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40代の転職は本当に厳しいのか?派遣から正社員・未経験・女性別に解説!
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「40代での転職は無理?」
「40代未経験での転職はやはり難しい…?」
40代での転職は難しいと考えている方が多いのではないでしょうか。
確かに、40代の転職は20〜30代と比較すると求人数が少ないため厳しいのが現実です。しかし最近は40代の転職者は増加傾向にあり、40代のスキルや人生経験を求める企業が増えています。
40代での転職は適切な対策を行うことが転職成功のカギです。
この記事では、最新の40代の転職事情を解説し、厳しいと言われる40代でも転職を成功させる方法を状況別にご紹介します。40代で転職を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 派遣社員・非正規から正社員へ転職する方法
- スキルなし・未経験からの転職を成功させるコツ
- 40代女性の転職成功のポイント
転職エージェント | タイプ | 40代の求人数 |
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リクルート エージェント |
総合型転職エージェント | 3,625件 |
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doda | 総合型転職エージェント | 27,321件 |
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ビズリーチ | ハイクラス向け総合型転職エージェント | —件 |
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enミドルの転職 | 年代特化型転職エージェント | 9,648件 |
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マイナビミドルシニア |
年代特化型転職エージェント | 33,760件 |
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40代の転職におすすめの転職エージェント・転職サイトの詳細を先に知りたい方は、以下の章に掲載してあるのでご確認ください。
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キャリアコンサルタント
転職エージェントと転職サイトの運営会社計3社で、求人広告のセールスと両面の人材紹介業を担当。幅広い業界・職種、属性の企業と個人のマッチングを支援した。現在はフリーランスとして個人のキャリア支援やマネージャーの組織づくり支援をしている。国家資格キャリアコンサルタント、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格を保有。
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目次
40代の転職が難しいといわれる理由
40代は一般的に転職が難しいといわれています。
転職を成功させるには、なぜ40代の転職が厳しいといわれているのか、その理由を把握しておくことで、対策を立てることができます。
それでは、さっそく40代の転職が難しいといわれる理由を確認していきましょう。
40代の転職が難しいといわれる理由
新しい環境に慣れる柔軟性や謙虚さが求められる
40代の転職では、新しい環境に慣れる柔軟性や謙虚さが求められます。
転職した場合には、年下が上司になるケースが多々あります。また、自分よりもずっと下の世代の同僚が多い職場に配属されることもあるでしょう。そうなると年下の上司や同僚と仕事をすることになります。
自分が年上だからといって、上から目線での言動が目立ったり、柔軟性や謙虚さに欠けているとチームワークが乱れてしまいます。
採用する企業は、40代の応募者に対しても自社の環境・文化・社員になじむ柔軟性や謙虚さを求めています。
40代での転職を検討されている方は、下記のような柔軟性や謙虚さが企業から求められていることを理解しておいてください。
- 新しい職場環境でうまくやっていける臨機応変さ
- 若い人や立場の異なる人の意見を取り入れる柔軟性と謙虚さ
- 過去の成功体験に固執しない
- 使えなくなった知識・スキルを捨て、新しいことをアンラーニングする
年齢とスキルのバランスが問われる
40代の転職では年齢とスキルのバランスが問われることも、転職を難しくしている理由といえます。
40歳以上の場合、現場の最前線で働いて得た知見や実績に加えて、マネジメントの経験や専門的なスキルが問われます。
30代まではプレイヤーとしての能力があれば重宝されますが、40代はプレイヤーとしての能力の他に、リーダーやマネージャーになれることが求められます。
40代に求められるマネジメントスキルとは、具体的には下記のようなものです。
40代に求められるマネジメントスキル
- 部下を指導・育成したりチームを率いたりするマネジメント力
- 課題を発見して解決する課題解決・企画提案スキル
- 新規事業・業務改革などのプロジェクトで成果を出せる業務遂行スキル
40代の転職はハードルが高いといわれている理由として、こうした能力を必要とされていることが挙げられます。
40代でも転職は可能!変わりつつある転職事情
難しいといわれてきた40代の転職ですが、少しずつ転職事情は変化しています。現在では40代でも転職は決して難しくはありません。
最新の40代の転職事情について見ていきましょう。
変わりつつある40代の転職事情
40代転職の現状!スキルに期待する企業は多数
出典:リクルートワークス研究所『中途採用実態調査(2019年度実績、正規社員)』2020年5月29日
上記のグラフは、2019年にリクルートワークス研究所が民間企業約4000社に中途採用の実績について調査したものです。
2019年度の年代別の採用率は、20代で51.4%、30代で57.2%であるのに対して、40代は44.6%です。
40代の採用率は、20代や30代に比較すると低いものの、水準は大きく変わらないといえます。
40代のスキルに期待して採用している企業が多数存在するといえるでしょう。
40代での転職者は徐々に増加傾向
最近では人手不足であることや、人生100年時代でさまざまな世代に活躍の場を与えるという考えが徐々に浸透しつつあります。
こうした時代の変化から、40代でも中堅という意識が企業に広がりはじめており、転職者は増加傾向にあります。
