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転職活動がうまくいかない人必見!失敗の原因と対処法を転職のプロが伝授
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
「転職活動が全然うまくいかない。もう疲れた…」
「書類や面接で落ちる理由が分からない」
転職活動がうまくいかない人の中には、「自分なんて評価されるはずがない…」とネガティブな気持ちになっている人もいるかもしれません。
でも、大丈夫。転職活動がうまくいかないのは「あなた自身」の問題ではなく、“転職成功のコツ”を知らないだけだからです。
次の5つを見直すことでうまくいくことが多いので、まずは一度立ち止まり、これまでの転職活動を振り返ってみましょう。
転職がうまくいかない人が見直したい5つのこと
- 求人には十分に応募できているか
- 転職活動には十分に時間を割けているか
- 転職について相談できる相手はいるか
- 履歴書や職務経歴書が具体的に書けているか
- 面接で志望動機をしっかりとアピールできているか
この記事では、5つのケースに分けて、転職がうまくいかない原因と解決策、転職に成功する人の特徴をお伝えします。
プロのキャリアアドバイザーからのアドバイス、そして転職で苦労した経験を持つ方の体験談も紹介しますので、「転職がうまくいかない、つらい…」と感じている方はぜひ参考にしてみてください。
転職の成功確率を高めたい20代・30代の方は、手厚いサポートを受けられる以下の転職エージェントの利用も検討してみましょう。
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大手人材会社・新規事業開発・キャリアコーチ
大手人材会社に新卒で入社後、人材紹介の領域にて中途採用/転職支援の実務や、管理職として当該組織の営業戦略、人材育成、組織開発含めたマネジメント業務全般を経験。大手や中堅、中小、スタートアップなど規模問わず、多岐にわたる職種にて幅広い役職やレイヤーの採用/転職支援の実績あり。現在は、新規事業である副業・フリーランス人材のマッチングサービスの立ち上げにプロダクト企画や営業企画、マーケティング領域の管理者として関わりつつ、自身でも副業としてコーチング業務や組織開発業務に携わる。
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目次
【必見】転職がうまくいかない原因と対策を5つのケースに分けて解説
転職活動に疲れた…と感じている方に向けて、「うまくいかない原因」を5つのケースに分けて解説します。
ケース1 応募できる求人が少ない |
原因1. 1つの手段だけで求人を探している |
原因2. 希望条件を狭め過ぎている | |
原因3. スキルアップに取り組んでいない | |
ケース2 転職活動に時間を割けない |
原因1. ゴールを決めずに転職活動を進めている |
原因2. 自分だけで求人を探そうとしている | |
原因3. 転職活動に役立つツールを使い切れていない | |
ケース3 転職について相談できる相手がいない |
原因1. 転職エージェントは「転職ありき」のサービスだと思っている |
原因2. 「カジュアル面談」の存在を知らない | |
ケース4 書類選考に通らない |
原因1. 実績や工夫したポイントが具体的に書けていない |
原因2. 企業が求めるスキルを盛り込めていない | |
原因3. 自分の希望だけを一方的に伝えている | |
ケース5 面接に受からない |
原因1. 転職理由と志望動機に一貫性がない |
原因2. 自分視点だけで話してしまっている | |
原因3. 企業のビジョンに共感を示せていない |
ケース1:応募できる求人が少ない
応募できる求人が少ないため、転職活動がうまくいかない人は多いかもしれません。
原因としては次の3つが考えられるので、自分に当てはまるものがないか考えてみましょう。
原因1. 1つの手段だけで求人を探している
「申し込みできる求人が少ない」と感じている方によく見られるのが、1つの手段だけで求人を探している、ということです。
転職サービスごとに求人は異なるため、求人探しは複数の手段を並行して使うのが基本。転職サイトや転職エージェントによっても求人は異なるので、対策として複数のサービスを併用することも意識しましょう。
求人を探す方法
- 転職エージェント
- 転職サイト
- スカウト型転職サイト
- ハローワーク
- ビジネスSNS(Wantedly、YOUTRUSTなど)
- 自己応募(企業の採用ページから直接応募する)
- 転職フェア(企業のブースに足を運ぶ)
(企業としては「コストをかけずに採用できる」というメリットがある)
転職サイトで求人を探していましたが、40代で2児の育児中、時短勤務の仕事を探していたため、求人案件が1ヶ月近く見つかりませんでした。しかし、女性の転職に強いエージェントに登録してみたところ、希望に近い案件をすぐに紹介してもらえました。
なお、転職エージェントは、自分に合った転職エージェントを見つけるためにも複数登録するのがおすすめです。
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原因2. 希望条件を狭め過ぎている
応募できる求人がなかなか見つからないときは、対策として転職先に求める条件を広げてみることも大切です。
当編集部に寄せられたアンケートを見ても、条件に優先順位をつけたことで求人の選択肢が広がったという声が多く見受けられます。
「事務職・通勤のしやすさ・給与の高さ・残業時間の少なさ」を条件に求人を探していましたが見つからず、転職活動が滞っていました。そこで、自分の中で譲れない条件を考えることに。すると「体調を優先して働きたい」という思いに気付くことができ、それ以外の条件に過度にこだわらなくなった結果、仕事を見つけられました。
希望していた小児分野は求人募集が少なく、子供3人の保育園のお迎えに間に合う職場を希望していたこともあり、数ヶ月探しても求人が見つかりませんでした。何かしらの妥協が必要だと考え、「家から近いこと」は譲れない条件としつつ、勤務先に関しては福祉施設にまで目を広げてみると、該当する職場をいくつか見つけることができました。
