日本指圧専門学校で生涯役立つスキルを!あん摩マッサージ指圧師がおすすめな理由

日本指圧専門学校の授業風景

東京都文京区にある「日本指圧専門学校」。日本で唯一の指圧を専門的に学べる教育機関として、1940年に浪越徳治郎が創設した専門学校です。

現在、あん摩マッサージ指圧師として活躍する卒業生の多くが、未経験からスタートした社会人だという。

「実は私も、業界経験ゼロの状態から本校に入学し、あん摩マッサージ指圧師の資格を取りました」

同校で教務課長を務める高橋 雄輔先生は、そう言って笑った。日本指圧専門学校では、基礎を一から学ぶ座学と豊富な実習カリキュラムにより、3年であん摩マッサージ指圧師資格(国家資格)を取得できる。

高橋 雄輔先生に、同校のカリキュラムの特徴について話を聞いた。

<日本指圧専門学校の公式HPはこちら

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あん摩マッサージ指圧師は圧倒的な売り手市場にある

輪になって指圧を見学する人たち

少子高齢化や労働人口の減少、都市部への人口集中などの要因により、多くの業界・職種で人手不足が深刻化している。

あん摩マッサージ指圧師もその例外ではない。多くの病院や診療所、整骨院・接骨院が、「優秀な人材が見つからない」「人手が足りていない」と嘆く。

一方、高齢化社会の進展や健康意識の高まりなどに伴い、あん摩マッサージ指圧師の需要が伸びている。

売り手市場にある、あん摩マッサージ指圧師の平均年収は、約423万円※。過去5年間で10万円近くアップしているのだ。
※厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査

この結果を受け高橋さんは、テレワーク導入で人々の健康意識が高まったことも、ニーズが急激に拡大した要因だと分析する。

肩こりに悩む女性

「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、多くの企業が出社を制限し、テレワークに切り替えました。在宅勤務になることでオフィスへの移動がなくなり、その結果、運動の機会が自然と減ります。コロナ禍以降、医院では、肩こりや腰痛といった体の不調を訴える患者が増えているんです」

高齢化社会の進展や働き方改革の推進などにより、あん摩マッサージ指圧師の需要は今後も高まっていくだろう。そのため、人手不足の解消が急務だといえる。

「定年退職という概念が変わりつつあり、生涯働き続ける時代がすくそこまでやってきています。『今の働き方で良いのだろうか』『自分の市場価値を高めるためにどうすべきか』とキャリアに悩む社会人にとって、あん摩マッサージ指圧師は魅力的な仕事だと思いますね」

練習の積み重ねと医療知識の習得を徹底

天井が斜めの教室で講義

同校では、3年間であん摩マッサージ指圧師の国家試験受験資格を得られる。3年間で87単位(2490時間)を履修することが条件だ。

「東洋医学に基づき、体の不調を改善する手技治療のスペシャリストです。問診や触診などで不調の原因を探り、あん摩・マッサージ・指圧、3つの技法を用いた『手技』で症状に合わせた最善の治療を行います。

指圧は、主に母指で全身を押圧して疾病を予防、治療する日本で生まれた技術です。あん摩というのは、擦る(軽擦)、揉む(揉捏)という手技を用います。このほか、曲手(きょくで)や叩打法(こうだほう)など多彩な手技を使って治療を行うのがあん摩マッサージ指圧の特徴です」

指圧やあん摩といった手技を正しく使うためには、解剖学や生理学といった医学の専門知識が必要となる。1年次前期は、基礎医学から東洋医学まで、幅広い専門知識をインプットしていく。座学と並行して、基礎技術を身につける実技授業もスタートする。

「当校は、あん摩マッサージ指圧師や東洋療法系の資格を持つ教員が授業を担当します。現場経験が豊富な教員から、臨床現場で活きる技術を学べる貴重な機会です」

指圧練習をする多くの学生

そして、2年次に入ると、患者の病状や症状に合わせてマッサージの強さ・手技を調整する応病操作、患者を診るのに必要な診察法なども身につけていく。2年次後期からは、実際に患者さんを治療する臨床実習が本格的に始まる。

3年次の臨床実習では、受付や記録などの業務も含め、実際に治療院で働くことを想定した流れで授業を行う。

臨床実習では、学生の親族や知人、学校の近隣に住む方に協力をお願いすることが多いという。高橋さんは、「患者様とのコミュニケーションの取り方や、実践的な診療技術をインプットしてもらいたい」と話す。

「腰痛や手足のむくみ、胃もたれなど、誰1人として症状が同じ人はいません。実技授業や臨床実習を通じて、カウンセリング力や臨機応変な対応力を養ってもらえたらと思います」

多くの外国人学生の授業

あん摩マッサージ指圧師の資格取得が可能な専門学校がたくさんあるなかで、同校では実技・実習の時間を多く取り入れている。実技・実習授業の多さに惹かれ、多くの社会人が同校の門を叩く。

「当校は、授業が9:00〜12:15までの昼間部と、18:00〜21:15までの夜間部、2つのコースがあります。昼間部は主婦の方が多く、夜間部はサラリーマンが多い傾向です。選べます。学校全体の平均年齢が35~38歳で、50代や60代の方もいらっしゃいます。幅広い年齢の社会人が在学しているので、ご安心ください」

同校では、単に国家資格を取るためだけでなく、あん摩マッサージ指圧師として現場で通用する多様なスキルが身につくカリキュラムが整っている。

「手に職を就けたい」「定年後も働き続けられる資格を取りたい」という方は、日本指圧専門学校であん摩マッサージ指圧師の資格の取得に挑戦してみてはどうだろうか。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。

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