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臨床経験なし看護師の転職成功ガイド!実務未経験から理想の職場を見つける方法
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臨床経験なしでも、看護師として働くことは可能です。慢性的な看護師不足が主な理由です。
看護師以外の仕事をしていたり、ブランクがある場合は、履歴書や面接でこれまでの仕事内容や退職理由を明確に説明し、学ぶ意欲を示すことが重要です。
臨床経験がなく転職したい人は、看護師転職サイトを利用しましょう。
転職のプロが書類作成や面接対策のサポートし、職場環境や研修制度についての詳しい情報を得ることができます。
おすすめの転職サイト | おすすめしたい看護師や特徴 | 求人数(※1) |
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1位:看護roo! | 20代や初めての転職におすすめ | 201,802件 |
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2位:レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | ママ看護師・ブランク看護師におすすめ | 158,398件 |
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3位:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) | 求人の少ないエリアを希望する人におすすめ | 25,169件 |
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「どの転職サイトがいいか分からない…」という人は、転職サイト診断を使ってみましょう。あなたにぴったりの転職サイトがわかります。
この記事では、臨床経験なしでも転職できる3つの理由、転職に成功する5つのコツ 看護師転職サイトの活用方法について解説しています。
以下の記事では、看護師転職サイトおすすめランキングはもちろん、看護師のタイプ別や病院・クリニックなど職場別、20代・30代など年代別、地域別のおすすめ看護師転職サイトを一挙紹介しています。ぜひ参考に、あわせてお読みください。
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目次
臨床経験なしでも看護師として転職できる3つの理由
臨床経験なし、もしくは少ない方でも看護師として転職はできます。看護師の転職市場をよく知る医療機関の採用担当者や看護師転職サイトのキャリアアドバイザーは3つの理由を挙げます。
臨床経験なしの看護師でも採用したい…続く慢性的な看護師不足
続く慢性的な看護師不足に加え、国による潜在看護師の掘り起こし政策が功を奏し、臨床経験のない看護師や臨床経験の少ない看護師でも採用されるチャンスが広がっています。
都道府県ナースセンターの登録データ(2021年度)によると、求人数17万6,334件に対して求職者数は13万2,938人で、求人倍率は1.33倍(※)。2016年から2020年までは求人倍率が2倍強だったことを考えると、看護師の人手不足は解消されつつあるように見えます。しかし、それでも2025年には3万人~13万人もの看護師が不足すると予測されています。
厚生労働省では看護師確保対策として、経験の浅い看護師の養成を促進し、潜在看護師の復職を支援。そのため、臨床経験がなくても応募できる求人が増えているというわけです。
※「2021年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」 結果(日本看護協会)採用担当者が語る「臨床経験なしの看護師を採用するメリット」
医療機関の採用担当者は、臨床未経験者を採用するメリットを以下のように答えています。
臨床経験がない看護師さんは、その分、指示した通りに仕事を進めてくれる素直さがあります。看護師としての臨床経験が長いと、新しい職場での仕事の内容に疑問を持って質問するのは自然なことなのですが、忙しい職場だと対応するのがムスカしいことも。そのため、まずはマニュアルに沿って働いてくれる人材の採用を進めています。
臨床経験がないからこそ、柔軟に職場へ溶け込み、素直な働きぶりが高く評価されているようです。
臨床経験のない看護師は社会人経験やマナーを評価!転職のプロが分析
