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フリーランスとは?意味や代表的な仕事・事前準備をわかりやすく解説
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「フリーランスと会社員の違いってなに?」
「フリーランスって実際どうなの?」
コロナ禍でリモートワークを経験し、場所や時間にとらわれないフリーランスという働き方に興味を持った方も多いことでしょう。
また、仕事である程度キャリアを積みスキルも身につけた人のなかには、会社勤めではない自分らしい働き方について考え始めた人もいることでしょう。
そうした方に向けて「フリーランスとは何か」について解説します。この記事では、おもに以下のことが書かれてあります。
この記事に書いてあること
- フリーランスが増えている理由
- フリーランスと会社員の違い
- フリーランスのメリットとデメリット
- フリーランスにおすすめの職種
- 現役フリーランスの口コミ体験談
- フリーランスの仕事探しに役立つおすすめのエージェント
フリーランスという働き方に興味がある方、今すぐにでもフリーランスとして働きたい方におすすめの情報がつまっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
フリーランスとは?
フリーランスとは、具体的にはどのような意味で、何をする人のことなのでしょうか。
簡単にいうと、フリーランスとは「組織に属さず個人のスキルを活かして仕事をする自由な働き方」をいいます。
以下でより詳しく解説しますので見ていきましょう。
フリーランスとは
1.フリーランスの定義
フリーランスとは、会社に雇われずに個人のスキルを活かして仕事を請け負う人のことをいいます。
雇用契約に縛られないため、働く場所や時間、業務の進め方は自分で自由に決められます。
由来は諸説あるものの、英語の「free(フリー/未契約の)lance(ランス/槍)」から来たともいわれています。
これは中世ヨーロッパの「自由契約騎士」を意味し、特定の主従関係を持たず報酬次第で戦いに参加する傭兵のことを指します。
ここから転じて、フリーランスとは「どの組織にも属さず仕事を請け負う自由な働き方」を意味するようになったとされています。
しかし実際には、フリーランスは個人や企業、職種・業界によって、さまざまな定義づけがされています。
そこで厚生労働省では、以下のようにフリーランスを定義づけています。
厚生労働省のガイドラインによるフリーランスの定義
実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者
同じ「フリー」という言葉のつく「フリーター」と言葉は似ていますが、フリーターはアルバイト(非正規)として企業と雇用契約を結ぶ点でフリーランスとは異なります。
2.フリーランスと個人事業主の違い
フリーランス |
「働き方」を示す言葉。 どの組織にも属さず仕事を請け負う自由な働き方のこと。 |
---|---|
個人事業主 |
「税務上の区分」を示す言葉。 税務署に「開業届」を提出して個人で事業を営む人のこと。 |
フリーランスと個人事業主の違いは、フリーランスが「働き方」を示す言葉であるのに対し、個人事業主は「税務上の区分」を示す言葉である点です。
個人事業主とは、税務署に「開業届」を提出して個人で事業を営む人のことです。
会社に属していないという点で、フリーランスと似ています。実際のところ、フリーランスが税制の優遇を受けるために「開業届」を出せば個人事業主となります。
しかし、全ての個人事業主がフリーランスというわけではありません。
たとえば個人事業主には飲食店や小売店のオーナーも含まれますが、これはフリーランスとはいえません。なぜなら、他から仕事を請け負うわけでもなく、働く場所や時間も限られるからです。
このようにフリーランスと個人事業主とでは異なる部分があります。
いまフリーランスが増えている!人気の理由6つ
出典:ランサーズ 新・フリーランス実態調査 2021-2022年版現在、フリーランスとして働く人は増えています。
上のグラフは、クラウドソーシング企業であるランサーズが2021年の9月から10月にかけて行ったフリーランスの実態調査のグラフです。
新型コロナ感染症流行前の2020年はフリーランスの数は1062万人でしたが、2021年10月には、フリーランス人口は1,577万人に増えています。コロナ禍以降、急増したことがわかります。
フリーランス人口が急増した理由としては以下の6つが考えられます。
フリーランスが増えている6つの理由
- コロナ禍でリモートワークが身近になった
- クラウドサービスの普及で場所や時間に縛られない働き方が可能になった
- プライベートの時間やワークライフバランスを重視した働き方が注目されている
- 副業解禁の企業が増えたことで副業を始める人が増えた
- IT業界をはじめとして人手不足をフリーランスで補う動きが強まっている
- クラウドソーシングの普及でフリーランスの仕事が探しやすくなった
コロナ禍によって外出が自粛され、自宅にいながらリモートワークで仕事を行う期間が続きました。
この際に、通勤に費やす時間がなくなり「生活の質が上がった」「通勤や人間関係のストレスが減った」という声が多くあったことを覚えている方も多いことでしょう。
コロナ禍がひと段落し、世の中は出社回帰の流れになりましたが、リモートワークによる生活の質の向上に快適さを覚えた方々が独立し、フリーランスとして働き始めたのではないかと思われます。
また、近年副業を解禁し始めた企業が増えたことで、会社員とフリーランスの二足の草鞋を履きながら働く人が増えたことも、フリーランスが増えた理由の1つと思われます。
フリーランスの実情を知る
フリーランスが増えつつあることをお伝えしましたが、気になるのはどういった年代に多いのか、また年収はどうなのかといった実情ですよね。
そこで次に、実際にフリーランスで働く人の年齢構成や働き始めた理由、その収入について紹介します。
フリーランスの実情
1.フリーランスの年齢構成|40歳以上が全体の9割以上
