崎村調理師専門学校で和・洋・中から製菓・製パンまで多彩な調理を学び調理師の夢を叶えよう!

年齢に関係なくチャレンジできるのも調理師の魅力 神奈川県小田原市にある崎村調理師専門学校は、食を通して社会に貢献する調理師の育成に力を入れています。1970年の設立以来、多くの調理師を輩出してきました。 「調理師免許は、年齢に関係なく取得できます。調理師の知識やスキルは、仕事はもちろん、日常生活でも活かせる場面が多く、新しいキャリアとして目指す方が多いんです。何かを始めるのに遅すぎるということはありません。実際、当校には調理師を志す多くの社会人経験者が入学しています」 同校には20代から40代まで幅広い年代の社会人が在学しています。また、定年後の第二の人生として、今後の食生活に活かして行くため、調理師資格を取得するケースもある。 「一度は社会に出たものの、調理師への夢を諦めきれずに脱サラしてチャレンジする方や、家族に健康でおいしい料理を作りたいという方など、入学のきっかけはさまざまですね」 学生のほとんどが料理経験ゼロからのスタートだと言いますが、同校では料理の基礎からしっかりと学べるカリキュラムを提供しています。 「経験豊富な講師陣が包丁の持ち方から砥石の種類や扱い方、研ぎ方など調理の基礎を丁寧に指導するので、ご安心ください。実際、料理の経験がない方はフラットな状態で学ぶべるので、新しい知識や技術を吸収しやすい学生が多いように感じます」 学生たちは、自分で研いだ包丁を使って大根の桂剥きをしたり、魚を捌いたりと、基本的な調理技術を学んでいます。 「自分で研いだ包丁を使うことで、姿勢や包丁の角度など自分の癖を知るきっかけになります。包丁の切れ味の良し悪しは、料理の味わいや見た目に大きく影響します。すべての料理は、包丁の研ぎ方から始まると言っても過言ではありません」 和洋中に製菓・製パンとさまざまな料理を学べる 調理の基礎を身につけた後は、和食、洋食、中華料理から製菓や製パンまで、さまざまな調理法を網羅的に学んでいきます。 「調理師を育成する専門学校の多くは、1年目に基礎を学び、2年目は選択制となるのが一般的です。フランスやイタリア料理を極めたい人は西洋料理コースを、パティシエを目指すのであれば製菓コースを選択することとなります。 当校では、全員が和食、洋食、中華料理や製菓・製パンなどあらゆるジャンルの調理実習を行います。多様な料理技術を身につけることで、ビストロで和食の要素を取り入れた創作フレンチメニューを考えたり、料亭で中国料理のまなかいを作ったりすることもできるんです」 同校の卒業生である小泉さんも、在学中に学んだ幅広い調理技術が就職先で役立ったと言います。 「卒業後、私は洋食をベースにした創作料理を提供するホテルに就職しました。お客様の9割以上が外国人で、日本料理を希望する方もいらっしゃいます。魚介で出汁を取ったり、和食を取り入れた創作料理を提案したりできたのは、専門学校での学びがあったからこそです。2年間でさまざまな料理技術を覚えるのは大変ですが、将来の糧になると思います」 実践力を身につける企業研修(インターンシップ) 実践的なスキルを学べる機会を増やすため、同校では企業研修(インターンシップ)にも力を入れています。企業研修は、2年間で合計3回、各2週間行うそうです。 「研修を通じて、職場の雰囲気や自分が働いたときの具体的なイメージを把握できるようになります。料理人としての厳しさや大変さを肌で感じると同時に、やりがいや楽しさも味わえる貴重な機会です」 研修先は、ホテルや料亭、レストランなどさまざまで、副校長自らが学生一人ひとりの要望・適性に合わせて選んでいると言います。 「当校は学生と教員の距離が近いので、『実習先が合わなかった』『パティスリーで働いてみたい』といった悩みや要望を気軽に相談できます。自分の希望や条件に合う場所で研修できるので、研修先にそのまま就職する学生が多いのも当校の特徴です。教員と学生の密なコミュニケーションが信頼関係を育み、ミスマッチのない職場選びにつながっていると思います」 多くの卒業生が、ホテルや旅館、ゴルフ場施設・結婚式場のレストラン、企業の社員食堂などで調理師として活躍しています。 「飲食業界では、調理師の人手不足が深刻な状況です。このため、未経験者を採用する企業が増えており、現状では調理師の職に挑戦する門戸が広がっています。調理師は何歳からでも取得ができ、また生涯にわたって働き続けられる魅力的な仕事です。食に興味がある方はぜひ、当校で調理師というキャリアを一緒に切り開きましょう」