今の40代はいわゆる就職氷河期世代です。40代が新卒だった時代に採用を行なわなかった企業は多くありました。そのため、現在40代の人材がほとんど存在しない会社が少なくありません。
40代がいない会社では、30代や50代に本来40代に任せられる中間管理などの仕事のしわ寄せがきています。
現在、この世代バランスの歪みを正すため、40代の採用に力を入れる企業が少しずつ増えています。
40代転職で年収は?後半になると上げるのは難しい
40代の転職では、40代前半の年収は比較的上げやすいものの、40代後半になると上げるのは難しいといえます。
下記は、2021年に厚生労働省が発表した転職者の賃金変動状況についての調査データです。
出典:厚生労働省 令和3年雇用動向調査 転職入職者の賃金変動状況
注:1) 転職入職者のうち前職雇用者で調査時在籍者についてみたものである(自営業からの転職入職者を含まない)。転職入職者が前職を辞めた理由不詳を含む。
40代前半では、年収が増加したとする人の割合が減った人の割合よりも17.9ポイント高くなっています。しかし、40代後半になると、増加した人と減った人との割合の差が6.6ポイントまで下がります。
このことから、40代後半に転職すると年収は下がる可能性が高くなるといえます。
40代の求職者が企業から求められるもの4つ
40代での転職にあたって、企業が40代の求職者に求めるポイントについて把握しておきましょう。ポイントを理解しておくことで、転職を成功させる確率が高まります。
企業が40代に求めるポイントは主に以下の4つです。
40代の求職者が企業から求められるもの4つ
1. 将来を見据えた明確なキャリアビジョン
企業は、転職後もモチベーションを維持して働ける人かどうかを判断するために、面接の際に求職者に「仕事を通して何をしたいか」というキャリアビジョンについて尋ねます。
そのため将来を見据えたキャリアビジョンを用意しておく必要があります。
キャリアビジョンが考えられない場合には、下記の「Will・Can・Must」の手順を押さえてキャリアプランを設定することがおすすめです。
【キャリアプランの作成手順】
- Will(仕事で実現したいこと、ありたい姿)を明らかにする
まず、数年の間に仕事で実現したいこと、ありたい姿を明確にしましょう。
たとえば「☓☓事業の立ち上げに関わって成功させたい」「10名の部下をまとめられる管理職になりたい」といったようにです。
- Can(できること)と、大切にしたい価値観を整理する
自身のスキルやキャリアについて棚卸しをし、現在や今後に活かせる経験やスキル、自分が大切にしてきた価値を整理します。 たとえば、これまでの経験や築いてきた人脈、やりがいをかんじたポイントなどについて洗い出します。 - Must(やるべきこと)を整理する
Willの実現のために自分に足りないものや、身につけたいことを整理します。たとえば、下記のように整理します。
例
3年以内に売上☓億円規模のビジネスにマーケティング職の責任者として貢献したい(Will)。
そのためには、これまで培ったマーケティング部門と技術部門との円滑な連携構築のノウハウ(Can)を、より大きな組織に適用できるようにブラッシュアップ(Must)したい。
出典:リクルートエージェント キャリアプランとは? 思いつかない方は必見の考え方と書き方【例文付き】
今の企業は、面接の際に「仕事を通して何をしたいか」ということを必ずといっていいほど聞きます。
40代で転職活動をしている人の中には、若い頃に就職活動で苦労したせいでしょうか、明確なビジョンなしに「御社のために頑張ります」とだけ語る人が多くいます。
働く熱意はもちろん大切ですが、これだけでは採用の担当者には響きません。
その会社に自分が入社することで「どういったメリットがあるのか」「仕事をすることで何を成し遂げたいのか」そうしたことを具体的に話せる必要があります。
2. 40代ならではの高い能力や専門性などのスキル
40代では、豊富な仕事の経験に基づいた高い能力や専門性などのスキルが求められます。
高いスキルや専門的な知見、豊富な経験があれば後進の教育や人材管理も任せやすいといえます。
特に、特定の分野の専門職としてスキルを高めてきた人は、企業のニーズと自分の専門性とがマッチすれば大きな強みとなります。
また、専門職でなくても新規事業の立ち上げに関わった実績などがあると、高い業務遂行スキルや企画立案スキルがあるとして強みになります。
3. マネジメント経験があり管理職ができる
先でも述べましたが、40代はマネジメント経験があり管理職ができることが求められます。なお、マネジメントと一口にいってもさまざまなスタイルがあります。
たとえば「未経験者・新人の多い組織を引っ張っていくマネジメント」と、「専門職の集団をとりまとめるマネジメント」とでは、求められる質が異なります。
その会社の体勢・環境に合ったマネジメント力が必要とされます。
4. 人生経験の厚みやバランス感覚
40代では人生経験の厚みやバランス感覚も求められます。
タフな環境で頑張ってきた方は、小さなことでは動じない、忍耐強い、他人に優しいなど 若手にはない理解力や包容力を備えているケースが多くあります。そうしたタフさを40代は企業から期待されています。
今の40代は就職氷河期やリーマンショック、震災などで日本経済全体が厳しい時代をくぐり抜けた年代です。
就職はもちろんのこと、業務においても自分の力ではどうしようもない逆風を受けたり、思うようなキャリアを踏めなかった方も少なくないと思います。
20代・30代にはない厳しい人生経験を歩んだからこそ鍛えられた忍耐力・対応力・包容力などがあれば、企業からは重宝されることでしょう。
面接ではそうしたタフさをアピールしてもいいでしょう。
派遣社員・非正規から正社員への転職を成功させる方法
現在の40代は新卒時代に就職氷河期を経験しています。
就職氷河期でなければ正社員の職に就けていたところが、派遣社員・契約社員などの非正規雇用となり、長年その状況を強いられてきた方も少なくありません。
40代の転職事情が好転しつつある現在、非正規雇用から正規雇用を目指す人も少なくないでしょう。
以下では、派遣社員・非正規から正社員への転職を成功させる方法について解説します。
派遣社員・非正規から正社員への転職を成功させる方法
派遣会社を利用して正社員を目指す
現在、派遣社員や非正規雇用で働いている人は、最短で正社員になる方法として派遣会社を活用することをおすすめします。
具体的な方法としては3つの方法です。
派遣会社を利用して正社員を目指す3つの方法
- 紹介予定派遣で正社員を目指す
- 正社員型派遣で正社員を目指す
- 今の企業で正社員での採用を目指す
1. 紹介予定派遣で正社員を目指す
派遣社員から正社員を目指す方法としては、「紹介予定派遣」を利用する方法があります。
紹介予定派遣とは、正社員や契約社員として雇用されることを想定して、一定期間(最長6ヶ月)派遣社員として就業し、派遣期間終了後に本人と派遣先企業が合意すれば社員となる働き方です。
