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第二新卒の看護師は転職が難しい?新人看護師でも転職できる理由と成功するコツと方法
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「看護師でも第二新卒だと転職は難しい?」
「看護師が第二新卒、新人となるのはいつまで?」
新卒で入職しても2年未満で退職した看護師を第二新卒と呼び、一般的に転職は厳しいといわれています。そのため転職するかどうか悩んでいる看護師さんは多いと思いますが、第二新卒でも自分に合った職場に転職できます。
ただし、看護師転職のプロにアドバイスを仰ぎながら転職活動を進めるのがおすすめ。働き方や職場選び、研修の有無など、キャリアアドバイザーに相談しながら進めましょう。
この記事に書かれていること
- 第二新卒でも看護師は転職できる3つの理由
- 【悩み別】第二新卒向け求人のみつけ方おすすめの職場
- 第二新卒で転職するメリットデメリットと成功のコツ
転職した看護師に大規模アンケートを実施したところ、看護師転職サイトの人気トップ3は次の3社です。いずれも転職サポート充実で総合評価が高く、信頼できるおすすめの大手転職サイトです。
おすすめの転職サイト | おすすめしたい看護師や特徴 | 求人数(※1) |
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1位:看護roo! | 20代や初めての転職におすすめ | 201,802件 |
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2位:レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | ママ看護師・ブランク看護師におすすめ | 158,398件 |
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3位:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) | 求人の少ないエリアを希望する人におすすめ | 25,169件 |
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※ランキングは看護師転職サイトを利用して転職した看護師363人のアンケート調査による総合評価。詳細は看護師転職サイトランキングの記事をご覧ください。
転職hubユーザーの看護師さんはどの転職サイトを利用しているのか、満足度の高い転職サイトはどこなのかは、下記の記事の看護師転職サイトおすすめランキングで解説しています。
20代・30代など年代別や、病院・クリニックなど職場別、希望する勤務地別など、条件ごとにおすすめの看護師転職サイトを紹介しているので、ぜひあわせてお読みください。
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目次
第二新卒とは?何年目まで新人看護師?
看護師の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーによれば、看護師の第二新卒は新卒で就職後、看護師経験2年未満の人をさすことが多いようです。一般的な職種の第二新卒が3年未満に比べ、新人と見なされる期間が短いのが特徴です。
看護師の場合、新卒は大規模病院の急性期病棟に配属されることが多く、厳しい職場で新人の頃から多くの仕事量をこなし鍛えられます。そのため、看護師の転職市場では「新卒で入職した病院に2年以上勤務ならほぼ1人前」ととらえられているからです。
看護師は慢性的な人手不足で、早期退職する人も多い職種のため、看護師歴1年未満はほぼ臨床経験なし、2年未満で第二新卒というのが、採用担当者やキャリアアドバイザーの共通認識のようです。
2年未満の第二新卒でも転職はできる?安心して転職できる3つの理由
看護師歴2年未満の第二新卒でも、実は不安なく転職できます。その理由について詳しく紹介していきましょう。
看護師の求人倍率は◯倍!慢性的な人手不足で売り手市場
日本看護協会発表(※)によると、ナースセンター登録の求職者数や求人数から割り出した看護師の求人倍率は1.33倍。以前は常に2倍を超えていたので改善傾向にはありますが、人手不足は続いている状況です。
さらに、日本では労働力人口が減少し続ける一方で、高齢化により看護師の需要は増加しており、国をあげて看護師確保対策が進められています。その中で、若年層が魅力的に感じる職場環境作りは重要課題です。