出典:内閣官房新しい資本主義実現会議事務局・公正取引委員会・厚生労働省・中小企業庁「令和4年度 フリーランス実態調査」2022年(令和4年)度に内閣官房新しい資本主義実現会議事務局などが発表した「フリーランス実態調査」によると、フリーランスの年齢構成では40歳以上が全体の9割以上を占めています。
20代・30代といった若手層より、40代、50代、60代といった経験豊富なミドル・シニア世代がフリーランスとして活躍している傾向です。
60代の割合の多さからは、会社を引退する年代でもフリーランスで十分に活躍できることが伺えます。
2.フリーランスの男女比|ほぼ半々
※n=1,262 出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 フリーランス白書2024一般社団法人フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2024」によると、フリーランスの男女比は、男性が46.0%で女性が50.2%です。ほぼ半々といえますが、わずかながら女性が多くなっています
これは女性が結婚・出産・子育てといったライフイベントがあることで、柔軟な働き方ができるフリーランスを選択する人が多いからだと思われます。
3.フリーランスを選択した理由|自分の仕事のスタイルで働きたいため
出典:令和2年5月 内閣官房日本経済再生総合事務局 フリーランス実態調査内閣官房日本経済再生総合事務局のフリーランス実態調査によると、フリーランスとしての働き方を選択した理由としては、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」とする人が最も多く過半数を占めます。
次いで「働く時間や場所を自由にするため」が約4割です。収入を増やすことや自分の能力・資格を活かすことよりも、「自分に合った働き方をしたい」という点を重視してフリーランスを選んだ人が多い傾向です。
4.フリーランスの平均年収|200万円以上300万円未満が最多
出典:令和2年5月 内閣官房日本経済再生総合事務局 フリーランス実態調査こちらも「フリーランス実態調査」のデータになります。フリーランスの平均年収についての調査では、「200万円以上300万円未満」が最多で全体の19%です。
なお、この年収は、収入(売上高)ベースではなく、収入(売上高)から必要経費などを差し引いた所得です。
5.フリーランスとして働き続けたいですか?|続けたいが約8割
出典:令和2年5月 内閣官房日本経済再生総合事務局 フリーランス実態調査「フリーランスとして働き続けたいか」という質問に対しては、78.3%で約8割の方が働き続けたいと答えています。
約8割の人がフリーランスとして働き続けたいと回答しています。これはフリーランスという自由度の高い働き方に魅力を感じる人が多いからではないかと思われます。
フリーランスと会社員の違い
フリーランスと会社員の違いを具体的に見ていきましょう。違いをまとめると以下の通りです。
会社員 | フリーランス | |
---|---|---|
契約形態 | 企業と直接雇用契約を締結 | 企業と業務委託契約を締結 |
働き方 | 企業で決められた勤務時間と場所で働く | 勤務時間と場所は自由に決められる |
収入 | 月給制が基本で安定収入が得られる | 実力に応じて差があり不安定 |
社会保障 | 厚生年金・雇用保険・労災保険への加入が必須 | 厚生年金・雇用保険・労災保険には加入できない |
税金・保険 | 税金・保険料は給与から天引き | 税金・保険料は自身で支払う |
以下で詳しく説明していきます。
1.契約形態
・会社|企業と直接雇用契約を締結
会社員は、企業と直接雇用契約を結んで業務を行います。
正社員(正規雇用)であれば雇用契約の契約期間に制限はありません。また、雇用契約を結ぶことにより、会社員は労働基準法や労働契約法に守られます。
・フリーランス|企業と業務委託契約を締結
フリーランスは企業との雇用契約はなく、業務委託契約を結んで業務を行います。
業務委託契約とは、企業などの委託者がフリーランスなどの受託者に対して何らかの業務を委託するという契約です。業務委託契約は通称で、正確には「請負契約」「委任契約」などといいます。
2.働き方
・会社員|企業で決められた勤務時間と場所で働く
会社員は、仕事の内容や進め方について会社から指揮命令を受けます。
また、勤務時間や勤務場所も指定されます。そのため、基本的な働き方は、営業日には勤務先に出社して、就業時間内に期待される役割・任務を果たすといった形です。
・フリーランス|勤務時間と場所は自由に決められる
業務委託の場合、仕事の進め方や勤務時間、働く場所を自分で自由に決めることができます。
カフェやコワーキングスペースなどを自由に移動しながら仕事をするノマドワーカーのような働き方も可能です。
3.収入
・会社員|月給制が基本で安定収入が得られる
会社員は、毎月決まった金額を給料として受け取るため収入面では安定しています。
また夏と冬には賞与・ボーナスが支給されます。多くの場合、勤続年数や役職に応じて給与は緩やかに上昇します。
・フリーランス|実力に応じて差があり不安定
フリーランスは、請け負った業務次第で収入が変動します。
実力・スキル次第で高額報酬を得ることができる一方で、経験が浅い場合やクライアント次第で収入が低くなったり、収入が途切れることもあります。
4.社会保障
・会社員|厚生年金・雇用保険・労災保険への加入が必須
会社員が加入する社会保険は、厚生年金・健康保険・雇用保険・労災保険などです。
厚生年金や健康保険、雇用保険の保険料の半分は会社が負担します。なお、労災保険は全額会社負担です。
・フリーランス|厚生年金・雇用保険・労災保険には加入できない
加入する社会保険は主に国民年金と国民健康保険です。
会社を退職すると厚生年金や雇用保険や労災保険に加入することはできません。保険料の支払いは全額自己負担です。
5.税金・保険
・会社員|税金・保険料は給与から天引き
会社員は、給与から社会保険料や所得税・住民税といった税金が天引きされます。
