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WIZ-DOG ACADEMYでは未経験からのドッグトレーナーを育成
ドッグトレーナーは、人と愛犬が幸せな生活を送れるようにサポートするしつけのプロ。無駄吠え、食糞、噛みつきといった犬の問題行動に悩む飼い主にとって、心の拠り所となる大事な存在です。
新型コロナウイルス感染症の影響で犬を飼う人が増え、ドッグトレーナーのニーズも年々高まっています。
今回は、ドッグトレーナー養成スクール「WIZ-DOG ACADEMY」の講師で現役ドッグトレーナーの石川恭平さんに話を聞きました。
<WIZ-DOG ACADEMYの公式HPはこちら>
年齢に関係なく誰でもチャレンジできる
ドッグトレーナー・ドッグセラピストの養成スクール「WIZ-DOG ACADEMY」では、東京や神奈川の関東エリアを中心に、大阪府や兵庫県、岡山県など各地で教室を開催しています。時間割を設けていないため、自分のペースに合わせて受講できるのが同アカデミーの特徴です。
「未経験からプロになるために、様々なコンテンツをご用意しており、自由に選択して受講をすることができるカリキュラムです。プロのドッグトレーナーを目指す「ドッグトレーナーコース」ではトレーナーに必要な訓練技術、動物行動学などの専門知識を習得できるカリキュラムとなっております。他にもドッグセラピーやドッグダンスなどのコンテンツもご用意しております」
受講期間の目安は、ドッグトレーナーコースで2年間。いずれも時間割は設けておらず、会社が休みの土日に通う方も多いと言います。
「当アカデミーの大きな特徴は、自分のペースに合わせて通える点です。お子さんを保育園に預けた後や仕事が休みの週末など、空いた時間をうまく使って学べるので、働きながら学ぶ方や子育て中の方も多く在籍しています」
受講生の年齢層は20代から60代までと幅広く、特に40代から50代の方が全体の7割以上を占めています。
「年齢に関係なく活躍できるため、異業種からドッグトレーナーへのキャリアチェンジを目指す方が多くいます」
自宅で犬を飼っていない方やトレーニング経験がない方でも、プロのドッグトレーナーとして活躍できるよう、実技を豊富に取り入れた授業を提供しています。
ケーススタディを通じてトレーニングの理論と実践を学ぶ
「当アカデミーでは、犬のトレーニングにおいて叱ったり制限したりするのではなく、褒めて成長させるアプローチに重点を置いています。犬を褒めて伸ばすためには、その瞬間の犬の考えや意識に対して適切に判断する能力が欠かせません。この判断力や理解力は、多くの犬と触れ合うことで養われていくものです。そのため、当アカデミーでは実践的な授業を多く設けており、実際に犬と関わりながらトレーニングの方法や理論を学んでいきます」
おすわり・待て・伏せ、アイコンタクトといった基礎トレーニングを通して、犬のほめ方を学んでいきます。その後、しつけ相談で多い事例を取り上げたケーススタディを実施。
WIZ-DOG ACADEMYは、養成スクールとしては珍しく愛犬と一緒に通うことができる。
「しつけ教室に参加する飼い主様からよくご相談いただくのが、トイレの失敗、無駄吠え、散歩中の引っ張り、そして分離不安症などです。代表的な問題行動の事例を取り上げ、講師とともに実践&ディスカッションを繰り返しながら各ケースに対する改善方法を学んでいきます」
さらに、犬の年齢や性格による特徴、問題行動が発生した際の飼い主の対応法などについても、具体的な事例を通じて学びながら効果的なトレーニング方法を習得していきます。
「愛犬へのしつけがきっかけでドッグトレーナーを目指す方が多く、基本的には愛犬と一緒にトレーニングを受けていただいています」
ドッグダンスを学べる
ドッグトレーナーやドッグセラピストの育成だけでなく、同アカデミーではドッグダンスにも力を入れています。
「飼い主(ハンドラー)と愛犬が音楽に合わせて一緒に踊るドッグダンスは、服従訓練のひとつとして1980年代から始まった新しいドッグスポーツです。犬と飼い主が楽しみながらトレーニングできるドッグダンスは、愛犬との絆を深める究極の方法といっても過言ではありません」
ドッグダンスコースでは、人の股の間をすり抜けるウィーブ、飼い主の周りをクルクルまわるアラウンドなどのトリックを中心に、選曲方法やドッグダンスの作り方なども習得できます。
「ドッグダンス技術やノウハウを身に付けることで、ドッグダンスイベントや大会で活躍できるだけでなく、しつけ教室の運営やドッグセラピー活動にも役立ちます。愛犬との信頼関係を深めることが問題行動の改善にもつながるので、ドッグトレーナーを目指す方にはぜひドッグダンスにもチャレンジしていただきたいです」