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岡山科学技術専門学校で叶える電気・通信業界へのキャリアチェンジ!難関資格の合格実績が豊富!
遠くに住む家族の声が聞けたり、オンラインで気軽に買い物ができたり。インターネットの普及により、私たちの暮らしは便利で豊かなものとなった。この生活インフラを支えているのが、電気・通信業界で働く人々だ。
学生からカギセンの愛称で親しまれている「岡山科学技術専門学校」。映像音響や建築士、自動車整備士など、ものづくりに携わる人材を育成してきた専門学校だ。
インターネットや通信技術の発展に伴い、近年、電気通信業界のスペシャリストを目指す電気通信工学科で学び直す社会人が増えているという。
今回は、岡山科学技術専門学校 入試事務局の大橋さんに話を聞いた。
<岡山科学技術専門学校の公式HPはこちら>
超難関といわれる資格取得も夢ではない
住宅の配線工事や建物内の電気設備設計、さらには5G・6Gといった新しい通信技術の開発など、日本の豊かな未来を担う電気・通信業界。
技術者や開発者が革新的な技術を利用して、さらなる通信速度の向上や安全性を確保しながら、私たちの生活をより便利で快適にしている。
岡山科学技術専門学校の電気通信工学科(2年制)では、電気通信のエキスパートを目指す社会人に向け、実践的なカリキュラムを提供している。特に力を入れているのが、資格取得だ。
「電気設備の工事、修理、点検を行う『電気工事士』や、電気通信工事の現場で工程を管理する『電気通信工事施工管理技士』など、電気・通信分野においては、特定の資格が必要な仕事が多いです。これらの資格は、技術的な知識と実務経験を保証するとともに、作業の安全性と品質を保つ目的も果たしています」
電気通信工学科の学生は、卒業と同時に第二種電気工事士の資格を取得できる。しかし、多くの学生が、卒業後のキャリアアップを視野に入れ難易度の高い国家資格の取得に挑むという。
さらに、同校では、電気主任技術者や第一級陸上無線技術士の資格取得にも力を入れている。学生にとっては取得が困難とされる難関資格だ。
「学生が難関資格取得を目指すうえで障害となるのが、教材の少なさです。教材があっても、実務経験や知識ゼロの初心者が参考書を読んで理解するのは難しいと思います」
電気通信工学科では、学生が理解しやすいように、第一種電気主任技術者の資格を持つ教員がオリジナル教材を作成。さらに、個別指導や試験直前の対策など資格取得に向けたサポートを徹底している。
「電気主任技術者や第一級陸上無線技術士をはじめ、第一種電気工事士や工事担任者第一級デジタル通信といった、さまざまな国家資格にチャレンジできます。他の専門学校や大学では取得しづらい国家資格を取得できるのは、当校ならではの強みです」
2022年度における第一種電気工事士の合格率は、全国平均33.6%に対し、同校の学生は72.0%と、全国平均を大きく上回っている。
※今年度の難関資格取得実績は以下の通り・第三種電気主任技術者 3名
・第一級陸上無線技術士 2名
・エネルギー管理士 1名
難関資格を持つ教員による講義や、提携先企業と協力して作成したカリキュラムの活用など、資格取得に必要なサポート体制が整っている。同校がここまで資格取得に力を入れているのは、多様化する電気分野のニーズに対応するためだ。
「オートメーション化による電気設備の多様化・複雑化、再生可能エネルギーの普及などにより、電気技術のニーズは急速に高まっています。新しい技術や制御システムの導入が進む中で、専門資格を持った技術者の価値はますます高まっているんです。
そのため、できるだけ多くの資格を持つことで、電気工事や電気設備の保守・運用に関する技術者として、幅広い分野で活躍できます」
めまぐるしく変化する市場の動向を踏まえ、電気通信工学科のカリキュラムは最新の技術トレンドや規制、安全基準に対する理解を深められる設計となっているのだ。
「『資格=専門知識と技術の証明』になるので、持っている資格が多いほど、昇進の機会やキャリアアップのチャンスに恵まれます。また、複数の難関資格を持つことで、大規模プロジェクトへの参加や独立開業などの新たなキャリアパスが開けていくんです。電気通信業界において多くの資格を持つことは、個人のキャリアと市場価値を高める可能性を秘めていると思います」
取得資格数の多さは、就職活動時にも有利に働くと大橋さんは続ける。
「資格は、自身のスキルや能力をアピールする大きな材料となります。資格を取るには努力や勉強が必要であり、その過程で身につけた学習意欲や向上心も応募先から高く評価されるんです。卒業生の活躍は就職先の企業様から高く評価されており、本校へも毎年多くの求人が寄せられています」
以前に比べて、リーダーや管理職に就く女性もわずかながら増えており、女性を積極的に採用する企業も増えている傾向にあるという。
「女性の社会進出が目覚ましい現代社会において、電気・通信業界でも女性の活躍が期待されています。少数ではありますが、電気通信工学科にも女性が在学していますので、卒業後、電気・通信業界でキャリアを切り開いていってもらいたいです」
同校では、社会人のキャリア形成をサポートする専門実践教育訓練給付制度を活用できる。
「専門実践教育訓練給付制度は、支払った学費の一部が給付されるキャリア支援制度です。当校の場合、電気通信工学科・食品生命科学科・測量環境工学科・二級自動車工学科が給付制度の対象となり、最大で112万円が給付されます。経済的な負担が減り学業に専念できるので、ぜひご活用ください」