また、原則として確定申告の手続きは不要です。ただし、年収2,000万円を上回る場合や、本業以外で20万円超の所得がある場合などは会社員でも確定申告をする必要があります。
・フリーランス|税金・保険料は自身で支払う
フリーランスは、税金や社会保険料を自分で支払います。
税金は報酬から源泉徴収されているケースもありますが、正しく収めるためには確定申告が必要です。ただし、売上から経費を引いた所得が48万円以下であれば確定申告の必要はありません。
フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスのメリット・デメリットを紹介します。フリーランスにチャレンジする前に以下のメリット・デメリットを把握しておきましょう。
フリーランスのメリット5つ
1.時間と場所にとらわれず働くことができる
フリーランスの利点としてまず挙げられるのは、時間と場所にとらわれず働くことができる点です。
多くの場合、フリーランスは出勤する必要がなく自宅での作業が可能です。カフェやコワーキングスペース、旅先で仕事(ワーケーション)をすることもできます。暮らす場所も自由といえるでしょう。
ただし、請け負う案件によってはクライアント先への出勤が必要になったり、稼働時間が限られたりすることもあります。
2.やりたい仕事ができる
フリーランスはやりたい仕事ができる点もメリットです。
フリーランスは、会社員とは異なり依頼される仕事をすべて受ける必要はなく、条件や希望に合わなければ断ることができます。
ただし、フリーランスで経験やスキルが浅い間は、任される案件自体が少なく選択肢が限られる点に注意しましょう。
やりたい仕事をやるためにも、実力を磨き、良いクライアントから継続して依頼が来るような状態にすることが大切です。
3.実力次第では大幅な収入アップが可能
フリーランスは実力次第で大幅な収入アップが可能な点もメリットです。
会社員と異なり、会社の給与体系に縛られることもないため、クライアントとの交渉次第で高額な報酬をもらうことができます。
特に高いスキルや豊富な実績があると他者と差別化されて、高い報酬を得られる傾向です。
4.人間関係でのトラブルが減りストレスが少ない
人間関係でのトラブルが減りストレスが少ない点もフリーランスのメリットです。
フリーランスでもクライアントとの関わりはあるものの、接点はオンライン会議やチャットツール上のみというケースも多くあります。
基本的に単独での作業を行うことが多いため、クライアントや職場の上長、仕事の仲間との人間関係や相性に悩むことは会社員よりもずっと少ないことでしょう。
仮にクライアントとの相性が悪い場合でも、そのクライアントからの仕事を継続しないことでストレスを回避することができます。
5.定年がない
フリーランスでは定年がないこともメリットです。辞めどきは自分で決められます。やりがいを求めて長く働きたければ、仕事を受注できる限りいつまでも働くことができます。
また、会社を定年退職してからフリーランスにチャレンジすることも十分に可能です。現役自体に培った経験や人脈を活かして実際に個人事業を行う方は少なくありません。
フリーランスは、やりたいことと気力と体力がある限り年齢不問で続けられます。
フリーランスのデメリット5つ
フリーランスのデメリット
1.収入が不安定である
フリーランスのデメリットとしてまず挙げられるのが、会社員などと比べて収入が不安定である点です。
フリーランスは安定して仕事・報酬があるとは限りません。収入は自分の働いた時間や受注した案件の量、単価によって異なります。
そのため、思うように仕事を受注できなかったり、体調を崩して働けなかったりするとすぐに収入が減少します。
また、クライアントとの契約が長期的に続く保証はなく、クライアントの都合により突然契約を打ち切られて収入が途絶えることもあります。
2.社会的な信用度が低い
フリーランスは、収入が安定せず、法人でもないため、社会的な信用度が低い点もデメリットといえるでしょう。
社会的信用度が低いため、クレジットカードやローンの審査に通らなかったり、住宅を借りられなかったりすることがよくあります。
個人でクレジットカードなどを持ちたい場合、家を借りたい場合などは、会社員時代に対応しておくことをおすすめします。
3.確定申告が面倒
フリーランスは自分で確定申告を行わなければならない点もデメリットといえます。
フリーランスでは、所得が年48万円を超えると(会社員の副業では年20万円を超えると)、確定申告をして正しく所得税や住民税を納める必要が出てきます。
確定申告をするためには、売上や経費などを把握し記帳するなどの作業が発生します。これらの手間がかかる点がデメリットといえます。
4.保険や福利厚生がない
フリーランスは、企業との雇用契約がないため、企業が社員に独自に提供する福利厚生を受けることはできません。
福利厚生とは給与や賞与以外の報酬を指します。福利厚生には社会保険などの法定福利厚生と、企業が独自に設定する手当やレクリエーションなどの法定外福利厚生とがあります。
フリーランスの場合は、これらの福利厚生の恩恵を受けることができません。
5.自分で仕事を探すのが大変
フリーランスの場合、自ら仕事を探す必要がある点がデメリットといえます。
特にフリーランスとして経験が浅いうちは待っていても仕事は来ないため、自らクライアントを開拓し、仕事を確保する必要があります。
また仕事が順調に継続していた場合でも、クライアントの事情などで突然仕事が途切れることも少なくありません。フリーランスでは、たびたび仕事を探す必要に迫られる点が難点といえるでしょう。
フリーランスに向いている人・向いていない人
フリーランスのメリット・デメリットなどの特性がわかったところで、次にフリーランスに向いている人・向いていない人について解説します。
フリーランスに向いている人の特徴5つ
フリーランスに向いている人の特徴5つ
1.自己管理ができる人
フリーランスには、自己管理ができる人が向いています。
フリーランスは会社員とは異なり、働く場所や時間を管理されることはありません。自由である分、自分自身でスケジュール管理や健康管理、予算管理をしっかり行う必要があります。
