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転職エージェントの使い方は?元キャリアアドバイザーが賢い使い方を解説
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「転職エージェントに登録したけど、使い方がよくわからない」
「転職エージェントをうまく使うコツはあるの?」
多くの転職エージェントがあるなかで、登録したものの使いこなせない、使えないなど、使い方に不安や不満を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、登録から内定・入社までの6つのフェーズ毎に、元キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、転職エージェントの上手な使い方について解説します。
この記事でわかること
- 転職エージェントの基本的な利用の流れ
- 転職エージェントの賢い使い方のコツ
- 転職エージェントの使い方で気をつけること
使い方のコツを押さえてエージェントを利用することで、自分に合った選択肢に多く出会え、選考率も上がり、望み通りの転職先を確保することができるでしょう。
「転職エージェントを使うべきか迷っている」方は、以下のサポートが手厚いエージェントがおすすめです。
転職エージェント | おすすめポイント | 公開求人数 |
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リクルート エージェント |
全ての年齢・地域の方におすすめ | 493,140件 |
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doda | 豊富な選択肢から選びたい方におすすめ | 261,763件 |
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マイナビ エージェント |
手厚いサポートを受けたい方におすすめ | 非公開 |
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転職ハブ編集部/元キャリアアドバイザー
教育業界から株式会社リクルートキャリア(現リクルート)へ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
30歳を節目に、より多くの人生に貢献したいとの思いからWebマーケティングにキャリアチェンジし、転職に関するメディア運営を行う。
ユーザーや有識者へのインタビューに基づく情報発信をモットーとしている。
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目次
転職エージェントの賢い使い方|ステップ①登録編
▲一般的な転職エージェント登録の流れを動画で解説しました。(この動画は5分半でご覧いただけます)
転職エージェントを利用する際にはまず登録が必要です。登録は公式ページの登録ページに必要事項を入力します。
登録のポイントは下記の通りです。
転職エージェント登録のポイント
1. 転職エージェントは複数登録して使い分ける
転職エージェントへの登録は無料のため複数登録して比較することが一般的です。
当編集部では総合型・スカウト型・特化型の3タイプから各1~2社ずつ、自分の年収やタイプに合った転職サイトに登録することをおすすめしています。
1. 総合型 (全年代・全業種を対象とする) |
リクルートエージェント |
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doda(デューダ) | |
2. スカウト型 (自分の市場価値が分かる) |
ビズリーチ (目安:年収500万円以上) |
3. 特化型 (特定の年代や業種に強みをもつ) |
JACリクルートメント (ハイクラス特化) |
パソナキャリア (女性支援に強み) |
|
レバテックキャリア (IT特化) |
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2. 自分に合った転職エージェントを見つける
転職を成功させるためにも、自分に合った転職エージェントに登録することが大切です。
自分に合った転職エージェントを見つけるポイントは以下の通りです。
求人の量と質で判断する
転職エージェントは、登録すると非公開求人を紹介してもらえます。よい待遇やポジションの求人を紹介してくれる転職エージェントを選びましょう。
転職エージェントの賢い使い方|ステップ②面談編
