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東京グローバルビジネス専門学校で学べば英語・韓国語・中国語・日本語のクァドリンガル(4ヶ国語)も可能に!
2020年度から始まった大学入試改革。従来の英語試験では「読む・聞く」しか問われなかったが、大学入試改革以降は「読む・聞く・書く・話す」の4技能が導入される。グローバル化が進む昨今、国際競争力を高めるために「話す・書く」といったスキルを強化していくことが狙いだ。
こうした流れを受け、「東京グローバルビジネス専門学校」では英語、中国語、韓国語の3ヶ国語を習得できるカリキュラムを提供している。教員の小林さんは、「競争の激しいグローバル社会を生き抜くには、英語以外の言語も求められる」と語学力の重要性を説く。
語学学習を挫折する人も多いが、なぜ同校は2年間で3ヶ国語の言語習得が可能なのだろか。同校のカリキュラムの特徴について話を聞いた。
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多言語スキルでグローバルキャリアを築く
スイスの国際経営開発研究所(IMD)が、世界64ヶ国をの経済状況を評価する「世界競争力ランキング2023」を発表した。日本の競争力は、過去最低の35位という結果となった。
世界各国のグローバル化が進む中、日本の世界競争力は悪化の一途を辿っている。その要因のひとつが、語学力不足だ。
英語は、国際的なビジネスやコミュニケーションの共通言語であるが、日本人の英語力は世界最低クラスといわれている。実際に国際語学教育機関『EFエデュケーション・ファースト』のランキングでは、2023年度は113ヵ国中87位にランクインしているのだ。
海外ビジネスの成功には、現地の文化やビジネス慣習を理解することが鍵となるが、語学力不足がその理解を妨げてしまう。海外企業と円滑なコミュニケーションが取れず、ビジネスの交渉や契約締結が難しくなる。
さらに、海外の優秀な人材確保のチャンスを逃し、企業のグローバル化が進まなくなってしまうのだ。
「日本がグローバル競争に勝ち抜くためには、語学スキルの向上が不可欠です。そのためには、学校教育における英語教育の充実や国際交流の機会を作ることが重要だと考えています」(小林さん、以下同)
「英語×中国語×韓国語」3ヶ国語の言語習得にチャレンジ
東京グローバルビジネス専門学校「国際ビジネス学科」では、ネイティブスピーカーによる授業やインターンシップ制度の導入など、グローバル人材の育成に積極的に取り組んでいる。
同学科では、英語に加えて、韓国語・中国語を含めた3ヶ国語の言語スキルを身につけられる。トリリンガル(3ヶ国語)、クァドリンガル(4ヶ国語)を目指すことも可能だ。
「第二言語をマスターするには、各言語の基礎を身につけることが重要です。例えば、中国語なら声調の理解、韓国語ならハングルの書き順、英語なら英単語の覚え方の習得など。ネイティブ講師が、観光からビジネスまで、シーンに合わせたレッスンを行います」
文法の違いや発音の難しさなど、語学学習に苦手意識を持つ人は少なくないが、同校ではどのように学生の学びをサポートしているのだろうか。
「ただ単にネイティブ講師が教科書を読み上げるのではなく、K-POPや韓国ドラマ、中国映画などを題材にして授業を行います。
例えば、K-POPの歌詞を通じてリスニングスキルを鍛えたり、韓国ドラマで使われているフレーズを取り上げたり。興味のある分野をテーマにすることで、より楽しくモチベーション高く学習を勧められます。
異国のカルチャーを組み込むことで、言語の背後にある文化や習慣にも理解を深める機会にもなっていると思いますね」
在学中、中国政府が認定する資格「HSK検定4級」やTOEICなどにも挑戦できる。英語学習がほぼ未経験の状態からTOEIC950点を取った学生もいる。小林さんは、「語学上達のコツは、間違いを恐れず話すこと」だと断言する。
「日本人は、文法通りに正しく話そうとする傾向があります。文法や発音のミスを恐れて、話すのをためらってしまう。しかし、文法や単語の覚え方も大事ですが、アウトプットの機会が多いほど語学は上達します」
プレゼンテーションスキルや経営ビジネスについても学べる
同校の魅力は、多彩な語学スキルを身につけられることだけではない。Microsoft office Specialist(MOS)や日商簿記、貿易実務といったさまざまなビジネス資格を取得できる。
「キャリアプランや興味・関心の高い職種・業界に合わせて、実践的な資格取得をサポートします」
同学科では、人材マネジメント、企業経営論、デジタルマーケティングなどの経営ノウハウにも焦点を当てている。特に力を入れているのが、2年次に行う授業科目の『ビジネスプランニング』だ。
「自分が起業するとなった場合、ビジネスプランから人件費・家賃・減価償却費などの経費の計算、売上予測、事業計画に至るまで全てを学生に考えてもらいます。計画内容は、卒業前のプレゼンテーション大会(TGB杯)で発表するというものです。
実践的なビジネスプランニングを身につけるため、学生は起業家や経営コンサルタントからアドバイスを受けることもできます」
卒業後、在学時に発表したプレゼン内容を元に企業し事業展開している卒業生もいるという。
「在学中に取得した資格を活かし、将来的には経営者になる人材を育てることが、当校が目指す目標のひとつです。当校で身につけた語学スキルや資格を活かして、キャリアにつなげてもらいたいと思います」