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看護師転職サイトは使わない方がいいって本当?利用のデメリットとは

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転職を考えたときに頼りになるのが看護師転職サイト。しかし、インターネット上には以下のような「看護師転職サイトは使わない方がいい」という意見も見かけます。
看護師転職サイトは使わない方がいい理由・デメリット
- 自分のペースで転職活動ができない
- 希望する求人を紹介してもらえない
- 担当者からの連絡が多くしつこい、相性が合わないと感じる
- 紹介料が発生する分、採用時に厳しく見られる可能性がある
これらのデメリットを考慮すると、確かに不安になるかもしれません。しかし、実際に利用した人が多い人気の転職サイトを選ぶことで、その不安を解消できるでしょう。
おすすめの転職サイト | おすすめする理由 | 求人数(※2) |
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![]() ![]() |
初めての転職や20代の看護師向き | 210,137件 |
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ママ看護師・ブランクのある看護師向き | 141,631件 |
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求人の少ないエリアに転職希望の看護師向き | 25,766件 |
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4位:マイナビ看護師![]() |
年収を上げたいバリキャリ看護師向き | 85,420件 |
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5位:看護師ワーカー![]() |
病院以外への転職を希望する看護師向き | 66,846件 |
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「どの転職サイトがいいかわからない…」という人は、転職サイト診断を使ってみましょう。あなたにぴったりの転職サイトがわかります。

この記事では、看護師転職サイトを使わない方が言われる理由と、本当に使わない方がいいのかどうかを解説します。さらに、実際に転職サイトを利用した看護師の口コミや、病院の採用担当者の声も合わせて紹介します。
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目次
看護師転職サイトを使わない方がいいと言われる4つの理由
看護師転職サイトは使わない方がいいと言われるのはなぜでしょうか。
転職サイトを利用したことのある看護師の口コミも参考に、4つの観点から解説します。
自分のペースで転職活動ができない
転職を急いでおらず、まずは情報収集から始めたいという人でも看護師転職サイトを利用できます。
しかし、看護師転職サイトが保有している情報の大部分は、すぐにでも人材を採用したいと考えている医療機関のもの。応募するかしないかの決断を迫られることも多く、自分の転職したいタイミングより早まるケースがあります。
反対に、できるだけ早く転職したいのに、キャリアアドバイザーが医療機関との間に入ることで連絡のやり取りに時間がかかり、もどかしい思いをすることもあります。
大学病院の脳神経外科から民間総合病院の脳神経外科へ転職
内定後の頻繁な連絡で急かされているように感じた
自分の意見を強く言えるのなら転職サイトでもいいと思いますが、強く言えない人にはおすすめしません。他にも面接が控えているのに、一つ内定が出た後、「どうしますか?」と毎日のように連絡があり、転職先を早く決めてほしいって思ってるのがすごく伝わってきました。
精神科クリニックから自治体の公務員看護師へ転職
自分のペースで転職したいならナースセンターやハローワーク
自分のペースで自分の希望通りのところに勤めたい場合、20代後半から30代前半で、ある程度のキャリアを積んでいるならば、自分でナースセンターやハローワークを利用して転職活動をするのが良いと思います。その方が、お仕着せの転職先ではなく、希望のところに勤められる確率が高いからです。
大学附属病院の循環器内科から訪問看護へ転職
次から次と大量の紹介求人がストレスになることも
看護師転職サイトに登録すると、求人をたくさん紹介してもらえます。次々とたくさん紹介してくださるので、じっくり転職を検討したい人にはストレスに感じるかもしれません。そこを理解したうえで、登録・利用する必要があると思います。転職サイトを使うにしても、自分自身で情報収集することも必要だと思います。
希望する求人を紹介してもらえない
膨大な量の求人情報を持つ看護師転職サイトだから、自分の希望する求人がみつかるだろうと期待して登録したのに、紹介される求人は条件に合わないものばかりという不満の声もあるようです。
転職サイトを利用して転職活動を行った看護師にアンケートを行ったところ、4人に1人が希望に合った求人を紹介してもらえなかったと感じています。
「希望に合った求人を紹介してもらえなかった」 24.3%
「求人をあまり紹介してもらえなかった」 5.4%
ある大手看護師転職サイトの現役のキャリアアドバイザーによると、まずは10件の求人を最初に紹介することを目標にしているそう。
紹介する10件の中で、希望に沿う求人は大体3件程度で、それ以外は条件が当てはまらない求人の紹介になることもあるようです。希望条件に合う、合わないは二の次になることもあるようです。
精神科クリニックから派遣で自治体へ転職
希望条件を聞かれただけで連絡が来なくなった
どの看護師転職サイトにも言えますが、希望した求人は終了しているとか、希望の案件がないとかは結構あります。また、40歳以上であると、なかなか仕事が決まらない印象です。ある大手の看護師転職サイトは、希望条件だけ聞かれて、その後、紹介できる案件がなかったのか連絡がきませんでした。
民間病院の整形外科から民間の地域包括ケア病棟へ転職
最初は条件に合わない求人ばかり紹介された
ヒアリング後に適した職場を提案してくれましたが、年収や働き方などが全然ずれている求人を紹介されました。ただ、やり取りをしているうちに少しずつ条件に合った求人を紹介してくれるようになりました。ノルマや報酬が高いところから優先的にすすめているのかなと感じました。
大学附属病院の手術室から透析専門のクリニックへ転職
希望条件の変更を求められ転職活動がなかなか進まなかった
転職希望の条件を伝えましたが、担当の人から「なかなか難しいですね」と探す前に条件を緩めるよう言われたり、こういったのはどう思いますか?と勝手に条件とは違う求人をすすめられたりして、なかなか思うように転職活動が進みませんでした。
担当者からの連絡が多くしつこい、相性が合わないと感じる
転職ハブが行ったアンケートでは、16.2%の看護師が「担当者との相性が悪かった」と回答しています。
じっくりと転職先を検討したいのに、キャリアアドバイザーからしつこく連絡があり急かされる、連絡が遅く質問に答えてもらえない、コミュニケーションが取れない、業界理解が低く的外れな提案をしてくるなど、信頼関係を築くのが難しい場合もあるようです。
