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リクルートドクターズキャリアの評判・口コミは?特徴や求人を比較
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
「リクルートドクターズキャリアの本当の評判や口コミを知りたい」
「リクルートドクターズキャリアに登録すべき?他の転職サイトとの違いが知りたい」
リクルートドクターズキャリアを実際に利用した医師の評判や口コミは以下の通りです。
良い評判・口コミ | 悪い評判・口コミ |
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リクルートドクターズキャリアの評判・口コミでわかる特徴から、利用をおすすめする医師のタイプは次の3つです。
リクルートドクターズキャリアの評判や口コミ、特徴をふまえたうえで、併用がおすすめの医師転職サイトは以下の通りです。
おすすめの転職サイト | おすすめポイント | 求人数 |
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m3キャリアエージェント | 常勤希望の医師におすすめ | 43,673件 |
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マイナビDOCTOR | 豊富な求人数 | 3,1876件 |
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医師転職ドットコム | 絞り込み条件多数 | 46,839件 |
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*2024年11月転職ハブ調べ
2〜3社に複数登録して併用がおすすめです。
そのほかの医師転職サイトおすすめを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
目次
リクルートドクターズキャリアとは?特徴と基本情報
リクルートドクターズキャリアは、どのような医師転職サイトなのでしょうか?
リクルートドクターズキャリアの特徴
- バリバリ働きたい医師から非常勤でゆったり勤めたい医師まで幅広く転職サポート
- 受付時間が長く担当エージェントと連絡を取りやすい
- 一般病院の求人、アルバイトなどの非常勤の求人に強い
※求人数は公式サイトより(2023年12月現在)
※※2011年10月末から11月にかけて全国の病院勤務医800名にインターネット調査会社を通じアンケート調査を実施
リクルートドクターズキャリアの特徴と基本情報をまとめました。
- バリバリ働きたい医師から非常勤でゆったり勤めたい医師まで幅広く転職サポート
- 受付時間が長く担当エージェントと連絡を取りやすい
- 一般病院の求人が多い
- 詳細条件でアルバイトなど非常勤求人が探せる
- リクルートドクターズキャリアの基本情報
バリバリ働きたい医師から非常勤でゆったり勤めたい医師まで幅広く転職サポート
リクルートドクターズキャリアは「キャリアアップを図りたい」「家庭と両立したい」など、バリバリ働きたい医師から非常勤・非常勤でゆったり勤めたい医師まで、幅広い価値観に対応した支援実績があります。
公開求人検索画面では「専門医取得可」など、キャリアアップ関連の検索条件が充実。
年収2000万円以上の公開求人数も大手医師転職サイト7社*の中で、第3位の規模感です。
一方で「当直なし」「週4日勤務相談可」といったワークライフバランスが叶う公開求人数も各5,000件以上と豊富です。
*大手医師転職サイト7社:リクルートドクターズキャリア、M3キャリアエージェント、マイナビDOCTOR、医師転職ドットコム、民間医局、ドクタービジョン、DtoDコンシェルジュ受付時間が長く担当エージェントと連絡を取りやすい
リクルートドクターズキャリアの電話受付時間は、平日9:30~21:00。これは大手医師転職サイト7社の中で最長です。
そのため、遅い時間でも担当エージェントと連絡が取りやすい特徴があります。
他の転職サイトの受付時間は9:00~18:00程度、長くても19:00くらいまでです。中には電話番号そのものや受付時間を公式サイト上に明記していないエージェントもあります。
リクルートドクターズキャリアなら、日勤後や当直前の空き時間に連絡可能です。多忙な医師でも都合のよいタイミングでキャリアアドバイザーに相談しやすいでしょう。
一般病院の求人が多い
リクルートドクターズキャリアの一般病院の公開求人数は8,458件(※)と、主要転職サイト7社の中でマイナビDOCTORに次いで第2位と、一般病院の求人が多いことがわかります。
