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グローバルクリエイター専門学校で未経験から動画クリエイターへ
2021年に、学校法人愛和学園が運営するグローバルクリエイター専門学校が福岡県福岡市に開校した。”職につながる人材育成”をコンセプトに掲げ、現場で活躍できる動画クリエイターを短期間で育成する専門学校だ。
映像業界では深刻な人材不足が問題となっており、多くの企業は学歴、性別、国籍に関わらず即戦力となる人材を求めている。
こうした背景を受けて、グローバルクリエイター専門学校では、実践的な知識や技術を学べるカリキュラムを提供。カリキュラムは、業界の最新トレンドを取り入れ、学生が現場で必要とされるスキルを習得できるように設計されている。
今回は、グローバルクリエイター専門学校の担当者に話を聞いた。
<グローバルクリエイター専門学校の公式HP>
グローバルクリエイター専門学校ではライフスタイルに合わせて午前・午後コースから選択できる
グローバルクリエイター専門学校には、制作会社で働く映像制作アシスタントや、フリーランスの動画編集者など、動画制作を生業とする10〜30代の学生たちが在学している。
働きながら学びたい、専門知識を身に付けたいという多様なニーズに対応できるよう、午前(9:00〜13:05)と午後(13:30〜17:35)の2コースを用意。
「午前コースの授業は13:05に終わるため、子どもの迎えや家庭の用事に十分間に合います。また、通勤通学のラッシュを避けたい方や、仕事をしながら学びたい方には、午後コースが理想的です。どちらのコースも、ライフスタイルに合わせて選べるため、仕事、家庭、勉強を無理なく両立できます」
学生たちは、苦手科目を重点的に勉強したり、学費を稼ぐためにアルバイトをしたりと、時間を有効活用している。午前と午後のクラスを選択できることで、学業とプライベートのバランスを取りやすくなり、充実した学生生活を送ることにつながるのだ。
グローバルクリエイター専門学校を卒業と同時に専門士の称号を取得できる
グローバルクリエイター専門学校の授業は、教科書や参考書をほとんど使用せず、実践的な学習に重点を置いているという。
「カリキュラムは教科書や参考書に沿って進めていきますが、スキル上達には実際に手を動かすことが何よりも重要です。
インプットとアウトプットを繰り返して理論と実践の両方を経験することで、深い理解と技術の向上を目指すことができます。2年という短期間で、学生は実践的な知識とスキルを効果的に身につけることができるんです」
動画クリエイターとしてアイデアを形にするには、シナリオライティング、音楽の基礎、モーショングラフィックスなど、多岐にわたるスキルが求められる。
2年間かけて、企画からディレクション、撮影、編集に至るまで映像制作に関わる全工程を網羅的に学ぶ。
毎月1〜2本、2年間で20本以上の動画制作課題に取り組むため、さまざまな映像表現や手法が身につく。卒業すると学生には専門士という称号が与えられる
「実践を通じて、幅広いスキルを習得するとともに、動画加工に特化した『After Effects』や、写真編集や加工、AI画像生成などを行う『Photoshop』など、動画編集に必要な編集ソフトも使いこなせるようになります」
2年になると、学生は地元企業と連携した企画やインターンシップを通じて実践スキルを学ぶ機会が増えていく。
「インターンや産学連携プロジェクトに参加することで、クリエイティブ思考やチームワーク、コミュニケーションスキルが磨かれていきます。業界での実務経験を通じて、クライアントのニーズを理解し、それに応えるプランニングや制作できる力も身につくんです。ようになるんです。
また、スケジュールや予算などさまざまな制約がある中で、成果を出すための戦略を立てられるようになります」
卒業後、学生には専門士という称号が与えられる。専門士の称号は、大卒の学士や短大卒の短期大学士と同等の学力を持っていることの証明となり、就職や転職活動時において有利に働く。
「2023年3月に初の卒業生を輩出し、多くが映像制作や企業の広報・PR、動画制作クリエイターとして活躍しています。実践を重視したカリキュラムにより、未経験からでも現場で通用するスキルを身につけることが可能です。
『メディア・広告業界で活躍したい』『動画制作で生計を立ていきたい』といった方々のニーズにお応えできる環境が整っています」