自分が考えている転職のペースとずれがあったり、性格的に合わない担当者との転職活動はストレスですから、「転職サイトを使わない方が良かった」と感じる看護師も多くなるのでしょう。
精神科の認知症療養病棟から障がい者支援施設へ転職
現地の交通事情を知らず見当違いな求人を紹介
家の近くで交通量のなるべく少ない道を通って通勤したいと伝えましたが、おすすめする求人案件は街中ばかり。「あなたのご自宅からだと直線距離5kmなので近いですよね」と言われ、交通事情に詳しくないのだとがっかりしました。
市立総合病院の精神科心療内科から療養型病院の内科へ転職
約束は守らず情報も間違っているものばかり
「次の電話までには紹介求人をLINEします」と約束したのにギリギリだったり、電話の時間をわざわざ作ったのに実のなる話ができずに終わったり、情報提示を求めていた求人案件について一切触れずに他の求人を紹介されたりしました。転職サイト利用中は病院や施設などの内部事情などを教えてくれはしましたが、大体は間違った情報で信用できなくなりました。
中規模病院の回復期リハビリテーション病棟から現在転職活動中
担当コンサルタントからいきなり叱責
コンサルタントから考え方が甘いと叱責を受けました。職場の人間関係でうまくいってなかった状態で辞めて、精神的につらい状態の時にそのように叱責されたことがとても悲しかったです。他の担当者も同じようなら怖いと感じ、他の転職サイトを利用した方がいいのではないかと思いました。実際、他のエージェントに変更したところ、やさしい担当者に変わり、相性が大きく関わると感じました。
紹介料が発生する分、採用時に厳しく見られる可能性がある

転職サイトを経由して人材を採用した場合、医療機関は転職サイト側に紹介料を払う必要があります。紹介料は、採用看護師の年収20〜30%。せっかく採用しても、1年未満で辞めてしまうなど早期退職のリスクがあるため、医療機関側としてはコストのかからない直接応募やハローワーク経由の応募を好む傾向があるのも事実です。
総合病院の小児科から民間病院の内科へ転職
「○○万円払ったから辞めるな」と職場から言われた
私が転職して数年がたった時、転職サイトに仲介料として○○万円支払ったと職場で言われました。そんなにお金がかかったなんて知らなかったので驚きでした。 私はすぐに退職しなかったので良かったのですが、その後入職した看護師は「〇〇万円も支払ったからすぐに辞めてもらったら困る」とか言われていましたし、転職回数が多い人ほどそういった悪印象を持たれていると思いました。
総合病院の産婦人科から産婦人科クリニックへ転職
紹介料回収のために事務長から「1年は辞めるな」
入職後、事務長から「お前、1年は辞めるなよ」と言われました。入職したら最低1年は働かないと看護師転職サイトに払った紹介料を回収できないというニュアンスでした。また、紹介してくれる求人も満足のいくものがなく、結局自分が行きたいところは自分で探して応募するようになりました。
看護師転職サイトは本当に使わない方がいいの?
看護師転職サイトを利用しない方がいいのでは?と考えている人の中には、次のようなことをイメージしている人もいるかもしれません。
「キャリアアドバイザーとのやりとりがない分、楽なのではないか」
「じっくり自分に合った求人を吟味することができそうだ」
「転職サイトを通さない方が内定の確率も上がるだろう」
結論としては、面倒なことは避けたい人、できるだけ良い条件の職場を探して、確実に内定を取りたいと思っている人ほど、転職サイトを使うことをおすすめします。
結論:こんな人は転職サイトを使うべき!
- 転職活動において面倒なことはしたくない
- より好条件の職場を探したい
- できるだけ確実に内定を取りたい
どうして看護師転職サイトを利用した方が良いのか、次の見出しからメリットを詳しく見ていきましょう。
看護師転職サイトについての誤解と利用するメリット
ここまで、看護師転職サイトを使わない方がいいと言われている理由について解説しました。
そのような事実がある一方、誤解による悪い噂や評判だけが先行している場合も多く、転職サイトを使った方が上手くいくケースももちろんあります。
【転職活動のペース】担当者に相談しながら進められる
希望の転職時期や、どのように転職活動を進めていきたいかについて、事前に担当者へ伝えておけば、自分のペースで転職活動は進められます。
看護師転職サイトに登録すると、まずは電話や対面、オンラインで担当のキャリアアドバイザーによる面談が行われます。
その際に、希望の転職時期や、どのように転職活動を進めていきたいかについても会話をしておけば、「自分のペースで進められなかった」と感じることはないでしょう。
担当のキャリアアドバイザーには、「連絡回数や紹介求人数を少なくして欲しい」「電話での連絡は控えてLINEにして欲しい」などの希望も言えます。30歳前半女性
担当の人が合わせてくれました
ヒアリングと急な案件紹介は電話でしたが、数回のみでした。基本的には求人票などをメールで送付していただくことが多かったです。面接などの日時設定などもメールで行いました。当時アルバイトなどもしていたため、頻繁に電話を受けなくても良かったので自分の時間も確保できたので私には合っていると感じました。思い返すと担当の方も私に合わせて下さっていたのかも知れないと思います。
20代後半女性
LINEでの連絡を希望しました
最初の2回のヒアリングは電話でした。でも申し込み時のアンケートに「電話よりメールやLINEの方が好き」と回答していたので、それ以降はLINEが多かったです。求人の情報を送ってくる時はメールが主でした。こちらの生活に合わせてくれるような対応に好感が持てました。メールやLINEでもすごく丁寧で安心できました。
【紹介求人の数や質】転職のプロが好条件の非公開求人を提案
先に紹介したように、看護師転職サイトでは良い求人が紹介されないという口コミもありましたが、経歴やスキルと希望がみ合わない場合、そのように感じやすい傾向があります。
事実、看護師転職サイトは好条件の非公開求人も含め多くの求人を保有しているのが特徴です。
例えば、人気の看護師転職サイトの1つである「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」は141,631件もの求人を保有しています。(2025年3月時点)
多くの求人の中から、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、条件に合った求人をピックアップしてくれるので、自分ひとりで転職活動をするよりも、より幅広い求人情報を得られるでしょう。キャリアアドバイザーに任せれば、日勤のみ、夜勤専従、短期間の派遣、夜勤やオンコールの回数など、求人票に記載された条件を変更してもらえるよう医療機関に交渉も可能です。
療養型の中規模病院から回復リハビリテーション施設へ転職
ハローワークより求人数も種類も多く選択肢が多い
看護師転職サイトが保有している求人はハローワークより多く多彩だと感じました。そのため、さまざまな職場の求人が数多く紹介してもらえ、自分の条件に合った病院や施設を探すことができます。
コロナ治験事業から医療系ベンチャー企業へ転職
看護師経験を活かし医療系ベンチャーへ転職できた