リクルートドクターズキャリアの全公開求人数における一般病院の割合は約45%で、一般病院の求人掲載に力を入れていることがわかります。
一般病院を希望するなら十分な選択肢の中から検討できる転職サイトでしょう。
※2024年2月現在詳細条件でアルバイトなど非常勤求人が探せる
リクルートドクターズキャリアは、アルバイトなど非常勤求人の数は決して多くありませんが、詳細な条件設定で希望の求人が探せます。
リクルートドクターズキャリアの非常勤アルバイトの公開求人数は6,176件(※)。その求人の中から、以下の希望条件をかけあわせて求人が探せます。
- 勤務希望の曜日・時間帯(49通り)
- 勤務地(47都道府県)
- 募集科目(38科目)
- 業務内容(18種類)
- 施設形態(22種類)
- 勤務頻度(10通り)
- 特徴(5種類)
非常勤アルバイトの転職支援は、エージェントにとって大きな利益が期待できるものではありませんが、希望する医師が多いため、リクルートドクターズキャリアはその幅広いニーズに応えています。
経営基盤が安定した大手転職サイトだからこそ、非常勤希望にもしっかり対応できるのでしょう。
※2024年2月現在リクルートドクターズキャリアの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
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拠点 | 東京、愛知(名古屋)、大阪、福岡 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 一般内科・総合内科、消化器内科、循環器内科 、呼吸器内科、血液内科・腫瘍内科、心療内科、神経内科、内分泌内科・糖尿病内科・代謝内科、腎臓内科、老人内科、訪問診療 【外科系】 一般外科、消化器外科・肛門外科・肝胆膵外科、心臓血管外科、呼吸器外科・胸部外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、乳腺外科・内分泌外科・甲状腺外科、泌尿器科、婦人科・産婦人科 【他科目】 リハビリテーション科、小児科・新生児科・小児外科、精神科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、放射線科、人工透析、麻酔科、救命救急、総合診療科、緩和ケア、美容外科・美容皮膚科、人間ドック・健診、病理科・病理診断科・臨床検査科 【その他】 産業医、老健施設、その他 |
対応施設 | 一般病院、療養病院、精神病院、リハビリ病院、クリニック、老人保健施設、その他 医療機関、製薬企業、一般企業 |
資本金 | 4,500万円 |
リクルートドクターズキャリアの悪い評判・口コミ
リクルートドクターズキャリアに登録して残念に感じた医師の悪い評判や口コミをまとめました。
地方では希望条件に合う求人がみつからなかった
地方は都市部に比べて医療機関自体が少ないため、リクルートドクターズキャリアでも希望条件に合う求人紹介が少ないようです。
特に、希望する診療科や医療機関の形態が限定されている場合、紹介求人数はさらに少なくなる傾向があります。
専門性の高い診療科なら2~3件、一般的な診療科まで条件を広げても5件程度だったという口コミも。
どの転職サイトにもいえることですが、地方で転職活動をする医師にとって満足度の高いサポートとはいえないようです。
30代男性
大学病院からクリニックへの転職者からの口コミ
求人数が多いと聞いていたけど、あまり希望に合う求人はなかった。リクルートドクターズキャリアに限らずで、どの転職サイトも同じ病院と思われる求人を紹介され、違いはなかった。年収もほぼ同じくらいで、エージェントとの面談の内容も差は感じなかった。
30代男性
総合病院の泌尿器科から内科への転職者からの口コミ
地方だったので求人自体が少なく、専門の診療科だと2〜3件、内科まで範囲を広げてやっと5〜6件でした。
30代男性
急性期病院から専門クリニックへの転職者からの口コミ
希望の転職先をクリニックと限定していたので紹介してもらえる求人がなかった。医療機関自体が少ない地域だったので、紹介されるのは療養型病院か、とても通勤できないような県外の求人でした。
エージェントが多少強引に感じた
リクルートドクターズキャリアのサポートは、医師によっては強引に感じられる場合があります。
もともとリクルートグループは人材輩出企業と呼ばれ、起業を志す人材が集まりやすい社風で知られています。実際に、行動力とスピード感があり、達成意欲が高い人材がそろっているようです。
