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看護師転職サイトはなぜ無料?その仕組みと登録するメリットを紹介
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
「看護師転職サイトが無料で使える仕組みは?」
「登録後に追加料金がかかるのか心配…」
看護師転職サイトは、すべて無料で利用できます。
それは、運営費が採用側の医療機関や企業からの紹介料や広告掲載料で賄われているためです。職業安定法により、人材紹介会社は求職者から手数料を受け取ることが禁止されています。
看護師転職サイトには、成功報酬型と広告型の2種類があり、特に成功報酬型ではキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を全面的にサポートしてくれます。求人の検索から応募、内定後の条件交渉まで、すべてを無料で代行してくれるので、初めての転職でも安心です。
転職活動をスムーズに進めたいなら、まずは気になる転職サイトに登録してみましょう。登録は簡単で、あなたにぴったりの求人情報が手に入り、効率的な転職活動が始められます。
おすすめの転職サイト | おすすめする理由 | 求人数(※2) |
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1位:看護roo! | 初めての転職や20代の看護師向き | 204,020件 |
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2位:レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | ママ看護師・ブランクのある看護師向き | 140,163件 |
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3位:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) | 求人の少ないエリアに転職希望の看護師向き | 25,289件 |
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4位:マイナビ看護師 | 年収を上げたいバリキャリ看護師向き | 82,343件 |
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5位:看護師ワーカー | 病院以外への転職を希望する看護師向き | 65,380件 |
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「どの転職サイトがいいかわからない…」という人は、転職サイト診断を使ってみましょう。あなたにぴったりの転職サイトがわかります。
この記事では、利用に不安を感じている求職者へ向けて、看護師専門のキャリアアドバイザーの取材を元に、転職サイトの仕組みを解説します。
看護師転職サイトのメリットとデメリット、利用がおすすめの看護師タイプを理解したうえで、利用を検討してみてください。
おすすめの看護師転職サイトを比較したい方や、看護師転職サイトランキングを知りたい方は以下の記事で詳しく紹介しています。
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目次
看護師転職サイトの仕組みとは
どうして看護師転職サイトは、無料で利用できるのでしょうか?その秘密は、転職サイト特有の仕組みにあります。
無料の理由や仕組みを知れば、安心して利用できるでしょう。
それぞれ詳しく紹介していきます。
看護師が無料になる転職サイトの仕組み
看護師転職サイトを無料で利用できる理由は、転職サイトのビジネスモデルが関係しています。上記の図を参照ください。
転職サイト経由で求職者が医療機関や企業に入職した場合、採用側は転職サイトへ成功報酬を支払います。転職サイトが受け取る報酬は、入職者の給与に基づいて算出され、年収の20~30%相当です。
看護師転職サイトは、この紹介料をおもな資金源として運営しているため、求人紹介や履歴書添削・面接対策などのサービスを無料で提供できる仕組みとなっています。
参考:厚生労働省「職業紹介事業制度の概要」
転職サイトと求人サイトの仕組みの違い
看護師への求人紹介サービスは、転職サイトの他に求人サイトも行っています。
転職サイトが登録者にマッチした求人を選別して紹介する成功報酬型であるのに対し、求人サイトは医療機関の求人広告を一覧でサイトに掲載し看護師が自分で求人を探す広告型です。
それぞれの違いをまとめると、以下の表の通りです。
成功報酬型 転職サイト |
広告型 求人サイト |
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求人紹介 | ◎ 希望に合った求人を探して紹介してもらえる |
△ 転職サイトに掲載された求人広告を自分で検索して選別 |
情報提供 | ◎
|
○
|
転職サポート | ◎
|
△ 転職サポートはなし |
内定先との条件交渉 | ◎ 給料などの条件交渉をキャリアアドバイザーが代行 |
△ 求職者が自分で内定先と条件交渉 |
求人サイトは、広告掲載枠を採用側に販売することで利益を得ており、その単価は数万円~数十万円が相場です。
広告型の求人サイトは求職者の転職支援をしない分、単価を安くできるのが特徴。そのため求職者は転職活動のすべてを一人で行う必要があります。
ちなみにハローワークやeナースセンターでも求人検索や求人紹介は受けられます。運営費は公費で賄われているため、求職者は無料で利用できます。
看護師転職サイトのお金の流れと紹介料の相場
看護師転職サイトの紹介で看護師が転職した場合、求人側から紹介料が転職サイトへ支払われます。その額は、入職者の予定年収の2〜3割。例えば、年収500万円の看護師が転職した場合の紹介料は以下となります。
年収 500万円 × 成功報酬割合 0.3 = 紹介料 150万円
人材紹介料に関して、公的機関でも以下のような調査結果を発表しています。
職種 | 採用一人当たりの紹介料 |
---|---|
看護師 | 平均76.0万円* |
准看護師 | 平均67.9万円* |
常勤看護職員 | 平均87万円** |
非常勤看護職員 | 平均45万円** |
*「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査 -調査結果概要-」(2020年10月5日)
**日医総研ワーキングペーパー「看護職員等の医療職採用に関する諸問題:アンケート調査の分析と考察」(2017年12月26日)
ただし、看護師が短期間で退職した場合、その紹介料は一部もしくは全額、転職サイトは求人側へ返還する契約が主流となっています。
そのため、以前は横行していた「紹介料目当てで無理やり転職させる」「短期間で繰り返し転職させて紹介料を稼ぐ」ような悪徳転職サイトはいなくなりました。
看護師が入職かつ定着しなければ利益を得られない成功報酬型の転職サイトのほうが、転職のプロからていねいなサポートが無料で受けられ、安心して効率よく転職活動を進められるでしょう。
無料だから怪しい?看護師が感じる4つの不安とその理由
無料で利用できる看護師転職サイトを実際に使ったことがある看護師にアンケートを実施しました。転職サイト利用前に、怪しいと感じたり不安だった点と、実際に使ってみた感想を聞きました。
転職サイトに対する不安の理由と解消方法について、現役の看護師専門キャリアアドバイザーへの取材をもとに紹介しましょう。
希望条件に合う求人はみつかるの?