良いエージェントさんとめぐり合えたら、自分のやりたい看護ができる職場や職種を提案してもらえるため、多少給与は低くなっても働きがいが得られます。私は現在、医療系ベンチャー企業でリモート勤務をしています。病院で働いていたときは、自分がデスクワークができるなんて想像もしていませんでしたが、転職サイトを利用したことで本当に自分のやりたいことがみつかり、看護の世界が広がりました。
大学病院の脳神経内科から皮膚科クリニックへ転職
知らない仕事と出会え転職活動もスピーディーに終了
自分の知らなかった仕事と出会えたこと、就職活動が思っていたよりも早く終わったこと等を考えると、看護師転職サイトを利用して良かったと感じています。職場見学を設定いただいた病院や施設の見学に行くだけでも自分の将来のビジョンがしやすくもなり、転職サイトの担当の方と話すだけでも自分の考えを整理できました。
【キャリアアドバイザー】看護師転職のプロが徹底サポート
キャリアアドバイザーとのやりとりが煩わしい、対応が良くなかったといった口コミがあるのも事実ですが、キャリアアドバイザーと一緒に進める転職には、そんなネガティブな評価を上回るようなメリットがあります。
キャリアアドバイザーは、看護師の求人を紹介してくれるだけではなく、無事に転職がかない、転職先で働き始めるまで、一貫して求職者のサポートに当たります。
キャリアアドバイザーのサポート内容
- 転職に関する相談にのってくれる
- 医療機関の内部情報や人間関係を教えてくれる
- 履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をしてくれる
- スケジュール管理や条件交渉をすべて代行してくれる
- 転職後のアフターサポートをしてくれる
中規模病院の外科から整形外科クリニックへ転職
担当者が積極的に職場見学のアポを取ってくれ同行
「求人内容だけでは想像がつかないでしょう」と、キャリアアドバイザーさんが積極的に見学なども病院側とアポをとってくださり一緒に同行してもらえたので、利用して良かったと感じました。就職した後もそこで終わりではなく、1ヶ月後に「どんな感じですか?」と連絡があり、いろいろ気にかけてくれる点など、転職サイトが1番自分に合っていたと思います。
大学病院からデイサービスへ転職
応募先の内部情報について教えてもらえました
ナースセンターのサイトも見ましたが、求人情報を提供しているだけなので、あまり役に立ちませんでした。こちらが検索した結果しか出てこないので、新しい情報の提供もないのは物足りなかったです。転職サイトでは、たくさんの求人情報を提供してもらえただけでなく、応募先の内部情報についても教えてもらえ良かったです。
大学病院の脳神経内科から皮膚科クリニックへ転職
計画や日程を一緒に立ててくれました
転職サイトの担当の方が定期的に声をかけてくださり、応募先についても、実際足を運んで詳しく知っているところだったそうで、前に転職された看護師さんの話を実体験として聞くことができ想像しやすかったです。ハローワークでも親身になり話を聞いて提案してくれますが、その後の計画や日程を一緒に立ててくれる転職サイトの方が私には合っていました。
脳神経外科病院から精神科単科病院へ転職
給与面で条件交渉をしてもらえ希望通りの転職に
看護師転職サイトを通して条件交渉をしたら、より良い条件で転職ができました。ハローワークなどで求人を探していたりもしましたが、給与が自分の条件には合わず希望に満たないケースが多かったです。転職サイトで交渉してもらえたから希望の収入が得られたと思います。
【採用率】不利になるのは誤解!転職サイト経由の応募者も高評価
直接応募やハローワークで採用すれば紹介料がかからないため、看護師転職サイトから応募してきた看護師より有利となることもあると説明しました。
しかし、必ず不利になるかといえば、そういうわけではないようです。
実際、医療機関や介護施設の採用担当者に、看護師の採用人数が多い採用ルートについてアンケートを実施したところ、以下の結果となりました。
採用ルート | 採用割合 |
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転職サイトを通して採用 | 7〜9割 |
直接応募・ハローワーク・その他で採用 | 1〜3割 |
上記のように、看護師の採用ルートは転職サイトの利用が圧倒的に多いことがわかっています。また、厚生労働省の調査(※)でも、転職サイトなど人材紹介会社からの採用が一番多い結果となっています。
※厚生労働省「医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査 集計結果(概要)」より
高評価で信頼できるおすすめ看護師転職サイト5選
転職ハブでは、看護師転職サイトを利用したことがある看護師363人を対象にアンケート調査を実施。主要看護師転職サイト5社のリアルな評価をまとめました。
主要看護師転職サイト5社の転職満足度、提案された求人の質、転職サポートなどを363人の看護師が5段階で評価。総合評価のポイント順に1位〜5位までをランキング表にしました。
順位 看護師転職サイト名 |
当サイトからの 登録者の割合 |
求人数 | 総合評価 (※) |
転職先の 満足度 |
求人の質 | 初回連絡 の早さ |
面接対策 サポート |
面接同行・ 条件交渉 |
入職・退職 サポート |
公式サイト |
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1位 看護roo! |
36.66% | 210,137 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | 無料登録 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
28.38% | 141,631 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | 無料登録 |
3位 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) |
21.21% | 25,766 | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | 無料登録 |
4位 マイナビ看護師 |
10.11% | 85,420 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | 無料登録 |
5位 看護師ワーカー(旧 医療ワーカー) |
3.41% | 66,846 | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | 無料登録 |
※2025年3月時点
【登録者数の調査】
転職ハブ調べ
調査対象者:当サイトからの登録完了者
調査期間:2022年4月~2023年3月
【サポート内容の評価】
調査会社:株式会社クロスマーケティング
調査対象者:転職サイト利用経験のある看護師363名(21〜63歳)
調査期間:2020年8月
転職ハブ調べ(クラウドソーシング)
調査対象者:転職サイト利用経験のある看護師150名(21〜55歳)
調査期間:2022年10月~2023年3月
満足:5、やや満足:4、普通:3、やや不満:2、不満:1
◎:3.4~、〇:3.2~3.39、△:~3.19
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1位:看護roo!