そうしたアドバイザーの姿勢を「どんどん引っ張ってくれた」と評価する口コミもあれば「急かされた」とマイナスに捉える口コミもありました。
40代男性
一般病院の麻酔科から一般病院の精神科への転職者からの口コミ
特にデメリットと感じるようなことはなかったが、強いて言えば転職を決意させるために多少急かしたり強引なところがあり、求職者のためというより売り上げのための営業トークに聞こえた。が、それは人材紹介業では当たり前のことだと思います。
リクルートドクターズキャリアの良い評判・口コミ
リクルートドクターズキャリアを利用して良かったと感じた医師の評判や口コミをまとめました。
担当エージェントが最後まで親切にサポートをしてくれた
リクルートドクターズキャリアのサポートは、ヒアリングからアフターフォローまで手厚いと評判です。
- 医師の潜在的なニーズまで汲み取るヒアリング力
- 医師とマッチする職場かどうかを見極める情報取得力
- 希望条件を実現する条件交渉力
これら一連の転職サポートにおいて、良い口コミが寄せられています。
「結局エージェントを介さずに転職した場合でも喜んでもらえた」という口コミも。
自社を介して転職させることが目的ではなく、医師が自分らしいキャリアを実現することを成功基準にしている様子が伝わります。
40代男性
一般病院の麻酔科から一般病院の精神科への転職者からの口コミ
転職後にもし連絡したら、どういった対応をされるのだろう?とアフターフォローが気になったので、入局後に一度連絡をしてみたらとても良い対応だった。面倒くさがらず、現状の医師転職市場など教えてもらえた。
30代男性
大学病院の泌尿器科から内科クリニックへの転職者からの口コミ
最終的には知人の紹介で転職が決まったので、それをエージェントに報告したところ「個人クリニックの求人はなかなか出ないので、本当に決まって良かったですね」と、素直に喜んでもらえた。
30代男性
総合病院からクリニックへの転職者からの口コミ
どんな転職先を望んでいるか、エージェントとの面談でじっくりと時間をかけて聞いてもらえた。
40代男性
医療機関の常勤医への転職者からの口コミ
医療機関の特徴を事細かにていねいに教えていただいて得意とする部門などを詳しく事前に知ることができました。院長先生や事務長さんの大切にしている理念的なものもあらかじめ教えてもらえ、面談がそれによりスムーズになりました。
好条件・好待遇の求人を紹介してもらえた
リクルートドクターズキャリアの親切でていねいなサポートの効果か、好条件・好待遇での転職が実現したという口コミも寄せられています。
具体的には「未経験の診療科への転職でも、大幅な待遇ダウンを防げた」という口コミが見られました。
また、ブランクや子育てを理由に非常勤を希望せざるを得なかった医師が、余裕のある週4勤務で常勤での採用を叶えた実績もあります。
リクルートドクターズキャリアなら、理想の働き方と待遇面での満足度を両立できる提案が期待できそうです。
40代男性
一般病院の麻酔科から一般病院の精神科への転職者からの口コミ
麻酔科から精神科へ未経験での転科だったので年収の大幅ダウンは覚悟していましたが、1,500万円から1,200万円と予想より下がり幅が少なく助かりました。
40代男性
総合病院から専門病院への転職者からの口コミ
精神と身体どちらも診られるような病院がいいなと思っていたら、最初からぴったりの求人を紹介してくれたので、思ったよりも早く転職が決まった。
転職市場での自分の価値を教えてもらえた
リクルートドクターズキャリアでは、これまでの成功実績を交えながら、各医師の市場価値を率直に教えてもらえます。
長年、同じ職場や医局で働いていると、自分の市場価値を客観視することは難しいものです。一方で、エージェントは日々多くの医師や医療機関と接している実績から、転職市場を熟知しています。
時には採用側の視点に立って、医師側の歩み寄りが必要であることや、妥協点をアドバイスしてもらえるでしょう。
30代男性
大学病院の泌尿器科から内科クリニックへの転職者からの口コミ
転職活動前は「医局を辞めたら医者を続けられなくなる」と思っていましたが、リクルートドクターズキャリアの担当者から「今の職場に固執しなくても、条件を選ばなければいくらでも選択肢はあリます」と言ってもらえたのは心強かったです。
30代男性
大学病院から総合病院への転職者からの口コミ
医師として働き始めてからずっと医局にいたので自分の市場価値を客観的に見てもらう機会がなかった。リクルートドクターズキャリアの担当者に自分の経歴などをみてもらい、医師転職の市場価値を教えてもらえた点は良かったです。
30代男性
総合病院から専門クリニックへの転職者からの口コミ
こまめに電話をもらえ「先生なら引く手数多ですよ!条件交渉など頑張ります」と良い意味で強気な感じがした。
