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20代女性の転職体験談|転職で成功する人と失敗する人の違いはどこにある?
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20代女性が転職活動する際に必要なことって何?
特にスキルがないのに転職できる?
20代女性の転職には、不安が伴いがちです。
「“20代女性の転職”のリアルな体験談を知りたい!」という方も多いのではないでしょうか?
今回、転職ハブが独自に集めた「20代女性の転職成功体験談と失敗体験談」をもとに、転職で成功する20代女性と失敗する20代女性の違いについて比較・分析しました。
すると失敗する人の特徴として以下のような問題点が判明しました。
転職に失敗する人の問題点
- 志望理由が浅い
- 自己分析が浅い
- 企業研究が浅い
- キャリアプランが甘い
- スケジューリングが甘い
これらの問題点を一人で解決するには時間と手間がかかります。そこで、効率的に転職活動を進めたいならば、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントのメリット
- 求人票には書いていない、社内情報や企業風土の情報の提示
- 自己分析も含めたキャリア相談
- 相談結果から、おすすめ求人の紹介
- 独自の非公開求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業との面接日程の調整代行と面接対策
- 年収や入社時期などの企業との交渉を代行
- 土日にも電話やメールで相談可能
サービス | 特長 | 公式サイト |
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五十嵐美貴
- 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
- また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。
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目次
20代女性の転職成功体験談|旅行会社・教育事業
まずは「転職活動が成功」した2人の20代女性の体験談をご紹介します。
- アパレル販売員から旅行会社に転職
- 旅行業営業職から教育業事務職に転職
転職成功体験談1「転職エージェントの方が親身になって寄り添ってくれた」
20代後半|女性(第二新卒)
使用したエージェント|リクルートエージェント
転職活動期間|3ヶ月
アパレル販売員から旅行会社に転職
Q:転職を決断した理由はなんですか?
A:当時付き合っていた彼氏からのモラハラから逃げるための口実で、離れた場所で募集のあった会社に転職をしようと決めたのが一番の理由です。
Q:転職活動前に不安に思っていたことはなんですか?
A:全く知らない職種に転職をするので、かなり不安はありました。
仕事柄、英語も使わないといけなかったりしたので、一番そこが気がかりでした。
しかし、転職の理由がモラハラの彼から逃げ出すという理由だったので、当時はそれが叶えば何でも頑張れました。
若かったですし、かなりプラス思考だったので、モラハラやDVから抜け出せない人間にはなりたくないという思考が凄く働いていました。 そんな理由もあり、不安も特に不安と思わず就職活動に専念できました。
Q:転職エージェントを利用してよかったことはなんですか?
A:まず始めにホームページから検索したのがきっかけでした。
ホームページは凄く検索しやすく、自分にあった職種も選びやすかったです。
なんと言っても自分で転職雑誌などを買ったりしなくて良いですし、外に出向いて職探しをしなくていいというのが、当時凄く楽だと感じた事でした。
自分にはどんな仕事があっているかも悩んでいた時も、ホームページ上からエージェントさんに相談できたりもしましたし、その相談にも親身になって返してくださるのにはとても感動した事を覚えています。
Q:20代女性でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?
A:転職はとても勇気がいる事かもしれません。
しかし、新しい自分を見つける凄く良い機会だとも思います。長く同じ会社で働くのも良い事かもしれませんが、長く同じ場所に居ていつもと同じ事の繰り返し(流れ作業)的な事をしていてもあまり自分を成長させる事にはならないかな、とも考えます。
同じお金を貰えるなら、見た目からも輝いていく自分に成長させてあげながらお金を稼いだ方が間違いなく良いはずです。
ありきたりですが、人生一度きり。いろんな自分に会ってみても良いのではないでしょうか。
成功体験談1からの学び
- 転職するぞ!という強い意志
- 転職エージェントはネット上で24時間いつでも求人の検索ができる
- 土日もエージェントに相談ができて利便性が高い
転職成功体験談2「旬な情報をいかに入手できるかがポイント」
20代後半|女性
使用したエージェント|リクルートエージェント、マイナビエージェント
転職活動期間|2カ月
旅行業営業職から教育業事務職にキャリアチェンジ
Q:転職を決断した理由はなんですか?
A:会社の待遇面や人間関係が理由で退職を決めました。
Q:転職活動前に不安に思っていたことはなんですか?
A:業種が全く異なる会社を何社か検討していたので、前職の経験を活かせるのか、それをうまく面接でPRできるのかが不安でした。
中途採用なので頂いた内定を保留にするのが難しく感じることもあります。受かったら100%入社する会社のみエントリーし、エントリーの順番なども予めしっかり考えておく必要があると反省してます。
Q:転職エージェントを利用してよかったことはなんですか?
A:ハローワークや新聞広告だと地元の情報がメインですが、転職エージェントは世界規模、全国規模の会社が数多く登録されているので、選択の幅が広がりました。
全体として分母が大きいと感じました。勤務地域や業種などによる検索もしやすいのも有難かったです。そして大企業の地方支社の募集なども見つけやすかったです。
情報量の多さとその情報の新しさが、転職エージェントを利用する上でのポイントだと思います。旬な情報を早く得られるというのは、良かったです。
Q:20代女性でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?