厚生労働省によれば、近年の若者は職業選択の際に、休日の確保や適切な労働時間を重視するため、看護師も労働時間の軽減が必要といわれています。
ひとりあたりの負担軽減のためには人員を増やす必要があり、大手転職サイトなどでは第二新卒の特集が組まれるなど受け入れ先も増えています。
※2021年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の 求職・求人・就職に関する分析」結果
採用担当者が第二新卒を採用する4つのメリット
看護師の採用担当者によると、第二新卒の採用には以下の4つのメリットがあるそうです。
そのため、第二新卒を好意的に採用する医療機関・施設も少なくありません。
若さと体力があり伸び代が大きい
第二新卒者はベテランよりも体力・記憶力・思考力などがあることを期待されて採用されます。若い人ならではの成長スピードを見込まれ「スキルは教えれば何とかなる」と思ってもらえるようです。
実際に、採用担当者の中には「20代看護師は物覚えがよく、機械の操作や職場のやり方にもすぐに慣れる」というイメージを持つ人も多いようです。第二新卒者は人柄や看護観がしっかりしていれば、伸び代を評価してもらえます。
新しい職場への順応性が高い
第二新卒者は、転職先の業務やルールを素直に吸収できると好意的にとらえられています。前職のやり方が身についていないぶん、いい意味で疑問を持たずに、新しい職場で教えられたことをそのまま実行できるのです。
一方で、経験豊富な看護師の場合、自分のこれまでのやり方や価値観が確立されていることが多いため、転職先の方針に疑問を持ちやすいといいます。
忙しい医療現場では、そうした疑問に逐一答えている余裕がないことも多いため、指示通りに動けるのは評価されるポイントです。
新卒看護師より定着率が高い
第二新卒者は、ある程度医療現場がどういうものかを経験しているぶん、定着率が新卒看護師よりも高いと考えられています。
新卒看護師は適正にかかわらず、大規模病院の急性期病棟に配属されることが多いため、急性期が合わない人や体力が続かない人は早期退職になる可能性があります。
一方で、第二新卒者は転職活動を経て自分を見つめ直し、より自分に合った職場や働き方を選んで転職しています。さらに、短期間で転職を繰り返すデメリットも理解しているので、定着しやすく採用側は安心して受け入れられるのです。
社会人のマナーや常識が身に付いている
たとえスキルや経験が不足していても、第二新卒者は社会の厳しさを経験したことがある立派な社会人です。社会人としてのマナーや常識は、新卒看護師よりも身についていることが期待できます。
忙しい医療現場では、社会人のマナーや常識まで教えている余裕がないことが多いのが実情です。時間厳守、報告・連絡・相談の必要性、敬語の使い方などは、最低限身につけていてほしいのが採用側の本音でしょう。
キャリアアドバイザーが語る「第二新卒の需要と転職市場」
第二新卒の需要は多いとはいえませんが、以前に比べて受け入れる病院や施設は増加傾向にあります。
とはいえ、臨床経験が3年以上の看護師に比べれば、紹介できる求人数は減ってしまうのだとか。具体的には、経験豊富な看護師なら20~30件紹介されるところを、第二新卒者の場合は2~3件程度になることもあるといいます。
そのため希望条件をいくつか妥協したり、夜勤ができることをアピールしたりすることが、転職成功のポイントです。
【悩み別】第二新卒の求人のみつけ方とおすすめの職場
第二新卒で転職を考える看護師さんの悩みは、おもに次の3つが挙げられます。
体力的・精神的につらく転職する看護師
患者さんの命と健康を預かる看護師は、新人といえども失敗は許されない環境の中で、夜勤などの体力的にきつい仕事を行います。
常に眠気や疲れが取れない状態で、専門的で注意力が必要な仕事をこなし、患者さんに合わせた機転も必要。
さらには新たなスキルや知識の習得も欠かせず、重症度の高い患者さんの死を次々と目の当たりにしてしまう状況では、体力的にも精神的にも限界を感じるのも無理はありません。
もう少し余裕を持って働くことができる環境で、ひとりひとりの患者さんと向き合いたいと考える人も多いのではないでしょうか。
体力的・精神的につらい看護師の求人のみつけ方
急性期の度合いを下げれば、忙しさやプレッシャーを緩和させることが可能です。転職サイトの公開求人検索画面で「療養型病院」「研修充実」「未経験・ブランク可」などで絞り込めば、該当の病院が一覧表示されます。
また、キャリアアドバイザーに求人紹介をしてもらう際は、どんなことがつらいのか具体的なエピソードで説明しましょう。
なぜなら、夜勤による寝不足がつらい人もいれば、患者さんのからだを支える力仕事がつらいと感じる人もいるからです。より詳細に伝えることで、求人紹介の精度が高まるでしょう。