「転職サイト側の都合で求人を提案されたらどうしよう」「希望条件に合う求人はみつかるの?」
このような不安を感じて転職サイトの利用を躊躇する看護師は少なくありません。
20代後半|女性
転職サイトを使って見つかるのか不安だった
自分で検索した時は、労働時間など条件に合う求人がなかったため転職サイトを使っても本当に求人が見つかるのか不安を感じていた。また入職したら採用時と条件が実際に異なっていたらどうしよう。と不安を感じていましたが、採用面接の際にキャリアアドバイザーの方が希望条件と合う働き方ができるように直接交渉してくれました。
40代前半|女性
転職サイトなら希少求人があるかもと期待した
私が探してる求人は数が少ないことがわかっていました。都会ではメジャーな産業看護師ですが、私が住んでいる地域では難しいです。なので、並行して自分でも求人探しをしました。ただ、求人サイトなら希少な求人があるかもしれないと期待もしていました。
20代後半|女性
希望条件以外の求人を提案されるのでは
自分の住んでいる地域の求人をあまり持っておらず、自分の条件に合うものはなく、希望条件以外のものばかりを提示され強く勧められるのではないかなど不安だった。ですが、登録後はサイトには出ていない求人を複数提示していただき安心できた。
30代前半|女性
紹介を受けても情報を鵜呑みにせず自分で調べる必要がある
私の希望に沿うところではなく、人材会社の斡旋で合わないところも紹介されてしまうのではないかと不安はあった。実際になぜ紹介されたのか分からないような病院、事業所もあり、紹介されたとしても自分の意向に沿うかどうかはよく判断しなければいけないと思った。情報を鵜呑みにせず自分で調べたり口コミを検索して信憑性を確認した。
希望条件に合った求人をキャリアアドバイザーがみつけられる理由
なぜ看護師資格を持っていないキャリアアドバイザーが、希望に合う求人を提案できるのでしょうか?
看護師転職サイトのキャリアアドバイザーは、日々勉強会や研修を通して看護師の転職市場や医療用語、科目ごとの大変さなどを学んでいます。
さらに、さまざまな背景を持つ求職者と日々対話し、看護師の仕事について学びを深めています。
そのため、看護師資格がないにもかかわらず、キャリアアドバイザーは看護師の悩みや仕事を理解でき、最適の求人を提案できるわけです。
看護師さんのお仕事や転職市場、科目ごとの特徴、医療用語などを理解するために日々、情報収集をしています。例えば、求人を紹介して入職した看護師さんに定期的に連絡をとり、職場の様子や業務内容についてヒアリングなども行っています。
キャリアアドバイザーから頻繁に連絡があるのでは?
過去に転職サイトを利用した方や友人・知人から聞いた「転職サイトに登録すると、連絡がしつこい」との悪い噂や、自分自身が利用した経験から、連絡が頻繁の印象があると答えた方が多数いました。
30代前半|女性
連絡頻度にうんざりした経験があった
以前、違う転職サイトに登録した際にしつこく連絡がきたことがあり、うんざりした経験があったため、今回も何度も連絡が来るのではと不安だった。ですが、今回は、最初に利用する段階で情報提供のみと希望して登録した。
30代後半|女性
しつこい連絡のイメージが強い
最初に登録したら電話が出るまで、返答するまでずっとしつこく連絡が来るイメージが強かったです。実際に登録した中の1社の方は、電話だと長くなるので聞きたいことがあればメールで伝えると話していても、ほぼ毎日応答するまで電話がきている状況がありました。「もう決まったので不要です」ときっぱりと断ると半年くらいは連絡が来なくなった。
20代後半|女性
これまでの経験から連絡頻度に不安に感じていた
転職斡旋のためにアドバイザーからの連絡について、一度登録すると何度もしつこく連絡されることが過去にあったためそのようなことがないかは実際に不安でした。なので、事前に自分の希望を伝えてそれにあった求人を紹介してもらうようにしました。
20代後半|女性
知人からの情報でしつこいと聞いていた
知人から、連絡がしつこいと聞いていたため不安だった。電話する時間もあまりないくらい忙しかったので、連絡頻度を心配していた。実際は、会社によって大幅に違ったので、担当者次第なのかなというところでした。しつこいところは断りましたが親切な会社とだけやりとりを続けました。
頻繁な連絡は事前に防ぐことが可能です。まずは登録時の備考欄などに希望の連絡頻度や時間帯、連絡手段を記載しておくことがポイントです。
初回連絡だけは本人確認が取れるまで電話を入れることが多いため、早めに応答しましょう。その後は、求職者が希望する連絡方法・頻度を優先します。
ただし、転職意欲をはかる意味でも電話連絡でサポートをするのが基本。もし、転職を急いでいるようなら電話の方が手厚い支援が受けられるのでおすすめです。
転職サポートは無料?追加料金や成功報酬はかからない?
「登録は無料でも、後から追加料金や成功報酬料を請求されてしまうのでは?」と、利用した際の料金について心配する声がアンケートでは複数寄せられました。
20代後半
無料だけどしっかりとしたサポートはあるのか
本当に職場にバレる事はないのかや完全に無料で一切金銭面の負担がないのに、しっかりとしたサポートがあるのかは不安に感じていました。登録する前に電話で問い合わせをし、本当に無料で使えるのかやその時働いていた職場に転職を考えていることがバレてしまったり、連絡するような事はないのかを問い合わせました。「大丈夫」だと答えてもらえたので解消しました。
20代後半|女性
転職後に給料から天引きされるのでは
面接対策、履歴書の添削等も行なっていると聞いていたが、無料で最後まで使えるとは思えなかった。そして転職後には給料から天引きされるのではないかと思った。利用したことがある友達から転職サイトの利用には一切お金はかからないことを聞いて安心した。
20代前半|女性
なぜ無料でいいのか、後々請求されるのでは
求人紹介や転職活動のサポートをしていただけるのに、なぜ無料でよいのか、後で料金の請求があるのではないか、不安だった。インターネットで、なぜ無料で利用できるか調べてみて、安心できた。
30代前半|女性
転職成功後に成功報酬を請求されるかも
なぜ無料で求人紹介や相談に乗ってくれるのかが疑問であったため、無料なのか心配でした。また、無料で相談したら断ることが難しいのではないかと思っていました。最初にキャリアアドバイザーさんから、料金はかからないことを説明されました。どのような仕組みで無料なのかは自分でネットで調べて理解しました。
転職サポートに対する追加料金や成功報酬料は一切かかりません。看護師が利用できるサービスはすべて採用側からの紹介料でまかなわれています。
転職サイト経由で入職しなかった場合や、転職自体をやめた場合でも、罰金などは発生しません。
ただし、キャリアアドバイザーとの面談や面接時にかかる交通費などは求職者が実費負担する必要があります。
また、有料の転職セミナーなどに参加する場合も料金がかかります。しかし、値段が事前に明記されており、自分で参加有無を選ぶことができるので心配いりません。
個人情報の漏洩で現在の職場にバレるのでは?