看護師転職サイトのキャリアアドバイザーによると、医療機関では看護師の臨床経験が浅くてもポテンシャルでカバーできると考えているそう。とはいえ、臨床未経験から採用されるためにはコツが必要です。
臨床未経験者には未経験応募可能な求人を厳選してご紹介していますが、面接に進めるのは1割にも満たないのが現実です。ただし、書類審査を通過しさえすれば、あとは人柄を重視となるので面接を通過・採用される方は多いです。
面接では、臨床経験がない代わりに、社会人としての経験やマナーなどもチェックされています。訪問看護ステーションの採用担当者は、臨床で働いていなかった期間の仕事についてどうアピールできるかに注目。また、接遇を重んじる美容クリニックの採用担当者は、社会人としてのマナーを重要視しているそうです。
面接のチャンスをつかんだら、前職の仕事の内容や退職理由をきちんと説明し、入職後に学ぶ意欲があることを伝えることが大切です。
臨床未経験の看護師が転職に成功する5つのコツ
臨床未経験の看護師が転職に成功するためには、以下の5つのコツが必要です。
臨床経験なしでも働きやすい職場を選ぶ
臨床経験のない看護師が働きやすいのは、以下の医療機関や施設です。
- 回復期や慢性期、療養型など急性期よりゆったり働ける病院の病棟
- 眼科や皮膚科、耳鼻科などのクリニック
- 美容クリニック
- 介護施設 など
クリニックの中でも、美容クリニックは看護よりも接客という面が重視されるため、臨床経験のない看護師が転職しやすい傾向にあります。中でも、医療脱毛を行う美容クリニックは、手技がほとんど必要ないため、臨床未経験でも働きやすい職場です。
また、職場の環境も確認しておきましょう。以下の3つは要チェックです。
- 新人看護師への教育体制が整っているか
- 教育を担当してくれる看護師がいるか
- 臨床未経験で働いている看護師がいるか
パートやアルバイトで最初は医療現場に慣れる
仕事に慣れないうちはパートやアルバイトとして働き、医療現場に慣れながら臨床経験を積むのもひとつの方法です。
人手不足である医療機関は多く、本来なら常勤として働ける人材を欲していても応募がないため、パートやアルバイトまで間口を広げて募集するケースがあります。
いきなり常勤が不安な方は、最初は日勤のみやパート・アルバイトとして働き、仕事に慣れたら常勤で働き夜勤にも入れるなどアピールすると採用に直結するでしょう。
ただし、パートやアルバイトだと十分な教育体制が取れないためベテラン看護師が望まれるケースが多く競争率が高いこと、医療機関が望んでいるのはあくまで常勤の看護師であることは頭に入れておくことも必要です。
未経験歓迎の求人に絞って応募する
未経験歓迎の求人でなければ、臨床経験のない・少ない看護師は書類選考で落とされる可能性が非常に高いです。
看護師専門転職サイトのキャリアアドバイザーは求人を厳選して紹介してくれますが、それでも臨床経験のない看護師が書類選考を通過できるのはわずか1割ほどの狭き門。自分の希望ばかりを優先させて応募先を選んでいては、なかなか面接に進むことができず、転職活動を長引かせる原因になってしまいます。
たとえ看護師求人が豊富であっても、臨床経験がない看護師は未経験歓迎の求人に絞って応募しましょう。
教育制度が整っている職場を選ぶ
臨床経験がなくても看護師としての就職を望むなら、プリセプター制度やクリニカルラダーなど、研修制度、教育制度が整っている職場を選び、入職してから経験を積む方法もあります。
入職後にきちんと教育が受けられる環境であるか、教育担当者がいるかなど、あらかじめ職場の内部情報を収集してから転職しましょう。
臨床経験がない状態で入職した看護師がどのくらいいるか、その看護師は入職したあとに経験を積みながら働けているかなども面接時にあわせて確認するといいですね。
臨床経験のない看護師でも採用したいという医療機関の中には人手不足が深刻なところも多く、教育が満足に受けられなかったり、新人のフォローをする余裕がないケースもあります。事前に教育制度の確認は必須です。
看護師転職にくわしい転職サイトに登録・利用する
臨床経験なしの看護師が看護師として就職するのは、決して簡単なことではありません。転職を成功させるためには、看護師専門の転職サイトの利用がおすすめです。
看護業界の転職に詳しく、何でも相談にのってくれるキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。臨床経験のない看護師はどのような職場を選ぶべきかアドバイスしてくれるのはもちろん、職場の内部情報を考慮したうえで臨床経験のない看護師が働きやすい求人を紹介してくれます。
臨床経験なしの看護師の転職サポートに強い看護師転職サイト3選