体力的・精神的につらい看護師におすすめの職場
体力的・精神的につらい方には、患者さんの状態が比較的落ち着いている回復期や療養型の病棟がおすすめです。夜勤手当があるぶん給料も維持しやすく、急性期ほどのプレッシャーや忙しさからは解放されやすい職場といえます。
病院勤務にこだわらないのであれば、以下の職場もおすすめです。
- 介護施設
- クリニック(眼科、皮膚科、耳鼻科)
- 美容クリニック
- デイサービス
- 訪問入浴
特に、美容クリニックは接遇のできる若い看護師が好まれるため、第二新卒でも採用されやすい職場といえます。その中でも医療的な手技はほとんど必要ない医療脱毛クリニックはおすすめです。
人間関係で悩み転職する看護師
女性が多い看護師という職種柄、人間関係が原因で転職する人はとても多いです。
命をあずかる切迫した医療現場では、先輩や同僚も体力的・精神的な負担が大きい中で働いています。そのため言動がきつくなってしまったり、周囲への配慮が足りなくなることも。
また一つのミスが重大な医療事故につながりかねないため、失敗を叱責されて心が折れてしまうこともあるでしょう。
余裕がなく人間関係も悪い職場環境からいったん離れたいと転職を考える看護師さんが多いのも頷けます。
人間関係で悩む看護師の求人のみつけ方
人間関係で悩む看護師は、看護師転職サイトを利用するか、知人の紹介で転職活動をするとよいでしょう。
直接応募やハローワーク、ナースセンターなどの転職方法では、応募先の人間関係までは把握しにくいといえるからです。
一方で、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーや、その職場で働く知人なら、応募先の人間関係を熟知しています。例えば、看護師の年齢層や、師長と同僚の性格なども教えてもらえるでしょう。
人間関係で二度と失敗したくないのなら、その職場の内部事情を把握している第三者の力を借りることをおすすめします。
人間関係で悩む看護師におすすめの職場
回復期や療養期の病院なら、急性期や大学病院よりも忙しさが緩和されやすく、人員配置や業務量にも余裕があり比較的、人間関係が良好なところが多いようです。
新卒で就職した病院でつらい経験をすると、別の施設形態を検討したくなるものですが、少人数で働くクリニックはおすすめできません。看護師の人数をギリギリで回しているところが多く、気が合わない人がいるときに逃げ場がないからです。
もし、転職先の病院で臨床経験を積むことができたら、いずれは訪問看護や応援ナースといった働き方の検討も可能です。どちらも人間関係の悩みが少ない働き方といわれています。
看護の理想と現実のギャップに苦しんでいる看護師
患者さん一人ひとりに寄り添いたいと考えて看護師になる人は多いでしょう。しかし、3次救急などの超急性期やクリニックではそのような余裕は少なく、分刻みで業務をこなす必要があります。
そんな状況では、対人間の温かい仕事だと思っていた看護師の役割にギャップを感じてしまいますよね。
また、大規模病院ほど研修医が多く採血をさせてもらえないなど、看護師の業務範囲が限られた職場で、やりがいを感じられなくなる人もいます。
他にもICU担当などで、患者さんが元気になった姿を見る機会が少ないなど、看護の理想と現実のギャップに苦しんで転職を考えている方は多いでしょう。
看護の理想と現実のギャップに悩む看護師の求人のみつけ方
理想と現実のギャップが原因で転職をする場合は、そもそも自分が何を理想とするのかを明確にしましょう。もやもやした気持ちの要因をつきつめて考えると、自分の理想が見えてくるかもしれません。
また、キャリアアドバイザーに相談してみることもおすすめ。第三者から見た気づきを共有してもらうことで、自分の真の望みがわかる可能性があるからです。
理想が明確になったら、その内容をキャリアアドバイザーにしっかりと伝えて求人紹介に反映してもらいましょう。
直接応募やハローワークなどの転職方法は内部事情がわかりにくく、同じことが起こりうるので、避けたほうがよさそうです。
看護の理想と現実のギャップに悩む看護師におすすめの職場
「忙し過ぎて、患者さんとゆっくり向き合う時間がなかった」と悩む看護師におすすめの職場は、回復期や療養期の病院、介護施設、デイサービス、訪問入浴です。これらの職場では、患者さんと長期間にわたって、じっくり関わることができます。
また、看護技術を生かす機会が少ないことにギャップを感じている人には、中小規模の病院がおすすめです。
研修医が少ない中小規模の病院なら、経験を積むことでスキルアップと業務範囲の広がりが期待でき、ある程度の裁量権を委ねてもらいやすいからです。
第二新卒の看護師はクリニックや精神科へ転職できる?