たとえば、スケジュール管理が甘くて納期に遅れると、信用を失い仕事を失うことにつながりかねません。フリーランスとしてうまく働くためには自己管理できる能力が必要です。
2.1人で仕事をすることが苦にならない人
フリーランスには、1人で仕事をすることが苦にならない人が向いています。
フリーランスは会社員のように会社で業務を行うのでなく、リモートワークで1人黙々と作業することがほとんどです。仕事でつまづいたときに、隣席の人に気軽に相談できるといった環境もありません。
そうした孤独な作業でも特に気にならない人でないと、フリーランスを続けることは難しいでしょう。
3.成果主義を受け入れられる人
フリーランスは成果主義を受け入れられる人が向いています。
フリーランスの場合は、年功序列の給与体系の会社員と異なり、成果を出した分だけ報酬を得られる仕組みの中で仕事をすることになります。
そうした成果主義を受け入れ、高い報酬を得るために意欲的に仕事に取り組める人でないと、フリーランスを続けるのは難しいでしょう。
4.お金の管理がしっかりできる人
お金の管理がしっかりできる人もフリーランスに向いています。
フリーランスの場合、売上や経費の管理といった経理の仕事も自分で行う必要があります。
また、自ら売上目標を立てたり、自分の仕事に見合った価格決めをしたりする必要もあります。
フリーランスで成果を出すためにも、お金に関してしっかり考え、管理する力が必要だといえるでしょう。
5.成長意欲が高い人
成長意欲が高い人もフリーランスに向いているといえるでしょう。
先に触れた通り、フリーランスは成果報酬で、成果を出した分だけ報酬を得ることができます。
向上心高く新しい技術や知識を学びスキルを磨くことで報酬も上がり、事業を発展させやすくなるでしょう。
フリーランスに向いていない人の特徴5つ
フリーランスに向いていない人の特徴5つ
1.自分に甘く自己管理が苦手な人
自分に甘く自己管理が苦手な人は、フリーランスには向いてないでしょう。
つい怠けてしまい時間通りに作業ができないと、納期に間に合わないといったことが起こります。また、ルーズな生活で体を壊すなどすると、質のいい仕事ができなくなります。
またそうした仕事の仕方をしていると、クライアントからよい評価が得られず、仕事の継続が難しくなるでしょう。
2.安定した生活を求めている人
安定した生活を求めている人はフリーランスには向かないでしょう。
フリーランスは、大きな成果を出せば高額の報酬が得られる一方で、仕事が継続して受けられるとは限らないなど不安定です。
会社員のように雇用が守られているわけではないので、安定した生活を求める人には不向きといえます。
3.スキル不足の人
スキル不足の人もフリーランスには向いていないといえます。
先に触れた通り、フリーランスの報酬は成果主義です。スキルがあると高い報酬を得られる一方で、スキルのない人は低い報酬、低い単価の仕事しか受けられません。
したがって、フリーランスとして稼ぐには一定のスキルが必要です。
4.交渉力やコミュニケーションスキルがない人
交渉力やコミュニケーションスキルがない人も、フリーランスには不向きといえるでしょう。
フリーランスは単独の作業が多いとはいえ、作業を進めるうえでクライアントのニーズを的確に踏まえる必要があります。対面やオンラインで相手のニーズをうまく聞き出すコミュニケーション力が必要不可欠です。
また、仕事をしていくうえで、クライアントとの納期・報酬の交渉が必要となる場合もあります。そうした場合にきちんと交渉できる力が必要です。
5.責任感が不足している人
責任感が不足している人もフリーランスには向いていません。
フリーランスの場合、納期を守らないなどのいい加減な仕事ぶりだと、クライアントからの信用を失い、継続して仕事をもらうことができなくなります。
雇用契約がない分、フリーランスは会社員よりも簡単に仕事が打ち切られます。責任感のない人はフリーランスとして仕事を続けることは難しいでしょう。
フリーランスに向いてるおもな職業一覧
フリーランスに向いていると思われるおもな職業について紹介します。具体的な職業は以下の通りです。
エンジニア職
- プログラマー
- ITエンジニア
- WEBエンジニア
- ゲームエンジニア
- AIエンジニア
- WEBコーダー
システムやソフトウェアを作るためのプログラミングを行う仕事
システムやITインフラを設計・構築・運用するSEやプログラマーなどIT技術者の総称
WEBサイトやWEBアプリケーションを開発するエンジニア
家庭用ゲームやスマートフォンゲームアプリ、PCゲームなどを制作するエンジニア
AI(人工知能)を使ったシステム開発を手がけるエンジニア
WEBデザインをWEBブラウザ上に構築するためにコーディングする仕事
クリエイティブ職
- WEBライター
- WEB編集者
- WEBデザイナー
- WEBディレクター/WEBプロデューサー
- 動画編集者
- イラストレーター
WEBサイトに掲載される記事などのコンテンツを書く仕事
WEBサイトに掲載するコンテンツを企画・編集する仕事
WEBサイトのデザインを行う仕事
WEBサイトの企画立案や制作運用における責任者で、WEB制作に関わるスタッフをまとめ進行管理を行い目標達成する仕事
撮影された映像を編集し動画作品として仕上げる仕事
雑誌などの紙媒体やWEB・ゲームなどで使われるイラストを描く仕事
マーケティング職
- WEBマーケター
- SNSマーケター
- 営業代行
- 広報PR
WEBを活用したマーケティング活動を行う仕事
InstagramやFacebook、X(旧Twitter)などの SNSを活用したマーケティング活動を行う仕事
企業に代わって商品・サービスの営業活動をする仕事
企業に代わって企業の活動や商品を広く認知させる目的で活動する仕事
フリーランスが抱えるよくある悩み4つ
フリーランスの人が抱えるよくある悩みについて紹介します。
フリーランスが抱えるよくある悩み4つ
1.営業が苦手で辛い
フリーランスでは、営業が苦手で辛いといった悩みを抱えることがよくあります。
フリーランスの場合、依頼を受けた仕事を納品すればよいだけでなく、顧客を確保するといった営業活動も自分で行う必要があります。