希望条件を絞り過ぎると求人が見つからないので、これまでの経験に近い業種にも目を広げてみるなど、選択肢を広げることも考えてみましょう。
原因3. スキルアップに取り組んでいない
未経験の業界・職種に挑戦したい方の場合、応募できる求人の少なさに落ち込むことも多いかもしれません。
こうしたときは、対策として少し遠回りではありますが「スキルアップ」に取り組んでみるのもおすすめ。他責にするのではなく、まずは自分自身に目を向けることが肝心です。
実際のところ、挑戦したい仕事に活かせるスキルを身につけたことで応募できる求人が増えた、と話す方は少なくありません。
ハイキャリア領域に転職したいと考えていましたが、給料が低い求人ばかりでした。ただし自分にスキルがないことも要因だと感じていたので、ITについて学べるスクールに半年ほど通った結果、応募できる求人の幅が広がり、すぐに今の会社に採用されました。
業界・職種がまったく異なる仕事への挑戦はハードルが高く、倍率も高いので、以下の方のように「業界はほぼ同じで、職種が違う求人」への応募を考えてみるのも手といえるでしょう。
ビル管理とは別の業界への転職を目指していましたが、書類選考で弾かれてしまいました。そこで業界は少し近いものの、仕事自体は異なる企業の求人も見てみることに。すると、書類選考に通り始めました。まったく違う業界へは転職できませんでしたが、働きやすい会社に転職できたので満足しています。
ケース2:転職活動に時間を割けない
働きながらの転職活動に疲れた、求人を落ち着いて探したいけど時間がない…と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
しかし実は、次のような原因から転職活動を非効率に進めてしまっている方も多いのです。
地方公務員を志望していたので勉強の必要がありましたが、働きながらの転職活動だったので時間を確保するのが難しかったです。職場にも内緒でおこなっていたので、そうした制約もあり大変でした。
毎日の仕事に追われ、一日中バタバタしていることが多く、帰ってくるとぐったりしていました。その状態から求人情報をチェックしたり、応募書類を作成したりする元気もなく、ついつい先延ばしにしてしまいました。
原因1. ゴールを決めずに転職活動を進めている
「転職活動に割く時間がない」と感じている方に多いのが、ゴール(退職日)を定めていないない、ということ。
「現職をいつ辞めるか」というゴールを決めていないと、その後のスケジュールをイメージできずに停滞してしまったり、「いつか転職できればいいな」といった考えから転職活動を後回しにしてしまったり、ということが起きがちです。
転職活動の期間に関しては、およそ2人に1人が「1ヶ月以上6ヶ月未満*」と答えているので、まずはあいだをとって3ヶ月後に転職すると決めてみても良いでしょう。
*厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況(転職について)」転職活動のイメージを掴みたい方や、スケジュール管理(日程管理)をしっかりとしたい方は、次の表を参考にしてみてください。
出典:転職hub「転職したいけど悩む?転職前にすべきことを解説!スキル面の不安を解消」原因2. 自分だけで求人を探そうとしている
常に何かしらの忙しさを感じている方の中には、求人を探す時間が取れない方も多いでしょう。そこでおすすめなのが「スカウト型転職サイト」を使うことです。
職歴などを登録するだけで、それを見た企業やヘッドハンターから求人の紹介を受けられるので、自分で求人を積極的に探す必要がなく、転職活動を効率的に進められます。
「スカウト型転職サイト」については次の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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なお、以下の方々のように「転職エージェントも使ってみる」「知人からの紹介も受けてみる」といった方法も手といえますね。
仕事が忙しくて心身ともに疲れていたこともあり、休みの日でも求人探しが億劫に感じていました。「他人には頼りたくない」という変なプライドもありましたが、転職エージェントに相談したことで転職の軸が明確になり、自分の代わりに求人も探してくれたのでとても助かりました。
求人を探せないくらい仕事が忙しく、転職活動が滞っていました。そんなとき「こういう仕事はどうか」と言って、親せきが現職を自分に勧めてくれたのです。人員が足らずにその会社が悩んでいたところ、たまたま仕事に困っていた私がいた、という出来事が重なり、無事に転職が叶いました。
原因3. 転職活動に役立つツールを使い切れていない
仕事や家事に追われている方が転職活動を効率的に進めるには、時間の節約につながるツールを使うことも欠かせません。
転職活動に役立つ無料ツールを一覧で紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。
求人探しに便利なアプリ | リクナビNEXT iOS/Android |
自分の志向に合わせ、おすすめの求人を一覧で表示してくれる |
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GLIT(グリット) iOS/Android |
求人検索にAIを導入。30サイト以上、50万件以上の求人を閲覧可能 | |
自己分析に役立つツール | リクナビNEXT グッドポイント診断 |
約30分の本格診断サービス。自分の強みが詳細に分かる |
ミイダス iOS/Android |
質問に答えるだけで、自分の市場価値と転職後の年収目安が分かる | |
応募書類を 簡単に作れるツール |
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履歴書や職務経歴書をスマホで簡単に作成できる |
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ケース3:転職について相談できる相手がいない
転職についてアドバイスをもらいたいのに、相談できる相手がいない…と悩んでいませんか?