大規模病院の病棟でつらい経験をした人は、ゆっくり働けるイメージのあるクリニックや精神科を志望しがちです。しかし、第二新卒がクリニックや精神科に転職するのは、難易度が高い挑戦です。
なぜなら、どちらも人気がある職場で競争率が高いうえ、ある程度の臨床経験と、診療科独特の知識やスキルが求められるからです。
クリニックは、少人数で業務を回すため、固定給以外の休みが取りにくく、夜勤がないぶん拘束時間は長めです。第二新卒の教育に割ける人員も足りないので、クリニック求人では即戦力が求められます。
また、精神科病院はゆったりと患者さんと向き合えるイメージで第二新卒の看護師に人気の職場ですが、医療処置が少ない職場であるため、自身のキャリアをしっかり考えて検討する必要があるでしょう。
第二新卒で精神科病院に転職した場合、内科や外科などメジャーといわれる診療科で一般的に学べる手技や医療処置の部分を学ぶことが難しいため、再転職先が限られる可能性が高くなります。
第二新卒の看護師が転職に成功するコツ
第二新卒の看護師が転職に成功するためには、次の3つのコツを実践するのがおすすめです。
第二新卒歓迎の職場を選ぶ
第二新卒が転職に成功するためには、第二新卒歓迎の求人に応募しましょう。
第二新卒は書類選考時点で選別されてしまうことが多く、面接まで進める確率は1割程度だといいます。その点、募集要項内に「第二新卒も相談可」と明記されている求人なら、面接まで進める可能性が高いといえます。
看護師転職サイトの求人検索画面で「未経験・ブランク可」を選択するか「第二新卒」でフリーワード検索すれば、該当の求人が一覧で見れます。
また、面接まで進んだら、臨床経験が少ない人を採用した実績があるか、その看護師が入職後に活躍しているかを確認するとよいでしょう。実際に第二新卒を手厚くフォローする体制が整っているのかを推察できます。
教育体制が整っている求人から探す
教育体制について訴求されている求人であれば、第二新卒や未経験者、ブランクのある看護師が受け入れられやすい雰囲気があると考えられます。そのため自分の実力を取り繕うことなく、落ち着いて看護スキルを身につけることができるでしょう。
また、本当に教育体制が整っているのかを見極めるために、患者数に対する看護師の人数などを確認することもポイントです。人員配置に余裕があれば、既存看護師からのフォローが得やすいと考えられます。
業務マニュアルが整備されているかどうかもチェックポイント。どんな看護師でも業務を的確に実行できるよう、配慮されている職場だとわかります。
なんでも相談できる看護師転職サイトを利用する
第二新卒者には、看護師転職サイトの利用がおすすめです。
第二新卒の転職難易度は高いため、第三者の客観的な意見を参考にしながら冷静に転職活動を進めることがポイントです。
看護師転職サイトでは、現職での悩みや転職すべきかどうかから相談可能です。いつまでに何をすべきか、キャリアアドバイザーが進捗管理をしてくれるため、現職と転職活動を両立できます。
また、採用側の内部事情も教えてもらえるため、不満が再発するような転職先を選んでしまうのを未然に防げるでしょう。
第二新卒の看護師の転職サポートに強い看護師転職サイト3選
第二新卒で転職を考えている看護師さんにおすすめの看護師転職サイトは、次の3社です。
いずれも2年未満で新卒入職した病院を辞めて、初めて転職する第二新卒の看護師に手厚いサポートをする看護師転職サイトです。
看護roo!