臨床経験のない看護師におすすめの看護師転職サイトを厳選してご紹介しましょう。いずれもキャリアアドバイザーのサポート力が高く、求職者に寄り添って転職支援を行ってくれます。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
求人数(※) | 158,398件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:00 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、幅広い分野の求人があり求人の選択肢が多い転職サイトです。キャリアアドバイザーのヒアリング力が高くていねいな対応に定評があります。入職後の生活やキャリアプランも考慮した求人提案力が高く評価されています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、サイトに掲載された求人の3割近くが未経験応募可であるため、臨床経験のない看護師も利用しやすく、看護師としてのキャリアを形成することができそうです。
さらに、研修が充実している求人も多数そろっているため、スキルを身につけられる職場選びができるでしょう。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴の一つに、キャリアアドバイザーによる転職サポートが手厚いことが挙げられます。職場の内部情報にも精通しているので、転職後にミスマッチを感じることなく長く勤めることができそうです。
マイナビ看護師
求人数(※) | 81,308件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:30 - 17:00 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
マイナビ看護師は、全国展開で都市部にも地方にも強く、さまざまな職場の求人が豊富。保有求人の40%が非公開求人で高収入・好待遇の求人が多い。できる限り対面での面談を重視し、転職の背景を理解したうえで求人を紹介するためミスマッチが少ない。キャリアやライフプランを考慮した求人提案やアドバイスの質が高い。
マイナビ看護師は未経験歓迎の求人が多く、病院看護師の求人はもちろん、病院以外の美容クリニックや介護施設など幅広い求人を取り扱っています。そのため、臨床未経験の看護師が採用されやすい職場に絞って求人を探しやすいのも特徴です。
医療機関だけではなく、治験関連企業や保育施設など、看護師資格を活かして働ける一般企業の求人も多数。看護師として新たな可能性がみつかるかもしれません。
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)
求人数(※) | 64,885件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:30 土曜:9:00〜19:00 |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
※ 求人数は2024年11月時点
おすすめポイント
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)は、キャリアアドバイザーのヒアリング力や求人提案力が高く、スピーディーに転職活動が進められる転職サイトです。事業所数も全国39ヵ所と多く、地方での転職でも対面でのヒアリングや面接同行など、十分な転職サポートが受けられる点も魅力。
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)は、キャリアアドバイザーによる熱心なサポートが特徴です。臨床未経験歓迎の求人を粘り強く探してくれるでしょう。連絡も頻繁なため、新しい情報をすぐに手に入れることができそうです。
常勤だけではなく、パート、アルバイト、派遣の求人情報も保有。パートやアルバイトとして短時間の業務をこなしながら、臨床経験を積むことができそうです。
臨床経験なし看護師におすすめの転職サイト活用法
臨床経験のない看護師が転職に成功するには、どのように看護師転職サイトを活用すればいいのでしょうか?おすすめの転職サイト活用法をまとめました。
経歴やスキル、退職理由、志望動機は正確に伝える
看護師としての経験の浅さや退職理由など、あまり人には話したくないことでもキャリアアドバイザーには正直に伝えておきましょう。臨床未経験であることを隠したり、できないこと・自信がないことをできると伝えるのはおすすめしません。転職後に自分で自分の首をしめることになるからです。