求人数(※) | 210,137件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~18:00 |
運営会社 | 株式会社クイック |
※ 求人数は2025年3月時点
おすすめポイント
看護roo!は、首都圏・関西・東海地方の求人に強く、転職後の満足度が高い求人紹介に定評があります。給料や手当、福利厚生などの条件面だけではなく、人間関係や職場の雰囲気、やりがいまで考慮した求人提案力が強み。対応がていねいかつスピーディーでストレスなく転職活動ができます。
看護roo!の特徴
累計利用者数60万人以上を誇る看護roo!は、サポート力に定評がある看護師転職サイトです。
多くの転職サイトでは、看護師を担当するスタッフと医療機関を担当するスタッフが異なりますが、看護roo!では、看護師と医療機関の担当をあえて分けない「一気通貫システム」を採用しています。
そのため、キャリアアドバイザーが両者の事情を把握しやすくなり、求職者への細やかでスピーディーな情報提供に繋がっています。内部事情や職場の雰囲気、人間関係にも精通しており、応募先に合わせて履歴書を作成したり、面接でよく聞かれる質問も教えてもらえます。
東京や神奈川、愛知、大阪といった大都市圏の医療機関の求人に強いのが特徴です。
看護roo!利用者の口コミ・評判
市中病院から障害者支援施設へ転職
LINE連絡がメインで適度な連絡回数に好感
LINEで転職サポートを受けられたので、頻回な電話連絡などがなく、自分のペースで転職活動ができました。他の会社だと電話の対応がメインになるケースが多く、不在着信が残っているのも結構ストレスとなっていたので。担当者からの連絡も多過ぎない点も好感が持てました。
大学病院の内科から転職活動中
新しい選択肢の提案で視野が広がった
対応してくれたキャリアアドバイザーさんがスキルやキャリアなどを丁寧に聞いてくれ、自分の視野にはなかった選択肢まで提案してもらえました。条件交渉の面では、自分の希望と条件が合わずあきらめかけていた案件でも交渉してもらえ、ほとんど希望が通っている状況です。
大学病院の救急外来から訪問看護管理者へ転職
看護roo!利用の転職で良い人間関係とやり甲斐に出会えた
他の職場に転職していたらきっと早い段階で辞めていたかもしれませんが、看護roo!を利用して転職したおかげで良い人と巡り合い、頑張って働き続けることができています。とても運命を感じる転職になりました。
2位:レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

求人数(※) | 141,631件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | 平日:9:00~21:00 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
※ 求人数は2025年3月時点
おすすめポイント
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、幅広い分野の求人があり求人の選択肢が多い転職サイトです。キャリアアドバイザーのヒアリング力が高くていねいな対応に定評があります。入職後の生活やキャリアプランも考慮した求人提案力が高く評価されています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、全国をカバーする求人数の多さと、看護師に寄り添ったていねいで親身なサポートが評判の看護師転職サイトです。
じっくり型の転職サポートなので、転職に不安を感じる看護師さんに支持されています。例えば、スキルに自信のない第二新卒や、長いブランク後に復職する看護師、家事・育児に忙しいママ看護師に対する丁寧なヒアリングが高く評価されています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、転職した看護師からリアルな職場情報を得ているため、求人紹介のミスマッチが少なく、アフターフォローが充実しています。これらが満足度の高さにつながっています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)利用者の口コミ・評判
総合病院の新生児科から総合病院の内科・整形外科混合一般病棟へ転職
人生のライフプランを考え抜いたうえで求人を提案
担当していただいたエージェントの方は、真摯に私の話を聞いてくださり人生のライフプランも考えたうえで転職先の提案をしていただけました。その病院以外にも、私が興味を持っている医療機関についても細かく情報を教えてもらえました。条件に合った転職ができたので、看護のお仕事を利用して本当に良かったと感じています。
大学病院のICUから転職活動中
畑違いの職種・職場でも具体的な現場の情報を提供
コンサルタントさんからのヒアリングは、自分が言葉に詰まるような場面でもうまくフォローしてくれ、とても話しやすかったです。もともと人命を取り扱う医療現場からは180度違うような職種を希望していたので、その現場の雰囲気や対応などの話を教えてもらえ、具体的に働く姿が想像ができて助かっています。
国立病院機構の神経内科から転職活動中
悪いところが見当たらない完璧な転職サポート
私の場合は、エージェントさんの対応もとても良く、今のところ悪かった点は見当たりません。とても優秀な方に担当してもらえているので、スムーズに転職活動ができています。こちらの休日に合わせて日程調整の連絡もしてもらえて、不満はありません。利用して良かったと思っています。
3位:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)

求人数(※) | 25,766件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | ー |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
※ 求人数は2025年3月時点
おすすめポイント