求人数(※) | 201,802件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:00 |
運営会社 | 株式会社クイック |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
看護roo!は、首都圏・関西・東海地方の求人に強く、転職後の満足度が高い求人紹介に定評があります。給料や手当、福利厚生などの条件面だけではなく、人間関係や職場の雰囲気、やりがいまで考慮した求人提案力が強み。対応がていねいかつスピーディーでストレスなく転職活動ができます。
看護roo!は、国試対策でも馴染みがあり、転職サポートで総合満足度の高い転職サイトです。求職者と採用側双方へのヒアリング力が高く、ミスマッチの少ない求人紹介を得意としています。
そうした精度の高い紹介実績により医療機関からの信頼が厚く、内部情報を収集しやすい関係性を構築。デメリットも含めて転職先の内部事情を共有してもらえるため、入職後のギャップが少ない転職が実現しやすいサイトといえます。
履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策も充実していると評判ですから、初めての転職で不安な第二新卒者も安心して選考に臨めるでしょう。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
求人数(※) | 158,398件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:00 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、幅広い分野の求人があり求人の選択肢が多い転職サイトです。キャリアアドバイザーのヒアリング力が高くていねいな対応に定評があります。入職後の生活やキャリアプランも考慮した求人提案力が高く評価されています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、求職者に寄り添ったていねいなサポートが強みの看護師転職サイトです。
担当のキャリアアドバイザーに、求職者が本質的に求めていることが何かを見極めてもらえるため、自分では気づきにくい提案が期待できます。
全国対応で求人数も最大級、かつ幅広い施設形態の求人がそろっている点も魅力です。第二新卒にはありがたい「研修充実」の項目で公開求人検索も可能で、現在 3,866件(2024年11月時点)の求人があり、全体の10%を占めています。
マイナビ看護師
求人数(※) | 81,308件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:30 - 17:00 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
マイナビ看護師は、全国展開で都市部にも地方にも強く、さまざまな職場の求人が豊富。保有求人の40%が非公開求人で高収入・好待遇の求人が多い。できる限り対面での面談を重視し、転職の背景を理解したうえで求人を紹介するためミスマッチが少ない。キャリアやライフプランを考慮した求人提案やアドバイスの質が高い。
マイナビ看護師は東京・大阪・福岡はもちろん、全国に20拠点の相談会場を持っています。そのため、地方でも対面での相談に対応してもらいやすい転職サイトといえるでしょう。
無料のキャリア相談会も各拠点で頻繁に開催されているため、キャリアアドバイザーのヒアリング力が高い点も魅力です。
また、第二新卒でも受け入れられやすい美容クリニック求人が豊富にあります。公開求人検索画面で「美容クリニック」で検索すれば、一覧で確認可能です。
さらに、マイナビ看護師では専属の担当者もいるほど、面接対策を重視しています。第二新卒のマイナス面をカバーできる志望動機をいっしょに考えてもらえるなど、印象アップが狙えるでしょう。
新人看護師が転職サイトを上手に活用する方法
新人看護師が転職サイトを上手に活用するためには、以下の3つの方法をおすすめします。
- キャリアアドバイザーに現職の悩みを正直にすべて伝える
- 転職活動で困ったこと不安なことはなんでも相談する
- 担当者からの電話やメール、LINEにはなるべく早く反応する
- 希望の職場や働き方にこだわりすぎない
担当のキャリアアドバイザーと密にコミュニケーションをとり、転職への意欲を積極的に伝えることが上手に活用するポイントといえるでしょう。
キャリアアドバイザーに現職の悩みを正直にすべて伝える
キャリアアドバイザーに対しては、他責な発言と思われるかどうかを気にせずに、現職の悩みや不満をすべて打ち明けましょう。
「大変」という言葉ひとつをとっても、人によって感じる度合いも、大変な内容も違います。そのため、偽りのない言葉のほうが自分の価値観を理解してもらいやすいからです。
