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フリーターから正社員になる3つのポイント!就職活動のコツを解説
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「フリーターだけど、今からでも正社員になれる?」
「フリーターが就職をうまく進めるコツを知りたい」
フリーターから正社員を目指すとき、何から始めたらいいのかわからない人は少なくありません。アピールできる経験やスキルがなかったり、社会人経験が少ない場合、就職活動に対して不安に思う方も多いでしょう。
しかし、就職・転職活動における3つのポイントを理解すれば内定を得る可能性がぐっと高くなります。
就職活動で正社員になるためのポイントは以下の通りです。
- 就活全体の流れを把握する
- フリーターならではの選考対策
- 就職エージェントの活用
この3つのポイントをおさえれば、正社員への就職成功率をアップさせることができます。
また、フリーターからの就職で不安・悩みを持つ方におすすめの就職エージェントは以下の3社です。
転職エージェント | おすすめポイント | 求人数 |
---|---|---|
JAIC | 非公開 | |
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DYM就職 | 非公開件 | |
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ハタラクティブ | 1,812件 | |
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この記事でわかること
- フリーターが最短で就職するために必要な3つのポイント
- 20代フリーターにおすすめの就職エージェント
- 【体験談】フリーターから正社員になった人に聞いてみた。就職の成功の要因
五十嵐美貴
- 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
- また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。
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目次
フリーターが最短で就職するために必要なポイント3つ
手抜きをするということではありませんが、フリーターから正社員への就職活動はできるだけ短期間でスピーディーにおこなうことが、希望の企業へ就職できるコツです。
ここではフリーターが最短で就職するための3つのポイントをご紹介します。
しっかり押さえておくことで、正社員への就職成功率をアップさせることができるでしょう。
POINT
- 就活全体の流れを把握する
- フリーターだからこその選考対策をする
- 就職エージェントへ相談する
1.就活全体の流れを把握する
まずは、就職活動のおもな流れをご紹介します。
【就職活動の流れ】
- 自己分析をおこない、やりたい仕事や将来のプランなどを整理する
- 応募する企業をチェックし、企業・業界研究をする
- 書類・面接に必要な志望動機を考えて選考に備える
①自己分析をおこない、やりたい仕事や将来のプランなどを整理する
自己分析は応募企業の選定、志望動機の作成、そして面接対策などにおいて必要となる就職活動において非常に重要な作業です。
ここをしっかりやらなければ、就職後も仕事のミスマッチなどに苦労することになってしまいますので、念入りに自己分析を深めていきましょう。
一度で終わらなくても、二度三度と粘り強く思考を重ねていくことでより深い気付きを得られます。
自己分析では現在を軸に過去にどんな経験を積んできたのか、未来に対しどのような展望を抱いているか、気付きを言葉に起こしていくことが大切です。
ひと通り自己分析を終えた後に、フリーターとして生活してきた日々からとくに深く考えるべきポイントは以下の4点です。
POINT
- フリーター生活でどのような学びを得たのか
- 正社員になったらどのように暮らしたいのか
- 得た学びから正社員ではどのように働きたいのか
- 今後どのようなキャリアを築いていきたいのか
これらの答えに対して「なぜそう思ったのか」深堀りしていきましょう。
就職活動における自己分析では、自らの動機の軸をしっかりと自覚して言葉にして持っておくことが必要です。
②応募する企業をチェックし、企業・業界研究をする
応募したいと思った企業が、志望動機やスキルに合う企業なのかをチェックします。
ブランドイメージは柔和なのに入社してみたらゴリゴリの体育会系だったなど、思い込みは不幸を招きますので企業についてしっかり調べましょう。
また、同業他社と比べてどういったポジショニングをしている会社なのか、この企業ならではの志望動機をしっかり固められるよう以下から情報を集めましょう。
POINT
- 企業のホームページ
- 業界紙や業界ニュースサイト
- 「転職会議」などの口コミサイト
- 同業他社の知人
③書類・面接に必要な志望動機を考えて選考に備える
書類や面接準備時に重要になってくるのが志望動機です。
しかし、前項の自己分析と企業研究がおろそかでは説得力のある志望動機は書けません。
志望動機に必要な構成と要素は以下のとおりです。
POINT
- 結論-志望動機
- 理由-企業研究や自己分析で得た志望動機の根拠となる事実
- エピソード-自己分析で見つけた志望動機の理由を補完する話
企業や業務に興味を持ったきっかけとあなたの体験がきちんとリンクした志望動機は、読む人聞く人の心に響きます。
出てきたエピソードに対して「なぜそう思ったのか」と問いかけ、理由を深めて導き出した志望動機があれば選考対策もスムーズにいきますよ。
注意!就職がなかなか決まらない人は自己分析が不十分
就職活動が長期戦になってしまう人によく見られるのが「とりあえず自分が当てはまる採用条件の企業に応募して、不採用になる」というパターンです。
不採用になる原因は、自分がなぜ就職したいのか、どのような企業に勤めたいのかという自己分析がしっかり定まっていないからです。
自分の気持ち・やりたいことの軸がはっきりしていれば、条件に合う求人がたくさんあっても応募したい企業の取捨選択をスムーズに進めることができます。
つまり自己分析はすべての就職活動の基礎となるといっても過言ではありません。
自己分析をもとに就職活動全体の流れをひとつずつクリアしていくことが、就活成功への最短ルートです。
2.フリーターだからこその選考対策をする
就職活動において「履歴書・職務経歴書」は、面接前に企業へ見せる自分の顔ともいえる重要な書類です。
アルバイト経験であってもこれまでの自分をわかりやすく、より魅力的にアピールすることが大切になってきます。
そもそも選考対策とは?