「現在の職場が採用活動に転職サイトを利用していたら、登録している自分の個人情報がもれて転職活動がバレるのではないか?」と不安に感じた人も多いようです。
40代前半|女性
現職で不満に感じていることが漏洩しないのか
「何故転職を考えているのか」と具体的に聞かれて事があり、あまり人に言いたくない内容であった為、その話が他に漏れないか心配に思いました。内容的に勤め先の待遇の不満であったり上司の不満がメインだったので話をするのに躊躇してしまいましたが、転職サイトのスタッフの方に話をしたら「分かりますよ」「他には漏れませんから」と言ってくれた為、不安が解消されました。
30代後半|女性
現職中に転職活動をしていたためバレたくない
現在の職場に転職活動をしているのがバレたくなかったです。転職活動しながら面接をして、今の職場に確認が行ったりすると恥ずかしいのでその点は不安でした。相談をした時に一つ一つていねいな返答があり、安心して個人情報を預けることができた。
30代前半|女性
万が一伝わったらまずい
職場に退職の意向を伝える前に登録していたので、万が一伝わったらまずいと思い不安に感じていた。登録時にアドバイザーへ、不安に思っていたことを全て尋ねた。守秘義務があるのでもちろん職場にバレることはありえないし、そもそも面接や職場見学等の段階にいかないと相手の病院に自身の情報がいくことはないとのことであった。
うかがった情報がもれることはないので、安心して利用してください。
経歴を伝える際に、バレるのを恐れて職場名を言いたくないと思うかもしれませんが、転職支援の幅が狭まる可能性があります。
心配な場合は、一般社団法人日本人材紹介事業協会の「医療系紹介協議会」に登録している企業が運営する転職サイトを利用しましょう。
求職者への悪質なサービスや働きかけを行うことを禁止するためのガイドラインを定めているため、個人情報の漏洩や現在の職場にバレる心配は少ないといえます。
また、大手看護師転職サイトやプライバシーマーク取得済みの企業であれば、第三者機関の審査を2年ごとにクリアしているため、より心配が少ないでしょう。
看護師が転職サイトを利用する3つのデメリット
看護師転職サイトのおもなデメリットとしては以下の3つが挙げられます。
看護師専門のキャリアアドバイザーにデメリットの要因と対処方法についてうかがいました。
デメリット1. 希望条件に合わない求人の紹介をされる場合がある
キャリアアドバイザーに希望条件を伝えているのに、条件に合わない求人を紹介されたという看護師は少なくありません。
50代|女性
希望に合わない内容ばかりだった
LINEで条件に合う所をいくつも紹介されたが、遠方ばかりでした。担当者に土地勘がないなと感じました。他のサイトでは、自分が気になる施設の話をすると直ぐ様否定される様なことを言われたり、アドバイザーが懇意にしている施設を推してきたり嫌なことが多かったです。
こうしたデメリットが発生する要因は、次の3つが考えられます。
- キャリアアドバイザーとの認識のズレがある
- 希望条件に合った求人が少ない
- 希望条件が自分のスキルや経歴に見合っていない
それぞれの要因に合わせて、具体的な対処方法を紹介しましょう。
キャリアアドバイザーとの認識のズレがある場合の解決方法
認識のズレが生じる原因は、担当者のヒアリング能力が低い場合と、看護師側の説明不足が考えられます。いずれにせよ、意思疎通が必要な状況といえるでしょう。
認識のズレを防ぐためには、まずは初回面談で自分の考えや不安、転職理由などを包み隠さず伝えることがポイントです。
もし包み隠さず話しても、紹介される求人に希望条件との不一致が散見されたら、希望条件と違う部分を指摘することをおすすめします。
それでも改善されない場合は、他のキャリアアドバイザーに変更してもらうようにしましょう。直接言いにくい場合は、各転職サイトの問い合わせフォームなどから依頼できます。
どの部分が希望と違うかなど、なるべく素直に率直に伝えてほしいです。
曖昧な言い方だと伝わりにくいため年収が低い、家からの距離が遠いなど、ハッキリ具体的に伝えることがポイントです。
「これはちょっと、あんまり」など抽象的な表現ではなく具体的に伝えてもらえると助かります。
希望条件に合った求人が少ない場合の解決方法
利用している看護師転職サイトが自分の希望条件に合った求人をあまり保有していない場合、条件とは違う求人ばかりを紹介されることがあります。
看護師転職サイトによって、下記のようにそれぞれの強みや得意とする求人が異なります。
- 数少ない企業求人を比較的多く保有している
- 都心部の総合病院や大学病院に強い
- 幅広い領域や診療科の求人をまんべんなく網羅している など
自分の希望に合う求人を多く保有しているかを見極めるためには、複数登録して実際に使ってみることがポイントです。
その中で、希望と合う求人を他より多く紹介してくれるところが、あなたに合った転職サイトでしょう。
紹介求人によって転職サイトの得意不得意が見えてくるので、比較しながら併用するのがおすすめです。
希望条件が自分のスキルや経歴に見合っていない場合の解決方法
希望条件と紹介求人の不一致が起きる要因の3つ目は、自分のスキルや経験に対して高望みをしているケースです。
高望みかどうかを判断するためには、キャリアアドバイザーに率直な意見を聞いてみるのが一番でしょう。
キャリアアドバイザーは数多くの転職支援を行っているため、看護師の市場価値を見極めた意見が聞けます。有能なキャリアアドバイザーであれば、根拠をもとに高望みである理由を説明してくれるでしょう。
次に、自分のスキルと経験であればどのような求人が合うのかアドバイスをもらいましょう。
その際、具体的にイメージができるよう複数の求人を比較しながら希望条件のすり合わせを行うことがポイントです。
なぜ見合っていないのか、根拠を踏まえてはっきり伝えるようにしています。
例えば「希望年収の金額は経歴何年ぐらいの方です」など具体的な内容を伝えて、転職の市場感などを説明しています。
比較するために2つぐらいの求人を提案し、どちらがいいのか選んでもらうようにしています。
デメリット2. 担当者からの連絡が頻繁にありしつこいと感じるときがある
看護師転職サイトを利用するデメリットの2つ目は、担当者からの連絡がしつこいと感じる場合がある点です。
30代前半|女性
1日に何度も連絡がきた
連絡がとてもしつこく、1日に何度もきていたため、うんざりすることが多かった。条件と少し違う求人も多く紹介され、面接などをすすめられ、嫌だった。
20代後半|女性
こちら側のタイミングで連絡を取りたい
電話での聞き取りが長い。電話して欲しくないときに電話が来る。そしてなかなか切りづらい。こっちのタイミングで連絡したい。 登録後すぐに電話がかかってきたり、仕事中や夜間問わず連絡がくることもあります。
連絡が頻繁にくる理由は、人気求人には多数の応募者がエントリーする可能性があり、応募前に締め切られてしまう場合があるからです。
そのため求職者の希望通りの求人がみつかると、なるべく早く紹介しようと急いで連絡をするキャリアアドバイザーはいます。
また、求職者の考え方や希望が変化する場合があるため、的確な求人紹介のために状況確認でこまめに連絡をする担当者もいます。
それゆえに担当者によっては連絡がしつこくなってしまうこともあります。
希望の連絡の頻度や手段を、登録時の備考欄や初回面談などで伝えておきましょう。かつ、電話に対応できないときは、いつなら出られるのかを一言だけでも伝えることが大切です。