メリットは、派遣で働いている間に実際の仕事内容や職場を見極めることができることです。
これによってミスマッチのリスクを避けることができ、未経験でも希望の仕事に就ける可能性があります。
紹介予定派遣を考えるならば、求人数が多い大手派遣会社を利用するのがいいでしょう。
おすすめは次の3つの大手派遣会社です。
テンプスタッフ|大手・有名企業の仕事が豊富で事務職に強い
>>テンプスタッフの公式ホームページテンプスタッフは、業界トップクラスの求人数を誇ります。大手・有名企業の仕事が豊富なうえ、事務職に強い派遣会社です。
リクルートスタッフィング|キャリア支援や福利厚生などサポートが充実
>>リクルートスタッフィングの公式ホームページリクルートスタッフィングも大手企業や人気企業の求人が非常に多い派遣会社です。キャリア支援や福利厚生などサポートが充実しています。
スタッフサービス|全国47都道府県に拠点がある
>>スタッフサービスの公式ホームページスタッフサービスは、派遣以外に正社員の求人も多く、全国47都道府県に拠点があります。地方でも利用しやすい派遣会社といえるでしょう。
2. 正社員型派遣で正社員を目指す
正社員型派遣となって派遣会社の正社員を目指す方法もあります。正社員型派遣とは、雇用期間に定めのない派遣社員のことです。
業務は派遣先で行い、雇用主は派遣会社です。ただ一般的な派遣社員と異なり、派遣先での業務が終了したあとの待機期間中も、派遣会社の正社員として雇用と給与が守られます。
また「同じ派遣先で働けるのは3年以内」という3年ルールの適用外のため、1つの派遣先で長く働くことも可能です。
▼紹介予定派遣と正社員型派遣の違い
紹介予定派遣 | 一定期間(最長6ヶ月)派遣社員として就業し、派遣期間終了後に本人と派遣先企業が合意すれば社員となる。 |
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正社員型派遣 | 派遣会社の正社員となり企業に派遣される働き方。待機期間中でも派遣会社の正社員として雇用と給与は保証される。 |
3. 今の企業で正社員での採用を目指す
現在派遣されている企業で正社員採用を目指すという手段もあります。
派遣先企業によっては「正社員登用制度」を設けていることがあります。正社員登用制度とは派遣社員やアルバイト、契約社員などが正社員に応募できる制度のことです。
また、正社員登用制度がなくとも過去に派遣社員から正社員に登用した実績のある会社では正社員登用のチャンスがあるといえるでしょう。
正社員登用の制度や実績があるかどうか確認して、チャレンジしてみることをおすすめします。
厚生労働省の就職氷河期世代活躍支援を利用する
>>厚生労働省 就職氷河期活躍支援の公式ページ非正規雇用から正規雇用を目指すには、厚生労働省の就職氷河期世代活躍支援の利用もおすすめです。
この支援制度は、バブル崩壊後1990~2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職し、現在もさまざまな課題に直面している就職氷河期世代を支援するために設けられたものです。
就職氷河期世代活躍支援は、ハローワーク、サポステ、各種支援機関などで受けることができます。以下でそれぞれのサポート内容を紹介します。
▼ハローワークの支援例 >>あなたに合わせた就職支援!! ハローワーク 公式ページハローワークでは、就職氷河期世代向けの専門窓口を設置し、正社員就職に向けての支援を実施しています。
職業相談や、就業後の定着支援まで、専門担当者による手厚いサポートを受けることができます。
▼サポステの支援例 >>働く準備を相談・サポート サポステ 公式ページサポステは、正式名称を「地域若者サポートステーション」といい、15~49歳までの仕事をしていない人や、働くことに悩みを抱えている人に対する就労支援を行っています。
「働きたいけどどうすればいいのかわからない」といった本人の「働き出す力」を引き出し、職場定着するまで全面的にバックアップしてくれます。
▼各種支援機関の支援例 >>引きこもり等の悩みに寄り添う!! 各種支援機関 公式ページ支援機関の一つ、ひきこもり地域支援センターでは、仕事ができずに長期間ひきこもっている方やその家族に向けて、社会参加への準備支援などを行なっています。
また、自立相談支援機関は、生活困窮者自立支援制度の窓口で、安心出来る居場所が欲しい方、働きたいけれど働くのが不安な方などの支援をしています。
正規雇用の経験が少ない方はハローワークを利用してもいいでしょう。ハローワークの求人数は転職サイトよりも豊富です。
「生活の安定のために正規雇用に就きたい」と考えるのならば、転職サイトだけでなくハローワークの利用をおすすめします。
40代スキルなし・未経験で転職を成功させるコツ
40代になると即戦力以外での採用がほとんどないため、40代で未経験の他業種やスキルのない職種への転職は厳しいのが実情です。
まずは厳しいことを理解し、それでも転職したいと思う方は以下のコツを覚えておくといいでしょう。
40代スキルなし・未経験の転職事情と転職を成功させるコツ
転職を成功させるコツはポータブルスキルを活かすこと
40代スキルなし・未経験で転職を成功させるコツは、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行スキルである「ポータブルスキル」を活かすことです。
【スキルなし・未経験で異業種・異職種への転職成功例】
- 前職:コンサルティングファームの経営コンサルタント
→事業会社の経営企画職に転職 - 前職:IT企業のエンジニア/プロジェクトマネジャー
→Web企業のカスタマーサクセスに転職 - 前職:生損保企業の営業マネジャー
→コールセンターのスーパーバイザーに転職
経験した業種や職種と、志望する業種や職種との「共通項」を見出すことが必要です。
そして「未経験ですが、これまでのキャリアやスキルがこの仕事に活かせます」とアピールできれば、経験のない分野への転職も可能です。
出典:リクルートエージェント 40代の転職は難しい?資格なしの未経験でも転職できるかプロが回答
資格やスキルを習得して転職を成功させる
40代が未経験の業界・職種へ挑戦する場合は、即戦力として働ける資格やスキルを習得して転職するという手もあります。
難易度は高いものの、40代の転職に特に役立つ資格は以下の3つです。
高いスキル・知識を持っていることが証明できるため転職に有効です。転職後のキャリア形成にも役立ちます。
- TOEIC860点以上
ビジネス英語で十分にコミュニケーションが取れることを示す基準が860点 - 介護福祉士
介護業界での実務経験があり一定の知識や技能を習得していることを証明する国家資格 - 証券アナリスト
