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夜間部では週3回の授業でデザイン職種の基礎から応用までの技術が身につく！「北海道芸術デザイン専門学校」
“bisen（ビセン）”の愛称で親しまれる「北海道芸術デザイン専門学校」は、1961年の開校以来、延べ1万人以上のクリエイターを育成してきた。現在、グラフィック、イラスト、Webデザイン、ゲーム、建築、インテリアなど5学科14専攻を設置し、昼間部と夜間部を合わせて約470名の学生が在学している。
以前は、中学・高校を卒業したばかりの学生がほとんどだったが、近年では、社会人や大学・短大卒業後の入学者が増加。その背景には、コロナ禍でリモートワークや副業が急拡大したことで、専門スキルを身につけてキャリアアップや転職を希望する人が増えたことが挙げられる。
北海道札幌市にある北海道芸術デザイン専門学校でも、この傾向は顕著である。2023年度の入学者は、社会人や大学・短大卒業後の割合が全体の約2割を占めた。
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業界未経験からクリエイターへ
北海道芸術デザイン専門学校の夜間部では、挿絵からリアルイラストまで幅広い技術を学ぶ『イラストレーション専攻』や、多様な表現技法を身につけることができる『絵画芸術専攻』を含む6つのコースが設置されている。
「夜間部で学ぶ学生の約50％が社会人です。彼らは、『進学イベントの企画に関わりデザインに興味を持つようになった』『定年退職後の新たなキャリアとしてデザインスキルを習得したい』など、さまざまなきっかけでデザインを学んでいます」（渡邊さん、以下同）
北海道芸術デザイン専門学校 広報の渡邊直樹さんによれば、幼い頃からの夢を叶えるため、転職やキャリアチェンジ以外の目的で学び直しを選択するケースもあるそうだ。
「両親の期待に応えるために大学へ進学して一般企業に就職したものの、クリエイターへの夢を諦めきれず、働きながら通学する社会人は多くいます。やりたいことをやって悔いを残さない人生を送りたいと、夢を追い続ける彼らの姿は、クラスメイトに良い刺激になっています」
夜間部に在学する社会人の年齢層は10〜60代とかなり幅が広いが、転職は可能なのだろうか。
「Webデザイナーやグラフィックデザイナー、動画クリエイターなど、人手不足が深刻化しているため、職種によっては年齢が上がってからの転職も十分に可能です。すぐに転職するわけではなくても、ここで身につけた技術・スキルは、現職で活かしたり、副業として新たなビジネスを始めたりするきっかけになります」
週3回の授業だから働きながら無理なく通える
クリエイターを養成する学校はほかにもあるが、なぜ社会人の多くは北海道芸術デザイン専門学校を選ぶのだろうか。広報担当として、これまでオープンキャンパスや説明会の企画・運営に携わってきた渡邊さんは、その理由を「働きながら無理なく学べる環境」と答えた。
「夜間部は週3回制（月・水・金）なので、毎日学校に通う必要がありません。そのため、日中は働きながら学ぶ社会人にとっては通いやすいのだと思います」
夜間部は、授業日数が昼間部よりも少ないだけでなく、授業時間18:30〜21:30と短くなっている。昼間部では、授業時間中に基礎的な知識や技術を身につけた後、演習、課題・レポートなどでアウトプットを強化していく。一方、夜間部は、授業時間中に学習する内容が限られるため、自己学習で不足分を補わなければならない」
イラストレーション専攻では、イラストだけでなくデザインの基礎も学び“デザインができるイラストレーター”を目指す。
「アウトプットの機会を増やせるよう、スクーリング以外の日も校舎を開放し、校内の設備や実習室を自由に利用できるようにしています。これは、『作業が思うように進まない』『集中して課題制作に取り組みたい』、『企業に提出するポートフォリオを制作したい』など、さまざまなニーズに応えるためです。たくさんのデザインを制作し、ビジュアルの引き出しを増やすことで、センスは磨かれていきます」
同校では、夜間部の学生が自己のスキルとクリエイティブな表現を最大限に発揮できるサポート体制が整っている。ポートフォリオの制作指導や企業訪問など、学生の夢を叶える就職サポートも万全だ。
「開校して60年以上の歴史を持つ本校は、北海道内のデザイン会社との強固なネットワークを有することが大きな強みです。毎年80%以上の学生が、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、イラストレーターなど、希望するデザイン職種への就職を実現しています」
手に職を就けたい。
クリエイターとして活躍したい。
デザイン業界へのキャリアを検討している人はぜひ、北海道芸術デザイン専門学校でその夢を叶えてみてはどうだろうか。
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