「発表」をしてもらう以上に、全体で同じゲームやレクを体験し、緊張をほぐしながら共通の場や話題を持つことが効果的です。
「入社式アトラクション」実施レポート!
弊社では上記の2点を実現する「入社式アトラクション」をサービスとして提供しており、自社の入社式にも実際に導入しています。
その中でも、新入社員と先輩社員の繋がりを作ることに成功した事例がございますので、簡単にご紹介いたします。
実施の背景:新入社員の状況
内定者の頃から自社で研修を実施していたため、内定者同士の「ヨコのつながり」、つまり同期同士の関係性を構築できていました。
しかし、いざ迎えた当日は、社員の前でかなり緊張した様子でした。そこで、内定者同士の仲だけでなく、先輩社員との仲を深めるきっかけ作りを目的に、入社式アトラクションを導入することにしました。
導入した「入社式アトラクション」
新入社員が会場中の先輩社員に話しかけ情報収集をしながら答えを導く、謎解きゲーム型のプログラムを導入しました。
実施目的:「タテのつながり」を作ること
人と人が繋がりを持つには、会話のきっかけが必要です。
ちょっとしたひと声をかける、会話の種をアトラクション参加により提供し、先輩社員と新入社員が交流するためのきっかけと、先輩社員からメッセージを贈ることを目的としました。
「入社式アトラクション」の効果
ゲームが始まると、それぞれが内容にのめり込んでいき、謎解きに没頭!それまでの緊張した面持ちが嘘のように新入社員たちの表情が一気に明るくなり、会場全体が大盛り上がりとなりました。
また、ゲームやレクを通すことで、受け手の不要な緊張や身構えを解きほぐし、その人本来の性格を引き出すことに成功しました。
ゲームで緊張がほぐれた後には、「わからないことがあれば気軽に先輩に聞いてみよう」というメッセージを伝えました。そうすることで新入社員から先輩社員に積極的に声をかけられるように。このことは、現在の彼らが、自ら先輩社員に声をかける姿に繋がっています。
さらに、ゲームを通じ新入社員の名前と顔が一致したこと、そして会話をしたことにより、先輩社員からもちょっとした一声をかけやすくなりました。
入社式を通し、お互いの人柄に触れられたことも、何気ない会話を交わすきっかけになっています。
入社式には、具体的な目的を設定しましょう!
採用や人事の現場にいる担当者は、「きちんと言葉で伝えているのに、なかなか伝わらない」という先輩社員の姿や、「頭では理解しているけれど、うまく振舞えない」という新入社員の姿を目にすることも多いでしょう。
そんな状況を打破できる手段の1つが、今回ご紹介したアトラクションの導入にあたります。アトラクションの導入はあくまで手段の1つであり、その企画には前提となるテーマが必要です。
「先輩社員が新入社員に話しかけたくなる」
「新入社員が臆せずオフィスを闊歩できる」
「新入社員の同期同士が絆を深められる」
など、貴社の教育方針や採用方針に合わせた目的を設け、入社式の企画を開始しましょう。
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