連絡がしつこいと感じた場合は、希望の連絡方法と頻度を教えてもらえると助かります。
担当からの連絡を無視し続けると、支援をする側からの信頼度が下がる可能性もあります。優先度は変わらないですが、サポートの手厚さは変わることも。
「いつ頃連絡をもらえれば返事ができます」など、と一言あるだけでも印象は違います。
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デメリット3. 自分のペースで転職活動が進められない
いずれ転職しようと情報収集のために登録したつもりが、キャリアアドバイザーからの積極的な提案で転職を急かされるように感じる場合があります。
30代前半|女性
応募を急かされた
アドバイザーから早く応募しないとライバルも増えるし枠も埋まってしまう、と応募するように急かされ、焦りを感じた。じっくり探したかったのでそこがしんどかった。
20代前半|女性
思うように進められなかった
転職活動を急かすように、希望条件以外の求人を紹介され、寄り添ってもらえてない感じがした。自分で落ち着いて求人を探したい、と思ってしまった。自分の性格のせいだが、キャリアアドバイザーさんに気をつかってしまい、転職活動を思うように進められなかった。
20代後半|女性
毎日連絡を取り合うことに疲れた
電話を毎日しなければならなかったので、常に気が張っていて疲れた。早く求人を決めたいというエージェントの気持ちが伝わりすぎてつらかった。
スピーディーな提案を強みとしている看護師転職サイトの場合、求人紹介や状況確認の連絡が頻繁にくることがあるようです。
今すぐの転職を希望しない場合や情報収集のために登録した場合は、その旨をきちんと伝えれば、転職したい時期や内容に合わせてサポートをしてもらえます。
もし「自分のタイミングで応募したい」という人は、求人サイトやハローワーク、eナースセンターなど転職サイト以外の方法を利用しての転職活動がおすすめです。
入職希望日をあらかじめ教えていただければ、それにペースを合わせて転職サポートをします。
入職希望日の2ヵ月前くらいまでは、状況確認のためにときどき連絡を取る程度で、急かすようなことは行いません。
ただし、入職希望日まで2ヵ月をきると間に合わなくなるので、本格的な求人紹介を始めます。
看護師が転職サイトを利用する5つのメリット
無料で利用できる看護師転職サイトのメリットを紹介します。
- 希望条件に合った求人を紹介してくれる
- 一般には公開されていない非公開求人に出合える
- 質の良い転職サポートが受けられる
- 応募先の雰囲気や人間関係などを事前に聞くことができる
- 給与や希望条件の交渉をしてくれる
それぞれ具体的に解説していきましょう。
メリット1. 希望条件に合った求人を紹介してくれる
看護師転職サイトは、膨大な求人情報の中から希望条件に合った求人を探し出し紹介してくれます。
そのため自分で探すよりも効率的に転職活動を進めることができます。
また、希望条件が明確にまとまっていない、どんな職場が自分に合っているのかわからない場合はキャリアアドバイザーとの面談や求人紹介を通して、自分の価値観や希望条件を整理することもできます。
そのため、看護師転職サイトを利用すれば、自分では想定していなかった施設の紹介や理想の働き方、勤務形態を実現するための求人に出会える可能性が高まるでしょう。
求人紹介についてメリットを感じた看護師からの口コミ・体験談
40代前半|女性
求人紹介以外にも条件交渉もしてくれた
自身の希望する雇用形態や賃金での求人を探してくれて、毎日の様に紹介をしてくれた事です。そして相手先との交渉も行ってくれるのでその点に関しては良かったと思います。
20代前半|女性
視野を広げることができた
幅広い求人を紹介していただき、視野を広げることができた。看護師経験年数が少なく自信がなかったが、面接可能な病院を紹介していただいて安心して転職活動ができた。
30代前半|女性
自分のやりたいことを引き出してくれた
自分でもはっきりと答えられないことも色々と質問してくれたり聞き出してくれて、どのように働きたいのか考えることができた。そして、希望に近い求人を探してくれ面談の日程や援助をしてくれた。
メリット2. 一般には公開されていない非公開求人に出合える
看護師転職サイトは医療機関の採用ページ上にも掲載されていない非公開求人を数多く保有しています。
好条件、高給与、高ポジションの求人は一般公開してしまうと応募者が殺到し、採用側に負担がかかります。そのため、転職サイトはあえて非公開とし、条件に合った候補者のみに絞り込んで求人を紹介しています。
こうした非公開求人は登録者のみしか紹介してもらえないため、転職サイトを利用するうえでの大きなメリットとなっています。
求人内容についてメリットを感じた看護師からの口コミ・体験談
20代後半|女性
自分では見つけれないと感じていた求人を見つけてくれた
自分では見つけることが困難だった求人をすぐに見つけていただき、目標の期日までに実際に就職できた。
20代後半|女性
好条件の求人があり悩んだ
自分では探せない求人を紹介してくれた。条件が良いところもあったため、どこにしようか悩むくらいだった。
メリット3. 質の良い転職サポートが受けられる
看護師転職サイトを活用すれば、求人紹介に加え、履歴書添削や面接対策などの転職サポートを受けられます。
無料で利用できる転職サイトのサポートサービスは以下の通りです。
- 転職相談
- 求人紹介
- 応募先に関する情報提供
- 面接日時の調整
- 履歴書と職務経歴書の添削
- 面接対策(模擬面接含む)
- 面接同行
- 採用条件の交渉
- 入職までの連絡調整 など
転職サイトは医療機関の採用担当者と直接やり取りをしているため、応募先の職場環境や求める人物像などを把握しています。
また、これまでの転職支援実績からも各施設ごとのニーズや面接時にどのような内容を聞かれるのかを把握しているので、選考に有利となりそうな応募書類の作成方法や面接での受け答えのアドバイスを受けることが可能です。
採用側との調整や手続きをキャリアアドバイザーが行ってくれるため、求職者側の負担は軽減でき、スムーズに転職活動を進められます。
転職サポートについてメリットを感じた看護師の口コミ・体験談
20代後半|女性
採用につながるポイントを教えてくれた
担当の方が働きやすいよう交渉してくれる点や、履歴書に何を書けば採用されやすいのか詳しく教えて頂くことができてよかった。
30代後半|女性
スムーズに応募書類の作成ができた
転職先と直接やりとりしなくて済むこと。履歴書の添削や書いた方がいいことなどを教えてもらえて、スムーズに履歴書が作成できた。
20代後半|女性
転職先の情報が転職活動の役に立った
細かい転職先とのやりとりを全て代行してくれるため、非常に楽でした。また、転職サイトが持っていた転職先の情報は実際に聞かないとわからないものでしたので、実際にイメージしやすく、転職活動に役立ちました。
20代後半|女性
見学の段取りをしてくれた
自分が気になるところに連絡を取ってもらえ見学の段取りをとってくれて、一緒に付き添ってもらえたため不安が軽減しました。
メリット4. 応募先の雰囲気や人間関係などを事前に聞くことができる
看護師転職サイトのキャリアアドバイザーは、医療機関の採用担当者への取材やヒアリングを通し、応募先の雰囲気や人間関係を把握するための情報収集をしています。
例えば、以下のような情報を収集しています。