例えば、
- 苦手な先輩や同僚に、強く当たられてつらい
- 若手に夜勤が押し付けられて、体がもたない
- 人の生死に関わることへのプレッシャーに耐えられない
など愚痴になってもいいので、包み隠さず伝えましょう。
転職活動で困ったこと不安なことはなんでも相談する
キャリアアドバイザーにはなんでも相談して、適切な選考対策を行いましょう。
例えば、第二新卒ということで自分に自信がないのであれば、転職先でどう貢献できるのかがわからないこともあるでしょう。キャリアアドバイザーは、転職先でどのように貢献できるかなどのアピールポイントの整理からつきあってくれます。
また、第二新卒者のマイナス面をカバーできる履歴書・職務経歴書の書き方や、面接での受け答えも一緒に考えてもらえます。
応募先の内部情報も積極的に聞き、次の転職では長期勤務ができるよう自分に合った職場を見極めましょう。
担当者からの電話やメール、LINEにはなるべく早く反応する
キャリアアドバイザーはひとりで複数の求職者の担当をしています。そのためメールやLINEの返信がなかなかこない人よりも、スムーズに連絡が取れる人のサポートに力が入るのは自然なことです。
第二新卒者はスキルや経験でアピールできないぶん、誠実さや意欲で勝負する必要があります。そうした人柄は担当者とのやり取りにも表れるため、コミュニケーションが円滑に取れる人のほうが安心して紹介できるのです。
第二新卒者が得られる応募の機会は、経験豊富な看護師よりも少なめです。チャンスを逃さないためにも、紹介求人に応募する・しないにかかわらず、担当者からの連絡には早めに反応しましょう。
希望の職場や働き方にこだわりすぎない
希望の職場や働き方にこだわりすぎると、本当に自分に合った職場に転職する機会を逃してしまいます。
キャリアアドバイザーによれば、つらい経験をした病棟を敬遠する第二新卒者は多いといいます。そのため、第二新卒者の9割がクリニック求人を希望するそうです。
しかし、同じ病棟でも慢性期・回復期・リハビリ・療養型病院なら、大学病院や大規模病院などの急性期よりも忙しさが緩和され、職場の雰囲気も殺伐としにくい傾向にあります。
病院勤務を続けることで、将来の選択肢を狭めないですむメリットもあります。
第二新卒者はまだまだ看護スキルを身につける必要があるため、教育体制が整った病院への転職を候補から外さないようにしましょう。
第二新卒で転職するメリット
看護師が第二新卒と呼ばれる2年未満で転職するメリットはあるのでしょうか?おもに次の3つが挙げられます。
自分に合った働き方職場がみつかる
看護師の場合、看護学校の系列病院に就職するケースが多く、自己分析や職場研究が不足したまま社会人になった人も多いのではないでしょうか。しかし、実際に働いてみないと、自分に合った働き方や職場は見えてこないものです。
その結果、就職前のイメージとギャップを感じたり、理想的だと思っていた職場に違和感を覚えることも。そうした心のサインをきっかけに、改めて自分を見つめ直す人もいるでしょう。
新卒で入職した医療機関をひとつの基準とし、より自分に合った職場や働き方、環境などを見極めて転職選びができる点がメリットといえるでしょう。。
からだや心の不調を改善できる
転職により、不調の原因となっている環境から離れることで、状況を改善できる可能性があります。
看護師のからだや心の不調の原因になりやすい事柄は、以下の通りです。
- 夜勤や残業が多すぎる
- 休日などの勤務時間外にも研修や勉強会が開催される
- 命をあずかることにプレッシャーを感じる
- 人間関係がうまくいかない
職場によって方針も風土もさまざまですから、転職で改善される可能性があるなら、第二新卒でも決断するメリットは大いにあるでしょう。
自分が理想とする看護師に一歩近づく
看護師として働き始めたことで、自分が思い描く理想像が明確になる人は多いでしょう。それをふまえて希望に合った職場を選択すれば、努力も苦にならず理想の看護師像により早く近づくことができるでしょう。
新卒では看護学校の系列病院や実習を行った病院へ入職する人も多く、適正に関わらず急性期病棟に配属される傾向があります。そのため自身の看護観を深く考える機会も少ないまま、現職で働いている人もいるのではないでしょうか。
人には向き不向きがあるため、自分が理想とする看護師像に合った環境へ転職したほうが、より実力を発揮しやすくメリットも大きいでしょう。
第二新卒で転職するデメリット
新卒で入職してから2年未満、第二新卒で転職する看護師にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?おもに以下の3つが挙げられます。
3年経験の看護師より厳しい転職活動になる
3年以上の経験がある看護師に比べると、第二新卒の転職活動は、厳しいものになりがちです。