こうしたとき、実は少しだけ視野を広げてみると相談相手が見つかるケースが多いものです。
転職について相談できる相手がいない
原因1. 転職エージェントは「転職ありき」のサービスだと思っている
転職エージェントに対し、転職を前向きに考えていないと利用を断られるかも…と思っている方は多いですが、実は「相談だけ」の利用もOKです。
たとえば「ビズリーチ」に登録すると、プロのヘッドハンターを指名して相談も可能。転職するかどうか悩んでいる方など、中長期的な視点から意見をもらいたい方は、対策として転職サービスも使いつつ相談相手を探してみましょう。
監査法人への転職を考えていましたが、自分の周りに経験者がいなく、何から手をつければいいか分からず悪戦苦闘していました。しかし悩んでいても何の解決にもならないと考え、その道に精通した転職エージェントに思い切って相談することに。すると自分の適性や強みを再認識でき、培ってきた知識やスキルも活かせることが分かったので、前向きな気持ちで転職活動に挑めるようになりました。
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原因2. 「カジュアル面談」の存在を知らない
「カジュアル面談」という言葉を知っていますか?
カジュアル面談とは、主に応募前に実施される面談のこと。気になる企業の社員とざっくばらんに話ができるのがメリットで、あくまで「お互いのことをフランクに知り合う場」として設定されるため、採用には直接影響しません。
その企業のことだけでなく、転職活動について相談できる場合もあるなど、交友関係を広げるきっかけとしての利用も可能。社員の人柄や、社風を肌で感じられる良い機会でもあるので、興味がある企業があれば、カジュアル面談ができないか尋ねてみると良いでしょう。
ケース4:書類選考に通らない
せっかく時間をかけて履歴書と職務経歴書を書き上げ、提出したにも関わらず、書類選考に通過しないと落ち込んでしまいますよね。
しかし、もしかしたら次の原因により、書類の内容が評価されていないのかもしれません。それぞれの解決策も紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
応募書類の書き方は、以下の記事でも詳しく紹介しています。
原因1. 実績や工夫したポイントが具体的に書けていない
書類選考に通らない原因としてまず考えられるのが、具体的に書けていないことです。
通過しない書類によく見られるのが、部署と仕事内容だけが箇条書きで書いてある、というパターンです。業務のサマリーだけでは評価されづらいので、「工夫したポイント」などをしっかりと含めることが大事です。
実績などの項目を、ただ羅列しただけの書類はNG。「どれだけすごいか」が伝わりづらいですし、「中身のない書類」と判断される可能性が高いので、数値や工夫したポイントを含めつつ、できる限り具体的に書くように対策しましょう。
履歴書と職務経歴書に自信がない方は、転職エージェントの「添削サ―ビス」を利用するのもおすすめです。
NG例
【実績】
2021年度 予算達成率120%
【受賞歴】
2022年4月 社長賞受賞
➡ どれだけすごい実績・受賞歴なのか、この情報だけでは判別できない
OK例
【実績】
2021年度 予算達成率120%(目標800万円/実績960万円/支店内順位:15人中3位)
新規訪問数の目標を、前年度の1.5倍に設定。サービス内容を簡潔に記した手作りのチラシを作成のうえ訪問を続けた結果、目標を上回る成果を達成しました。
【受賞歴】
2023年4月 社長賞受賞
2年間未訪問の顧客(約100件)を個人的にリストアップし、毎日1件以上の顧客にアプローチすることを自身に課したうえで、3ヶ月継続。結果として部署内の歴代1位となる売上に寄与したことで評価をいただけました。
➡ 全体的に数値を盛り込んで記載されており、工夫・行動も書かれているので「頑張り」が伝わってくる内容となっている
原因2. 企業が求めるスキルを盛り込めていない
書類が通過しない原因としては、企業が求めるスキルを盛り込めていないことも挙げられます。
相手から評価されない限り書類は通過しないため、書類を作る前に、まずは企業の採用意図や、求めているスキル(ニーズ)を理解するのが適切な進め方。しかしそのステップを飛ばし、「自分がアピールしたいエピソード」だけを書いてしまっている書類が多いんですね。
まずは、応募する業界や職種に関連するスキルを確認することが第一です。それらを考慮したうえで、対策としては親和性のある自分のスキルセット(ポータブルスキル・テクニカルスキル)をしっかりと記載しましょう。
NG例(法人営業に応募する場合)
【アピールポイント】
新規営業として工夫した点は、急な来訪に対する心的不安を緩和するため、段階を踏むように意識したことです。具体的には~~。
➡ 法人営業の新規訪問の数は、新規営業に比べると少なめ。にも関わらず、新規顧客獲得のためのアピールに終始してしまっている
OK例(法人営業に応募する場合)
業務としては新規顧客の開拓がメインでしたが、成約後の継続率の低さに課題を感じ、顧客との信頼関係構築にまで目を広げることを強く意識していました。具体的には「仮説検証型」の営業スタイルを心掛け~~。