連絡頻度がちょうど良くしつこくなかった
リクルートドクターズキャリアの連絡頻度は、2~3日に1回程度で適度だったと好評です。
他の転職サイトでは、電話に出ないと朝昼晩と電話がかかってくる場合があるようです。
また、直近での転職を考えていない医師が情報収集のために登録した際も、冷たい反応はなく配慮を感じたといいます。
面談時間を短縮してもらえたり、程よいタイミングでフォロー連絡があったりと、各医師に合わせて適度な距離感で接してもらえます。
30代男性
大学病院の泌尿器科から内科クリニックへの転職者からの口コミ
電話連絡は2〜3日に1回程度だったので頻繁すぎず、かといって放ったらかしにされているわけでもなくちょうど良かった。
リクルートドクターズキャリアの評判・口コミからわかる利用をおすすめする医師のタイプ
先に紹介した医師の評判・口コミから、以下のタイプの医師がリクルートドクターズキャリアに向いていることがわかりました。
有能で相性の良い担当エージェントを探している医師
リクルートグループには仕事への意識が高い人材が集まる傾向があります。そのため、有能な担当者に支援してもらいたい医師におすすめです。
例えば、以下のようなサポートが期待できます。
- 中長期的なキャリアデザインまで踏まえて選択肢を提案
- 医師の不安点を推測し、先回りして医療機関に確認
- 希望すれば家族にも面談を行い、家庭としてのベストを検討
- メリット・デメリットを整理して、視覚的にわかりやすい資料を用いて解説
各アドバイザーが自身の強みを生かしながら、行き届いたサポートをしてくれます。
参考:リクルートドクターズキャリア「キャリアアドバイザーのご紹介」都市部での転職を希望している医師
リクルートドクターズキャリアの4拠点はすべて都市部にあるため、特に都市部の医療機関への転職を希望している医師におすすめです。
具体的に、リクルートドクターズキャリアの拠点は東京都千代田区、名古屋市中区、大阪市北区、福岡市中央区の4ヵ所。
これらの拠点から近いエリアにある医療機関の場合、担当者が実際に訪問してリアルな職場情報を取得している可能性が高いといえます。
これらのエリアへの転職希望者は、キャリアアドバイザーに直接会って相談ができたり面接同行を依頼できたりと、手厚い転職サポートを期待できます。
転職を急いでいる医師
リクルートドクターズキャリアのエージェントは、スピーディーかつ積極的な対応で転職をサポートするため、転職を急いでいる医師におすすめです。
公式サイトの「キャリアアドバイザーのご紹介」では、担当者が医師や医療機関双方と積極的にやり取りを行っている様子がうかがえます。
また「この求人をおすすめする理由」を整理して解説してもらえるため、無駄な応募を避けられる可能性が高いといえます。
結果的に、マッチングの精度が高く、スピーディーな転職が実現するでしょう。
リクルートドクターズキャリアの良い評判・口コミからわかる登録・利用のメリット
リクルートドクターズキャリアの良い評判・口コミから、3つのメリットが浮かび上がりました。
満足度の高い転職サポートがしてもらえる
熱心な担当者が多いリクルートドクターズキャリアでは、転職成功まで諦めずにサポートしてもらえます。
例えば、子育て中やブランクありで希望条件が厳しい場合でも、担当者が医師の経験やスキルを見出して医療機関側にアピールし交渉します。その結果、採用条件の変更が実現することもあるようです。
さらに、希望条件の背景にある医師の願いを汲み取り、可能性や視野が広がる求人を提案。
医師自身が想像もしていなかったキャリアを実現できる可能性が高いでしょう。
ネットや口コミでは得られない内部情報を提供してもらえる
リクルートドクターズキャリアのアドバイザーは、ネットや口コミでは得られない詳細な内部情報を提供してくれます。
例えば、子どものために良い就学環境への引っ越しと、キャリアアップを目指していた医師の転職活動では、キャリアアドバイザーが医療機関の採用担当者と周辺エリアの住環境情報まで調べて提案したといいます。
子育て中の女性医師が転職活動をした時は、担当者が改めて子育ての観点から病院側の価値観や勤務体制をヒアリングし直したそうです。
このように、リクルートドクターズキャリアでは各医師に合わせて内部情報を取得してもらえるでしょう。
好条件・好待遇でスピーディーに転職ができる
リクルートドクターズキャリアのアドバイザーは、希望に合う求人が出てくるのを待つだけではありません。
医師の希望が叶いそうな医療機関に営業アプローチを行い、好条件・好待遇になるよう交渉してくれます。
各医師によって好条件・好待遇のポイントは異なります。募集要項は標準的な内容のため、医師の経験やスキルによっては条件交渉が可能な場合があるといいます。