なぜなら、看護師の転職市場では、新卒で就職した病院で3年間の教育カリキュラムを受けているかどうかを重要視する医療機関もあるからです。そのため、看護師歴2年未満でも、学ぶべき基本が身についていないと捉えられてしまうことがあります。
看護師は売り手市場とはいえ、人気のある求人には複数人の応募があることがほとんど。3年以上経験がある看護師と比較されると、2年未満の看護師はどうしても不利になることは覚悟しましょう。
新卒時ほどていねいな研修や指導は受けられない
忙しい医療現場では、社会人として最低限のマナーや常識が身についていることを期待して第二新卒者を採用します。かつ、初歩レベルの手技は身についていると考えられることから、新卒者に行われる研修や指導が省かれることも。
また、新卒で有名な大規模病院や大学病院に勤めていた看護師は、勤務年数が短くてもある程度の症例を経験した即戦力と見なされる場合もあるようです。その結果、周囲の期待値と自分の実力が見合わず、不安やプレッシャーを感じる看護師もいます。
さらに、第二新卒の転職先は急性期の度合いが下がったり、医療行為が少ない職場であることも多いです。そのため、今以上のスキル向上が期待できないケースもありそうです。
短期間での再転職は難しい
看護師の転職市場では、新卒で就職した病院で3年以上の勤務実績があり、転職回数が年代に見合ったものであるかをチェックされます。
第二新卒者は勤務実績が短い点で不安視されることがあり、そこに短期間での再転職が重なると、その後の転職難易度が上がります。
20代前半であれば、許容される転職回数は1回まで。そのため、第二新卒で転職する場合は、次の職場で3年以上の勤務実績を積むことが重要です。
看護師転職サイトの仕組み・利用の流れ
看護師転職サイトの仕組みに沿って、登録から内定までの利用の流れを6つのステップに分けて詳しくご紹介しましょう。
1.無料登録
看護師転職サイトでは、登録しなくても掲載された公開求人の閲覧までは可能です。しかし、非公開の求人紹介や選考に進むためには、無料登録が必須です。
登録は看護師転職サイトの登録フォームから行い、1分程度で完了します。この時点では履歴書や職務経歴書の用意は不要です。
登録フォームでは、主に下記の入力が求められ約1分程度で完了します。
- 保有資格(正看護師、准看護師、助産師、保健師)
- 希望の勤務時間勤務地
- 希望の働き方
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 連絡先(電話番号、メールアドレス) など
登録の際は、備考欄などに希望の連絡時間帯や連絡方法、頻度などを記載しておくとよいでしょう。その後のやり取りを円滑に進められます。
2.面談・ヒアリング
登録後、当日から数日以内に担当者から連絡が入り、詳細をヒアリングするための日程調整が行われます。
ヒアリングは面談や電話で行われるのが一般的でしたが、最近はオンラインも増えてきました。かかる時間は、1時間程度を想定しておくとよいでしょう。
ヒアリングの時点でまだ転職するかどうか迷っていても、希望条件や考えがまとまっていなくても問題ありません。キャリアアドバイザーが一緒に整理してくれるため、現職での悩みや不安を正直に伝えましょう。
もし登録後、数日経過しても日程調整の連絡がない場合は、問い合わせてみることをおすすめします。
3.求人紹介・応募
ヒアリング内容をもとに、電話やメール、LINEを通して求人紹介が開始します。
キャリアアドバイザーには都度、応募するのか見送るのか意思表示をしましょう。
応募する場合は、キャリアアドバイザーが作成した簡単な推薦書類をもとに、採用側で審査が行われます。この際、複数の求人に同時応募することも可能です。審査に通れば面接・職場見学の日程調整に進みます。
もし、紹介される求人に希望との食い違いがある場合は、その理由をキャリアアドバイザーに確認しましょう。自分の希望条件と求人に隔たりがあるようなら、担当者と相談しながらいくつかのこだわりを見直す必要があるかもしれません。
4.応募書類添削・面接対策
審査に通ったら、応募先に合わせて履歴書・職務経歴書の作成と、面接対策を進めます。
キャリアアドバイザーは応募先の内部事情や、求める人物像を把握しているため、的確な書類添削や面接対策が可能です。無料で利用できるサービスなので、ぜひ活用することをおすすめします。
短期間での退職歴は、履歴書・職務経歴書の審査で目に留まりやすく、面接でも経歴について質問されるでしょう。相手を納得させられる退職理由や志望動機を自責で説明できるよう、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら準備しましょう。
また、第二新卒者はスキルや経験でアピールできないぶん、人柄やコミュニケーション能力、意欲で評価されます。それらが魅力的に伝わるよう、模擬面接を依頼して明るい表情や喋り方をトレーニングしておきましょう。
