更新日時:
リクルートダイレクトスカウトを使うとばれるのか採用担当30名に聞いてみた
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
「リクルートダイレクトスカウトに登録したんだけど、今の会社にバレないか心配」
結論から言うと、リクルートダイレクトスカウトに登録しても、在職中の会社に転職活動がバレることは通常ありません。
なぜならリクルートダイレクトスカウトでは、「名前」「メールアドレス」「生年月日」「住所」「電話番号」が隠された状態で、ヘッドハンターや企業のスカウト担当者に渡されるからです。
ただし、特徴的な企業に勤務していたり、特別な資格・経歴があったりすると「これは、○○部の○○さんではないか?」と推測されてしまう可能性はゼロではありません。
心配な人は、リクルートダイレクトスカウトの「企業ブロック」に会社を登録しておきましょう。
企業ブロックとは?
- 設定した企業から、あなたの会員情報の一切を閲覧不可にする機能
- 現職の会社はもちろん、グループ会社や主要取引先など最大10社まで登録できる
バレると困る会社には企業ブロックを設定しておけば、確実にバレることはありません。
この記事では、リクルートダイレクトスカウト登録時に個人情報が特定されないための仕組みや、バレないための登録方法を解説します。
サービス名 | 転職サービス の種類 |
求人数* |
---|---|---|
リクルートダイレクトスカウト |
スカウト型 | 362,115件 |
|
||
ビズリーチ |
スカウト型 | 140,040件 |
|
||
doda X |
スカウト型(求人紹介もあり) | 60,486件 |
|
||
JACリクルートメント |
エージェント型 | 非公開件 |
|
*2023年4月時点
求人数は2024年11月時点
リクルートダイレクトスカウトの評判について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
転職ハブ編集部/元キャリアアドバイザー
教育業界から株式会社リクルートキャリア(現リクルート)へ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
30歳を節目に、より多くの人生に貢献したいとの思いからWebマーケティングにキャリアチェンジし、転職に関するメディア運営を行う。
ユーザーや有識者へのインタビューに基づく情報発信をモットーとしている。
もっと見る 閉じる
目次
リクルートダイレクトスカウトを使うと勤務先にバレる?【採用担当30人にアンケート】
結論から言うと、リクルートダイレクトスカウトの利用が在職中の会社に転職活動がバレることは通常ありません。
なぜなら、個人が特定されるような「名前、メールアドレス、電話番号」などが隠された状態で、ヘッドハンターや企業担当者に渡されるからです。
一方、リクルートダイレクトスカウトのような「スカウト機能をもつ転職サイト」への登録が職場にバレることは実際にあるのでしょうか?
編集部が採用担当者30人にアンケートで聞いてみました。
当編集部で実施した調査によると、個人が特定できるレベルで自社の社員だと気づいたことがある採用担当は30名中3名でした。
企業ブロック設定を忘れてしまったことに加えて、職務経歴に以下のような内容が書かれていたことが原因でバレてしまうようです。
職場にバレた理由
- 特徴的な企業に勤務していた
- 特別な資格を持っていた
- 独自性の強いプロジェクトを経験していた
- 自社のサービス名や商品名を記載していた
- 部署の名前が特徴的だった
特に、リクルートダイレクトスカウトのようなハイクラス向けの転職サイトを利用する企業は、求職者と同様に「キーワード検索」を駆使して業界ならではの専門分野やスキル名を職務経歴に含む候補者を探します。
業界で名の知られている方ほど、職場にバレたくなければ企業ブロック設定を徹底しましょう。
企業ブロックされておらず、また特別な資格持ちの人だったので学歴や年齢から推測できたことが1例ありました。
「店舗数全国1位の○○業界で働いています」とあり、全国1位の店舗数といえば弊社なので個人までは分かりませんがうちの社員だなと気づきました。
採用担当にバレたところで社内評価は変わらない
ちなみに、もしも自分がスカウト型の転職サイトに登録していることが採用担当にバレてしまった場合、どのような対応を取られるのでしょうか。
採用担当の回答は「何もしない」が半数を占めました。
「本人以外(上司など)に知らせる」または「本人に探りを入れる」という回答も、その目的は職場環境の改善が中心でした。
全体的に「転職するしないは本人の自由」と考えている採用担当がほとんどのため、転職サイトに登録したことが職場にバレてしまっても大事には至らないかもしれません。
正直残念ではあるが、転職サイトに登録や転職を考えるというのは個人の自由であり、本人の評価とは全くの別物。転職を考える事は誰にも起こり得ること。むしろなぜ転職したいのかを真摯に考えた方が会社のためだと思います。
自社は少人数で人が急に抜けると業務に支障をきたすため、退職の可能性を見越して人員配置や次の採用計画を上司や幹部と相談する必要があります。ただし、勤務態度に問題がなければ、転職サイトに登録しているだけで評価に影響することはありません。
これで絶対にバレない!リクルートダイレクトスカウトの企業ブロックとは?
リクルートダイレクトスカウトの企業ブロックとは、特定の企業があなたの個人情報や経歴などを一切見られなくする機能のことです。
これにより、在職中の人事担当者に経歴を見られて「○○さんは転職活動をしているのでは?」と推測される心配もゼロになります。
企業ブロックは10社まで登録できるので、勤務先はもちろん、グループ企業や主要取引先のブロックも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの企業ブロックの設定手順で設定
- 設定画面の「企業ブロック設定」を表示する
- 検索窓に、ブロックする会社名を入力し、「設定する」を押す
- 設定画面で、企業ブロックの設定ができたかどうか確認する
なお、企業ブロックは会社名の変更や組織再編成があると、設定していた企業がブロックの対象外になってしまう場合があります。
転職活動が長期化するようであれば、定期的に設定内容を見直すようにしましょう。
リクルートダイレクトスカウトに登録したレジュメはスカウト担当からどう見えているのか?
リクルートダイレクトスカウトに登録し、企業ブロックを設定していない場合、ヘッドハンターや企業のスカウト担当者は、以下のような状態で転職希望者の情報を閲覧します。
上記画像の通り、氏名、メールアドレス、生年月日、住所、電話番号など、個人が特定できる情報は伏せ字で表示されるため、リクルートダイレクトスカウトへの登録後、企業ブロックをしなくても勤務先などにバレる可能性はほぼありません。
公開される情報 | 公開されない情報 |
---|---|
|
|
実名などの「個人が特定できるレジュメ情報」がヘッドハンターや企業のスカウト担当者に公開されるタイミングは、「スカウトへの返信」「ヘッドハンターへの相談」「求人情報への応募依頼」をした時です。
ただし職歴や資格などが特殊な場合、現職の関係者などに推察され、バレる可能性はゼロではありません。
例えば「業界No.1の店舗数を誇る会社で勤務した後、現在は〇〇の資格を活かして働いています」といった内容がスカウト担当者に見られると、あなただとバレるリスクが高まります。
現職の関係者にバレることなくリクルートダイレクトスカウトを利用したい場合は、やはりあなたの情報を非表示にできる企業ブロックがベストな方法といえます。
この記事のまとめ
転職を考えていることが職場にバレてしまわないか心配でリクルートダイレクトスカウトに登録をためらっているとしたらもったいないかもしれません。
ただし、企業ブロック設定を忘れないようにしましょう。
なお、リクルートダイレクトスカウトの評判や上手な使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
\登録審査なし!/
実名など、あなただと特定できる状態のレジュメは、スカウトへの返信やヘッドハンターへの相談、求人情報への応募をしない限り、公開されません。