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)は、高給与求人や条件が良い非公開求人を保有しており、都市部だけでなく地方の求人にも強い転職サイトです。地域専任のキャリアアドバイザーが在籍し地域の特色まで熟知。2005年にサービスを開始し年間10万人以上の看護師が利用する紹介実績から、医療機関や施設の採用背景や職場の内情を詳しく把握しています。
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)の特徴
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)は、年間10万人以上の看護師が利用、2年連続顧客満足度No.1を記録している評判の高い看護師転職サイトです(※)。
全国にある15拠点では、それぞれ地域専任のキャリアパートナー(キャリアアドバイザー)が転職をサポートします。地域の医療機関を熟知している担当者なので、地元へのUターンやJターン、土地勘のないIターン転職でも強い味方となってくれます。
転職を考えている看護師と人材を欲している病院や施設の適切なマッチングを重視しているため、登録しても無理に転職をさせられる心配はありません。
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)利用者の口コミ・評判
中規模の総合病院整形外科から中規模精神科病院へ転職
毎日届く求人紹介メールが楽しみだった
毎日のようにLINEやメールで求人を紹介してくれるところが良かったです。こちらが提示した条件に近い求人を紹介してくれるので、メールがくるのを楽しみにしていました。ときには電話で話し、細かい内容を教えてくれたりと擦り合わせをしてくれ、面接などの日時設定も私に代わり相手方と話をつけてくれるので手間なく転職活動が行えました。
総合病院からクリニックへ転職
メンタル面でのサポートも手厚く転職意欲が維持できた
自分の主観的な条件設定だけではなく、転職のプロの客観的な意見も聞くことができました。他の利用者の経験や話なども担当者から聞けるので、転職に関する考えの幅が広がりました。また、メンタル面もサポートしてくれるので、転職活動への意欲も維持できたのがありがたかったです。
総合病院の消化器内科から内視鏡専門クリニックへ転職
時短勤務を交渉してもらえ希望の転職先へ入職できた
働ける時間が限られていたため、好条件な求人があってもあきらめるしかないと思っていました。しかし、こちら側の希望条件を応募先に伝えていただき、交渉をしてもらえました。また、院内の雰囲気や看護師・医師の印象などホームページ上ではわからないことも教えていただけたので不安なく入職することができました。
4位:マイナビ看護師

求人数(※) | 85,420件 (その他、非公開求人あり) |
---|---|
対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | ー |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※ 求人数は2025年3月時点
おすすめポイント
マイナビ看護師は、全国展開で都市部にも地方にも強く、さまざまな職場の求人が豊富。保有求人の40%が非公開求人で高収入・好待遇の求人が多い。できる限り対面での面談を重視し、転職の背景を理解したうえで求人を紹介するためミスマッチが少ない。キャリアやライフプランを考慮した求人提案やアドバイスの質が高い。
マイナビ看護師の特徴
マイナビ看護師は、マイナビDOCTORやマイナビ薬剤師など各医療職の専門転職サイトを手がけている株式会社マイナビが運営する看護師転職サイトです。
医療業界全般の採用実績があることから、医療機関との信頼関係が構築されており、好条件の求人が多いのも特徴です。非公開求人が全体の約40%と、他の転職サイトに比べて高い割合を占めています。
マイナビ看護師は、全国に20ヵ所の拠点を設置しているため、地方転職やUターン、Iターン、Jターン転職を考えている人にもおすすめです。
マイナビ看護師利用者の口コミ・評判
急性期病院の循環器内科病棟から透析クリニックへ転職
希望する雇用形態や業務内容の相談にのってもらえた
対応していただいた担当の方は非常に親身にアドバイスをしてくれました。初めて登録をした際に、どのような雇用形態や業務内容がいいかなどの相談にのっていただきました。その後は、希望に沿うような求人情報を多数表示してくれ、非常に助かりました。
民間の総合病院から地域包括支援センターへ転職
ていねいな言葉づかいとじっくり型のサポートで好感
敬語をしっかり使いじっくりていねいに話を聞いてくれるコンサルタントさんで好感が持てました。面接の練習や履歴書の添削もしてもらえ、面接にも同行。フォローしてくれるなど丁寧に対応してもらえ、安心して面接に臨めました。
精神科病院の病棟から美容クリニックへ転職
応募先の詳細な内部情報を教えてもらえ頼りになった
自分の希望に合わせた転職先の提案をしてくださるのはもちろん、応募先の内部の雰囲気や状況を知っている場合はくわしい情報を教えてもらえ、転職後のイメージがしやすいです。また先方の担当者とのやりとりを通し在勤スタッフの対応の様子なども教えてくれるので、非常に頼りになります。
5位:看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)

求人数(※) | 66,846件 (その他、非公開求人あり) |
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対応地域 | 全国 |
問い合わせ時間 | ー |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
※ 求人数は2025年3月時点
おすすめポイント
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)は、キャリアアドバイザーのヒアリング力や求人提案力が高く、スピーディーに転職活動が進められる転職サイトです。事業所数も全国39ヵ所と多く、地方での転職でも対面でのヒアリングや面接同行など、十分な転職サポートが受けられる点も魅力。