- 看護師と医師の年齢層や性格について
- 時短で働いているママ看護師はいるのか
- 夜勤の頻度、有給取得率、休みの取りやすさはどうか
求人票には書かれていない内部事情を教えてもらえるため、自分に合った応募先の選定に役立ちます。
また、アフターフォローを兼ねて実際に入職した看護師からリアルな職場情報も入手しており、次の転職者に有益な情報を提供しています。
事前情報についてメリットを感じた看護師の口コミ・体験談
30代前半|女性
非公開の情報も聞くことができた
自分で探すより手っ取り早く情報を入手できる。給料面や具体的な福利厚生など、情報非公開な場合もあるため、そういった病院やクリニックなどの情報ももらえた。
30代前半|女性
自分では情報収集できない部分まで知ることができた
転職サイトを利用し、自分の求めていた条件にあった求人を紹介してもらえた。また、職場の雰囲気や勤めている方の詳しい年代など自分で探していたら情報収集できなかったであろうことまで教えてもらえてよかった。
20代後半|女性
電話以外にもメールでも情報共有してもらった
利用時には電話だけでなくメールでも情報提供をもらえたので情報が電話だけで伝えられるよりも整理しやすかった。病院がどのような状態でどのような人材を募集してるかがわかりやすかった。
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メリット5. 給与や希望条件の交渉をしてくれる
看護師転職サイトでは、求職者と採用側のベストマッチングを目指すために採用側との間に入って給与や諸手当、夜勤回数など条件交渉の代行もしています。
直接応募の場合は、求職者が一人で条件交渉となるため、内定取り消しをおそれ遠慮してしまう傾向があります。また、ハローワークなどは求人票の条件がすべてで交渉は不可となっています。
その点、転職サイトでは自分では言いにくい条件交渉を代行してもらえるため、妥協して入職して後悔する事態を防げるでしょう。
給与や条件交渉についてメリットを感じた看護師の口コミ・体験談
20代後半|女性
自分では交渉できなかった
自分で探すだけでは給与の面や、勤務形態の交渉もできなかったため、アドバイザーを通してその辺りを確認できたのはありがたかった。
30代前半|女性
交渉のおかげで安心して転職活動ができた
キャリアアドバイザーの方がとても親身に相談に乗ってくださり、私の状況を加味して先方にも交渉してくださったりと安心して転職活動をすることができた。入職後のフォローも大変手厚くしてくださった。
看護師転職サイトを使った方が良い看護師4タイプ
転職サイトを利用した方が良い看護師はどんなタイプなのでしょうか。転職サイトのメリットとデメリットをふまえ、以下の4タイプが挙げられます。
看護師転職サイトを利用すべき看護師
転職活動に不慣れな場合や転職に割ける時間が少ない、スキルに自信のない看護師におすすめです。その理由をタイプ別に紹介しましょう。
初めて転職をする人
初めて転職をする看護師は、転職活動の進め方や流れがわからない、転職自体に迷いがあるなど不安があるでしょう。
そうした方にとって、看護師転職サイトの利用は、以下のような理由でおすすめです。
- 転職すべきかどうかから相談できる
- 転職活動の進め方やスケジュール管理なども教えてもらえる
- 希望条件の整理につきあってもらえる
- 経歴やスキルに合った転職先を探してもらえる
- 応募書類の添削、面接対策などの手厚いサポートを受けられる
転職サイトの1番の特徴は、キャリアアドバイザーが転職活動を二人三脚でサポートしてくれることです。
初めて転職をする看護師にとって第三者に相談しながら転職を進められることは、大きな安心感にもつながるでしょう。
転職が初めてで、どの看護師転職サイトを利用すればわからない方は、以下の記事もおすすめです。
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現職や家事・育児で忙しい人
現在の職場で仕事をしながら、もしくは家事・育児と並行で転職活動を進める場合、まとまった時間の確保は難しいでしょう。
転職活動にはさまざまな工程がありますが、その中には第三者に代行してもらったほうが効率のよいものがあります。具体的には、求人探しや採用側とのやり取りなどです。
求職者と採用側双方の状況やニーズを把握しているキャリアアドバイザーなら、客観的かつ効率の良い求人探しが可能です。また、面接日時の調整など先方とのやり取りも代行してもらえます。
さらに、応募書類の添削や面接対策では転職先に合わせたアドバイスがもらえるため、効率的な選考対策ができます。
第二新卒・ブランクなどキャリアやスキルに自信が持てない人
第二新卒やブランクがある看護師の中には、自分のキャリアやスキルに自信が持てず転職をためらっている人もいるでしょう。
一般的に転職が難しいといわれる第二新卒やブランクがある方でも、看護師転職サイトを利用すれば、キャリアやスキルに自信がなくても最適な職場を提案してもらえます。
看護師転職サイトが保有する求人の中には、研修が充実した職場やブランクでも応募可能な求人があるため、働きながらスキルアップできる職場がみつけられるでしょう。
応募書類や面接に自信がない場合は、キャリアアドバイザーに相談を。応募先に合わせた添削や面接練習をしてくれます。
単発・スポットや派遣看護師として働きたい人
単発や派遣で働きたい看護師は、派遣や非常勤の求人に力を入れている転職サイトの利用がおすすめです。ハローワークやeナースセンターでは取り扱いがない求人を紹介してもらえます。
例えば、旅行に添乗するツアーナースやイベントナースなどの単発・スポット求人に強い転職サイトでは、サイトのカレンダーから求人検索が可能で、空き時間を利用して働きたい看護師には1日単位で求人がみつけられます。
また、転職サイトの中には、看護師が不足している地域に期間限定で働く応援ナースの求人を得意としているところもあります。沖縄や北海道、離島など観光地やリゾート地に働きながら滞在することも可能です。
働き方や雇用形態が選べるのも看護師転職サイトで転職するメリットでしょう。
看護師363人が選んだ転職サイトおすすめランキング
看護師転職サイトを利用した看護師363人のアンケートを元に、求人数の質や転職サポートの質、サービス対応地域などを含めた総合評価のポイントをランキング化。1位から3位までを紹介しましょう。
ランキング評価の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
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1位看護roo!|一気通貫システムで内部事情や情報が詳しい
求人数(※) | 204,020件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 株式会社クイック |
※ 求人数は2024年12月時点
おすすめポイント
看護roo!は、首都圏・関西・東海地方の求人に強く、転職後の満足度が高い求人紹介に定評があります。給料や手当、福利厚生などの条件面だけではなく、人間関係や職場の雰囲気、やりがいまで考慮した求人提案力が強み。対応がていねいかつスピーディーでストレスなく転職活動ができます。
看護roo!の特徴
看護roo!の一番の特徴は「一気通貫システム」と呼ばれる組織体制により、転職先の内部情報が把握しやすい点です。