金融・投資のプロフェッショナル人材であることが認められる資格
また、比較的取得しやすく転職にも役立つ資格は以下の4つです。関連業務に就いている人、希望している人におすすめです。
- 宅地建物取引士
不動産取引専門家の国家資格 - 管理業務主任者
マンションの管理業務などに必要な国家資格 - ビル設備管理技能士
ビルの設備を管理する国家資格 - キャリア・コンサルティング技能士
キャリアコンサルティングについての国家検定合格者
出典:マイナビミドルシニア 40代からでも強い資格は?キャリアアップ・転職に役立つ資格10選
40代の女性の転職は厳しい?成功に導く3つのポイント
40代女性の中には、就職氷河期の影響で希望の正規雇用の仕事に就けず、そのまま年齢を重ねてしまった方などがいるかと思います。
また、出産・育児でブランクができてしまった方などもいることでしょう。
結論をいうと、いずれの場合でも転職は可能です。ただし、転職を成功させるにはコツが必要です。
具体的には下記の点を踏まえるといいでしょう。
40代女性の転職を成功に導く3つのポイント
- 経験やスキルに自信を持ち積極的にアピールする
- 幅広く求人情報をチェックして応募を検討する
- ブランクがある・子育て中の女性は希望の働き方を決める
1. 経験やスキルに自信を持ち積極的にアピールする
仕事経験やスキルの棚卸をして転職先でどう貢献できるかを整理しましょう。
もし自信がなかったとしても、子育てや家庭を支えた経験にも強みが隠れているはずです。
たとえば、仕事と家庭を両立した経験は業務の生産性につながり、趣味のSNSやブログなども集客スキルとして役立ちます。
40代女性は育児が落ち着いて自分磨きやリキャリア構築に活発に動き出す方が多い印象です。
雇用条件にこだわらず、育児や家事を含めたこれまでの経験を強みとして企業にアピールしましょう。
2. 幅広く求人情報をチェックして応募を検討する
40代女性は求人数の母数が限られているので、やみくもに条件の良さそうな会社をピックアップするのではなく、幅広く求人情報をチェックして転職先の選択肢を広げましょう。
転職エージェント、ハローワーク、ビジネスSNSなどあらゆる手段で求人情報をチェックするのがポイントです。
3. ブランクがある・子育て中の女性は希望の働き方を決める
正社員・派遣・パートなどの雇用形態、テレワーク、フルリモート、転勤なしなどの条件について、自分に合ったスタイルを選択するようにしましょう。
希望する求人の募集条件に当てはまらない場合は、転職エージェントの担当者に相談するのがおすすめです。打診の仕方を工夫すれば選考が進む場合も多くあります。
40代女性の転職について詳しく知りたい方は以下の記事も参照してください。
40代で転職活動を成功させる6つのポイント
40代で転職をしたいと思っても、「やりたい仕事がない」「どうせ断られるのではないか」など悩みは尽きないかもしれません。
そうした場合には、下記の40代で転職活動を成功させるポイントを確認してみてください。対策すれば40代でも転職を成功させることは十分に可能です。
40代で転職を成功させるための6つのポイント
1. 自己分析をしっかり行う
まずは自己分析をしっかり行い、自分について深掘りしましょう。
「何がしたいのかわからない」といった場合でも、5W1Hのフレームワークでキャリアの棚卸しをすることで、自己の強みややりたいことを理解することができます。
下記のように5W1Hの順にこれまでの出来事やエピソードを書きだしてみましょう。
5W1Hのフレームワークの使用例
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が、誰と、誰に)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
入社1年目~3年目の3年間
〇〇ハウジング 東京支店☓☓営業所
営業所員6名と個人のお客様に
リフォーム工事の営業を担当し、3年目で営業成績が急に上がった
飛び込み営業を積極的にしたから
リフォーム需要が高い住宅を探し自社の強みをアピールした
具体的に書き出し文章にしてみることで、客観的に出来事が把握でき自分でも気がつかなかった面や傾向を発見することができます。
また、下記で紹介するツールを使っても違った角度から自己分析をすることができます。いずれも無料で使えますので、自己分析の参考に活用してみてください。
おすすめの自己分析ツール
- doda キャリアタイプ診断|強みや弱み、適した働き方がわかる
- リクナビNEXTグッドポイント診断|独自のノウハウで強みを分析
- 16Personalities性格診断テスト|自分の性格や適職がわかる自己診断ツール
2. これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶ
40代での転職は、これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶのがポイントです。
企業は、40代には即戦力として活躍することを求めるため、未経験の分野や職種で採用されることは難しいといます。
転職した後に、今のスキルですぐに活躍できるような就職先を選ぶことがスムーズに内定を獲得するためのコツといえます。
3. 業界情報や応募先の企業研究は入念に行う
調査対象:エン転職会員調査方法:インターネット 調査人数:390人
出典:エンジャパン en人事のミカタ
40代の転職では応募先企業の情報を入念に調べることも重要です。
入念に調べることで応募先企業と自分の希望とのミスマッチを防げたり、応募先企業にあったアピールができたりします。
エン・ジャパンの「en 人事のミカタ」によると、下記のような方法で調べる人が多いようです。
企業情報の調べ方
- 企業のホームページを確認する
- 口コミサイトや口コミ検索で企業の評判を確認する
- 企業の採用ホームページを確認する
- 企業のSNSやFacebook、ブログなどを確認する
- 転職フェアや合同採用セミナーで話を聞く
なお、企業研究をするときは下記の点を押さえておくといいでしょう。
企業研究のチェックポイント
- 会社概要、事業内容、設立年数、社員平均年齢などの基本情報
- 売上高や財務情報
- 経営方針、理念といった会社の考え方
- 口コミからわかる働きやすさ(労働条件や福利厚生)や社風
これらは、転職先を選ぶ目安になるだけでなく、志望動機に織り込むことで説得力のある効果的なアピールができます。
4. 企業にどのようにして貢献できるかを具体的にアピールする
40代の転職では、企業にどのように貢献できるかを具体的にイメージしやすいように伝えられることが大切です。
そのためには、事前に自分の強みや経験をしっかりと整理しておき、企業研究や職種の研究もしっかりと行う必要があります。
5. ハローワークやビジネスSNSなど多様な方法を模索する