➡ 法人営業として必要とされる「信頼関係構築力」「仮説検証(提案)」といったスキルをアピールすることを主軸に置いている
原因3. 自分の希望だけを一方的に伝えている
履歴書の「志望動機欄」、あるいは職務経歴書に志望動機を書くときに気をつけたいのが、自分の希望だけを一方的に伝えてしまうこと。
企業としてはあくまで「活躍を見込めそうな人材」を採用したいと考えているため、「何を実現したいか」「長期的に企業をどう発展させていきたいか」など、会社の成長に寄与したい、という強い思いを文章に含ませるように対策しましょう。
企業側の視点がまったく入っていない書類が散見されますが、これでは評価されません。「大手企業を中心に、福利厚生が充実している企業を受けています」といった自分都合の内容を書くのもNGです。
NG例
IT業界の営業職は未経験ではありますが、貴社は入社後の研修が他社よりも充実していると伺い、志望いたしました。
➡「研修に惹かれている」といった自分都合の内容しか書けていない
OK例
新卒で現職に入社後、金融系の基幹システムに関わるSEとして3年間従事してきました。その中で感じたのは、「エンジニアの業務サポート」が不足しているとチームのパフォーマンスが思うように発揮できない、ということです。そこで、顧客とエンジニアの架け橋として重要な役割を担う営業職に関心を抱きました。
貴社は営業とエンジニアが密に連携を取り合っていると伺い、自身のエンジニアとしての経験を活かしつつ、私も顧客にとってより高品質のシステムを提供する一員として貢献したいと考え、志望しております。
➡ 「活躍したい」というポジティブな気持ちが伝わる内容になっている
ケース5:面接に受からない
「志望動機を話すのが苦手」「いざ本番になると緊張してしまう」という悩みを抱えている方も多いかもしれません。
不採用になる理由がイマイチ分からない、何を反省すればいいんだろう…と迷っている方は、次の原因に心当たりがないか確認してみましょう。
原因1. 転職理由と志望動機に一貫性がない
面接に通過できない大きな要因として考えられるのが、「志望動機がうまく話せていない」ということ。
特に「転職理由(なぜ転職したいのか)」と「志望動機(なぜその会社を志望するのか)」に一貫性がないため、受け答えが不十分な印象を面接官に与えてしまうケースは少なくありません。
転職理由は面接で特にチェックされます。志望動機との一貫性も評価されるため、転職理由と志望動機を別々のものとして考えるのはNG。
ちなみに未経験転職であっても、転職理由と志望動機をしっかりつなげて回答できている方は内定をもらえるケースが多いです。
NG例
現職の人間関係の面でトラブルを抱えており、転職を考えています。貴社は人材サービス領域でシェアトップを目指していると伺い、私もその一員となりたく志望しております。
➡ 転職理由と志望動機がバラバラで、一貫していない
OK例
社員同士が助け合う環境において、人材サービス領域で市場シェアNo.1を目指す貴社を牽引できる存在となりたく志望しています。
現職では法人営業を担当していますが、個々の社員の評価が上司の一存で決まり、モチベーションの面で維持しづらい環境におります。私自身、社内の結束が、最高の成果を生む源泉と考えており、御社のようにチーム一丸となってプロダクト開発に邁進する環境に惹かれました。
入社後は、信頼関係を築くのが得意という強み、そして持ち前の上昇志向をもとに、チームの士気を高められる存在を目指します。そして、市場シェアNO.1に向けて行動を続けていきたいと考えています。
➡ 転職理由と志望動機が一貫しており、自分が大切にしたい価値観と、企業の社風や方向性とのマッチ度の高さも伺える
たとえば「上司と相性が合わない」という理由で転職したい場合、「なぜ上司と合わないのか」を深堀りしておくことが大切です。
“なんとなく不満だから”といった曖昧な理由だと企業は採用しないので、どういった人間関係を自分が希望しているか、といったところまで言語化しておきたいですね。
志望動機を考えるときは、次の3つを整理しておきましょう。
WILL(自分のありたい姿) | 社員同士が助け合う環境において、人材サービス領域で市場シェアNo.1を目指す会社を牽引できるプレーヤーになりたい |
---|---|
CAN(自分ができること) |
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MUST(応募する会社からの期待・要望) |
|
「WILL/CAN/MUST」を考えることで、自分のありたい姿と、できること、そしてそれを実現・発揮できる会社との“接点”を見出せます。
原因2. 自分視点だけで話してしまっている
面接に通らない場合、自分視点だけで話している可能性もあります。
ここでいう「自分視点」とは、自分が主張したいことだけを伝えてしまっている、という状態のこと。企業が求めるスキルとは全く違う自己PRをしてしまう、といったミスマッチが起きやすいのでおすすめできません。
対策として、面接では「相手目線」に立つことを意識しましょう。
