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学校法人森学園ICT専門学校では教員と二人三脚で夢を掴む!留学生の就職率95%以上
2015年4月、兵庫県明石市に開校した「学校法人森学園 ICT専門学校」。プログラマーやシステムエンジニア、WebデザイナーといったIT人材の育成に力を入れている専門学校です。現在、日本人学生だけでなく、ベトナムやネパール、中国など多くの留学生が在学しています。
今回は、学校法人森学園 ICT専門学校で教員を務める柳田康人さんに、同校ならではの特徴や卒業生の進路について話を聞きました。
<学校法人森学園 ICT専門学校の公式HPはこちら>
外国人留学生の就職率95%!
日本で就職を希望する留学生の割合は約60%です。そのうち、専門学校や大学を卒業後に日本国内で就職に成功した学生の割合は約43.4%※となっています。
※(出所)法務省:出入国在留管理庁「令和元年における留学生の日本企業への就職状況について」
「昔に比べて外国人留学生を積極的に採用する企業は増えていますが、留学生の就職率は依然として低いままです。主な原因として、企業側と留学生側双方でミスマッチが起きていることが挙げられます。多くの留学生には日本の社会や働き方への理解が不十分であり、一方で企業側も留学生のポテンシャルを適切に評価する方法や選考基準についての課題が多いのが現状です」
また、日本独自の企業文化や働き方になかなか馴染めないことも留学生の就職に大きな影響を与えています。『日本で働きたい』という留学生の想いを叶えるためには、日本語スキルの向上や日本社会への理解を深めることが急務だと言えるでしょう。
そんな中、ICT専門学校では、留学生の受け入れ開始から数年で、外国人留学生の就職率95%という高い実績を誇ります。
技術はもちろん、ヒューマンスキルを身につける
「当校には、システムエンジニアやWebデザイナーなどIT業界での経験豊富な専任のキャリアコンサルタントが、学生の夢を全力でパックアップしています」
柳田さんによれば、留学生が日本で就職を成功させるためには技術だけでなく、ヒューマンスキルが重要だと言います。柳田さん自身、指導の過程で時折、留学生に対して厳しく叱咤することがあるとのことです。
「外資系企業と違い日本企業は、チームワークや協調性を重視する傾向にあります。そのため、ただ単に技術力が高いだけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ、チームワーク、課題解決能力など、人間関係を円滑に進めるために必要なヒューマンスキルが大切です」
学生のうちに物事への考え方や生活態度などもアドバイスすることで、新しい環境や日本社会で働くために必要な異文化適応力が身についていきます。
「指導する立場として、学生に厳しく言うこともありますが、ネパール人留学生が当校のことを『家族のような存在』と言ってくれたことがあり本当に嬉しかったです。単に教員と学生という関係性よりも、親子のような深い絆に近いかもしれませんね」
一人ひとりの学生に熱心に向き合う指導が、高い就職成功率につながっています。また、少人数制クラスのため疑問点を気軽に質問でき、実践に役立つスキルを学べることも同校の大きな特徴です。
少人数制のクラスだから気軽に質問できる
同校では、WEB系システムエンジニアや組み込み系システムプログラマーを目指す「WEBシステム科」と通信制でシステムエンジニアを目指す「ロボット・ゲーム科」、2つの学科があります。
「1クラス10名と少人数クラスのため、学生が気軽に質問できるのが大きな強みです。人前で発言することに抵抗がある方も疑問点を質問しやすく、『理解できないまま授業が進む』という心配がありません」
また、少人数制により、教員の目が行き届きやすく学生一人ひとりの学習理解度や課題をより具体的に把握できるようになります。
今後は日本人のために
「IT業界での経験豊富な教員が丁寧にレクチャーを行うので、PC操作が不慣れな方やプログラミング学習が初めての方でも安心して学べる環境です。2015年の開校から1年が経ち、少しずつではありますが、教員と学生間の人間関係を構築するノウハウも蓄積しています。教員と学生が密なコミュニケーションを取りながら、二人三脚の精神で一人ひとりの夢を実現するサポートができれば嬉しいです。これからは、日本人クラスにより重心を置き、ホスピタリティとヒューマンスキル向上を重視した体制で臨んでいきたいと思います