すでにある求人をただ紹介する「待ち」の姿勢ではなく、あくまで医師の立場に立った「攻め」のサポートでスピーディーな転職が実現するでしょう。
リクルートドクターズキャリアの悪い評判・口コミからわかる登録・利用のデメリット
リクルートドクターズキャリアの悪い評判・口コミから、以下のデメリットがわかりました。
地方の求人紹介や転職サポートは不得意
リクルートドクターズキャリアは、地方の求人数が少ないため、地方で転職活動する場合は選択肢が限られます。
拠点も東京、名古屋、大阪、福岡の4ヵ所のみ。大手医師転職サイトの中には、DtoDコンシェルジュのように全国23拠点を保有するエージェントもあるため、比較的拠点数は少ないほうといえます。
拠点数が少ないとアドバイザーに対面で相談しにくく、面接同行のサポートなども手薄になる傾向があります。地方で転職活動をする人にとっては、デメリットといえるでしょう。
強引に転職を急かされることがある
リクルートドクターズキャリアを利用すると、転職を急かされているように感じる場合があるようです。
リクルートドクターズキャリアのエージェントの特徴として、スピーディーな転職サポートと強気な営業スタイルがあります。
知識や信頼、実績に基づいたサポートなので、転職に迷った場合はとても頼りになりますが、人によっては強引に感じることもあるでしょう。
さらに、各アドバイザーには売上目標が課されている場合がほとんどです。
どの転職サイトにもいえることですが、担当者が転職成立を急ぐあまり、逆に転職へのモチベーションが下がったという医師の声もあります。
リクルートドクターズキャリアのデメリットを解消する賢い利用方法と注意点
リクルートドクターズキャリアを利用する際、以下の2つの利用方法や注意点を実施すれば、デメリットを解消できるでしょう。
希望条件や入局時期を明確に伝える
入局希望時期は、担当者へ「明確に」伝えましょう。
リクルートドクターズキャリアでは、各医師のタイミングに合わせた支援を心がけています。転職を急かされる原因は、担当アドバイザーと入局希望時期に認識のズレがある可能性が高いです。
また、希望条件にこだわりたい場合は、妥協が必要な求人紹介は不要であることも伝えるとよいでしょう。
一致する求人が出てくるまで時間をかけてもらえたり、希望に沿った求人になるよう採用側と交渉してもらえます。
複数の医師転職サイトと併用して利用する
デメリットを補い合える複数の医師転職サイトと併用することで、効率よく転職活動を進められます。
例えば、リクルートドクターズキャリアは、地方求人が多いとはいえません。
そこで、全国に13拠点を構え地方に強みがあるマイナビDOCTOR(マイナビドクター)などと併用すれば、より多くの求人紹介を受けられる可能性が高まります。
また、転職成功にはアドバイザーとの相性が大切です。複数サイトに登録しておけば、もし相性が合わない担当者がいても、他の転職サイトとのやり取りを増やすことで解決できるでしょう。
リクルートドクターズキャリアと併せて登録したいおすすめ医師転職サイト・エージェント2選
リクルートドクターズキャリアと併せて登録・利用をおすすめする転職サイトは、M3キャリアエージェント(エムスリーキャリアエージェント)とマイナビDOCTOR(マイナビドクター)の2社です。
それぞれの特徴を踏まえたうえで、上手に活用しましょう。
M3キャリアエージェント(エムスリーキャリアエージェント)
エムスリーキャリアエージェント
エムスリーキャリアエージェントの特徴
- 医師の登録実績10年連続No.1!*
- 条件交渉力が強みで年収アップが狙える
- 常勤の求人数は業界トップクラス
*2021年12月現在、公式サイトより
M3キャリアエージェント(エムスリーキャリアエージェント)は最大級の求人数を誇る医師転職サイトです。特に常勤と美容外科の求人数は3社の中でも最多です。
運営元企業が、国内32万人以上の医師が登録する日本最大級の情報サイトを保有。医師や薬剤師向けサービスも多数提供しています。
多くの医療機関と接点があるため求人情報が集まりやすく、内部情報にも精通しているようです。アドバイザー全員が医療経営士のため経営的視点からもアドバイスが得られます。
M3キャリアエージェント(エムスリーキャリアエージェント)について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
マイナビDOCTOR(マイナビドクター)
マイナビドクター
マイナビドクターの特徴
- 大手のマイナビ運営なので非公開求人が全体の約3割と多い
- 拠点が全国に13カ所あるので地方求人もカバー
- 一般病院の求人数はトップレベル