▲キャリアアドバイザーとの面談で押さえておくべきポイントを動画でも具体的に解説しています(この動画は2分半でご覧いただけます)。
登録作業が完了すると、専任のキャリアアドバイザーとの面談の案内が届きます。面談は基本的にキャリアアドバイザーと1対1で行われます。
面談は「転職エージェントのオフィスにおもむき対面で行う」「オンラインで行う」「電話で行う」の3つから選ぶことができます。
面談の際に押さえておくべきポイントは以下の通りです。
キャリアアドバイザーとの面談で押さえておくべきポイント
1. 転職の目的や希望条件を明確に伝える
キャリアアドバイザーに、転職の目的や希望条件をしっかりと伝えましょう。
希望に合った求人を紹介してもらうためには、キャリアアドバイザーとの目線合わせが重要です。
下記の点について事前に整理し転職の目的や希望条件を明確にしておくと、話をするときにスムーズに進みます。
- 職歴
- 転職理由、目指したいキャリアプラン
- 希望条件(職種、年収、働き方など)
ただし、事前に十分な準備ができなくても心配はありません。
キャリアアドバイザーは転職相談のプロです。考えのまとまらないところをうまく聞きだし、整理してくれることでしょう。
2. 正直に本音で話す
キャリアアドバイザーには正直に転職理由を話しましょう。
面談で必ず質問されるのは転職理由です。「キャリアアップしたい」「上司と合わない」など理由までさまざまですよね。
ネガティブな理由を話したからといって、サポートを受けられないことはありません。
キャリアアドバイザーがポジティブな転職理由を一緒に考えてくれるので、企業との面接の際に役立ちます。
3. 印象が悪ければ変更を検討する
キャリアアドバイザーと「相性が合わない」「印象が悪い」と感じた場合は、担当者の変更を依頼しましょう。
よい担当者を見極めるポイントは次の5つで判断します。
- 紹介される求人内容が合うか
- 人柄やコミュニケーションのスタイルが合うか
- 連絡の時間や頻度が合うか
- 業界への理解が十分か
- アドバイスが適切か
変更を依頼する場合は、問い合わせフォームから担当者の変更希望を連絡しましょう。あるいは利用している支店の代表電話に電話をするのでもよいでしょう。
変更依頼を伝えるときは、変更したい理由について率直に伝えましょう。新しい担当者を割り振る際の参考にしてもらえます。
面談のポイントは「担当キャリアアドバイザーとの信頼関係を築くこと」です。キャリアアドバイザーはたくさんの求職者を抱えているため、優先順位をつけて対応せざるを得ないのが実情です。企業に紹介したいと思われるようなコミュニケーションを取りましょう。また、自分の悩みや希望を正直に話しても態度を変えないキャリアアドバイザーがおすすめです!
転職エージェントの賢い使い方|ステップ③履歴書・職務経歴書作成編
キャリアアドバイザーとの面談の後は、求人への応募に向けて履歴書・職務経歴書を作成する流れとなります。
選考に通りやすい書類にするためには、以下の手順を押さえて作成することがおすすめです。
選考に通りやすい書類を作成するためのポイント
1. キャリアやスキルの棚卸しを一緒に行う
書類作成の前に、まずは、キャリアやスキルの棚卸しをキャリアアドバイザーと一緒に行うことをおすすめします。
棚卸しのメリットは、自己分析することで「自分には強みがない」と思っている場合でも、思わぬ強みが発見できることです。
キャリアアドバイザーに立ち会ってもらうことで、自分ではわからなかったアピールポイントやキャリアの方向性もわかるようになります。
なお、自己分析が苦手な人は、次で紹介する自己分析ツールを使うこともおすすめです。
リクナビNEXT グッドポイント診断|独自のノウハウで強みを分析
リクナビNEXT グッドポイント診断は、リクルートが独自のノウハウを活かして開発した自己診断サービスです。
診断に答えると18種類の特性の中からあなたの持つ5つの特性を診断してくれます。診断にかかる時間は30分程度で、診断は無料です。
転職サイトのリクナビNEXTを利用している方は、診断結果を応募企業への提出書類に添付して送ることも可能です。
doda キャリアタイプ診断|強みや弱み知り適した働き方がわかる
「dodaキャリアタイプ診断」は、あなたの強み・弱みや能力、あなたに適した働き方や企業風土など、多角的に診断してくれる自己診断ツールです。
診断にかかる時間は10分程度で利用は無料です。診断結果では
「性格・気質」「能力」「行動基準」などで自分の強みや弱みを把握できるため、自己PRを作成するのに役立ちます。
また「向いている仕事スタイル」「向いている企業風土」などの診断結果と、応募企業との共通点を見つけると、志望動機が書きやすくなるでしょう。