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)の特徴
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)は、主要看護師転職サイトの中でも、全国各地の拠点の多さが強みです。
全国に30の事業所を有し、大都市圏だけではなく地方も手厚く転職サポートを行っています。特に関西圏の求人を多く保有しているのが特徴です。
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)が保有する求人数の内訳は、介護関連施設(40.0%)が最も多く、次いでクリニック(26.9%)、病院(18.6%)の順となっています。
日勤のみを希望して介護関連施設やクリニックへの転職を考えている看護師に看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)はおすすめです。
また、一時的に人手が不足している病院に短期間勤務する応援看護師をはじめ、夜勤バイト・夜勤専従、パート・アルバイト・派遣など、多様な求人を保有しているため、いろいろな働き方から転職先を選べます。
看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)利用者の口コミ・評判
国立病院機構の血液・呼吸器内科から個人病院のパートに転職
転職時の状況を心配してくれた心遣いがうれしかった
電話対応の際は丁寧にこちらの状況や今までの経験、現在の転職するにあたっての希望を聞いていただきありがたいと思いました。転職当時の私の状況を理解してくれ、精神的にきついのではないかと心配してくださったところもうれしかったです。
大学病院の形成外科から市民病院の形成外科へ転職
こまやかなヒアリングで最適な選択肢を提示
対応してくださったエージェントが、今までの経歴からさかのぼって、経験やスキル、キャリアなどをこと細かにヒアリングしてくれました。自分の今の現状で一番最適な選択肢を提示してくださったのがとても良かったです。
転職サイトを使わない方がいい人の特徴

メリットの大きい看護師転職サイトですが、看護師のタイプによってはデメリットが上回る場合もあります。看護師転職サイトを使わない方がいい看護師のタイプはおもに以下の3つが挙げられます。
国公立病院への転職を考えている看護師
看護師転職サイトにはさまざまな医療機関の求人情報が掲載されていますが、国立病院機構や公立病院の求人情報はほとんど目にすることがありません。
国公立病院の求人情報が看護師転職サイトに載らない理由
- 国公立病院は新卒看護師を大量に採用しているため
- 国立病院機構は人材採用にかけられる予算が少ないため
国公立病院の中途採用は若干名のみ。中途採用が必要になっても、直接応募やハローワークで人材が確保できるようです。
また、もともと国立病院機構は人材採用にかけられる予算が少ないため、看護師転職サイト側も得られる紹介料が民間病院と比べるとわずかです。
そのため、転職サイト側も国公立病院の求人を積極的に取り扱うことがないようです。
国公立病院への転職を希望しているなら、取り扱い求人の多い日本看護協会やハローワークを利用して自分で求人状況を調べるなど自分主体で動くことをおすすめします。
国公立病院への転職を考えている看護師の口コミ・評判
大学病院から3次救急のERへ転職
国公立病院の求人は全国で数件程度しか取り扱いなし
看護師転職サイトは、公立病院の求人をほとんど取り扱っていません。何万件とある中で検索しても、わずか数件程度です。担当コンサルタントによって親身になってくれたり、ごり押しされたり、返答を急かされたりと相性があるので、国公立病院希望の看護師にはおすすめしません。
大学病院から国公立病院の循環器病棟へ転職
国公立病院希望ならハローワークやeナースセンターがおすすめ
国公立病院への転職を希望しているなら、取り扱い求人の多い日本看護協会やハローワークを利用して自分で求人状況を調べるなど自分主体で動くことをおすすめします。
転職を希望する病院・診療科があらかじめ決まっている看護師
すでに働きたい医療機関が決まっている場合は、看護師転職サイトを使わずに直接応募しましょう。
求人情報は看護師転職サイトだけではなく、各医療機関のホームページにも掲載されていることがあります。人材採用のリクルートページを確認し、指定された方法で応募しましょう。
医療機関の採用担当者に取材したところ、直接応募には看護師にとってもメリットが大きいことがわかりました。

直接応募の看護師は志望理由が明確なので採用しやすい
直接応募してくる看護師さんは、その病院になぜ入りたいのかを明確に答えられる方が多いです。一方、看護師転職サイト経由の方は給与で応募先を選ぶ傾向にあるので、志望理由が答えられない方が多い印象です。そのため、直接応募の看護師さんの方が有利になる傾向はあります。
直接応募の看護師は、その医療機関で働きたいという明確な意思が感じられるため好印象なのだそう。さらに、紹介料もかからないため、採用率が高くなる傾向にあります。
希望病院・診療科が決まっている看護師の口コミ・評価
総合病院の産婦人科から産婦人科クリニックへ転職
登録までしたのに希望病院の求人がなかった
登録のために、わざわざ看護師転職サイトの拠点がある名古屋駅まで行ったのに、自分の行きたいところの病院の求人がありませんでした。エージェントは希望とは全く違う科の求人まで持ってきてすすめるなど余計わからない状態になったので、自分で希望する病院の求人を検索してまとめ、「ここの求人は出てますか?」と聞かなければいけなかったです。
精神科クリニックから企業へ転職
30代前半までで臨床経験ありなら直接応募が有利
年齢が20代、30代前半でそこそこの経験があれは、ナースセンターやハローワークを利用したり、転職したい病院、クリニック、企業のホームページから直接応募するのが良いと思います。年齢や経験ですぐ決まると思いますし、私もその年代の転職では希望通りの転職先が選べました。
気が弱く流されやすい看護師
寄り添ってくれるタイプのキャリアアドバイザーなら問題ありませんが、強引なタイプのキャリアアドバイザーだと気乗りしないまま選考に進み、入職してから後悔してしまう看護師も少なくないのだとか。