看護roo!ではキャリアアドバイザーが職務範囲にとらわれずに、求職側と求人側双方の担当をしているため、両者にきめ細かい情報提供を行い、マッチングの精度が高いと評判です。
また、病院や施設との信頼関係も厚く、疑問点などがあればすぐに確認してもらえます。
看護roo!を利用すれば、内部事情を把握したうえで入職できるため「思っていた職場と違った」という事態を避けることができるでしょう。
看護roo!利用者からの口コミ・評判
30代前半|女性
非公開情報も得ることができた
自分で探すより手っ取り早く情報を入手できました。給料面や具体的な福利厚生など、情報非公開な場合もあるため、そういった病院やクリニックなどの情報ももらえた。
30代前半|女性
詳しい情報が記載されていたので選ぶ決め手となった
看護roo!には、就職先のホームページには掲載されていない賞与情報が詳しく掲載されていたため、選ぶときの決め手になりました。
50代|女性
アドバイザーが懇意にしている施設を推してきた
看護roo!では、自分が気になる施設の話をすると直ぐ様否定される様なことを言われたり、アドバイザーが懇意にしている施設を推してきたり嫌なことが多かったです。アドバイザーが推薦してきた施設の面接をしたけれど条件が合わず断ったら以後連絡を全くしてこなくなりました。
20代後半|女性
連絡の回数が多い印象
看護roo!の担当者は返信にムラがあり、連絡をするためのアポ含めて電話の回数が多い印象でした。
2位レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|じっくりとていねいなサポートが評判
求人数(※) | 140,163件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:00 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
※ 求人数は2024年12月時点
おすすめポイント
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、幅広い分野の求人があり求人の選択肢が多い転職サイトです。キャリアアドバイザーのヒアリング力が高くていねいな対応に定評があります。入職後の生活やキャリアプランも考慮した求人提案力が高く評価されています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
レバウェル看護は、求職者の不安や悩みにじっくり寄り添うていねいなサポートが評判の転職サイトです。
キャリアアドバイザーのヒアリング力が高く親切な担当者が多いため、利用者は気兼ねなく相談できます。疑問点もすぐに確認してもらえ、レスポンスも早いことが求職者の安心につながっています。
また、レバウェル看護は主要転職サイトの中でも求人数が最大級で、施設形態や雇用形態も幅広くそろっている点も魅力です。
レバウェル看護なら、スキルやキャリアに自信がない新人やブランク明けの看護師でも心強いサポートが得られるでしょう。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)利用者からの口コミ・評判
30代前半|女性
自分では探しきれない情報を教えてもらえた
レバウェル看護を利用し、自分の求めていた条件にあった求人を紹介してもらえた。また、職場の雰囲気や勤めている方の詳しい年代など自分で探していたら情報収集できなかったであろうことまで教えてもらえてよかった。
20代後半|女性
採用に繋がる内容を教えてくれた
担当の方が働きやすいよう交渉してくれる点や、履歴書に何を書けば採用されやすいのか詳しく教えて頂くことができてよかった。
20代後半|女性
他と比べて求人数が多かった
自分で調べるよりもたくさんの求人情報を得られると思い転職サイトに登録しましたが、いくつか登録した中でもレバウェル看護は求人数が多かった。
20代後半|女性
何度もかかってくる電話にうんざりした
仕事が決まってからもしつこく電話が来ること。日中など明らかに仕事をしている時間にも関わらず何度もかかってきたりしてうんざりした。
3位ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)|業界最多規模の拠点数で地域の医療機関を網羅
求人数(※) | 25,289件 (その他、非公開求人あり) |
---|---|
対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | ー |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
※ 求人数は2024年12月時点
おすすめポイント
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)は、高給与求人や条件が良い非公開求人を保有しており、都市部だけでなく地方の求人にも強い転職サイトです。地域専任のキャリアアドバイザーが在籍し地域の特色まで熟知。2005年にサービスを開始し年間10万人以上の看護師が利用する紹介実績から、医療機関や施設の採用背景や職場の内情を詳しく把握しています。
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)の特徴
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)は主要サイトの中でも、全国各地の求人を取り揃えている看護師転職サイトです。非公開求人の中には、高給与・好条件な案件が多いと評判です。
保健師、訪問看護、介護施設は専用の公開求人検索ページが設けられています。
また、各都道府県に専任のキャリアパートナーが在籍しており、地方の求人でも担当者が各医療機関の内部情報を把握。ミスマッチの少ない転職先を地方でもみつけることが可能です。
スピーディーで積極的な提案スタイルが強みで、転職を急ぎたい方におすすめの転職サイトといえるでしょう。
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)利用者からの口コミ・評判
20代後半|女性
自分ではできない条件交渉をしてもらえた
自分で探すだけでは給与の面や、勤務形態の交渉もできなかったため、アドバイザーを通してその辺りを確認できたのはありがたかった。
30代前半|女性
安心して転職活動ができた
ナース人材バンクのキャリアアドバイザーの方がとても親身に相談に乗ってくださり、私の状況を加味して先方にも交渉してくださったりと安心して転職活動をすることができた。入職後のフォローも大変手厚くしてくださった。
40代前半|女性
他のサイトと求人内容が重複することも
ハローワークであったり、他の求人サイトと内容が被る事が多いところです。「その求人は知っている」という事が多々ありました。
20代後半|女性
軽い気持ちで登録したが連絡がしつこくいやになった
絶対登録が必要で軽い気持ちで調べることができないこと。登録すると連絡がしつこく来るので働きながらしていると連絡がいやになります。
優良な看護師転職サイトの見分け方・選び方
転職を希望する看護師を第一に考えてくれる転職サイトは、どのようにみつければいいのでしょうか?
優良な看護師転職サイトの見分け方・選び方は以下の通りです。
職業紹介や転職サポートをするのに必要不可欠といわれる免許や認定、付与マークを受けているか?