企業について情報収集したうえで、どういったアピールが相手に評価されるのか、といった意識を持ちたいですね。「自分の何が面接官に刺さるのか」を把握していないと、効果的なアピールはできません。いわゆる“恋愛”と同じく、相手を知らないことには想いが一方通行になってしまいます。
NG例(経理に応募する場合)
現職では、人事部にて新卒採用担当を勤めております。学生の前で話す機会が多い仕事ですが、緊張しないおおらかな性格なため、説明会などでパワーポイントを前に話すときは、上司から真っ先に指名されております。
➡ ビジネスにおいて「おおらかな性格」が必要な場面もあるが、経理ではそこまで重要な要素とはいえない
OK例(経理に応募する場合)
現職では、人事部にて新卒採用担当を勤めております。説明会で使用するパワーポイントの内容が古く、情報の刷新に取り組みました。日頃から、情報収集や、細かい数字を扱うのが得意なことを上司に評価されていたこともあり、作成リーダーとして任命を受け、学生に誤った情報を伝えないことを第一に情報収集にあたりました。
➡「情報収集力」「細かい数字を扱うのが得意」など、経理で求められる素質があることをアピールできている
「飲食やアパレルで働いてきた女性は『我が強い』と思われがちかも。謙虚さをアピールするといいかもね」と知人からアドバイスをもらい、たしかに自分が貢献できることを話すことに精一杯で、強気な女性と思われていたかも、と気付きました。そこで新しい知識への学習意欲があることも謙虚に伝えていったところ、相手方にも印象良く映ったようで、無事に合格をいただけました。
第一印象の良さに自信があり、表面的な元気の良さで押し切っていましたが、面接になかなか通過できませんでした。「深掘りに弱い」と判断されているのかもと思い、面接官と落ち着いてコミュニケーションを取るスタイルに変更することに。すると、面接通過率が上がっていきました。
原因3. 企業のビジョンに共感を示せていない
面接で志望動機を伝えるときに意識したいのが、企業のビジョンに対して共感を示すこと。待遇などの条件面ではなく、あくまでその企業に対して強い興味を持っているというアピールにつながるからです。
最近の面接の傾向として、定量的なスキルよりも、応募者の「定性的な部分」を見ている企業が増えているように思います。企業が新たに取り組もうとしていることや、ミッションに共感しているか、といったことが特に重視されていますね。
NG例
御社は「IT×インフラ」の事業で業界トップと伺っております。私自身、インフラ領域は未経験ですが、今後の成長が見込める分野とのことで興味を抱いています。
➡ 企業研究の内容を、そのまま話しているような印象を受ける(入社への熱意が伝わらない)
OK例
社長様のインタビューを拝見したところ、「三方よし」の考えを強く説かれている点に特に興味を引かれました。私自身、エンジニアとしてプロジェクトを牽引する仕事をしておりますが、周囲の助けがあってこそ自分がいる、ということを常日頃から感じていることもあり、自社の成長だけを重視しない御社の姿勢に強く共感いたしました。
➡ 企業についてリサーチしている姿勢や、共感しているポイントを具体的に述べている(入社への強い決意を感じる)
【年代別・性別】転職がうまくいかない人が取り組みたい対処法
各年代で転職活動がうまく進まずに悩んでいる方、そして女性の方に向けて、うまくいかないときに取り組みたい対処法をそれぞれ紹介します。
年代・性別 | 対処法 |
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20代・第二新卒 | 転職活動の「基礎」を固める |
30代 | 自分のスキルをしっかりと言語化する |
40代・50代 | 希望条件を広く持っておく |
女性 | 「転職で叶えたい条件」を改めて考えてみる |
転職に対して「不安・怖い」と感じている方は、以下の記事もチェックしてみてください。
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転職で後悔したくない方は、次の記事も参考になるはずです。
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20代・第二新卒は転職活動の「基礎」を固める
20代や第二新卒の方は、転職活動の「基礎」を固めることが先決です。
「エントリーシート(ES)」ではなく「職務経歴書」が必要になるなど、転職には学生時代の就活と異なる点がいくつもあります。転職活動をスムーズに進めるためにも、まずは基礎固めとして次の4つに早期に取り組んでおきましょう。
20代の求職者が真っ先に取り組みたいこと
- 転職活動のスケジュールを把握する
- 求人を探す手段・ツールをピックアップし、登録する
- 自己分析をする(自分の強み、転職先でやりたいことを把握する)
- 応募書類や面接のマナーを理解する
転職のコツを知りたい方は、次の記事もチェックしてみてください。
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30代は自分のスキルをしっかりと言語化する