5.面接
履歴書・職務経歴書の書類選考に通れば、面接に進むことができます。
面接の日程調整もキャリアアドバイザーが代行。複数の選考を同時に進めている場合も、かぶらないように調整してもらえるので安心です。
もし、初めての面接に不安を感じるのであれば、キャリアアドバイザーが同行してくれる場合もあるため依頼してみましょう。
自分で聞きにくい質問などがあれば代わりに聞いてもらえるよう、事前に調整しておくことをおすすめします。
面接と同時か別日に、職場見学を設定してもらうことも大切です。働く人の様子から、職場の人間関係や雰囲気を推察することができます。
6.内定
面接から数日〜1週間程度で合否が出ます。内定した場合、承諾する前に必ず内定通知書の内容をよく読み、口頭で約束した条件などの記載漏れがないかをチェックしましょう。
もし、記載漏れがあれば、すべての条件が明記された採用条件提示書を発行してもらうことをおすすめします。なぜなら、入職後に条件を変えられてしまうことを防ぐためです。
採用条件提示書の発行はキャリアアドバイザーを通して依頼できます。その内容に納得できてから、内定を承諾しましょう。
その後行われる採用側との入職日の調整や、入職までのやり取りまでキャリアアドバイザーにおまかせできます。
第二新卒の看護師におすすめの面接対策
臨床経験が少ないまま2年未満で最初の職場を辞めている第二新卒の看護師は、面接にはどのように臨めばいいのでしょうか?キャリアアドバイザー曰く、次の3つを面接で心がけることで、採用側に好印象をもたれ、内定につながるそうです。
退職理由で前職の批判愚痴を言わない
いじめやパワハラなど、看護師側には落ち度がなかったとしても、退職理由で前職の批判や愚痴をいうことは避けましょう。
患者さんの健康や命に関わる看護師の転職では、ポテンシャルよりも実際のスキルや経験が重視されがちです。
それらをアピールしにくい第二新卒者は、明るくポジティブなコミュニケーションができるかどうかが大前提。前職の批判や愚痴をいってしまうとネガティブな印象を持たれ、その大前提さえクリアできない可能性があります。
自分が悪くないことをわかってもらおうとするよりも、これからの意欲を伝えるほうが重要です。
志望動機はポジティブな文言に言い換えて伝える
志望動機や退職理由はネガティブな言葉を排除し、ポジティブな言い回しで伝えましょう。スキルや経験が不足している第二新卒は、前向きな人柄かどうかが大前提として重視されるからです。
言い換える際のポイントは、ネガティブな言葉の裏に隠れた自分の本当の気持ちや理想をつきつめて考えてみることです。
例えば、前職は忙しすぎたから余裕のある職場へ転職したいという志望動機だとしても、その根底には本来、患者さんとゆっくり向き合い貢献したかったという気持ちが隠されているのではないでしょうか。
そういった気持ちを自分の言葉で前向きに伝えられるようにしましょう。
自分なりの看護師像を伝えられる看護師は意外と少ないそうですから、面接で良い印象を残せるでしょう。
経験スキルが少ないことの自覚と学ぶ姿勢をアピール
第二新卒の場合、どう取り繕っても経験やスキル面で欠けるという事実は変わりません。そのため経験やスキル不足を自覚して潔く認め、一から学ぶ姿勢を見せるほうが印象アップにつながります。
中には、新卒で就職後3カ月程度の転職にもかかわらず「手技は得意なので、これまでのスキルや経験を活かしたい」とアピールしてしまう人もいるようです。
しかし、採用側は第二新卒者にスキルや経験を期待していません。それよりも今後素直に知識や技術を吸収していける人物かどうかが見られています。
第二新卒の看護師の転職まとめ
第二新卒の看護師でも転職できる理由や、悩み別の転職のコツ、第二新卒で転職するメリット・デメリットについてお伝えしてきました。
一般的に第二新卒は転職が難しいといわれていますが、近年は看護師不足もあいまって、積極的に第二新卒を受け入れる医療機関も増えています。やはり国家資格を持ち、売り手市場が続く看護師ならではの転職市場といえるでしょう。
ただし、経験のある看護師よりも該当の求人数が少ないため、ポイントを押さえて転職活動を進めないとチャンスを逃すことも。
キャリアの可能性を広げるためにも、自己流で転職活動を進めるよりも、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談しながら、自分にぴったり合う求人をみつけることが重要です。
前職でつらい経験をした今だからこそ、本当に自分に合った職場に出合えるはずです。
転職サポートをする看護師さんのうち2割ほどが第二新卒者。しかし、履歴書・職務経歴書などの書類選考時点で選別されてしまうことが多く、面接に進める確率は1割程度です。しかし、以前も第二新卒を採用したことがある病院や、医療機関に合わせた書類添削や面接対策を行うので、転職が決まらないケースはほとんどありません。