しかし、フリーランスになる方の中には、特定の分野でのスキルや実績は十分にあっても、営業経験がないという方も少なくありません。また、そもそもあまり営業が得意でないという方も多くいます。
営業が苦手な場合は、フリーランス向けのエージェントなどを活用するとよいでしょう。
2.報酬の交渉が難しい
フリーランスでは、報酬の交渉が難しいと悩みを抱える人も多くいます。
エンジニアなど技術者からフリーランスに転じた場合などは、交渉経験がないことからどうやって交渉をすればいいのかわからないといった方も少なくありません。
そうした交渉が苦手なために、工数に見合わない報酬であってもクライアントにいわれるがままに従ってしまうケースも見られます。
交渉が苦手な場合も、フリーランス向けのエージェントなどを活用すると交渉を代行してもらうことが可能です。
3.病気になったときが心配
病気になったときが心配というのはフリーランスによくある悩みです。フリーランスは、病気になって仕事ができないと収入を得られません。
会社員の場合は、病気でしばらく仕事を休んでもポジションや給与は確保されています。しかしフリーランスの場合はそうした保障はありません。
病気になるとそのまま収入ゼロになるため、病気になっても安心して生活できるように医療保険に加入したり貯蓄をしたりしておくなどの対策が重要になってきます。
4.いつ仕事がなくなるか常に不安
フリーランスでは、いつ仕事がなくなるかという不安を抱えがちです。実際のところ、継続していた案件が顧客の都合で、突然契約終了となることはよくあります。
一つの案件が途切れてもいいように複数案件を抱えておく、まめに営業活動を行うなどといった対策が必要です。
なお、この章で紹介したフリーランスの4つの悩みについては、フリーランス向けのエージェントを活用することで解消することが可能です。
>>フリーランス向けエージェントの一覧を見る会社員からフリーランスになるために必要な手続き
会社員からフリーランスになる際には、必要な手続きがあります。手続きをしないと、保険料や税金を正しく納められないこともあるため注意しましょう。
会社員からフリーランスになるために必要な手続き
1.会社の健康保険から国民健康保険に切り替える
会社を退職すると「健康保険」から「国民健康保険」に切り替える必要があります。
「健康保険」は、企業の従業員などが加入する健康保険組合や全国健康保険協会の医療保険の総称です。
一方の「国民健康保険」は都道府県や市区町村が運営する公的医療保険で自営業者やフリーランスなどが加入します。
会社員からフリーランスになる場合は、国民健康保険に加入するか、一定条件を満たしていれば任意でもとの会社の健康保険に最長2年間継続加入することもできます。
国民健康保険に切り替える際は、退職後14日以内に「資格喪失証明書」など必要書類を揃えて、住んでいる市区町村の役所に届け出ます。
健康保険を任意継続する場合は、退職後20日以内に加入している健康保険組合に「任意継続被保険者資格取得申出書」などの必要書類を揃えて届け出ます。
2.厚生年金から国民年金へ切り替える
会社を退職すると「厚生年金」から「国民年金」に切り替える必要があります。
「厚生年金」は会社などに勤務している人が加入できるもので、「国民年金」は20歳以上60歳未満の全ての方が加入できるものです。
国民年金切り替えの手続きをする場合は、退職後14日以内に住んでいる市区町村の役所に、「基礎年金番号通知書」や離職票などの必要書類を揃えて届け出ます。
3.個人事業の開業届の提出する
フリーランスを始めるにあたって、個人事業の「開業届」を提出することをおすすめします。
開業届を出すことで、確定申告時に青色申告が選択でき最大65万円の控除が受けられます。
また、屋号の名義で銀行口座を開設できたり、小規模企業共済(※)に加入できたりするメリットもあります。
手続きは、事業の開始日から1ヶ月以内に開業場所を管轄する税務署に「個人事業の開業・廃業等届出」などの必要書類を揃えて提出すればOKです。
※小規模企業共済:個人事業主や小規模企業の経営者などが加入する積み立てによる退職金制度4.青色申告承認申請書を提出する
フリーランスで開業届を出したら、「青色申告承認申請書」を提出しましょう。
フリーランスで一年間の所得が48万円を上回る場合は確定申告が必要です。申告方法には、青色申告と白色申告の2種類があります。
青色申告は白色申告よりも記帳方法が細かくなるものの、「最大10万円」もしくは「最大65万円」の特別控除が受けられます。
ただし、青色申告を利用するためには開業届と青色申告承認申請書を提出しなければなりません。青色申告承認申請書は、申告対象の年の3月15日までに管轄の税務署に提出します。
ただし、その年の1月16日以降に事業を開始した場合は、事業開始の2ヶ月以内に申請書を提出すればOKです。
フリーランス経験者の口コミ体験談
転職hub編集部では、フリーランスとして働いている方にアンケート調査を行いました。
すでにフリーランスとして働いている方は、なぜフリーランスになったのでしょう。また、今後もフリーランスを続けたいのでしょうか、そうした質問に答えていただきました。
出産に合わせて働ける
・性別:女性
・年齢:36歳
・職業:事務代行
・年収:350万円
・フリーランスとしての活動期間:5年
・フリーランスを選んだ理由:働く時間や場所を自由にしたいため
・利用したエージェント名:ビズアシ
会社員時代に激務であったことから体を壊しました。会社勤めは合わないとわかり、収入が下がってもいいので自分の好きな時間や場所で働くことにしました。
結果として規則正しく健康的な生活を送れるようになり、人間関係からくるストレスもなくなりました。
出産を控えていますが、周りに気を使って休みづらさを感じることもなく柔軟な働き方ができています。フリーランスになってよかったとつくづく思っています。
※2023年9月 転職hub独自調査
スキルを活かせる
・性別:男性
・年齢:34歳
・職業:動画制作
・年収:700万円
・フリーランスとしての活動期間:3年3ヶ月
・フリーランスを選んだ理由:自分の能力や資格を活かしたいため
・利用したエージェント名:―