マイナビDOCTOR(マイナビドクター)は、大手人材紹介企業のマイナビが運営する医師専門の転職サイトです。薬剤師や看護師の転職支援にも対応しています。
拠点が13拠点と多いため、地方での転職活動でも手厚い支援が期待できます。
3社の中では一般病院と非常勤アルバイトの求人数が最多。他にもクリニックや産業医、老健などの求人数も比較的豊富です。
他のエージェントが手薄なスポット求人の紹介にも対応し、幅広い提案が期待できます。
マイナビDOCTOR(マイナビドクター)について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
求人数ランキング|リクルートドクターズキャリアと大手2社の公開求人数を徹底比較
リクルートドクターズキャリアの求人数を、大手2社のM3キャリアエージェント(エムスリーキャリアエージェント)とマイナビDOCTOR(マイナビドクター)と徹底比較しました。
3社の求人数ランキングを参考に、自分に合った転職サイトはどこか、どれを併用するといいかなどをチェックしましょう。
常勤医師の公開求人数を比較
1位 M3キャリアエージェント | 15,151件 |
2位 マイナビDOCTOR | 14,208件 |
3位 リクルートドクターズキャリア | 13,025件 |
リクルートドクターズキャリアの常勤公開求人数は、大手2社と比べて少ないほうです。そのため、常勤の求人数が多いM3キャリアエージェントとの併用がおすすめです。
総求人数における割合で比べてみると、M3キャリアエージェントの常勤求人数の割合は67%、マイナビDOCTORは38%。
それに対し、リクルートドクターズキャリアは70%と常勤求人の比重が大きいため、サイトとしては力を入れていることが分かります。
アルバイトの公開求人数を比較
1位 マイナビDOCTOR | 15,114件 |
2位 M3キャリアエージェント | 7,277件(非常勤求人全体含む) |
3位 リクルートドクターズキャリア | 5,669件 |
アルバイトの公開求人数は、マイナビDOCTORがリクルートドクターズキャリアの約3倍と抜きん出ています。
総求人数に対する割合で比較しても、マイナビDOCTORは41%、M3キャリアエージェントは32%、リクルートドクターズキャリアは30%。
非常勤アルバイトの求人を探すなら、マイナビDOCTORとの併用がおすすめです。
スポット求人の公開求人数を比較
1位 M3キャリアエージェント | 7,277件(非常勤求人全体含む) |
2位 マイナビDOCTOR | 2,295件 |
ー リクルートドクターズキャリア | ー |
スポット求人とは、日時が限定された単発アルバイトのこと。リクルートドクターズキャリアには、スポット求人の取り扱いはありません。ただし、状況によっては、病院や医療機関に募集の有無を確認してもらえる場合があります。
一方で、マイナビDOCTORの公式サイト上では、スポット求人だけの絞り込みが可能。M3キャリアエージェントは、スポット求人を区別して検索することはできません。
スポット求人も視野に入れて転職活動をしている医師は、マイナビDOCTORとの併用がおすすめです。
内科の公開求人数を比較
1位 M3キャリアエージェント | 9,022件 |
2位 マイナビDOCTOR | 7,088件 |
3位 リクルートドクターズキャリア | 6,245件 |
リクルートドクターズキャリアが公開している内科の求人数は、M3キャリアエージェントやマイナビDOCTORより少なく第3位です。
M3キャリアエージェントやマイナビDOCTORは求人の半数以上が内科系に対し、リクルートドクターズキャリアは3割程度にとどまっています。
内科の求人を探している方は、M3キャリアエージェントとの併用がおすすめです。
一般病院の公開求人数を比較
1位 マイナビDOCTOR | 9,395件 |
2位 リクルートドクターズキャリア | 8,339件 |
3位 M3キャリアエージェント | 7,007件 |
リクルートドクターズキャリアの一般病院の公開求人数は3社の中で第2位。件数としてはマイナビDOCTORより少ないです。
しかし、総公開求人数に占める割合で比較すると、マイナビDOCTORは25%、M3キャリアエージェントは31%、リクルートドクターズキャリアは45%。他の2社より一般病院に力を入れていることがわかります。
一般病院への転職を希望している医師は、マイナビDOCTORとの併用がおすすめです。
高年収(1800万円以上)の公開求人数を比較
1位 リクルートドクターズキャリア | 6,917件 |
2位 M3キャリアエージェント | 3,475件 |
3位 マイナビDOCTOR | 2,876件 |