一般的に選考対策で重要なポイントは、以下の4つです。
- 内容に矛盾がなく、一貫性があること
- 書類では誤字脱字がないようにすること
- 全体的に読み手や聞き手にわかりやすいこと
- 数字などを入れて、具体的でイメージしやすい内容であること
これらのポイントは必ず念頭に置いて対策していきましょう。
フリーターの履歴書・職務経歴書対策
たとえば書類には「書き方がわからない」という形式の悩みと「何を書いていいかわからない」という文章の悩みがあります。
形式については、インターネットでもフォーマットが何種類も無料で配布されていますので、それに沿って埋めていけば大丈夫です。
肝心の文章の悩みは、書く際の構成を理解しているか、構成に沿って書けているかが重要になってきます。
履歴書と職務経歴書の内容は、少し似通った内容を記載する項目もあり、同じタイミングで作成すると矛盾しにくくなりますのでおすすめです。
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フリーターの面接対策
また、面接では面接官からの「書類に記されていることは本当なのか」という質疑にしっかりと対応していく必要があります。
自分の志望軸が明確であればどのような質問であれ答えられますから、しっかり準備をしていきましょう。
「フリーターだから軽く見られるのではないか」と不安に思うかもしれませんが、あなたの過ごした日々はあなただけの特別な体験です。
実際の体験から得た学びに正社員もフリーターも関係ありませんので、堂々と受け答えするようにしましょう。
3.おすすめは就職エージェントへの相談
もしうまく対策準備を進められないときは、就職活動のノウハウを熟知した就職エージェントに相談してみましょう。
面接対策や、履歴書の添削などもおこなってくれますので、はじめて就職活動をする人には強力な助っ人になるはずです。
1.ハタラクティブ
ハタラクティブはフリーターから就職を目指すこんな人におすすめ
- 経歴関係なく正社員になりたい
- エージェントとは極力メールなどでやり取りしたい
ハタラクティブの概要とおすすめポイント
ハタラクティブの概要とおすすめポイント | |
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取扱求人数・実績 | 60,000人以上の就職・転職をサポート |
内定率 | 80.4% |
特徴 |
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おすすめポイント |
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2.DYM就職
とにかくすぐに就職したいDYM就職はフリーターから就職を目指すこんな人におすすめ
- 満足度が高いサービスを使いたい
- 経歴関係なく正社員になりたい
DYM就職の概要とおすすめポイント
DYM就職の概要とおすすめポイント | |
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サービス満足度 | 90% |
特徴 |
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おすすめポイント |
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3.JAIC
JAICはフリーターから就職を目指すこんな人におすすめ
- 就職に役立つビジネススキルを身に着けたい
- 書類選考なしで面接に進みたい
JAICの概要とおすすめポイント
JAICの概要とおすすめポイント | |
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取扱求人数・実績 | 契約企業数50,000社以上 |
内定率 | 81.1% |
特徴 |
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おすすめポイント |
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フリーターから正社員へ就職活動する際の注意点
就職活動はどんな方でもプレッシャーと戦いながらおこなうことになります。
そんなとき、気を付けてほしいのが以下の4点です。
- いつまでに正社員になりたいか期日を決める
- 1社だけで諦めず何社でも就活を続ける
- 焦って「ブラック企業」に決める必要はない
- 正社員になってからが本当のスタート
1.就職活動前
いつまでに正社員になりたいか期日を決める
学生のように卒業というタイムリミットがないフリーターの就職活動は、長期戦となってしまうことがあります。
就職活動のスケジュールを立てるとともに、「この日までに終わらせるぞ!」という強いタイムリミット意識をもって取り組むようにしましょう。
2.就職活動中
1社だけで諦めず何社でも就活を続ける
ようやく見つかった自分と企業の条件に合う求人に応募したものの、不採用の通知が来たらかなりショックですよね。