転職を成功させるには、ネガティブな印象を与える要素をあらかじめ払拭しておく必要があります。キャリアアドバイザーは求職者の臨床経験が少ない理由を把握したうえで、希望の医療機関に転職するために一緒に対策を練ってくれるでしょう。
さらに、改めて看護師としての復職を強く希望するなど志望動機を明確に伝えることで、適切な職場への紹介や今後のキャリアアップのためのアドバイスを提案してくれます。
転職の悩みや不安は正直に話し相談する
求職者とのコミュニケーションが十分取れているほど、キャリアアドバイザーはサポートがしやすくなります。看護師さんが真摯に転職活動へ取り組んでいると感じたら、担当者はサポートにますます力が入るのだとか。
転職したあとにミスマッチを感じることのないよう、キャリアアドバイザーには自分の思っていることを素直に話しましょう。
転職に不利になるようなことは話さないほうがいいと思いがちですが、前職に対する不満や叶わなかった点などはキャリアアドバイザーへ正直に話すことが大切です。それによって、転職で解決する可能性が高まるのはもちろん、自分の心の整理ができるメリットもあります。
担当者からの電話やメール・LINEには早く返信する
キャリアアドバイザーからの連絡にはできるだけ早く対応しましょう。返信しないままでいると、希望に合った求人や好条件の求人が他の人に紹介されて決まってしまうおそれがあります。
紹介された求人を断る場合でも無視するのではなく返事を必ずするほうがいいでしょう。なかなか連絡がつかない求職者は転職意欲が低いとみなされ、担当者からの求人紹介の数が減りかねません。
担当者と密に連絡を取るためにも、あらかじめ連絡がつきやすい曜日や時間帯、連絡方法を指定しておくといいでしょう。
臨床経験なしの看護師が転職する際に注意すべきポイント
臨床経験がない看護師が、転職活動をする際にどんなことに気をつければいいでしょうか?注意すべきポイントや、準備しておいたほうがいいことなどをご紹介しましょう。
年代に応じた自分の市場価値を理解する
臨床経験のない看護師は、自分の年齢に応じた市場価値を把握しておくことが必要です。
20代の看護師は一番転職がしやすいイメージですが、臨床経験なしの場合、そうとは限りません。医療機関側から見ると、看護師として未熟なだけではなく、社会人としても育てなければならないという負担があります。未経験の20代が看護師として採用されるためには、自身の看護観をアピールするよりも、学ぶ姿勢を見せることが大切です。
30代、40代と年齢が上がるにつれて、新しいことを覚えるのが苦手になってくる点が臨床経験なしだとネックになります。しかし、それまでの社会人経験や子育て・介護などの経験を看護師の仕事に活かせると期待されている世代でもあります。
私生活での経験や社会人としての一般教養を活かし、コミュニケーション能力を発揮しながら働けることをアピールするといいでしょう。
潜在看護師向けの研修などを受けて準備する
臨床経験のない看護師やブランクのある看護師は、ナースセンターなどが実施している潜在看護師向けの講習を受けておくのがおすすめです。講習を受けるのは、転職活動を始める前がベター。講習を受けて、どのようなスキルを身につけたかを面接の場でアピールできます。
また、看護学校時代に学習した内容を復習するのもおすすめ。必要となりそうな手技や基礎知識を改めて頭に入れて臨みましょう。
看護師資格が活かせる病院以外への転職も選択肢に入れる
職種や業種の幅をもっと広げ、看護師の経験を活かせる治験関連企業や看護師資格を活かせる一般企業で働く道もあります。また、看護師として病院以外で働くのもおすすめです。例えば、保育施設や介護施設、デイサービスで働いたり、訪問入浴に携わる転職もあります。
ただし、医療機関以外の職場を選んだ場合は臨床経験がないままなので、看護師として復職する際の選択肢がさらに狭まってしまうのが現実です。将来的に病院で働きたい、病院に戻りたいと考えているのなら、医療機関への転職を目指したほうがいいでしょう。
看護師転職サイトの仕組み・利用の流れ
看護師転職サイトを利用する際の仕組みや流れを解説していきましょう。
- 無料登録
- 面談・ヒアリング
- 求人紹介・応募
- 応募書類添削・面接対策
- 面接
- 内定
1.無料登録
まずは、看護師転職サイトに会員登録を行います。求職者である看護師の登録・利用はすべて無料です。入力する内容は、おもに以下の通りです。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号・メールアドレスなどの連絡先
- 希望の勤務形態
- 希望の勤務地
- 希望の入職時期 など