リクルートドクターズキャリアは、3社の中でいちばん高収入の公開求人数が多いです。
総公開求人数における割合で比較しても、リクルートドクターズキャリアは37%、M3キャリアエージェントは15%、マイナビDOCTORは8%。高収入案件を重視していることが伝わります。
より好条件・好待遇での転職を目指すなら、リクルートドクターズキャリアは登録しておきたい転職サイトです。
リクルートドクターズキャリアの登録から転職までの流れ6ステップ
リクルートドクターズキャリアの登録から転職までの流れを6つのステップで紹介します。流れに沿って、リクルートドクターズキャリアの利用方法を確認しましょう。
ステップ1. 無料登録とログイン
公開求人の詳細情報や非公開求人を紹介してもらうためには、無料登録が必要です。以下のボタンから申込フォームで登録、もしくは電話から登録可能です。
登録時に記載が必須の情報は以下の通りです。
- 希望勤務形態
- 第1希望勤務地
- 就任希望時期
- 希望科目
- お名前(ふりがな)
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メール
- ご住所
相性の良いアドバイザーに担当してもらうためには、登録フォームの備考欄(ご希望条件やお問い合わせなど)に希望の担当者条件を記載するとよいでしょう。
また、希望の連絡時間や連絡方法も記載しておくと、その後のやり取りがスムーズに進む可能性が高まります。
登録時に必要な書類などは特にありません。
ステップ2. 専任コンサルタントとの面談・履歴書添削
無料登録後、担当アドバイザーからEメールまたは電話で連絡が入り、面談日時の調整を行います。
面談は基本的にWebで実施。希望すれば対面も可能です。
面談では経歴や希望条件、キャリアプランなどを確認されます。すでに履歴書等を用意している場合は、事前に送ると確認がスムーズです。
転職すべきかどうかの相談から、キャリアの棚卸にも対応してもらえます。求人紹介の精度を上げるためにも、率直に自分の考えを伝えましょう。
ステップ3. 求人紹介~応募
面談内容をもとに求人紹介がスタートします。気になる病院や医療機関がある場合は、募集の有無や採用条件なども確認してもらえます。
応募の意思を担当者に伝えるだけで、匿名で経歴やスキルを採用担当者に送ってもらい、可能性の打診ができます。複数の求人に同時応募も可能です。
あらかじめ履歴書や職務経歴書の用意が必要です。初めて転職する場合などは、応募書類の無料の添削サービスを利用すると安心です。
ステップ4. 面接
書類選考に通過したら、キャリアアドバイザーが面接日時を調整してくれます。患者やスタッフの少ない土日祝日や平日夜間に設定してもらえることもあります。
複数の選考を同時進行している場合は、被らないように担当エージェントが調整してくれるため安心です。日時確定後、予定が入ってしまった場合などは早急に相談して再設定をしてもらいましょう。
面接に不安がある場合は、無料の面接対策サービスの活用をおすすめします。面接時に聞きたい質問も、事前に整理しておきましょう。
ステップ5. 内定と給料などの条件交渉
面接通過後、キャリアアドバイザーを通して採用条件が記載された内定通知書が届きます。
内容に希望と不一致がないか、記載漏れはないかなどしっかり確認しましょう。
納得したら、承諾する意向をアドバイザーに伝えます。もし希望と不一致があったり、より良い条件を希望する場合は、アドバイザーを通して確認・交渉が可能です。
面接時に懸念を感じたり、交渉不成立の場合は内定を辞退することもできます。キャリアアドバイザーが代わりに辞退の申し入れをしてくれます。
ステップ6. 退職交渉
退職意志が決まった時点で、現職の就業規則を確認し、転職活動のスケジュールをキャリアアドバイザーに相談しましょう。
円満退職のため、退職希望日の半年から一年前など余裕を持って現職場に伝えることをおすすめします。後任決定や引き継ぎをふまえると、退職までにかかる期間は3ヵ月から半年が一般的です。
退職意志を伝えると、引きとめられる場合もあります。退職交渉が難航したら担当エージェントに相談し、解決策のアドバイスをもらいましょう。
リクルートドクターズキャリアに対する医師からのよくある質問Q&A
リクルートドクターズキャリアを利用して転職する際、医師が抱きやすい疑問や質問にお答えします。
- リクルートドクターズキャリアの利用が職場にバレることはある?
- 在職中でも登録できる?
- 病院や施設の見学はできる?
- 医療機関との連絡は自分でやる必要がある?
- 転職支援サービスは無料?手数料はかかる?
- リクルートドクターズキャリアはLINEで転職活動できる?
- 今すぐの転職は考えていないが、相談だけでも利用できる?