40代の転職ではハローワークやビジネスSNSなどさまざまな方法を試してみてもいいでしょう。
ハローワークは求人募集が無料で行えることもあり、転職サイトや転職エージェントと比較にならないほど多くの求人が見られます。
特にハローワークには、大手求人サイトには見られない地元企業の求人が豊富です。また窓口での転職相談は無料です。
学歴や職歴、スキルに自信がない場合でも、ハローワークは国の事業のため多種多様な求人を揃えており、応募可能な求人が多くあります。
また、最近はSNSを使って直接応募先企業を見つけるケースも少なくありません。たとえば下記のビジネスSNSがよく利用されています。
- LinkedIn
名刺代わりに使えるビジネス利用に特化したSNS。 実名・顔出しでの登録が原則で、Facebookのビジネス版といわれることもある。 - Wantedly
企業の求人を探せるビジネスSNS。 「共感」で企業と求職者とをマッチングするサービス。企業の担当者とカジュアルにコンタクトが取れるのが特徴。
SNSは企業の採用担当者と応募者の距離が近く、書類選考なしで面談に至ることもあります。
6. 転職エージェント・転職サイトを利用する
40代での転職活動には転職エージェント・転職サイトを利用するのが得策です。
自分一人で自己分析をしたり、膨大な量の求人の中から、自分に合ったものを探すのは大変です。
しかし、転職エージェントや転職サイトを活用すれば、自分に合ったおすすめの求人が紹介されるなど、効率的に転職活動を行うことができます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーからは、キャリアの棚卸しや自己分析、応募書類の作成や面接対策といった点のサポートを受けることができます。
また、業種・職種ごとの転職市場の最新情報を教えてもらえたり、応募を希望している企業の社内事情などの詳しい情報を教えてもらうことも可能です。
利用は無料のうえ、スムーズに転職活動を進めることができます。選考率を上げるのにも役立つので、活用することをおすすめします。
さっそく「40代におすすめの転職エージェント・転職サイト」を確認したい方は、下記のリンクを押してください。
40代転職で注意すべき2つのポイント
40代の転職では、他の年代での転職とは異なる注意点もあります。40代の転職で失敗しないためにも、以下で解説する点に注意するようにしましょう。
40代転職で注意すべき2つのポイント
1. 転職に対する希望条件に優先順位をつける
転職に対する希望条件に優先順位をつけるようにしましょう。
たとえば「年収アップ」にこだわるあまり、社風や働きやすさといった重視すべき他のポイントを無視して進めてしまうことがあります。
自分の本当の希望を明確にし、譲れない条件、多少譲れる条件とに分けておきましょう。
自分が理想とする全ての条件を満たす企業はほとんどありません。譲れない条件、多少譲れる条件とに分けておくことで、転職がスムーズに進みます。
下記の条件について、優先順位をつけておくといいでしょう。
- 年収・給与水準
- ポジション
- 労働環境・待遇・福利厚生
- 仕事内容
- 働き方
2.転職活動が難航することも想定する
40代の転職では転職活動が難航し長引く可能性があることも想定しておきましょう。
先に解説した通り、40代では求められるキャリアやスキルのハードルが高い傾向です。
企業が求めるキャリアやスキルとうまく合致しない場合など、なかなか転職が決まらないこともよくあります。
転職活動が長引くリスクを考慮して、現職で働きながら転職活動を進めることがおすすめです。
転職先が決まる前に退職してしまうと、転職活動の出費がかさんで転職を焦ってしまうことがあります。
なかなか転職先が決まらない不安から、希望に合わない転職先に無理に転職してしまうことも少なくありません。
よい転職先を見つけるためにも、長引くことを覚悟して、今の仕事を続けながら落ち着いて転職活動をするようにしましょう。
40代におすすめの転職エージェント・転職サイト
40代の転職に成功するためには、転職エージェント・転職サイトの利用がおすすめです。
転職エージェント・転職サイトには、あらゆる業種・職種・企業規模の求人を扱う総合型や、40代向けなど特定の年代に特化した年代特化型があります。
また、女性向け、ハイクラス向けなどの属性別や、介護職向け、営業職向けなど職種別の専門・特化型もあります。転職エージェント・転職サイトに複数登録して、転職活動を効率的に進めていきましょう。
まずは40代で転職した方が実際に使った転職サービスを見ていきましょう。
40代におすすめの転職エージェント・転職サイトTOP10
転職hubでは、40代で転職した方に実際に使った転職サービスについて聞いてみました。
下記は最終的に転職が決まった転職サービスの上位10位を一覧にしたものです。
▼最終的に転職が決まった転職サービスTOP10(40代)
転職サービス | こんな人におすすめ | 40代の 求人数 |
---|---|---|
1位:リクナビNEXT | 多くの求人を確認したい人 | 132,697件 |
2位:マイナビ転職 | サイトとエージェントをまとめて利用したい人 | 2,781件 |
3位:リクルートエージェント | 業界最大級の求人から探したい人 | 3,625件 |
4位:doda | 女性向け求人特集などを活用したい人 | 27,321件 |
5位:エン転職 | 職種ごとの求人特集を活用したい人 | 938件 |
6位:インディード | Web上のあらゆる求人情報を確認したい人 | 1,963,000件 |
7位:ビズリーチ | 幹部・管理職などハイクラス転職を希望する人 | -件 |
8位:はたらいく | 地元企業の求人を探したい人 | 72件 |
9位:JACリクルートメント | ミドル・ハイクラス転職をしたい人 | —件 |
10位:パソナキャリア | 高年収のハイクラス転職を目指す人 | 2,038件 |
※求人数は「40代」とキーワード検索した結果
出典:転職HUB 転職サービス利用者9,347人調査
第1位のリクナビNEXTと第6位のインディードは転職サイトですが、そのほかは専任のキャリアアドバイザーが担当者として付く転職エージェントが多く並びます。
40代の転職では求人数が豊富な転職サービスが転職先の決定に大きく貢献しているようです。
40代におすすめの総合型転職エージェント・転職サイト
以下では40代に特におすすめの総合型転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント|業界最大級の求人数で好条件の非公開求人が多数
40代の転職にはリクルートエージェントがおすすめです。リクルートエージェントは業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。
