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薬日本堂漢方スクールで始める新しい健康ライフ!家族や自分の健康を守る
新型コロナウイルス感染拡大がきっかけで、感染症の予防や免疫力向上など人々の健康に対する意識は高まっています。漢方にも注目が集まっており、漢方を学べる教室や講座も人気です。
「薬日本堂漢方スクール」では、年間延べ15,000人以上が受講しており、モデルでタレントのアンミカさんも同スクールで漢方養生指導士の資格を取得しています。
今回は、薬日本堂漢方スクールの講師であり、薬剤師でもある鈴木養平さんに、同スクールのカリキュラムの特徴について話を聞きました。
<薬日本堂漢方スクールの公式HPはこちら>
コロナ禍で注目される漢方医学で体調管理から病気予防までが可能
創業50年以上の歴史を持つ漢方相談専門店・薬日本堂が運営を手がける「薬日本堂漢方スクール」。漢方の基本的な考え方から、漢方薬の基礎知識、薬膳やツボなど幅広く学べるスクールです。
「当スクールの受講生は、医療従事者以外の一般の方々が大半を占め、30〜60代まで幅広い年齢の方々が参加しています。自分自身の心身の不調はもちろん、家族やパートナーの健康を考えて受講される方が多いですね」
特に最近は、30〜40代の女性受講者が増えているといいます。
「女性は、男性に比べてホルモンの影響を受けやすく、生理や更年期など、ホルモンバランスの変化に伴う不調を感じやすい傾向にあります」
不安や集中力の低下、倦怠感などの症状は数字にはかれるものではなくまわりから理解されにくいため、我慢してしまう女性は多くいます。
「生理痛やPMS、手足の冷えやむくみ、イライラといった女性特有の心身の不調の改善は、漢方が得意とする分野です。病名がつかない心身の不調にもアプローチできるので、『なんとなく体がだるい』『気分が優れない』といった症状に悩む女性にこそ、漢方をおすすめします」
現代医学が病気や疾患にアプローチするのに対し、漢方の場合は未病に着目し体質を根本から整えることで、病気の予防や症状の改善を目指します。
「同じ不摂生をしても、例えば、Aさんは寝つきが悪くなり、Bさんは疲労感や倦怠感を感じやすくなるなど、人によって症状が異なるんです。もともとの体質によって、不調が出やすい部位やタイミングも異なります」
漢方では、こういった心身の不調を早く見つけて、病気になる前に治すことを目的としています。
「漢方の知識を身につけることで、自分の体質や症状を理解できるようになり、体調の変化にも気づきやすくなります。適度な運動や体質に合った食事など、健康的な生活習慣を身につけることで、QOL(生活の質)向上に役立つでしょう。体質や季節、環境に合わせて取り入れられるので、ぜひ自己管理に役立てていただきたいですね」
同スクールでは、日々の暮らしで役立つ漢方の基礎を学べる「漢方養生指導士 ベーシック」、体質や症状に合わせた養生生活のアドバイスができる「漢方養生指導士 アドバンス」など合計7種類の資格取得コースがあります。
「多くの受講生は、『漢方養生指導士 ベーシック』から学び始めます。ベーシックコースでは、漢方の歴史、基本的な考え方、体質タイプ別ライフケアついて学びます」
修了後には認定証明書が授与され、自分自身や家族の健康づくりに活かせる基本的なスキルが身につきます。
「日常生活での養生に関するアドバイスもできるようになります。『漢方養生指導士 ベーシック』は、漢方や養生に興味がある方、または自分で健康を管理したいと考える方におすすめですね」
さらに詳しく学びたい場合、次のステップとして『漢方養生指導士 アドバンス』があります。
「『漢方養生指導士 アドバンス』は、からだを診る力を養い、養生を実践できる技術を身につけるコースです。
身近な不調のとらえ方をはじめ、季節や体質に合わせた適切な養生法の提案ができるようになります。仕事の幅を広げたいという目的で、アドバンスを受講される方もいらっしゃいます」
さらに専門的な知識を求める方は、「漢方養生指導士漢茶マスター」や「漢方養生指導士薬膳マスター」といった高度なコースも受講できます。漢茶(薬膳茶)や薬膳料理に特化した知識とスキルが身につくため、専門的なアドバイスや指導も可能です。
「資格取得を目指すコースのほか、はじめての方でも気軽に学べる1DAYセミナーも定期的に開催しています。漢方入門から薬膳、ツボ、舌チェック、不調別ライフケアなどジャンルも豊富で、青山校・大阪校での通学に加えて、オンライン受講もご用意しています。
漢方養生指導士は、医師や薬剤師ではないので、病気の治療や薬の処方はできませんが、健康維持や改善のためのアドバイスを行うことが可能です。近年、健康志向の高まりとともに、漢方や養生の需要は増加しており漢方養生指導士の活躍の場も広がっています。新たなキャリアとして、漢方養生指導士も検討してみてはいかがでしょうか」