転職活動が思うように進まない30代の方は、まずは落ち着き、自分のスキルを言語化することに取り組みましょう。企業が求めるスキルをピンポイントにアピールしないと、30代の場合には採用に至りにくいからです。
書類選考や面接がうまくいっていない場合、スキルの面でミスマッチが起きている可能性が高いので、まずは「自分のスキルが何か」について改めて把握することから始めましょう。
「キャリアの棚卸し」をする | 20代からこれまでの業務経験・実績などを振り返る |
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スカウト型の転職サービスを使う | スカウトを受けることで、転職市場から自分が評価されているスキルを客観的に把握する |
30代の転職は、希望年収と、それ以外の条件とのバランスをどう調整するかもカギを握ります。たとえば年収を第一に考える場合は、その年収に相応しいスキルがあることが前提になりますし、働き方を重視する場合は、年収が下がるのは許容するといった判断もできるでしょう。
いずれにしても、まずは「何を優先するか」についてはしっかり考えておきたいですね。
次の記事にも転職成功に向けたヒントがたくさん書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
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40代・50代は希望条件を広く持っておく
コロナ禍を経て求人数は回復傾向にあるものの、40代・50代になると応募できる求人を見つけづらくなるのはたしか。そのため、まずは希望条件を広く持っておくことをおすすめします。
会社の規模感やポジション、年収など、これまでの会社と同程度、あるいはそれ以上の環境への転職を望みたくなるものですが、実際のところ「もう少し視野を広げておけば…」と後悔するミドル層の方は少なくありません。
将来的に、資格をもっと活かせる仕事をしたいと思っていました。しかし「自宅からの近さ」を転職では重視していたので、求人がなかなか見つかりませんでした。もう少し視野を広げ、自宅から少しくらい離れた施設の求人も探しておけばよかったかもしれません。
40代・50代の転職事情やコツを知りたい方は、次の記事をぜひご覧ください。
女性は「転職で叶えたい条件」を改めて考えてみる
出産や育児など、プライベートの面で何かと制約を受けがちな女性の場合、あれもこれもと希望条件を加えていくと求人が見つからないことも…。
そこで意識したいのが、理想のキャリアプランを考えたうえで、希望条件に優先順位をつけること。育児に対する職場の理解度の高さ、家からの近さなど「大切にしたい条件」を考えつつ、まずはその条件に見合う求人を探しましょう。
転職で重視したい条件がイマイチ掴み切れない場合は、以下のデータ(女性が転職活動時の会社選びで重視したいポイント)も参考にしてみてください。
引用:女の転職type「女性が転職活動時の会社選びで重視したいポイント」子供ができるにあたり、少し経験のあったデザイン系の仕事などに応募しました。しかし妊娠中であったこと、保育園にはすぐに預ける予定がないことなどから、面接で断られてしまうことがほとんど。そこで、様々な職種を改めてチェックしてみることに。視野を広げてみたことで、「自分がこの先やりたいことは何なのか」について深く考える時間を持てました。
女性の転職に詳しいキャリアコンサルタントのサポートを受けたい方は、以下の記事で紹介している転職エージェントに登録しておきましょう。
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転職がうまくいかない、疲れた…と感じたときのメンタル回復法
転職活動がうまくいかない、疲れた…という日々が続くと、仕事や家事などに取り組むのも面倒に感じてきてしまうもの。
そこでここでは、転職活動がうまくいかない人が試したい「メンタル回復法」を紹介します。
転職がうまくいかないときのメンタル回復法
転職活動を忘れる時間をつくる
転職活動に対して気持ちが乗らないとき、「転職しよう!」と無理に気持ちを奮い立たせるのは逆効果。正常な思考でないと求人の判断に鈍(にぶ)りが生じるなど、結局はマイナスな結果になってしまうケースが多いからです。
そこで大切なのが、転職活動をあえて忘れる時間を持つこと。
「転職から逃げているだけでは…」「こんなことをして意味があるのかな…」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、大丈夫。焦って判断を誤るよりは、まずは体調を回復させるほうが長期的に考えるとベストな選択を取れる可能性が高いです。
好きな趣味に没頭するなど、疲れた心と身体を回復させることを第一に過ごしてみてください。
生活習慣を見直す
転職活動に疲れているときこそ、生活習慣を見直してみるチャンスです。
面接に受からないストレスの“はけ口”として、ジャンクフードやお酒にいつも以上に手を出してしまう、不安な気持ちから逃れたい一心で、夜中までYouTubeを見てしまうといった経験はありませんか?