40代の求人も他社に比べて豊富で、Web上に掲載されていない好条件の非公開求人も多く、よい条件の求人と出会えることでしょう。
また、あらゆる業界・職種の求人を保有しているため、未経験業界・職種にチャレンジしたい人にも向いています。
転職支援実績No.1※の充実のサポートを受けられることもメリットです。
※公式ページより
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
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40代の求人数 | 3,625件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
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doda|業界トップレベルの求人数!女性向け転職情報サービスあり
dodaも業界トップレベルで求人数が多く、大手・有名企業の求人が豊富な転職エージェントです。40代でも求人が探しやすいといえるでしょう。
dodaは、ITエンジニア、セールス、ファイナンスといったジャンルごとに転職情報サービスを提供しています。
女性を対象とした転職情報サービス「Woman Career by doda」では、「産休育休取得実績あり」「職種未経験歓迎」「研修制度充実」など女性の視点で求人が探しやすくなっています。
そのほか、手厚い書類添削や面接対策などのサポートにも定評があります。
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
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40代の求人数 | 27,321件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、鹿児島県 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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40代におすすめの年代特化の転職エージェント・転職サイト
以下では、40代前後のミドル層などの年代に特化した転職サイトについて紹介します。
enミドルの転職|ハイクラス転職に特化した転職エージェント
enミドルの転職は、30代・40代のミドル世代のハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
登録者の平均年齢が45歳であることから、特に40代の利用が中心といえるでしょう。
グローバル企業の役員クラスや、経営者・役員・経営幹部、メーカー・商社の営業部長などの年収1,000万円を超える求人が30,000件以上あります。
40代のハイクラス転職に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートします。
転職サービスのタイプ | 年代特化型転職エージェント |
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40代の求人数 | 9,648件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
マイナビミドルシニア|正社員だけでなく紹介派遣や派遣の仕事も紹介
マイナビミドルシニアは中高年の転職に特化した転職支援サービスです。40代前後のミドル世代から定年を迎えたシニア世代まで手厚くサポートしています。
幅広い業種・職種の求人を扱うほか、雇用形態も正社員や紹介派遣、派遣社員などさまざまな形態の求人を揃えています。
中高年の転職事情に精通したアドバイザーが、理想の転職の実現に向けて、書類作成や面接対策についてアドバイスやサポートをしてくれます。
転職サービスのタイプ | 年代特化型転職エージェント |
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40代の求人数 | 33,760件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都 |
運営会社 | 株式会社マイナビミドルシニア |
40代におすすめのハイクラス転職向け転職エージェント
40代におすすめのハイクラス転職向け転職エージェントを紹介します。
ハイクラス向け転職エージェントでは年収アップや高いポジションへの転職を狙うことができます。
ビズリーチ|プロフェッショナル職で転職を目指す人におすすめ
ビズリーチは、経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向けの求人を扱う転職エージェントです。
高年収の求人を多数揃えており、高いスキルや豊富な実績のある40代の利用に向いています。
特に、経営・管理職経験者や、士業、IT技術職、コンサルタントなどプロフェッショナル職で転職を目指す人におすすめです。
職歴やスキルなどをしておくと、企業やヘッドハンターからスカウトを受けることができます。
スカウトを待つだけでいいので、忙しい人でも効率的に転職活動を進めることが可能です。
転職サービスのタイプ | ハイクラス向け総合型転職エージェント |
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40代の求人数 | —件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、大阪府、愛知県、福岡県、静岡県、広島県 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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JACリクルートメント|管理職・エグゼクティブ・専門職の転職に特化
JACリクルートメントは管理職・エグゼクティブ・専門職の転職に特化した転職エージェントです。
30代から50代のミドルマネジメント層のハイクラス転職に強みがあり、40代の転職支援実績も豊富です。
JACリクルートメントの「2023年転職成功者割合実績」によると、成功者全体の29%が40代と、多くの40代が転職に成功しています。
また、JACリクルートメントは海外12ヶ国に拠点を持っていることもあり、グローバル・外資系企業の求人紹介にも強みがあります。
転職サービスのタイプ | ハイクラス向け総合型転職エージェント |
