ここ数年でインターンシップは、学生にとっても企業にとっても、非常にポピュラーな存在になりましたね。
特に企業にとっては、いかに早くに学生と接触し自社を知ってもらうかが、その後の採用活動の命運を分けるため、「とりあえずやってみる!」という姿勢は大切にしたいものです。
もちろん、なんの計画もなしに実施して成果を得られるほど、インターンシップの導入は甘くはありません。
今回は、インターンシップを企画する際のポイントや注意点をおさえながら、どのようなプログラムが学生に響くのか考えていきましょう。
目次
勿体ない!インターンシップ企画のよくある失敗例
どのようなインターンシップだと採用成果に貢献しないのでしょうか。具体的な事例を見ながら、何が失敗につながる要因となってしまっているのか考えてみましょう。
ケース(1)同業他社へのパス出しに留まってしまう
参加動機の形成
この業界の研究ができることを今回のプログラムの強みにしよう!
自社への興味喚起
学生にこの業界の魅力を伝え、企画提案させるワークを設けよう。
インターンシップ参加学生の声
「期待通りで大満足!いい業界研究になりましたので、業界他社も回ってみます!」
落とし穴:その企業固有の魅力が薄かった点
業界の魅力にとどまらず、自社への入社意識を形成する必要があった。
ケース(2)会社の魅力は伝えるが、学生の期待に応えない
参加動機の形成
弊社について企業研究できることをウリにしよう!
自社への興味喚起
うち会社の強みをアピールできるワークをしてもらおう!フィードバックでもうちの強みを伝えよう!
インターンシップ参加学生の声
「御社がいい会社ってことは分かったけど、学びの内容は…?私の成長は…?」
落とし穴:学生への学びの提供が疎かになってしまった点
企業説明会の流れを踏襲してしまい、学生への学びの提供が疎かになってしまった。
インターンシップの特徴的な部分は、学生に対する「学び」の提供が必要な点と、対学生・対社内であるがゆえの制約の多さでしょう。
それらを考慮し、バランスのとれたインターンシップを企画することが、集客とその後の採用へと繋がるでしょう。
インターンシップ企画に必要な2つのポイント
インターンシップを採用活動に活かすためには、まず以下の2項目の実現を目指しましょう。
- 参加動機の形成
- 自社への興味喚起
ポイント(1)参加動機の形成
インターンシップの情報を見た学生が「参加してみたい!」と思わなければ、企画への集客に繋がりません。学生がどんな視点で参加したいと感じるのかを考えながら、企画を考えることが大切です。
学生の成長や就活の役に立つ経験がありそう
「○○業界を視野に入れて就活するなら、すごく役に立ちそうなプログラムだ!」
内定に繋がりそう
「あの企業の人事にアピールできるチャンスかも!」
プログラムが面白そう
「聞いたことない会社だけど、プログラムが面白そうだから参加してみよう!」「この業界に興味はないけど、面白そうな取り組みをしている企業だなあ!」
所要日数
「きっと選考も受ける業界だから、気合を入れて5日間のプログラムに参加しよう!」
「おもしろそうなプログラムだけど志望業界でもないから丸2日は長いな…」
ポイント(2)自社への興味喚起
インターンシップに参加した学生が、業界への興味を超え「この会社に興味が湧いてきた!」と感じられることが重要です。
学生が期待する情報の提供や、インターンシップへ参加することで成長した実感を与えることが鍵になります。
学生の期待に応えること
「同じ業界のインターンシップでは得られない内容だった!」「インターネットで検索するだけじゃ、分からない体験だったなあ」
学生の成長を促し、実感させること
「これを理解するためのプログラムだったのか!」
「フィードバックをもらえたことで、気づけた自分の弱みがあったなあ」
企業固有の魅力の情報があるか
「あのコンテンツや取り組みは、他社で探しても見つからないだろうなあ」
「この業界面白いし、同じ業界の中から選ぶならこの企業かな~」
採用戦略を練った上で、インターンシップを企画しよう
ここまで、インターンシップの企画に必要な要素をご紹介いたしましたが、これらは綿密な採用戦略の上で成り立ちます。
ここで一つ、弊社が担当したお客様の事例をご紹介しましょう。
インターンシップ企画事例:「脱出ゲーム型プログラム」
とある建設業界の企業様は、以下のような形でインターンシップを実施し、結果を得ました。
採用戦略:同業界にないきっかけで自社を知ってもらう
業界的に他社との差別化が進まず、説明会・選考参加や内定承諾が伸び悩む中で、自社の違いを明確化。
参加動機の形成
脱出ゲーム型プログラムで、参加してみないと分からない期待感と参加動機を形成。
自社への興味喚起
脱出ゲーム型のプログラムを通し、自然と企業理解を促す。
これまでは素通りで終わっていた学生にアプローチをかける手段として活用。参加学生が企業の考え方を理解しやすくなるようゲーム型プログラムを導入。
インターンシップ後:就活相談に対応
インターンシップ後も参加学生と密にコミュニケーションを取り、就活相談に応じられるよう採用担当者が対応をおこなった。
結果
インターンシップフェア:昨年度の合同説明会の約2倍の集客を獲得。施工管理職採用:2名をインターンシップ経由で獲得。
弊社では、このような採用戦略に基づいたインターンシップ企画をしております。他にもどのような企画があるかを知りたい方は、以下の記事も合わせてご一読ください。
インターンシップ企画のポイントはお伝えしましたが、自社の場合に落とし込むとなるとなかなか難しいものです。
インターンシップ企画は一朝一夕で作れるものではありませんよね。弊社では様々な業種職種でのインターンシップ制作経験がございますのでぜひお気軽にお問合せください。
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