これらは、そのときは心が回復するかもしれませんが、長続きはしません。むしろ体調やメンタルの悪化に拍車を掛けてしまうケースが多く、そんな自分に対してさらに落ち込む…といった悪循環も引き起こしかねないのです。
いつもより早く寝る、朝ごはんをしっかり食べるなど、できるところから少しずつ生活習慣を変えていきましょう。
親しい人に話を聴いてもらう
心が疲れているときは、家族や親友など、信頼できる相手に話を聴いてもらうのも効果的です。
「この悩みは、誰かに話しても解決できるはずがない」と思っている方もいるかもしれませんが、相談するメリットは「問題の解決」だけではありません。不思議と気分がスッキリすることで心が楽になり、「また頑張ってみようかな」という気持ちになることも大きなメリットなんですね。
相談できる相手が周りにいない場合は、「この人であれば信頼できそう」と感じた転職エージェントの担当者に話を聴いてもらうのも一つの手。
東京都では「就職だれでも相談」という無料の窓口を開設していますが、こうした地区ごとに設置されている相談窓口を活用してみても良いでしょう。
転職活動がうまくいかない20代・30代におすすめの転職エージェント
転職が初めてだったり、未経験の業界・職種への転職を考えていたりする20代~30代の方は、「転職がうまくいかない…」と悩むことが多いものです。
こうしたときは、“転職のプロ”に転職活動を任せるのがおすすめ。なかでも、次に紹介する転職エージェントは手厚くサポートしてくれることで有名です。
登録・利用は、すべて無料。公式のウェブサイト(ホームページ)で3分ほどで登録が完了するので、ぜひ利用してみましょう。
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ビズリーチ | 高年収求人のスカウトを受けたい30代 | 140,040件 |
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*2021年1月時点
転職エージェントの使い方が分からない方は、次の記事を確認してみてくださいね。
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20代はサポートが手厚い転職エージェントがおすすめ
どの転職エージェントを使えばいいんだろう?と迷ってしまう20代の方は、「サポートの手厚さ」を重視して選ぶのがおすすめです。
特に、次の3つの転職エージェントは、自己分析の方法や、職務経歴書の書き方を丁寧に教えてくれたり、模擬面接もおこなってくれたりと、こうした手厚いサポートから人気を集めています。
20代におすすめの転職エージェント
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リクルートエージェントは転職成功実績がNo.1
リクルートエージェントは、年間5万6,000名*もの求職者を転職成功に導いている大手転職エージェントです。「転職成功実績」ではNo.1に輝いています。
登録者は、転職ノウハウが分かる「自己分析セミナー」などに参加でき、「面接力向上セミナー」といった動画セミナーも無料で受講可能です。
求人数は業界最大級を誇り、非公開求人を含めると75万件もの求人を保有しています。「自分に合う求人がなかなか見つからない」と悩んでいる方は、求人の紹介をぜひ受けてみましょう。
*公式サイトより(2021年度実績)あわせて読みたい
リクルートエージェントの基本情報
公開求人数 | 493,140件 |
おもな拠点 | 北海道・宮城県・栃木県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
マイナビエージェントは転職活動を無期限でサポートしてくれる
マイナビエージェントは、利用者の6割以上*を20代が占める転職エージェントです。
若手社会人を求める企業の求人が多く、「第二新卒歓迎」の求人も多く用意されているので、新卒で入った会社を今すぐに辞めたい20代にもおすすめ。
一般的な転職エージェントのサポート期間が「3ヶ月」と短期間のなか、マイナビエージェントではサポート期限を設けていません。転職活動がうまくいかず、3ヶ月以内に転職先が決まらなくても見捨てずに対応し続けてくれるのはうれしいですね。
*公式サイトより(2019年時点)あわせて読みたい
マイナビエージェントの基本情報
公開求人数 | 非公開件 |
おもな拠点 | 東京・札幌(北海道)・仙台(宮城県)・名古屋(愛知県)・大阪・福岡 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
ハタラクティブは未経験OKの求人を多数扱っている
ハタラクティブは、フリーター・既卒・第二新卒向けの転職エージェントです。
「未経験OK」の求人が大半のため、社会人経験がない方や、新しい仕事にチャレンジしたい20代におすすめ。ポテンシャルを高く評価してくれる企業が多いので、学歴や経歴に自信がない方でも十分に内定を狙えます。
一人ひとりの不安や悩みをしっかりと踏まえ、親身にサポートしてくれるのも大きな魅力。書類通過率96%以上、内定率も80%以上*と高いので、「書類が通らない」「面接がうまくいかない」と悩んでいる方はぜひアドバイスを受けてみましょう。
*2022年2月〜4月時点の面接実施者の割合あわせて読みたい
ハタラクティブの基本情報