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40代の求人数 | —件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、宮城県、埼玉県、神奈川県、静岡県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
リクルートダイレクトスカウト|ハイクラス転職向けスカウト型転職エージェント
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス転職向けスカウト型転職エージェントです。
キャリアやスキルを登録するだけで、ヘッドハンターからスカウトを受けることができます。管理職経験者など経験・実績が豊富な40代におすすめです。
また、スカウトを待つだけでなく自分からヘッドハンターに相談・指名することも可能です。
サポートの質には定評があり、オリコン顧客満足度調査の転職スカウトサービス部門で2年連続第1位※に輝いています。
※出典:オリコン株式会社 オリコン顧客満足度調査 2023年度版 転職スカウトサービスランキング・比較
転職サービスのタイプ | ハイクラス向け総合型転職エージェント |
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40代の求人数 | 3,411件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
転職エージェントや転職サイトを利用するときの流れ
転職エージェントを利用するときの流れについて紹介します。
転職エージェントや転職サイトを利用するときの流れ
- 無料登録
- 転職エージェントからの連絡
- キャリアアドバイザーとの面談
- 求人を紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 応募・面接
- 内定・退職交渉・入社
1.無料登録
まずは、転職エージェントや転職サイトに会員登録をします。登録は無料です。
2.転職エージェントからの連絡
登録後したら、転職エージェントの場合キャリアアドバイザーと面談をします。面談の連絡がメールや電話であります。
登録後、1週間以内に連絡が来るので面談の日程調整を行いましょう。
3.キャリアアドバイザーとの面談
求職者とキャリアアドバイザーとの面談は1対1で行われます。面談は、対面やオンライン、電話で実施されます。所要時間は1時間~1時間半ほどです。
4.求人を紹介
面談で希望やキャリアを確認し転職の方向性が決まると求人紹介が行われます。求人紹介では非公開求人も紹介してもらえます。
転職サイトの場合は、自分で希望の条件に合うものを求人検索サイトで検索します。希望条件を登録しておくと、条件にあった求人をメールで紹介してもらえます。
5.履歴書・職務経歴書の添削
転職エージェントでは、企業に応募書類を提出する前に、キャリアアドバイザーの書類添削を受けられます。
誤字脱字だけでなく、企業の採用担当者が読みたくなるような書き方のコツを教えてもらえます。
6.応募・面接
企業に応募後、書類選考に通過すれば面接です。転職エージェントでは事前に面接対策を受けられるので積極的に活用しましょう。
7.内定・退職交渉・入社
最終面接を突破すると内定が出ます。
転職エージェントの場合、年収など交渉したい条件については担当者が交渉してくれます。内定承諾後は、入社手続きと現在の会社の退職手続きを進める流れとなります。
職務経歴書や履歴書を書く際には、短く要点やアピールポイントをまとめることが大切です。
40代となると実績や経験が豊富なため、つい応募書類に長く書きすぎてしまう傾向があります。
長く書くと要点がわかりづらく、アピールポイントも伝わりにくくなるため注意しましょう。
そして、履歴書・職務経歴書を書いたら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削してもらうことをおすすめします。
キャリアアドバイザーは書類選考に通りやすい書き方を熟知しています。添削してもらうことで、書類選考を通過する可能性が高まります。
40代の転職者に聞いた転職理由
順位 | 退職理由 | 得票数 |
---|---|---|
1位 | 年収が少なかった | 6票 |
2位 | 労働条件が悪かった | 5票 |
3位 | 会社の将来性が不安だった | 4票 |
3位 | 仕事内容に興味をもてなかった | 4票 |
4位 | その他 | 4票 |
5位 | 人間関係が悪かった | 1票 |
5位 | 介護のため | 1票 |
※調査人数:25人
※転職hub独自調査
転職hub編集部で転職経験がある40代の方25名にアンケート調査を実施し、「40代の転職理由」にはどのようなものが多いのかを調査しました。
40代の転職理由を多い順にランキングすると上記のように、「年収が少なかった」や「労働条件が悪かった」など待遇が悪いという理由が上位となっています。
40代の転職体験談から学ぶ!成功の秘訣と失敗の要因
40代の転職体験談から、成功の秘訣と失敗の要因を探ってみましょう。転職に成功した人の体験談
40代で転職に成功した人の体験談からは、どういう働き方をしたいかというビジョンを明確に持って転職活動に臨んだという意見が複数見られます。
また、現職で成果を上げるように努力したり、資格や語学力、専門性などを磨いたりするなど、意識して自分の市場価値を高めていた人が多いことが伺えます。
男性| 43歳|転職にかかった期間:3ヶ月未満
友人の紹介で転職を決めた
残業や土日出勤が多く家族と過ごす時間が取れなかったので転職を決意しました。転職先に高い理想を抱いていたわけではないので、転職活動は比較的スムーズに進み、最終的に友人の紹介で転職を決められました。どういう働き方をしたいかなど自分の思いを正直に明確に伝えたのがよかった気がします。
女性| 40歳|転職にかかった期間:3ヶ月~6ヶ月
どういう働き方をしたいかビジョンを明確にした
勤務していた病院の労働条件に不満があり転職を決意。成功の要因は、どういう働き方をしたいかというビジョンを明確にしたことです。また、看護職専門のナースエージェントを利用したことです。希望条件に合う求人を紹介してもらえたうえ、面接の準備や交渉などのサポートを受けられて満足しています。
男性| 40歳|転職にかかった期間:3ヶ月未満
プロジェクトで成果を上げた結果、顧客からスカウトされた
前職の年収が低かったのと、ビジネスパートナーだった会社から引き抜きにあったため転職しました。転職までに、プレイングマネージャーとしての技量や裁量を身につけるために人一倍残業をし、積極的に顧客とのプロジェクトで成果を残すように努力していました。その結果、引き抜いてもらえました。
女性| 43歳|転職にかかった期間:6ヶ月~1年
素直な人間性をアピールするようにした