A:中途採用はタイミングが大切だと思います。
旬な採用情報の収集を心がけることがオススメです。興味ある企業情報が更新されないか常にチェックし、採用されたら入社するつもりの企業に絞ってエントリーするのがいいと思います。
そして「前職で自分が何をしてきたのか」「その経験を次の仕事にどう活かしたいのか」、予め考えをまとめておく事をオススメします。
自分の得意な事、不得意な事なども見えてくるので、自己PRに上手く繋げていくと良いです。
成功体験談2からの学び
- ハローワークの求人は地元の中小企業がメイン
- 希望条件の優先順位とスケジューリングを意識
転職を成功させた20代女性は、転職エージェントを活用して転職活動を進めました。
- 都合のつく時間にたくさんの求人のなかから、簡単に自分にマッチするものを探せる
- エージェントに気軽に相談できる
この2点が便利だったようですね。
納得度の高い転職をかなえるためには、「可能な限りたくさんの求人の中から探す」ということが重要なようです。
20代女性の転職失敗体験談|アパレル・学習塾
一方、「転職に失敗してしまった……」と感じている20代女性はどのような点が「失敗だった」と感じているのでしょうか?
うまく転職を成功させることができなかった2人の女性の体験談をご紹介します。
- 広告代理店営業からアパレル販売員に転職
- プログラマーから学習塾のエリアマネージャーに転職
転職失敗体験談1「休日を有効活用して転職活動をすればよかった」
20代前半|女性(第二新卒)
転職活動期間|1年
広告代理店営業からアパレル販売員に転職
Q:転職を決断した理由はなんですか?
A:広告代理店での仕事は内勤営業でした。
電話のみでのクライアントとの対応で人との関わりがなく、社内のどんよりとした空気に耐えられなくなったためです。
Q:転職活動前に不安に思っていたことはなんですか?
A:一から新しい仕事を覚えるにあたって今までやってきたことが役にたつのか、また、資格やスキルが特になかったため新しく入る業界になじめるのかが不安でした。
アパレルはもともと入りたかった業界でしたが、身体を使う仕事なので、いつまで続けていけるのかを考えました。
広告代理店は仕事環境はあまり良くなかったですが、大学を中退し、高卒の学歴しかない私にとっては、お給料面が良かったので転職先でも条件を下げることはしたくなかったです。
Q:転職中にこれだけはやらなければよかったと思ったことはなんですか?またそれはなぜですか?
A:私の場合、転職をしようと決めてからすぐに退職し、アルバイトをしながらの転職活動でした。
アルバイトは働いた分が給料なので、転職活動にかける時間がもったいなく感じてしまい、一瞬アルバイトに落ち着いてしまいました。
生活面でも安定した給料が得られず苦労しました。広告代理店が土日休みの会社だったので、休日を利用すればもっと効率よく転職できたと思います。
有給を使わせてもらいやすい会社であれば、有給期間を使って面接ができました。
Q:20代女性でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?
A:まずはリサーチが大事だと思うので、20代であるならば転職した先輩に聞くのが一番いいと思います。
また友人で転職先希望の業種の人に聞くこともおすすめです。私は転職で3社受けましたが、第一希望のお店が想像と違い第二希望のお店に決めました。
自分のイメージにあった会社を見つけるのも難しいとは思いますが。少しでも後悔しないようにたくさんの会社を見た方が良いと思います。
失敗体験談1からの学び
- 現職を辞めてアルバイトしながらの転職活動はむずかしい
- 現職は辞めずに休日を有効活用するのがおすすめ
転職失敗体験談2「対等な立場であることを忘れていた」
20代後半|女性(第二新卒)
プログラマーから学習塾のエリアマネージャーに転職
Q:転職を決断した理由はなんですか?
A:プログラマーは職業柄残業も多く体力的に辛いので、結婚することも考え定時で帰れて女性に向いている仕事にしようと考えました。
Q:転職活動前に不安に思っていたことはなんですか?
A:自分の経歴では未経験の業界に転職するのは難しいんじゃないかと不安になりました。そして仮に就職が決まったとしても、結婚して家庭と仕事をちゃんと両立できるのか不安でした。
プログラマー時代も女性に優しい制度が整った会社と謳っている企業に就職しましたが、結局その制度は形骸化していてほとんど利用する女性社員はいませんでしたし、辞めてしまう女性がほとんどでした。
またそういう企業に入ってしまったら、もう私には転職の機会はないのではないかと考えていました。
Q:転職中にこれだけはやらなければよかったと思ったことはなんですか?またそれはなぜですか?