職業紹介や転職サポートをするうえで必要不可欠といわれる免許や認定、付与マークがあります。
信頼できる優良な転職サイトかどうかを見分けるうえで、運営企業がこれらを受けているかどうかが一つの指針となります。
利用に不安を感じるようなら、信頼性を確認するうえで、転職サイトが以下の3点を取得しているかどうか確認しましょう。
- 有料職業紹介免許(※1)
- 職業紹介優良事業者認定(※2)
- 個人情報保護のためのプライバシーマーク(※3)
いずれも、人材紹介をするうえで必須といわれている免許や認定、付与マークとなります。これらを取得している企業が運営する転職サイトは信頼できるといえるでしょう。
最近では、CSR(※4)やESG(※5)に積極的に取り組んでいるかどうかという観点も、優良企業を見極める重要な視点となっています。
※1 厚生労働省「職業紹介事業制度の概要」
※2 厚生労働省「職業紹介優良事業者認定」
※3 日本情報経済社会推進協会「プライバシーマーク制度」
※4 CSR:企業の社会的責任(日本経済団体連合会「企業の社会的責任(CSR)」)
※5 ESG:環境・社会・ガバナンス(野村総合研究所「ESG(環境・社会・ガバナンス)」)
求人情報が頻繁に更新されているか?
新しい求人情報が頻繁に更新されている転職サイトは、求人情報の管理が行き届いている点で信頼できるといえるでしょう。
転職サイトの中には、古い求人情報をそのまま載せていたり、更新日時を記載していないところがあります。実際には保有していない求人、つまり求職者を集めることが目的の〝釣り求人〟である場合も。
それぞれの求人に更新日時が記載され、その更新日が一律ではなく、さらに毎日新しい求人が掲載されている転職サイトはおすすめの優良転職サイトといえます。
退会方法や個人情報の削除方法がわかりやすいか?
転職サイトによっては、退会方法や個人情報の削除方法をわざとわかりにくくしているケースがあります。
そういった転職サイトは、ユーザーの利便性より登録者数の維持を優先しているので、登録・利用はおすすめできません。
退会の方法は、おもに以下の2種類があります。
- 担当のキャリアアドバイザーに電話やメールで直接伝える
- サイトの「お問い合わせ」ページなどから退会依頼の手続きをする
上記の問い合わせページが設けられていない、サイトマップから探せない場合は、一度登録したら退会が難しくなります。登録は慎重にしたほうがいいでしょう。
登録した個人情報の削除依頼についても同様で、運営元企業に個人情報の消去依頼をする必要がありますが、依頼フォームや方法の記載がない場合は注意が必要です。
看護師転職サイトの登録の流れ
看護師転職サイトを利用して転職するまでの流れは以下の通りです。
それぞれ順番に解説します。
1. 看護師転職サイトに無料登録
看護師転職サイトを利用する場合は、無料の会員登録を行います。
会員にならなくても、公開求人の検索・閲覧は可能ですが、詳細確認や転職サポートを受けるためには会員登録が必要です。また、非公開求人は会員にならなければ紹介を受けられません。
登録は各サイト上の登録フォームから1分程度で完了します。この時点で履歴書や職務経歴書を用意しておく必要はありません。
入力を求められる項目は、主に以下の7つです。
- 名前
- 住所
- 連絡先(電話番号、メールアドレスなど)
- 生年月日
- 保有資格(看護師、准看護師、助産師、保健師)
- 希望の勤務地
- 希望の働き方(勤務時間など)
もし備考欄などがあれば、希望の連絡時間帯、連絡頻度、好ましいキャリアドバイザーのタイプなども記載しておきましょう。その後のやり取りをスムーズに進められます。
2. キャリアアドバイザーとの面談・ヒアリング
登録後、当日から数日以内に担当者から本人確認のための電話連絡が入ります。この電話では、登録情報の確認や転職理由などを簡単に聞かれた後、本格的な面談日時の調整が行われます。
キャリアアドバイザーとの面談方法は、対面、Web会議システム、電話から選べます。面談に必要な時間は1時間程度です。
この際、転職に迷いがあったり、希望条件がまとまっていなくても問題ありません。キャリアアドバイザーからのヒアリングを通して自己理解が深まる場合も多いからです。
面談では、転職に関する悩みや不安、転職理由などを包み隠さず話しましょう。そのほうがより適切な転職サポートにつながります。
3. 希望条件に合った求人の紹介
面談・ヒアリング時に伝えた希望条件をもとに、希望の連絡方法(電話、LINE、メールなど)で求人紹介が始まります。
求人紹介では1度に複数の案件が紹介されるのが一般的で、同時に複数の応募が可能です。
もし応募したい求人がない場合でも、その旨を一言でも返信するようにしましょう。意思確認が取れないと何度も連絡が入ったり、転職意欲が低いとみなされ、紹介の優先度が下げられる可能性があります。
紹介される求人に希望条件との不一致が多々見られるようであれば、担当者と改めてすり合わせをすることをおすすめします。
応募したい求人がない場合は、求人紹介を継続してもらえます。
応募する場合は、その意思をキャリアアドバイザーに伝えましょう。キャリアアドバイザーが推薦書類を作成し、採用側で簡単な審査が行われます。その審査に通れば書類選考に進みます。
4. 応募に必要な履歴書の添削・面接対策のアドバイスを受ける
推薦書類の審査に通ったら、履歴書の作成や面接に向けた準備を行います。その際、キャリアアドバイザーのアドバイスを参考にしながら進めるとよいでしょう。
キャリアアドバイザーは採用側と直接やり取りをしていたり、先に選考を終えた応募者から面接内容などをヒアリングしています。採用側の求める人物像や面接で聞かれる質問なども把握しているため、的確なアドバイスがもらえるでしょう。
また、話し方や仕草の癖などは自分自身ではよくわからないことがあります。そこでキャリアアドバイザーに模擬面接を実施してもらうことで、さらなる印象アップを目指しましょう。
人気の求人には複数の応募者がエントリーしていることも多いため、キャリアアドバイザーのサポートで入念に対策することをおすすめします。
5. 書類審査通過後面接
履歴書と職務経歴書の書類選考に通過したらキャリアアドバイザーを介して面接日時の調整を行います。
面接日時が決まったら、指定の場所で面接を受けます。転職サイトの拠点から一定の範囲内であれば、キャリアアドバイザーが面接に同行してくれることもあります。その際、自分では聞きにくいことなどがあれば、代わりに確認してもらいましょう。
面接の際は職場見学も必ず行うことをおすすめします。看護師の年齢層やスタッフ同士の関係性、患者への対応を参考にすることで、働きやすさや人間関係をある程度推測できるからです。
職場見学は、あえて忙しい時間帯に依頼することがおすすめです。忙しいときにこそ、職場のリアルな雰囲気が見て取れるでしょう。
6. 内定承諾・辞退の連絡、退職・入職についての調整
面接後、当日から1週間程度でキャリアアドバイザーを介して合否連絡があります。内定通知書をもらったら、面接時に確認した希望条件などの記載漏れがないかをしっかりチェックしましょう。
もし記載漏れがあれば、すべての希望条件が明記された採用条件提示書を発行してもらうことをおすすめします。入職後に「聞いていた話と違った」という事態を防ぐことができるからです。
現職を退職するのは、採用条件提示書を入手してから。その前に退職してしまうと、戻る場所がない余裕のなさから不利な条件を受け入れてしまう可能性があるからです。
採用条件に食い違いがあったり、より有利な条件での入職を目指すなら、キャリアアドバイザーに条件交渉してもらうことも可能です。
また、内定承諾後も入職日までの連絡調整はキャリアアドバイザーが代行してくれます。入職後も悩みなどを相談できるので、何か困ったことがあれば気軽に連絡してみましょう。
看護師転職サイト仕組みについての疑問Q&A
最後に看護師転職サイトの仕組みについて、よくある疑問にQ&Aでお答えします。
看護師転職サイトへ登録したら絶対に転職しなければならないの?