以前は企業で人事の仕事をしていました。動画編集が得意でそのスキルを活かしたいと思い、知人の紹介でフリーの仕事を始めました。
それなりに質の高さを求められる厳しさもありますが、案件をこなしながら実力を磨き、自信をつけていきました。
上司との付き合いもなく、自分のペースで仕事ができるので時間を有効に使えます。かなり快適な生活で、フリーランスになって良かったと思っています。会社員には戻りたくないです。
※2023年9月 転職hub独自調査
フリーランスを一生続けたい
・性別:女性
・年齢:44歳
・職業:シナリオライター
・年収:150万円
・フリーランスとしての活動期間:6ヶ月
・フリーランスを選んだ理由:挑戦したいことがあったため
・利用したエージェント名:クラウドワークス
会社員時代のブログ執筆で手ごたえを感じ、「文章を書くこと」を目指してフリーランスになりました。
具体的にはYouTubeの台本作成や朗読劇の台本作成、音声作品のシナリオ作成などの仕事をしています。
まだ始めたばかりですが、2年後には会社員時代の収入に追いつく見込みです。
また、毎日好きな場所、ときには旅行しながらワーケーションという働き方もできるフリーランスを一生続けたいと思っています。
※2023年9月 転職hub独自調査
収入減の覚悟が必要
・性別:男性
・年齢:44歳
・職業:営業
・年収:500万円
・フリーランスとしての活動期間:6年間
・フリーランスを選んだ理由:家庭の事情で柔軟な働き方ができる環境が必要だった
・利用したエージェント名:―
会社員時代は、早朝出勤・深夜帰宅が当たり前で、定時の退社や急な休暇取得が難しい状況でした。
フリーランスになると、通勤や煩わしい人間関係がなくなり、自由な時間が増えました。
ただし、会社員と比べると収入が不安定で、年金などの支払い負担が大きいように思います。また、不景気になると収入にダメージを受けやすい印象です。
フリーランスになるには、そうした収入面のデメリットを覚悟する必要があると思います。
しかし、フリーランスは時間の調整が好きに出来るので、家族との時間が取れます。この自由な働き方を今後も続けて行きたいと思います。
※2023年9月 転職hub独自調査
収入より自由度を重視
・性別:女性
・年齢:34歳
・職業:Webライター
・年収:100万円
・フリーランスとしての活動期間:3年半
・フリーランスを選んだ理由:働く時間や場所を自由にしたいため
・利用したエージェント名:クラウドワークス、ランサーズ
出産後子どもを保育施設に預けずに育児をしながら働きたかったので、フリーランスになりました。
会社員時代と比べて収入が減るのは承知のうえで、仕事選びで最も重視しているのはスキマ時間にできるという自由度です。
通勤や人間関係からくるストレスがないのに、パートやアルバイトに近い収入が得られて満足です。
エージェントではないですがクラウドソーシングサービスを利用することで仕事を継続的に得られています。
現在、働く時間や場所にとらわれず、自分のスキルや強みを活かして「そこそこ十分だなと思える収入」を得られています。このバランスに満足しています。
※2023年9月 転職hub独自調査
望まない仕事もある
・性別:男性
・年齢:39歳
・職業:広告作成
・年収:350万円
・フリーランスとしての活動期間:3年
・フリーランスを選んだ理由:自分の仕事のスタイルで働きたいため
・利用したエージェント名:―
もともと会社で広告作成をしていたのですが、望まない広告作りをしていたため、自分のやりたい仕事をしようとフリーになりました。
フリーになって、自分のやりたい仕事ができるようになったのはよいのですが、やりたいことばかりでは仕事が限られてしまうのが難点です。
やりたくないことを多少引き受けることもあり、会社時代と変わらない状態で働いている時期もあります。
※2023年9月 転職hub独自調査
色々な経験が積める
・性別:女性
・年齢:22歳
・職業:SNS運用代行
・年収:120万円
・フリーランスとしての活動期間:4ヶ月
・フリーランスを選んだ理由:働く時間や場所を自由にしたいため
・利用したエージェント名:―
人生において色々なことを経験するためには、ひとつの会社に勤めるのがベストとは思えず、フリーランスで働くことにしました。
飲み会などの勤務時間外の付き合いや通勤時間がなくなり自分の時間が確保できることと、頑張れば頑張るほど収入が増える点が気に入っています。
SNSの仕事を通じて自分自身の成長を感じており、今後もフリーランスとして仕事の幅を広げていきたいと思います。
※2023年9月 転職hub独自調査
対人ストレスが減った
・性別:男性
・年齢:34歳
・職業:システムエンジニア
・年収:400万円
・フリーランスとしての活動期間:半年
・フリーランスを選んだ理由:自分の仕事のスタイルで働きたいため
・利用したエージェント名:レバテックフリーランス
人付き合いがかなり苦手で、会社だとお昼を一緒に食べたり飲みに行ったりと仕事以外でも人と絡まないといけないのが嫌でした。
フリーランスになりリモートワークがメインになると、そうした煩わしさがなくなりストレスも減りました。
私はレバテックフリーランスをエージェントとして利用しています。なぜなら、圧倒的に案件数が多いからです。
いくつか登録してるのですがレバテックフリーランスが一番案件が多く、良い条件も見つけやすいです。
この先、収入が減ったとしても、フリーランスで仕事をする方が自分に合っていると感じています。
※2023年9月 転職hub独自調査
生活の質が上がった
・性別:女性
・年齢:28歳
・職業:日本語教師
・年収:250万円
・フリーランスとしての活動期間:2年8ヶ月
・フリーランスを選んだ理由:働く時間や場所を自由にしたいため
・利用したエージェント名:クラウドワークス
海外移住にともない、働く時間や場所をできるかぎり柔軟に選べる働き方にしたかったためフリーランスになりました。
会社員時代はルールや責任に縛られて辛く感じることが多かったのですが、今は自由度が高まったことで、生活の充実感が高まりました。
おかげで、仕事でストレスを抱えるようなことがあっても、楽しめるようになっています。