面接では、素直で笑顔のあふれる人間であることを印象付けるようにしていました。接客などの経験を生かして人当たりの良さをアピールすれば、ミドル世代でも転職は成功すると思います。また、en ミドルの転職を利用し、ミドル世代の採用に積極的な会社を紹介してもらえたのもよかったです。
男性| 42歳|転職にかかった期間:3ヶ月~6ヶ月
語学力・専門性・資格・経験が成功要因に
弁理士の資格があったため、転職は難しくないと思い転職しました。実際にスムーズに転職できた秘訣は、語学力、専門性、資格、経験です。TOEIC900点以上、日米の特許法に精通、弁理士資格、業界歴10年以上です。社会人になってから常にこれらを培う努力をしてきたのが成功要因だと思います。
※転職hub独自調査
転職に失敗した人の体験談
転職に失敗した人の体験談では、転職できたものの転職後の待遇が思っていたより悪かったというものが多いようです。
失敗しないための対策としては、転職前に業界や企業の実情をよく確認しておくべきという意見が見られます。
男性| 42歳|転職にかかった期間:3ヶ月~6ヶ月
年収が低く割に合わない
医療事務の資格を取って一般事務から転職。面接では実務経験として接客業の経験があるか聞かれたので、CS対応の経験があることなどをアピールしました。失敗した点は年収が低く割に合わないことです。未経験分野への転職で仕方ないのかもしれませんが、事前に業界の相場を確認しておくべきでした。
男性| 41歳|転職にかかった期間:6ヶ月~1年
労働条件が聞いていた内容と異なっていた
40代での転職は、労働条件が初めに聞いていた内容と異なることがあり、期待通りにはいかないと実感しました。それが失敗に終わった要因でもあります。40代の転職は事前により詳細な条件を確認することや、自分自身の希望や強みをより明確にして、適切な転職先を探すことが大切だと思いました。
女性| 45歳|転職にかかった期間:3ヶ月~6ヶ月
育児が転職活動に影響した
子どもが小さいことから、フルタイムで働くことができません。転職活動中は、最終面接で落とされることが多く、育児が影響している気がしました。育児に時間を割かれることがこんなにも転職に影響するのかと思いました。最終的には時間に融通が効くところに転職しましたが、その結果給与はダウン。さらにその後、部署の変更で時間の融通も効かなくなりました。
※転職hub独自調査
40代の転職に関してよくある質問
40代の転職に関してよくある質問とその回答を紹介します。
Q1. 40代の転職に有利な資格はありますか?
40代からの転職で有利な資格としては、まず「TOEIC860点以上」「介護福祉士」「証券アナリスト」などが挙げられます。
語学力が必要な仕事や、介護の仕事、企業のIR部門など人材需要の高い分野で有利に働く資格です。
ほかにも、宅地建物取引士、管理業務主任者、ビル設備管理技能士、キャリア・コンサルティング技能士なども、関連業務に就く場合は有利な資格といえます。
Q2. 40代でスキルがなくて不安なのですが転職できますか?
スキルがないと本人が思っていても、ただスキルを言語化できてないだけのこともあります。まずは言語化できてないスキルに気付くことが転職するためには大切です。
スキルは資格や高い専門能力のことを指すだけでなく、下記のものもスキルといえます。
【ポータブルスキルの例】
- 接客における顧客のニーズに応える力
- 接客におけるホスピタリティの高さ
- 業務における正確性・緻密さ
- 業務における問題解決能力
これらのように業種や職種を超えて持ち運び可能なスキルをポータブルスキルといいます。キャリアの棚卸しを丁寧に行い、ポータブルスキルを見出し転職に役立てましょう。
Q3. 40代の転職で面接対策のポイントはなんですか?
面接では、応募先企業に自分がどう貢献できるのかという点をしっかり伝えるようにしましょう。
企業側が確認したいのは「どういう貢献をしてくれるか」という部分です。事前に企業の情報を調べ、自分はどういう貢献ができるのか具体的に伝えられるようにしておきましょう。
また意外に見落としがちなのが身だしなみです。面談では第一印象が大切です。
スーツにしわが寄っていたり、靴が汚れていたりとだらしない印象を与えないようにしましょう。姿勢やマナーに気を付けて面談に臨むことが大切です。
まとめ
40代の転職で成功するためには、下記のようなポイントを踏まえることが大切です。
40代で転職を成功させるためのポイント
- 自己分析を深堀りして行う
- これまでの経験・スキルを活かせる仕事を選ぶ
- 業界情報や応募先の企業研究は入念に行う
- 面接では企業にどのようにして貢献できるかをアピールする
- ハローワークやビジネスSNSなど多様な方法を模索する
- 転職エージェント・サイトを利用する
これらの転職エージェント・転職サイトに複数登録することをおすすめします。理想の転職を実現させるため、今回紹介した情報をぜひお役立てください。
転職エージェント | タイプ | 40代の求人数 |
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リクルート エージェント |
総合型転職エージェント | 3,625件 |
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doda | 総合型転職エージェント | 27,321件 |
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ビズリーチ | ハイクラス向け総合型転職エージェント | —件 |
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enミドルの転職 | 年代特化型転職エージェント | 9,648件 |
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マイナビミドルシニア |
年代特化型転職エージェント | 33,760件 |
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※2024年11月時点
特に地方の企業で見かけるのですが、社員構成を見たときに40代の層が抜けている企業が多いです。30代や50代がいても40代がいません。
そのような組織の場合は、新規採用をしなかった期間が長く、教える・マネジメントをする文化がないケースがあります。
そして、これから組織を大きくするからと30代の方がマネジメントを期待されるわけですが、マネジメントを受けた経験がないと、どのようにしたらいいかわからず、うまくいかない場合があります。
30代のマネージャーの負担が増え、マネジメントされる若手の20代の方の不満も増えていくといった悪循環が発生します。
その状況を打破するために、50代と30代の中間にあたる40代の方を受け入れることにより、組織の安定を図りにいきます。