A:転職活動自体はほとんどうまくいっていましたし、悔いは残さないようにと意識して活動していました。
私の活動の最大の失敗は、、こちらも選ぶ権利があり、対等な立場であることを忘れていたことです。未経験業界への転職だからと自分が下手に回り過ぎて…
最終的に就職することになった転職先は結局3週間で辞めてしまいましたが、その原因は自分の上司にあたる人のパワハラ、モラハラでした。
最終面接の際にその方が同席し、社長に「この人と働くことになるけど大丈夫?」と紹介された時、嫌だと感じたフィーリングを素直に伝えるべきでした。
Q:20代女性でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?
A:自分が良いと思った企業は積極的に受け、とにかく数を増やして機会を増やしましょう。
採用される側だからといって下手に出ることなく、自分にも選ぶ権利があるということを忘れないでください。
受けた候補の中で誰が一番自分がワクワクする企業か、フィーリングも大切することをおすすめします。
嫌だなと少しでも感じたらまだ転職活動は続けるべきです。悔いのない転職活動ができるよう頑張ってください。
失敗体験談2からの学び
- 応募先の企業とは対等な立場、下手に出る必要はない
- 違和感があったときは妥協せずに内定を断ることも大切
体験談からひも解く20代女性の転職で失敗する人と成功する人の違い
転職活動では「可能な限りたくさんの求人のなかから探す」ということが重要そうですが、それだけではうまくいかないようです。
ではこれらの体験談をもっと生かすにはどうしたらよいでしょうか?
失敗する人が起こしやすい3つの弱点を例に見ていきましょう。
弱点1:会社を辞めたいだけのなんとなく転職
成功体験談1からわかることは「意志の強さの必要性」、つまり「志望理由」をしっかり持って転職活動ができているかということです。
今勤めている会社を辞めたいだけでは、自己分析や志望理由を深く考えることが難しくなります。
転職してみたら仕事にやりがいを持てなかった
自己分析や志望理由がしっかりしていれば、このような悲しいミスマッチを減らすことができます。
「なんとなく転職」ではなく、
- 【目的】なんのために
- 【手段】どうやって
- 【方法】どんなふうに
- 【理由】どうして
といったように、明確な答えをもって転職活動をしていきましょう。
弱点2:事前準備なしのノープラン転職
「成功体験談1」と「失敗体験談1」からわかることは「自己分析・企業分析の甘さ」と「キャリアプランの有無」が転職活動の明暗を分けるということです。
事前準備のできていない転職活動は行き当たりばったりになりやすく、選考の通過率は上がりません。
自己分析と企業分析をしっかりおこなうことでマッチング度を上げ、説得力あるキャリアプランで、面接官に納得感を与えましょう。
転職活動を始めたらしっかりと「自己分析と企業分析」をすることをおすすめします。
弱点3:計画性なしのダラダラ転職
「成功体験談2」と「失敗体験談1」からわかることは「スケジューリングの甘さ」が転職活動の長期化に関わるということです。
- 成功体験談2の方の声
「内定を保留しづらいので、受かったら入社する会社のみエントリーし、その順番も考えておくべきだった」 - 失敗体験談1の方の声
「アルバイトしながらの転職活動、生活面でも安定した給料が得られず苦労した」
これらの後悔のように、転職活動は長引くと妥協水準やモチベーションの維持が難しくなります。
転職活動が長引いてしまわないように、あまりにも労働環境がひどいという場合でなければ、退社する前に転職活動の進め方を考えるようにしましょう。
転職エージェントを活用すれば弱点は簡単に克服できる
先ほどの弱点を整理すると以下のようにまとめることができます。
転職に失敗する人の問題点
- 志望理由が浅い
- 自己分析が浅い
- 企業研究が浅い
- キャリアプランが甘い
- スケジューリングが甘い
これらの課題と自分一人で向き合おうとするのは骨が折れる作業です。
だからこそ、客観的にサポートしてくれる転職エージェントの手を借りながら転職活動をおこなうことをおすすめします。
転職エージェントをつかうメリット
- 求人票には書いていない、社内情報や企業風土の情報の提示
- 自己分析も含めたキャリア相談
- 相談結果からの、おすすめ求人の紹介
- 独自の非公開求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業との面接日程の調整代行と面接対策
- 年収や入社時期などの企業との交渉も代行
- 土日にも電話やメールで相談可能
「失敗体験談2」の方のように、企業との交渉が苦手と思う方はぜひ転職エージェントに代行してもらうなど転職サービスを活用することをおすすめします。
20代女性の転職におすすめな転職エージェント
それでは、女性の転職を応援してくれるおすすめの転職エージェントをご紹介します。
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どこの転職サービスを選べばいいのかわからないという方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
*2023年2月現在
後悔しない転職へ
記事中でもお伝えした通り、転職活動は人の力を借りていいんです。
第三者の意見も取り入れつつ、自分が腑に落ちるまで転職活動をおこなうことが大切です。
その中でも「誰から」情報を入手するかも重要ですので、そこの見極めは慎重におこないましょう。
転職エージェントは転職のプロ。きっとあなたの転職活動の不安に、優しく寄り添い、大きな助けになってくれるでしょう。
仕事がつらくてもう辞めたい…これって逃げ?
20代女性はみんなどんな理由で転職活動するのだろう?