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大阪医療技術学園専門学校昼夜間部なら働きながら言語聴覚士資格の取得を目指せる
2023年1月20日より放送がスタートしたテレビ朝日金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』。児童精神科クリニックを舞台に、発達障害を抱える子どもと向き合う言語聴覚士や臨床心理士の様子を描いた作品です。
同じリハビリテーション専門職である作業療法士や理学療法士に比べ、認知度が低かった言語聴覚士。しかし、2022年4月時点における日本言語聴覚士協会の会員数は19,789名と年々増えています。(出典:日本言語聴覚士協会)
大阪医療技術学園専門学校 言語聴覚士学科 昼夜間部(2年制)でも年々、言語聴覚士を目指す学生が増えていると言います。今回は、言語聴覚士学科昼夜間部の学科長を務める藤本光輝さんにお話を聞きました。
会社を辞めて学び直しで言語聴覚士資格を取得した教員が在籍
大阪府大阪市にある大阪医療技術学園専門学校言語聴覚士学科(昼夜間部2年制)には、働きながら言語聴覚士を目指す社会人が在学しています。
「当校の言語聴覚士学科は、近畿エリアでは唯一の昼夜間部2年制を開講しています。昼夜間部は、平日(夜間)と土曜日(昼間)の2部で構成した独自の学習システムを導入。平日(月〜金)が18:00〜21:10、土曜日は9:00〜16:10の時間割で行う授業スタイルが特徴です。社会人の方が学びやすいスケジュールとなっているので、学生の約8割が日中は働きながら学んでいます」
ここ数年は、「大学での勉強内容が思っていたものと違う」「言語聴覚士資格を取って医療現場で活躍したい」 という理由で大学卒業後に入学する学生も増えているそうです。
「昼夜間部は、4年制大学卒業見込者が入学対象となっています。昼夜間部なら2年で資格を取れるので、最短ルートで言語聴覚士を目指すのであれば昼夜間部がおすすめですね。とはいえ、勉強から離れていた社会人が資格を取るのは想像以上に大変なのでそれなりの覚悟は必要です」
昼夜間部1年目は座学を中心に、リハビリテーション医学や言語障がい診断学など言語聴覚士の専門知識を中心に学んでいきます。
「今まで聞いたことない専門用語ばかりが登場するので、最初のうちは板書を写すだけで精一杯という方がほとんどです。昼夜間部に通う方の多くは、経済的な理由や家庭の問題など何かしらの事情を抱えています。
限られた時間のなかで効率的に専門知識と技術を身につけようという意識が強く、クラスメイト同士で教え合う様子も見受けられます。クラス全員で一致団結して大変な状況を乗り越えようとする姿は、グッとくるものがありますね」
1年目の後半からは、臨床実習や失語症検査演習といった実践力を鍛える授業内容へと徐々にシフトしていきます。
「机に座って学ぶだけが勉強ではないし、即戦力人材として現場で活躍するには在学中にさまざまな実践スキルを身につけることが大切。座学でのインプットを実習授業でアウトプットしていく。インプットとアウトプットを繰り返すことが、スキルアップのコツです。2年生に上がると、8〜12月にかけて約3ヶ月間の学外実習を実施。言語聴覚士の仕事内容を擬似体験するというイメージに近いと思います」
現在は言語聴覚士学科昼夜間部の学科長を務める藤本さんですが、以前は一般企業に勤めていました。
「たまたま読んだ新聞に言語聴覚士が取り上げられていて、純粋に“どんな仕事なんだろう”と興味が沸きました。調べていくうちに医療や介護・福祉、教育など資格を活かして働ける活躍の場が広いことを知り、チャレンジしてみたいと思ったんです。会社員を辞めて専門学校へ再進学し、言語聴覚士資格を取得しました」
会社を辞めて専門学校への再進学を決めるまでには葛藤があったと言います。
「当時、私が一番心配だったのは、学費や生活を送るための資金不足。私は会社を辞めて昼間部2年制の専門学校に再進学したので、今の生活を捨てるべきか新しいことにチャレンジするか本当に悩みました」
言語聴覚士学科 昼夜間部2年制は、厚生労働省から専門実践教育訓練指定講座の指定を受けているため、教育訓練給付制度が適用されます。
「教育訓練給付金制度は、働きながら学ぶ社会人のキャリア形成をサポートする制度のひとつ。一定の条件を満たせば、入学金や授業料などを含めた学費の約50%が支給されます。入学時点における雇用保険の被保険者期間が3年以上ある方が対象です。昼夜間部に通う学生の多くが教育訓練給付金制度を活用しており、経済的な負担をおさえて学業に専念できます」
学生のなかには、勤め先の会社と相談して勤務時間を短縮したり雇用形態を変更しアルバイトをしたりしながら通う方もいると言います。
「1日でも早く現場に出て、言語聴覚士として早く成長したいという方は、言語聴覚士学科 昼夜間部がおすすめです。『授業についていけるか不安』『仕事と勉強を両立できるか心配』という方はぜひ、当校のオープンキャンパスにお越しください。ぜひ、お待ちしております」