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東京栄養食糧専門学校なら未経験からでも調理もできる栄養士への挑戦できる
東京都世田谷区の閑静な住宅街にキャンパスを構える「東京栄養食糧専門学校」。食育栄養インストラクターやフードアナリスト、日本ハーブ検定といった、食に関わるさまざまな資格を取得できる専門学校です。
今回は、東京栄養食糧専門学校 教務部 就職進路課の鈴木健一先生に、同校で学べる内容やカリキュラムの特徴、卒業生の進路について話を聞きました。
<東京栄養食糧専門学校の公式HPはこちら>
学生一人ひとりの“やりたい”を叶える場所
都内の専門学校で唯一、栄養教諭一種・二種免許の取得も目指せる東京栄養食糧専門学校。医療や美容、スポーツ、福祉・介護など幅広い分野で活躍できる“食と栄養と美のスペシャリスト”の育成に力を入れています。
「当校は、4年制の管理栄養士科と2年制の栄養士科、そして2020年に新設されたカラダに優しい健康的なスイーツ作りのプロを目指健康スイーツ研究科を含めた合計3つの学科があります。このうち社会人経験者が多いのは、栄養士科です」(鈴木先生、以下同)
栄養士科の定員200名中、社会人の割合は多いときで全体の約3割。そして、そのほとんどが異業種からのキャリアチェンジを目指す学生だと言います。
「長年、調理師として活躍してきた方が『栄養バランスの整った献立を立てられるようになりたい』とダブルライセンス取得を目指して入学するケースもあります。また、趣味の料理を根本から学び直すために60代で栄養士資格を取得した方もいますし、新しいことにチャレンジするのに経験の有無や年齢は関係ありません」
1947年の開校以来、数多くの優秀な栄養士を輩出してきた東京栄養食糧専門学校 栄養士科では、即戦力となる人材を育成するカリキュラム・制度が整っています。
1.料理ができる栄養士を育てる豊富な実習授業
「当校の一番の特徴は、調理実習の時間が多い点です。短大や大学で学ぶような調理学の実習ではなく、日本料理店で料理長を担当していた方や某有名ホテルのフレンチレストランで統括料理長を務めていた方など、現場経験が豊富な講師が和洋中それぞれの実習授業を担当します。質の高い技術を学べるのは、当校ならではの強みですね」
さらに、栄養士科2年次には給食実務実習がスタートします。
「給食実務実習は、女性が多い専門学校の在校生100〜150名に給食を提供することを想定した大量調理の実習です。栄養バランスを考えた献立作成から調理・提供まで、大量調理に必要な一連の流れ・作業を身につけていただきます。健康バランスを考えた献立を立てられるのはもちろん、プラスα調理もできる栄養士は現場で重宝されますから」
学内の実習室には、焼く・煮る・蒸すが一台でできるスチームコンベクションオーブンをはじめ、大型回転釡や立体炊飯器といった大量調理機器を完備。
「大量調理の授業で作った料理は、学内にある食堂のランチで提供しています。料理を食べた職員や学生から、『今回のメニュー、めちゃくちゃおいしかったです』『また食べたいです』といったリアルな声を聞けるので自信につながりますよね。喜ぶ学生たちの笑顔を見ると、私も嬉しくなります」
2.興味のある分野の専門性を高められる
「1年次は食品学や給食計画実務論、基礎調理学実習といった栄養士に必要な基本的な知識・技術を学びます。1年目の基礎分野は、全学生共通の履修科目です。2年次からは、より興味のある分野の専門性を学べるようコース選択制を導入しています」
栄養士科のコースは、こども・食育コースや健康スポーツコース、健康・美容コースを含めた全5コース。
「赤ちゃんの月齢にあわせた離乳食の作り方や病気の方にお出しする臨床栄養学の実習など、専門分野の知識やスキルを身につけていきます。コース選択の際、学生に伝えているのが、必ずしもキャリアと紐づける必要はないということ。将来何をやるか、どういったキャリアに進むかも大切ですが、楽しく勉強してもらいたいので自分が今やりたいと思うことを優先しようと伝えています」
3.学費の負担を減らして学業に専念できる
栄養士科は、専門実践教育訓練給付制度の対象となっています。専門実践教育訓練給付制度は、社会人の学び直しをサポートする支援制度のひとつです。
「栄養士科の学生が専門実践教育訓練給付制度を利用した場合、1年間で最大40万円、毎月3万円前後の給付を受け取れます。卒業日から1年以内に正社員(栄養士)として就職した場合、さらに学費の20%が追加で支給されるんです。
専門実践教育訓練給付制度を利用すれば、経済的な負担が減るため再進学のハードルが下がり、やりたいと思うことにチャレンジしやすくなります。
「2014年に専門実践教育訓練給付制度を導入して以降、例年に比べて社会人入学者の割合が増加しました。費用の心配がなくなり安心して勉強に専念できるため、専門実践教育訓練給付制度を活用してキャリアアップに役立てていただきたいです」