- リクルートドクターズキャリアの退会方法は?
リクルートドクターズキャリアの利用が職場にバレることはある?
リクルートドクターズキャリアのサイトや担当エージェントから転職がバレることはありません。
リクルートドクターズキャリアは、プライバシーマークを取得しており、個人情報保護を徹底しています。
サービスの利用登録をしたことや、一連の転職活動の情報が現職に伝わる心配はありません。
ただし、転職の意向を話した知人から噂が広まったり、面接時に知人に見られてしまう可能性はあります。転職活動を秘密裏に進めたい場合は、スタッフの少ない時間帯に面接を設定してもらうなど、担当アドバイザーに協力を依頼しましょう。
参考:リクルートドクターズキャリア「医師の求人・転職Q&A」在職中でも登録できる?
在職中でもサービス登録は可能です。
実際にリクルートドクターズキャリアを利用している医師の多くが、現職で働きながら転職活動を行っています。
転職するかどうかが未定で、情報収集のために登録することも歓迎されています。
勤め先の病院や医療機関の採用担当者が、登録者情報を閲覧できる仕組みもないため、安心してよいでしょう。
病院や施設の見学はできる?
病院や医療機関によっては見学可能です。
面接時に見学させてもらえる場合が一般的ですが、応募前に対応してもらえる場合もあります。
希望する病院が見学可能かどうか、またどのタイミングで見学させてもらえるかは、担当アドバイザーに確認しましょう。
職場の雰囲気は、転職を決断するうえで重要な要素になります。見学可能な場合は、ぜひ依頼するとよいでしょう。
参考:リクルートドクターズキャリア「医師の求人・転職Q&A」医療機関との連絡は自分でやる必要がある?
病院や医療機関との連絡を自分で行う必要はありません。
面接日時の調整から応募書類のやり取り、選考結果の連絡、条件交渉、入職日の調整まで、すべて担当キャリアアドバイザーに代行してもらえます。
リクルートドクターズキャリアでは、紹介した病院や医療機関に対して医師が直接連絡することを控えるようお願いしています。
不明点や懸念点がある場合は、エージェントを通して確認しましょう。
転職支援サービスは無料?手数料はかかる?
転職支援サービスの利用はすべて無料です。
リクルートドクターズキャリアは、厚生労働大臣から許可を受けた有料職業紹介事業所です。医師が利用した転職支援サービスの費用は、採用側が負担する仕組みに則っています。
具体的には、自社を介して医師が入職した場合のみ、採用側から成果報酬料が支払われます。
それは医師の年収額をもとに算出され、年収の20%程度が相場です。医師の年収から手数料が差し引かれる心配はありません。
リクルートドクターズキャリアはLINEで転職活動できる?
リクルートドクターズキャリアでは、サイトからの情報提供や担当エージェントとのやりとりにLINEを使用することはありません。
連絡方法はEメールまたは電話のみ。登録後の面談はWebか対面で実施されます。
今すぐの転職は考えていないが、相談だけでも利用できる?
今すぐの転職を考えていない場合でも利用することができます。ただし、相談のみでも、無料登録は必要です。
面談の際に、すぐ転職する意思はないことをしっかり伝えると、担当から頻繁に連絡が入ることを防げます。
求人紹介や情報提供が不要な場合も、初回面談時に伝えましょう。
その後、定期的にフォロー連絡が入り、今後の求人紹介の必要有無や転職意志を再確認してもらえます。
転職が未定でも、希望すれば市場動向や求人情報の提供にも随時対応してもらえるでしょう。
リクルートドクターズキャリアの退会方法は?
退会したい場合は、担当キャリアアドバイザーに意向を伝えます。
その後、本人確認のうえ、すみやかに個人情報や転職活動の履歴を削除してもらえます。
参考:リクルートドクターズキャリア「医師の求人・転職Q&A」リクルートドクターズキャリアの評判・口コミまとめ
リクルートドクターズキャリアは「一般病院」や「好条件・好待遇」の求人紹介に強みがある医師転職サイトです。
キャリアアドバイザーが熱心で、積極的にきめ細かく支援してくれます。
良い求人が出るのを待つだけではなく、医師の希望条件に近づくよう積極的に採用側と交渉を実施。そのため、スピーディーな転職活動が実現します。
地方の求人数が少ないため、全国に拠点があるマイナビDOCTOR(マイナビドクター)など他の転職サイトとの併用でデメリットを解消しましょう。