また、医療機関の採用担当者に取材をしたところ、直接応募の看護師と比べると転職サイトから紹介された看護師は志望動機が弱いと感じるそう。つまり、キャリアアドバイザーにすすめられるがままに応募していると見抜かれているわけです。

意志が弱く流されやすい看護師はすぐ辞めてしまう不安がある
看護師転職サイト経由の看護師さんを採用する場合、100万円以上の紹介料を支払うわけですから、短期間で辞めてもらっては困ります。そのため、看護師さん自身と職場との相性や条件面でのミスマッチがないかを面接で確認しますが、断れずにとりあえず面接に来たような方は、すぐ辞めてしまうのではないかと採用側は不安になります。
気が弱く流されやすい看護師の口コミ・評判
国立病院機構の重症心身障害病棟から転職活動中
ペースに飲まれて望まない転職をして後悔することも
自分の意志をしっかりと伝える人のみ、看護師転職サイトの利用をおすすめします。転職サイトでは、エージェントのペースに飲まれてしまって、結局思いもしないところをすすめられることが多いと思います。そこで断ることができないと、自分に合わない職場に転職することになってしまいます。
精神科の認知症療養病棟から障がい者支援施設へ転職
応募・面接を急かすタイプのコンサルタントに困った
担当コンサルタントとの連絡を毎日行っていたが、「まずは面接だけでも」「とりあえずエントリーしましょうか」と面接に持っていきたがる人でした。自分でも求人情報をインターネットで調べて熟考し、希望と合わなさそうなところはどんなにすすめられてもハッキリと断るようにしました。
大学附属病院の手術室から透析専門クリニックへ転職
ハローワークなら転職を急かされず安心
看護師転職サイトには看護師転職サイトの良さがあると思いますが、担当がつくことによって急かされたり、流されたりすることも多いと思います。ゆっくりと自分に合うところをみつけたい時には看護師転職サイトは利用せず、ハローワークに登録して時間をかけて探したほうがいいと思います。
看護師転職サイトとその他の転職方法を徹底比較
看護師転職サイトを使わない方がいい看護師は、どのように転職を進めればいいのでしょう。転職サイト以外の転職方法を、転職サイトと比較しながら紹介しましょう。看護師の転職には、おもに以下の6つの方法があります。
上記6つの転職方法を3つの観点から比較したのが次の表となります。
求人の探しやすさ:求人数で比較。保有求人数が多ければ多いほど、求人は探しやすくなります。
転職サポート力:キャリアアドバイザーやコンサルタントから転職サポートを受けられるかどうか。
内定率:採用される看護師の人数割合
求人の探しやすさ | 転職サポート力 | 内定率 | |
---|---|---|---|
看護師転職サイト | ◎ | ◎ | ◎ |
求人サイト | ◎ | △ | ー |
直接応募 | × | × | ◎ |
友人・知人からの紹介 | × | △ | ○ |
ハローワーク | ○ | ○ | △ | eナースセンター(日本看護協会) | △ | ○ | △ |
看護師転職サイト|無料で看護師転職のプロがサポート
専任のキャリアアドバイザーによる転職サポートが受けられる人材紹介サービスです。求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を無料で支援してもらえるメリットがあります。
このほか、給与や雇用条件の交渉を依頼したり、応募先の職場の雰囲気を教えてもらうことも可能。サポートが頼もしい一方で、相性の悪い担当者にあたる可能性があるのはデメリットだと言えるでしょう。
求人サイト|たくさんの求人から自分で応募先が選べる
サイトに掲載されている求人情報から自分で選び応募できるサービスです。複数の人材紹介会社や転職サイトの求人情報が集められているため、豊富な求人から自分に合った職場を探すことができるのがメリットです。
キャリアアドバイザーが転職サポートをしてくれる看護師転職サイトに対し、求人サイトでは担当者のサポートがないこと、非公開求人がないことがデメリットです。
直接応募|最も内定率の高い転職方法
働きたい医療機関のサイトに掲載されている募集要項を確認し、自分で直接応募する方法です。サイトに求人情報が掲載されていない場合でも募集をしている可能性があるため、電話をかけて確認してみるといいでしょう。
医療機関にとってコストがかからない採用方法であるため、内定が出やすいのはメリット。その一方で、自分でひとつひとつ求人を探す手間がかかるのがデメリットです。
ハローワーク|求人が古く条件交渉も不可
厚生労働省が運営する職業紹介機関です。求職者だけではなく採用側も無料で利用できるので、看護師転職サイトを利用しない国公立病院や大学病院の求人情報も保有しています。
採用側が無料で利用できるために、求人票を出したままにしている医療機関や事業所も多く、情報が古いケースもあるようです。また、原則求人票に記載された条件でしか採用できないため、条件交渉をすることができないデメリットもあります。
eナースセンター|看護師資格を持った職員が対応
公益社団法人看護協会が運営している職業紹介サービスです。各都道府県に設置されており、地方の求人情報も紹介してもらえます。
eナースセンターの特徴は、職員が看護師資格を持っていることです。同じ医療従事者に相談できる安心感はメリットと言えるでしょう。しかし、職員は転職活動のプロではないというデメリットがあり、履歴書の添削や面接対策は期待できないようです。
友人・知人の紹介|断りづらく退職しづらい
医療機関で働いている友人や知人に紹介してもらい、選考に進む方法です。リファラル採用とも言われます。求職者側からすると、入職前に職場の情報を詳しく知ることができ、採用側からすると信頼できる看護師が採用できるため、双方にメリットがある採用方法です。
しかし、友人や知人が働いていることから、内定を断る、退職することが難しい、雇用条件が口約束になってしまうといったケースも多いようです。
また、職場の情報は友人・知人の主観が入っていることも考慮したほうがいいでしょう。
看護師転職サイトに関するQ&A
看護師転職サイト利用の際のよくある質問と回答をまとめました。
看護師転職サイトの「闇」って?悪いイメージがあるのはなぜ?