収入の不安定さという心配な面はあるものの、何より自分自身の生活の質の向上につながった点が気に入っています。
※2023年9月 転職hub独自調査
安定した働き方も可能
・性別:男性
・年齢:41歳
・職業:システムエンジニア
・年収:300万円
・フリーランスとしての活動期間:2年
・フリーランスを選んだ理由:働く時間や場所を自由にしたいため
・利用したエージェント名:ミッドワークス
前職で勤務時間が不規則で体調を壊してしまったため、働く時間と場所の自由を求めてフリーランスになりました。現在は自分のライフスタイルに合わせた働き方ができています。
特にエージェントを利用することで、高報酬の仕事を継続して受けられるうえ、仕事が途切れたときの保障といった手厚い福利厚生サービスも受けられています。おかげで安心して働けています。
※2023年9月 転職hub独自調査
フリーランスを選んだ理由1位は「働く時間や場所を自由にしたいため」
働く時間や場所を自由にしたいため | 9票 |
自分の仕事のスタイルで働きたいため | 8票 |
ワークライフバランスを改善したいため | 5票 |
その他 | 4票 |
挑戦したいことがあるため | 2票 |
収入を増やしたいため | 1票 |
より自分の能力や資格を生かしたいため | 1票 |
※2023年9月 転職hub独自調査
現在フリーランスで働いている方に、転職hub編集部がアンケート調査を行いました。「フリーランスという働き方を選んだ理由」を質問したところ、上記の結果となりました。
「働く時間や場所を自由にしたいため」「自分の仕事のスタイルで働きたいため」など、自由な仕事スタイルや生き方を求めてフリーランスになった方が多い結果となっております。
フリーランスの平均年収は305万円
今回は30名の方にアンケート調査※を行いました。平均年収は305万円でした。
少ない方だとまだ無収入、なかにはフリーランスのベテランで1000万円を超える年収の方もいらっしゃいました。
「今後もフリーランスを続けていきたいと思うか」という質問に対しては、以下の結果となっています。
続けていきたいと思う | 28票 |
どちらともいえない | 2票 |
続けたいとは思わない | 0票 |
※2023年9月 転職hub独自調査
調査概要
実施年月:2023年9月
回答者数:フリーランス経験のある男女30人
調査方法:インターネット調査
続けていきたいと思う人が28票と圧倒的に多く、「続けたいとは思わない」は0票です。このことから、フリーランスという働き方に満足している人が多いと思われます。
フリーランスがエージェントを利用するメリット4つ
フリーランスで仕事を探す際には、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。
ここではフリーランスエージェントを利用する際の代表的なメリット4つを紹介します。
フリーランスがエージェントを利用するメリット4つ
1.自分で探すよりも効率よく仕事を探せる
フリーランスエージェントを利用する大きなメリットは、自分で探すよりも効率よく仕事を探せることです。
エージェントは、決して個人では探しきれないほど豊富な求人や案件を抱えています。そうした多くの案件から、スキルや希望にあった仕事を紹介してもらえるため、非常に効率よく仕事を探すことができます。
2.高単価の仕事を見つけやすい
フリーランスエージェントでは高単価の仕事が見つけやすいというメリットがあります。
個人で営業した場合、クライアントからすぐに信頼を得ることは難しく、最初は低単価で仕事を受注することが多いでしょう。
一方、実績豊富なフリーランスエージェントでは、クライアントから高単価の案件を多く預かっています。また、単価が低い場合には単価アップの交渉もしてくれます。
フリーランスエージェントを利用した方が高単価の案件を確保しやすいでしょう。
3.交渉や事務手続きを代わりにやってもらえる
フリーランスエージェントを利用すると、単価や条件の交渉や事務手続きを代行してもらえるというメリットがあります。
フリーランスの方の中には、交渉や事務手続きが苦手な方も少なくありません。
エージェントでは専門知識のあるコンサルタントが代行してくれるため、負担を減らせるうえに効果的に進めることができるでしょう。
4.福利厚生が受けられる
フリーランスエージェントの中には、フリーランス向けの福利厚生を提供しているエージェントもあります。
福利厚生の内容は、確定申告の税務サポートやスポーツジム利用特典などエージェントによって異なります。福利厚生の利用料金も有料・無料などさまざまです。
エージェントを利用する際には、福利厚生などのサービスも確認して利用するとよいでしょう。
フリーランスがエージェントを利用するデメリット4つ
フリーランスエージェントの利用には大きなメリットがある一方でデメリットもあります。以下では代表的なデメリット4つを解説します。
フリーランスがエージェントを利用するデメリット4つ
1.中間マージンを取られる
フリーランスエージェントから案件を紹介してもらうと、報酬から中間マージン(手数料)が差し引かれる点がデメリットといえます。
エージェントの多くはマージン率を公開していませんが、報酬の10%~20%程度が相場といわれています。なお、マージン率は同じエージェント内でも契約金額や契約回数に応じて変動する傾向です。
2.未経験だと紹介される案件が少ない
実務経験がなかったり経験が浅かったりする場合は、紹介される案件が少ない点もデメリットといえます。
実績がないとどの程度スキルがあるのか把握できないため、エージェント側ではどうしても経験者を優先する傾向があります。
未経験の場合は特に多くのエージェントを活用するなどして、紹介案件を増やすことが大切です。
3.自分で条件の交渉ができない
フリーランスエージェントを利用する場合、案件の条件交渉は原則としてエージェントが行います。
自分で細かな要望や条件を伝えたい場合でも直接交渉することはできません。交渉力のある人にとっては、自分で思うように交渉できない点はデメリットといえるでしょう。
4.フリーランスらしい自由度が制限される