しかし20代の多くの方は平均でも7社は応募している実態があります。
ですから、就職活動を始めたばかりのあなたが1社で正社員を諦めてしまうのはもったいないことです。
「どうして正社員を目指したのか」という初心を忘れずに、内定に向けて頑張りましょう。
焦って「ブラック企業」に決める必要はない
かといって、正社員になりたいばかりに、よく目にする求人に応募してスピード内定に飛びつくようなことはやめておきましょう。
求人を頻繁に出していたり、選考ステップがやけに簡略化していたりする企業は少し冷静な目をもって企業研究してみることをおすすめします。
大事な就職活動だからこそ、「急いては事を仕損じる」という先人の言葉にも耳を傾けてみましょう。
3.就職活動終了
正社員になってからが本当のスタート
内定を獲得したらゴールでしょうか?違いますよね。
入社してからは今までと違う生活スタイル、習慣、責任などの環境の違いに目まぐるしい日々を送ることになると思います。
しかし自己分析で見つけた本当にあなたがしたい生活、仕事、ライフプランをかなえる第一歩に立ったにすぎません。
フリーターよりも重い責任を持った正社員として、これからはあなた自身が企業に貢献していく必要があります。
今までとは違う責任と裁量で、やりがいのあるあなたらしい日々を送ってくださいね。
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フリーターから就職した方の体験談
最後に、就職成功のイメージをつかむために、フリーターから就職した方の体験談をお送りします。
20代後半|女性
動き出しは早めにする
Q:「就職活動前に不安に思っていたことはなんですか?」
A:直近の経歴がアルバイトなので、志望先の企業にどのように見られるかが不安でした。
正社員の方と比べて経験も無く資格も持っていなかったので、プラスの面でアピールできるポイントがありませんでした。
Q:「就職活動中にやっておけばよかったと後悔していることはありますか?また、それはなぜですか?」
A:企業研究です。自分がフリーターであるという引け目から、給料が安くて未経験でも可能な仕事ばかりに応募していました。
しかし、今いろんな企業を見てみると、未経験でも一から研修をして社内で育ててくれる企業がたくさんあります。
もう少し時間をかけて企業選びをすることで、選択肢が増えたのではないかと後悔しています。
Q:「これから就職を目指すフリーターの方へのアドバイスをお願いします」
A:とりあえず動き出すなら、早ければ早いほうが良いと思います。
フリーターの期間が長いほど、「フリーターの期間は何をやっていたか」、「どうして就職活動をしていなかったのか」などといった質問を投げかけられるからです。
また、もし就職に失敗しても若ければ挽回できます。
少しでも動き出そうという気持ちがあるのならば、今すぐ頑張ってください。(就職活動期間:3ヶ月)
20代後半|女性
自分で頑張りたい!やってみたい!と思えるような何かに出合ってほしい
Q:「就職活動前に不安に思っていたことはなんですか?」
A:どんな仕事が自分に合っているのか、自分は何がしたいのか本当にわからなくなってしまった時期がありました。
人間関係の不安が一番大きく、職場の環境に慣れることができるか不安でした。
Q:「就職活動中にやっておけばよかったと後悔していることはありますか?また、それはなぜですか?」
A:自分の短所と長所をきちんと理解することです。
ネガティブにならない程度に自分の短所を理解することが大事だと強く思いました。
Q:「これから就職を目指すフリーターの方へのアドバイスをお願いします」
A:何事にもチャレンジして自分自身の殻を破ることをしてほしいです。
何にも興味が持てなくて時間を過ごしている方は、「自分は何をしているときが一番幸せなのか」、まずはそこから考えてみると良いのでは?と思います。
自分もそうでした。決して投げやりにならない事が大事です!就活を一生懸命に頑張っている時間は決して無駄ではないし、成長への第一歩だと思ってください。
自分で頑張りたい!やってみたい!と思えるような何かに出合って欲しいと思っています。
きっと何かに出合えた瞬間に、見える世界も気持ちも変わってくると思います。(就職活動期間:7ヶ月)
まとめ|フリーターでもポイントを押さえておけば就職できる!
この記事では、フリーターから正社員になるためのコツや就職活動の注意点について解説しました。この記事のポイントは以下の通りです。
この記事のまとめ
- 自己分析はすべての就職活動の基礎である
- 就職成功への近道はフリーターだからこその選考対策をおこなうこと
- 就職エージェントを有効活用することで、対策をブラッシュアップできる
フリーター・社会人未経験者であっても積極採用している企業は少なくありません。
現状を不安に思う気持ちもあると思いますが、一歩を踏み出すことで少しずつ不安や悩みが解消されていくはずです。
「フリーターだから…」と、引け目を感じず自己分析と企業研究を進め、着実に就職活動を進めていきましょう。