看護師は年収が高い傾向にあるため、転職サイトが得る人材紹介料も高額になります。
確かに以前は、人材紹介料を目当てに強引な転職をすすめる看護師転職サイトがあり、その闇の部分である悪いイメージが未だに残っているようです。
しかし今は、短期で看護師が辞めた場合は紹介料を減額または支払わないなどの契約を転職サイトと求人側が結んでいるため、看護師の意に沿わない職場へ斡旋したり、短期で辞めさせて紹介料を二重取りするような転職サポートはほとんどなくなりました。
看護師転職サイトはどうして無料で利用できるの?
転職サイトは人材を採用する医療機関側から人材紹介料を得ているため、求職者である看護師は無料で転職サイトを利用することができます。
紹介料の額は、採用する看護師の年収の20~35%が相場です。また、多くの看護師転職サイトでは、紹介した看護師が早期退職した場合には、人材紹介料の全額もしくは在勤期間によって数割を医療機関に返金する制度を採用しています。
そのため、紹介料目当てに強引な転職サポートをするキャリアアドバイザーや、アフターフォローを全くしない担当者は減る傾向にあります。
祝い金がもらえる看護師転職サイトは?
転職時に祝い金がもらえる看護師転職サイトはありません。

以前は転職祝い金として看護師に支援金を渡していた看護師転職サイトもありましたが、2021年4月の法改正により、お祝い金や支援金を渡すことは全面的に禁止されています。もし、祝い金や支援金を支給するとうたっている転職サイトをみつけても登録しないようにしましょう。
看護師転職サイトからの祝い金はなくなりましたが、医療機関からの「支度金」や、応援ナースに対する「赴任費用」は継続して支給されます。転職サイトでは支度金や赴任費用がもらえる求人情報も取り扱っているので、キャリアアドバイザーに確認してみるといいでしょう。
看護師転職サイトの退会方法と個人情報の消去依頼はどうすれば?
看護師転職サイトを退会するには、担当のキャリアアドバイザーに電話やメールで直接連絡するか、サイトから退会依頼の手続きをする2種類の方法があります。

出典:ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)運営会社・株式会社エス・エム・エス「サービス退会のご依頼」
しかし、退会手続き専用のページを設けているサイトはほとんどなく、多くはお問い合わせフォームから退会依頼を行います。
個人情報の消去はサイトの運営会社に連絡して依頼を。連絡先はサイトの利用規約や個人情報の取り扱いページに記載されているので、確認してみましょう。
転職サイト名 | 退会の方法・フォームURL |
---|---|
看護roo! | https://www.kango-roo.com/career/quest_form/ |
レバウェル看護 (旧 看護のお仕事) |
https://kango-oshigoto.jp/inquiry/input/ |
マイナビ看護師 | privacy-info@mynavi.jpのアドレス宛にメール送付 |
ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク) | https://www.sms-c.co.jp/contact/quit/ |
複数登録して問題ない?
看護師転職サイトの複数登録は問題ありません。複数登録は問題ないと明記している転職サイトが多く、それぞれが自社のサービスに自信を持っているようです。複数登録することで相性の良いキャリアアドバイザーと出会えたり、非公開求人情報をより多く得ることができるのは、メリットだと言えるでしょう。
他社サイトでの転職活動の進捗をキャリアアドバイザーに共有しておけば、求人紹介や選考のタイミングを合わせてくれることも。複数の医療機関を比較検討しながら転職活動を進めることができるでしょう。
転職活動が今の職場にばれることはない?
看護師転職サイトでは、求職者が興味を持ち選考に進んでいる医療機関にしか応募者の個人情報や経歴は伝えていないので、看護師転職サイト経由で現在の職場に転職活動がばれることはありません。
しかし、プライバシーマークを取得していないごく一部の小さな人材紹介会社では、顧客を囲い込み早く転職活動を進めるために、担当する求職者の経歴を応募前の医療機関に先に知らせてしまうことが稀にあるようです。
個人が特定されることはほとんどありませんが、自分が意図しない情報のやり取りを防ぐためにも、プライバシーマークを取得している大手看護師転職サイトを利用した方がいいでしょう。
地方でも転職サイトは利用できる?
地方でも看護師転職サイトは利用できます。
首都圏に限らず、地方にも拠点を設けている転職サイトは多いため、地方在住者でも対面でサポートを受けることは可能です。
地方拠点からもさらに遠方に住んでいる場合でも、電話やメール、Web会議ツールを利用してヒアリングを実施しているようです。
看護師転職サイトは使わない方がいい評判まとめ
看護師転職サイトは使わない方がいいという評判や噂について、結論から言えば、多くの看護師にとってはデメリットよりメリットの方が大きいでしょう。
看護師転職サイトに登録すれば、以下のサービスがすべて無料で利用できます。
- 転職に関する相談にのってくれる
- 医療機関の内部情報や人間関係を教えてくれる
- 履歴書や職務経歴書の添削や面接対策をしてくれる
- スケジュール管理や条件交渉をすべて代行してくれる
- 転職後のアフターサポートをしてくれる
ただし、以下の場合は転職サイトの利用は向きません。
- 国公立病院への転職を考えている看護師
- 転職を希望する病院・診療科があらかじめ決まっている看護師
- 気が弱く流されやすい看護師
自分がどのようなところに転職したいか、どう転職活動を進めたいかによって、看護師転職サイトを上手に利用しましょう。
看護師転職サイトの紹介だから採用しないということはない
確かに全く同じ条件の看護師さんが同時に応募してきたなら紹介料がかからないほうを優先します。しかし、直接応募やハローワークの紹介自体がとても少ないので、そういうシチュエーションになることは少なく、それが理由で不採用となることはほとんどありません。それに、看護師転職サイトはこちらの希望に沿った応募者を紹介してくれるので、書類審査や面接などの負担が最小限ですむ利点があります。