フリーランスエージェントで紹介される高単価の案件は、稼働日数が週5と多いものや、クライアント先に常駐する形態のものも少なくありません。
これらの案件を受注すると自由度が低いと感じることもあるでしょう。フリーランスの仕事とはいえ、場所や時間の自由度が制限される案件が少なくない点がデメリットといえます。
おすすめのフリーランスエージェント18選
フリーランスの仕事におすすめのエージェントを紹介します。エージェントごとに特徴や強みが異なるため、自分の仕事に合ったエージェントを選んで活用しましょう。
できるだけ良い案件に出会うためにもエージェントは複数登録しておくことがおすすめです。
レバテックフリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ITプロパートナーズ | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ミッドワークス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
エンジニアファクトリーフリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
テックストック | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ココナラテックエージェント | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ギークスジョブ | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
PE-BANKフリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
フューチャリズム | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ランサーズエージェント | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
クラウドテック | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
テックビズフリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
エミリーエンジニア | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
テクフリ | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
フォスターフリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ビッグデータナビ | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
テッククリップス フリーランス | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
ソレクティブ | ・特徴 ・公開求人数 ・運営会社 |
※2023年9月時点
フリーランスに関するよくある質問Q&A
フリーランスに関するよくある質問についてQ&A形式で解説します。フリーランスの仕事を始める前にこれらの疑問点を解消しておくことがおすすめです。
フリーランスに関するよくある質問Q&A
Qフリーランスエージェントは無料ですか?
フリーランスエージェントの会員登録・利用は無料です。
ただし、紹介された案件ごとにマージン(手数料)の支払いが発生することはあります。マージンの相場は案件で受け取る報酬の10%~20%といわれています。
Qフリーランスと自営業は同じですか?
フリーランスと自営業とは必ずしも同じとはいえません。
自営業とは、自ら事業を営むことを指し、個人事業主のほか法人を設立した経営者などを含みます。
こうした自営業には、デザイナーやエンジニアなどのほか、店舗や従業員を持つ飲食店や小売店も含みます。
自営業は働く場所や時間が限られるケースも多くあり、場所と時間を制限されずに自由に働くフリーランスの働き方と合致しないことも少なくありません。
Qフリーランスはクレジットカードが作れないというのは本当ですか?
フリーランスでもクレジットカードを作ることは可能です。
ただし、一般的にはフリーランスは会社員と違い収入が不安定なことから、クレジットカードの審査に通りにくく、クレジットカードを作りにくい傾向があります。フリーランスは仕事に波があり、収入の安定性に欠けると見なされているためです。
クレジットカードは会社員であるうちに作っておくか、個人事業者向けのビジネスカードなどフリーランスでも審査に通りやすいカードを作ることがおすすめです。
Q確定申告をしないとどうなりますか?
確定申告の必要があるのに確定申告をしなかった場合には、所得隠しとみなされ無申告加算税や延滞税といったペナルティが科せられることがあります。
また、行政サービスや社会保険料などの減免が受けられなくなるなどのデメリットが発生する可能性もあります。確定申告の義務がある場合は必ず確定申告を行うようにしましょう。
Qフリーランス未経験でも仕事はありますか?
フリーランス未経験でも仕事はあります。
ただし、経験者が優先される傾向があり、未経験者が受けられる仕事は多くありません。
複数のフリーランスエージェントを活用するなどして、未経験でも受けられる案件をできるだけ多く確保し、地道に経験を積むことが重要といえるでしょう。
まとめ
フリーランスについて解説しました。フリーランスとは、会社などに雇われずに個人のスキルを活かして仕事を請け負う人のことです。
フリーランスのデメリットは、フリーランス専用のエージェントを活用することで解消することが可能です。
フリーランスになることを検討している方は、成功につなげるためにもぜひこれらの情報を活用してみてください。
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