公開求人数 | 1,812件 |
おもな拠点 | 東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・福岡県 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
30代はスカウトを受け取れる転職エージェントがおすすめ
30代の場合、「即戦力としての活躍が見込める」と判断されないと内定をもらうのが難しいことも。そこで大切なのが、第三者からの目線をもとに、自分自身の市場価値を正確に把握しておくことです。
自分のスキルレベルを正確に理解したい方は、経歴を見たうえでスカウトを送ってくれる転職エージェントを使うのがおすすめ。育児や仕事に忙しく、自分で求人を探す時間がない方もスカウト型の転職エージェントを利用してみましょう。
dodaは「面接確約オファー」が届く可能性がある
dodaは、豊富な求人数が魅力の転職エージェントです。業界・職種問わず、全国の求人を20万件近く扱っています。
「転職サイト」としての利用もできるので、自分で求人を検索して企業に応募したい方にもぴったり。「この人にどうしても応募してほしい」 と企業が厳選した人のみに届くスカウト(面接確約オファー)を受け取ると、書類選考なしで選考に進めます。
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dodaの基本情報
公開求人数 | 261,763件 |
おもな拠点 | 北海道・宮城県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県・岡山県・広島県・福岡県 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
ビズリーチは高年収求人のスカウトを受け取れる
ビズリーチは、ハイクラス人材向けの求人に特化した転職サービスです。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上*を占めるので、年収アップ・キャリアアップを狙っている方におすすめ。プロのヘッドハンターが多数在籍し、企業からスカウトを受け取ることも可能です。ヘッドハンターに関しては、自分で直接連絡してサポートを頼めます。
“即戦力人材”を求める企業の利用が多いので、スキルや実績はシビアに評価されますが、そのぶんスカウトが届けば「通用するスキルが分かる」、つまり自分の市場価値が把握できるのはメリットといえるでしょう。
*2021年1月時点あわせて読みたい
ビズリーチの基本情報
公開求人数 | 140,040件 |
おもな拠点 | 東京都・静岡県・愛知県・大阪府・広島県・福岡県 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
まとめ:転職がうまくいかない人は、原因を突き止めることから始めよう!
「早く転職しないと…」「自分が転職するなんて無理だ…」と様々な想いが交錯しているときは、身体も心も疲れている証拠。こうしたときは、“立ち止まる勇気”を持つことも転職活動では大切です。
この記事で紹介したように、転職がうまくいかない人には何かしらの共通点があります。そして、原因さえ事前に把握できれば、あとは改善に向けて対策を重ねていくことで活路が見えてきます。
まずは落ち着いて現状を把握しつつ、転職成功に向けて一歩ずつ歩みを進めていきましょう。
転職のプロに相談に乗ってもらいたい20代・30代の方は、以下の転職エージェントの利用も検討してみてください。
転職サービス名 | おすすめな人のタイプ | 公開求人数 |
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リクルートエージェント | 支援実績が豊富なサービスを使いたい20代 | 493,140件 |
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マイナビエージェント | 転職活動をマイペースに進めたい20代 | 非公開 |
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ハタラクティブ | 20代のフリーター・既卒・第二新卒 | 1,812件 |
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*公式サイトより
転職サービス名 | おすすめな人のタイプ | 公開求人数 |
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doda | 「書類選考なし」のスカウトを受けたい30代 | 261,763件 |
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ビズリーチ | 高年収求人のスカウトを受けたい30代 | 140,040件 |
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*2021年1月時点
転職エージェント経由での募集はコストがかかる分、企業によっては採用に慎重になることも。一方で、同じ企業に「自己応募*」をするとすんなり通過する場合もあるため、求人を探す際だけでなく、応募方法に関しても複数の手段を活用したいですね。