看護師転職サイトごとに内容が多少は異なりますが、いずれもわずか1分で簡単に登録できます。サイトからのオンライン登録のほか、電話でも受け付けています。
無料登録後は、受付担当者もしくはキャリアアドバイザーから連絡があります。最初のみ本人確認のため電話連絡というサイトが多いようです。
2.面談・ヒアリング
登録後の初回連絡で日程調整をしたうえで、担当のキャリアアドバイザーとの面談やヒアリングが行われます。電話や対面、オンラインで行う3通りの方法があり、マイナビ看護師などは極力、対面でていねいにヒアリングを行っています。
居住地や看護師転職サイトによっては、初回の電話でヒアリングを行うこともあります。
面談・ヒアリングは1時間程度かけて、これまでの経歴や転職理由、転職に対する希望条件を伝えます。臨床経験がない・臨床経験が浅いことをしっかり伝え、教育体制が整った職場を希望するといいでしょう。
3.求人紹介・応募
面談やヒアリングを終えると、キャリアアドバイザーからの求人紹介がスタートします。希望条件に合う求人をキャリアアドバイザーが探し、紹介してくれます。電話のほか、メールやLINEでの連絡を指定することも可能です。
希望に合う求人があれば、キャリアアドバイザーに応募の意思を伝えましょう。同時に複数の医療機関に応募することもできます。希望とずれていれば断っても問題ありません。その場合もなるべく早く返信しましょう。
臨床未経験の場合、自分の希望と紹介求人にギャップがある場合も。求人紹介の意図を担当者に質問しましょう。すると、臨床未経験者の転職事情や自分の市場価値がわかり、結果的に転職活動をスムーズに進めることができます。
4.応募書類添削・面接対策
履歴書や職務経歴書を作成したら、キャリアアドバイザーに応募書類の添削や面接対策を依頼しましょう。
キャリアアドバイザーは医療機関ごとの内情を把握しているため、どのような応募書類を作成したらいいか、面接時にはどのような質問がされるかなどの情報を持っています。応募先に合わせた書類作成や面接対策を的確にアドバイスしてもらえるでしょう。
臨床経験がない看護師の場合、看護師として就職しなかった理由や、復職したい背景などが面接時に質問されます。キャリアアドバイザーに面接のアドバイスをもらい、自分の言葉できちんと説明できるようにしておきましょう。
看護師転職サイトによっては模擬面接を行ってくれるので、より入念な準備ができるでしょう。
5.面接
面接日や職場見学の日程調整はキャリアアドバイザーが代行します。都合のいい日を担当者へ伝えておきましょう。看護師転職サイトや地域によっては、キャリアアドバイザーに面接の同行を依頼することもできます。
臨床経験なし・臨床経験が少ない看護師の場合、面接時の対応が重視されます。社会人としてのマナーやコミュニケーション能力、笑顔での対応が大切です。臨床経験の少ない看護師さんの場合、手技などのスキルや経験をアピールするのはNG。入職できたらゼロから学びつつ、長く勤めたいという姿勢を見せましょう。
6.内定
選考の結果は、キャリアアドバイザーを通して伝えられます。
内定承諾または内定辞退の返事もキャリアアドバイザーが代わりに連絡してくれるので、辞退する場合でも気兼ねすることがないでしょう。
承諾前に、内定通知書に明記された給与や仕事内容、勤務時間、休日、福利厚生などが、求人票の内容と相違がないかチェックを。口頭で条件交渉などを行った場合は、それらを記載した採用条件提示書の発行も依頼しましょう。
転職活動終了後も、ほとんどの看護師転職サイトではアフターサポートを行っています。入職後に困ったことがあった場合は相談してみましょう。
臨床経験なしの看護師の転職まとめ
病院や施設は常に看護師が足りない状態で、看護師の働き方も多様となった影響で、臨床経験がない看護師・臨床経験の少ない看護師でも転職は可能です。
ただし、看護師転職サイトのサポートを受けても書類通過は1割程度という現実もあるため、「未経験歓迎」など臨床経験の少ない看護師が採用されやすい応募先を選ぶことが大切です。
加えて、入職してからスキルを身につけるため教育体制が整っている職場か、教育担当がいるかも知っておく必要があります。
臨床経験のない看護師が転職するためには、職場情報の収集が非常に重要であるため、看護師転職サイトの利用がおすすめです。医療機関の内情を知る看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに転職活動をサポートしてもらい、転職成功を目指しましょう。
臨床未経験の看護師はいい意味で何にも染まっていないといえます。柔軟に対応でき業務を覚えるのが早いという特徴があります。