看護師転職サイトのサポートを受けたとしても、絶対に転職しなければならない決まりはありません。
転職すべきかどうかを判断するために情報収集のみしたい場合や、自分の市場価値を確認するための利用も可能です。
また、求人紹介から選考に進み、履歴書添削などのサポートを受けた後に転職をやめても問題ありません。他の転職サイト経由で入職した場合も、罰金や罰則などはないため気軽に利用して大丈夫です。
転職サイトの中には、看護師の話を聞いたうえで現在の職場に残ったほうがいいというアドバイスをしてくれるところもあります。
看護師転職サイト経由より直接応募の方が有利になることはある?
看護師転職サイト経由より、直接応募のほうが有利になることはあります。なぜなら看護師転職サイト経由の場合、採用側は転職エージェントに紹介料を支払わなければならないからです。
そのため同じようなスキル・キャリアの看護師が同時に応募してきた場合、直接応募の看護師が優先される可能性はあります。直接応募なら紹介料を支払う必要がなく、採用コストを削減できるからです。
もし、希望する医療機関が決まっている場合で、医療機関のHPに求人が掲載されていれば、直接応募をおすすめします。
看護師転職サイトで転職すると祝い金などお金をもらえる仕組みはある?
看護師転職サイト経由で転職しても、お金がもらえる仕組みはありません。
以前は転職サイトによって、入職者に祝い金が贈呈されることがありましたが、祝い金を支給する転職サイトはなくなりました。なぜなら2021年4月の法改正により、サイト側が求職者に金銭を支給することが禁止されたからです。
しかし、医療機関の中には「支度金」や「赴任費用」を支給する制度を設けているところがあります。「支度金」が支給されるのは直接応募経由の場合がほとんどですが、転職サイト経由でも支給される求人がまれにあります。
特定の病院や企業を積極的に紹介されることはある?
特定の病院や施設、企業を積極的に紹介されることはあります。それは次の2つのケースに当てはまる場合です。
- 特定の病院や施設が優秀な人材を確保するため、紹介料を通常よりも高く支払うことを約束しているケース
- 既にさまざまな転職者の入職実績がある優良な病院や施設で、キャリアアドバイザーが善意で勧めるケース
どちらのケースでも、求職者の希望条件に合うからこそ紹介されます。求職者の希望を完全に無視して紹介される可能性は少ないため、安心してよいでしょう。
病院や企業が有利になるように嘘の情報が提供されることはある?
特定の病院や企業・施設の採用が有利になるように、転職サイトが求職者へ噓の情報を提供するといったことはありません。
ただし、オプションプランに申し込んだ医療機関の求人記事が、検索結果で上位表示されたり、求人検索画面上で特集されることはあります。
その場合、記事作成のための取材や写真選定なども転職サイトが行い、医療機関の魅力が最大限に伝わるようなサービスが提供されています。
とはいえ、求職者の目につくように工夫されているだけで、情報操作は行われていないと考えて問題ありません。
転職サイトの両面型と分業型の違いは?
看護師転職サイトには、両面型と分業型の2つの種類があります。その違いは以下の通りです。
両面型:1人の担当者が、求職側と求人側の両方を担当。同じ担当者が両者の希望や情報に精通するためマッチング力が高く、スピーディーかつ条件交渉などもしやすい。
分業型:求職側と求人側それぞれの担当が異なる。大手の転職サイトで多く採用されており、紹介される求人の選択肢が広い。
両面型の方が、同じ担当者ということで話が通じやすく責任の所在がはっきりしているので、「聞いていた話と違う」などの誤解が生まれにくいメリットがあります。
ただし、小規模な転職サイトの両面型には要注意です。単にスタッフの人数が足りず両面型となってしまっている場合もあるので、紹介求人の質や提供してくれる情報を精査する必要があるでしょう。
人材紹介会社が求職者から手数料を得ることはある?
職業安定法の第三十二条の三で、「有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない」と定められています。
つまり転職サイトが求職者側から手数料を得ることは法的に禁止されているのです。
なぜなら職業安定法の目的は、能力に合う職業に就く機会を求職者に提供することで、経済と社会の発展に寄与することだからです。
そのため求職者側は一切金額を負担することなく、職業に就く機会を得られます。
ただし、料金があらかじめ明記されている自由参加の転職セミナーを転職サイトが主催する場合は有料となります。
看護師転職サイトの仕組みまとめ
看護師転職サイトの仕組みについてお伝えしてきましたが、転職サイトを利用することへの不安や疑問は解消されたでしょうか。
無料で手厚い転職支援が受けられる看護師転職サイトには、正当で安心な仕組みがあります。また、個人情報の漏洩や現在の職場にバレる心配も少なく、追加料金も一切かかりません。
求人紹介から採用条件の交渉まで、無料でさまざまなサービスを受けられるのは大きなメリットです。
特に初めての転職やスキルに自信がない方、現職・家事・育児で忙しい方、雇用形態が限定される方は利用をおすすめします。
おすすめの転職サイト | おすすめする理由 | 求人数(※2) |
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1位:看護roo! | 初めての転職や20代の看護師向き | 204,020件 |
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2位:レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | ママ看護師・ブランクのある看護師向き | 140,163件 |
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3位:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) | 求人の少ないエリアに転職希望の看護師向き | 25,289件 |
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4位:マイナビ看護師 | 年収を上げたいバリキャリ看護師向き | 82,343件 |
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5位:看護師ワーカー | 病院以外への転職を希望する看護師向き | 65,380件 |
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看護師転職サイトにはそれぞれ強みがあり、得意とする求人も異なります。そのため自分の希望条件に合う求人を扱っている転職サイトでなければ、条件に合う求人がみつからない可能性があります。
希望する年収はどれくらいなのか。バリバリ働きたいのか、余裕をもって働きたいのか。それらが実現する職場や雇用形態は何なのか。
転職目的と希望条件を明確にしたうえで、条件に合った求人の取り扱いが多い転職サイトを選べば安心でしょう。