16personalities性格診断テスト|性格や適職がわかる
16Personalities性格診断テストはあなたの性格や適職がわかる自己診断ツールです。12分以内に60問の設問に答えて診断します。
診断結果では、16種類の中のいずれかのキャラクターに分類され、それぞれのキャラクターについて、詳しい性格や向いてる職業についての解説を見ることができます。
診断結果から、自分の性格の特徴がわかるため、自己PRや志望動機を練ったりするのに使えます。
2. 書類添削を受けて通過率を高める
キャリアアドバイザーの書類添削を受けて選考通過率を高めることをおすすめします。
実際の書類添削では、企業の採用担当者が選考でチェックするポイントを踏まえて、履歴書・職務経歴書の書き方について具体的なアドバイスや添削をしてくれるでしょう。
キャリアアドバイザーは応募先企業のニーズをよく知っています。スキルの書き方一つでも企業のニーズに合致するように助言してくれるでしょう。
通過率を上げるために書類添削などのサポートは積極的に活用しましょう。
履歴書や職務経歴書の添削を受ける際のポイント
履歴書や職務経歴書の添削を受ける際には下記の点を押さえておきましょう。
- 完璧を目指さず、まず書き出してみる
- キャリアアドバイザーとの初回面談の前に事前に提出しておく
- 書き方で悩んだ箇所をメモしておく
書類は初めから完璧を目指さず、これまでの経歴・仕事を思いつくままに書き出していきましょう。
面談前にとりあえず色々なことを書きとめたり、悩んだ部分をメモしておき、添削を受けつつ、まとめていくことをおすすめします。
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通過率を高める職務経歴書作成のカギは自己分析にあります。しかし、自己分析は1人でやるのはなかなか難しいものがあるんですよね。担当の転職エージェントに壁打ち役を担ってもらいながら、自己PRをブラッシュアップさせましょう。無料の自己分析ツールはあくまでも参考程度に使うといいですよ。
転職エージェントの賢い使い方|ステップ④応募編
▲一般的な転職エージェントを使った応募の流れを動画で解説しました。
(この動画は5分51秒でご覧いただけます)
希望する条件にマッチする求人が見つかれば、いよいよ応募に進みます。
応募は、基本的にキャリアアドバイザーに仲介してもらう進め方なので、キャリアアドバイザーに相談しつつ進めましょう。押さえるべきポイントは以下の通りです。
企業に応募する際に押さえておくべきポイント
1. 職務経歴書の使い回しはNG!応募先ごとに内容を変える
職務経歴書の使い回しは基本的に避けましょう。同じ職種に転職する場合でも、応募先ごとに内容を変えて書くことがおすすめです。
なぜなら、応募先の企業ごとに求める人物像も異なってくるためです。応募先に合った切り口で自分の魅力をアピールすることが賢いやり方です。
使い回すと応募する会社の求める人材とマッチせず、書類選考で落ちてしまう可能性が高まります。
2. 求人要件を満たしていない場合はキャリアアドバイザーに相談する
求人の応募要件を満たしていなくても応募は可能です。ただし、その場合は、応募の前に担当のキャリアアドバイザーに連絡をしたほうがよいです。
メールで「先ほど○○社の求人に応募させていただきましたが、必須条件を満たしていないため補足させていただきたくご連絡いたしました」と、相談しましょう。
キャリアアドバイザーから採用担当にメールか電話で補足してもらうことができます。
3. 不採用の場合は理由を聞いてもらう
転職エージェントを利用して不採用となった場合、キャリアアドバイザーに不採用の理由を聞いてもらうことが可能です。
一般的に、企業は応募者本人から不採用理由を聞かれても答えないケースがほとんどです。
しかし、企業は転職エージェントには不採用理由を伝えます。なぜなら、不採用理由をいわないと、次回企業は自社に合った人材をエージェントから紹介してもらえないからです。
不採用理由を知っておくと、次回の応募の際に改善できるため、キャリアアドバイザーには不採用の理由を聞いておくことをおすすめします。
4. 自分の都合に合わせて日程調整してもらう
企業から提示された面接日で都合がつかない場合は、わかった時点ですぐに転職エージェントに依頼し日程調整をしてもらいましょう。
日程調整にあたっては、提示された日とできる限り近い複数の希望日時を最大限提示しましょう。
希望日時の提示例
1 6月1日(木)9時以降、いつでも調整可能
2 6月2日(金)10時~16時(16時までの面接終了を希望)
3 6月4日(月)13時以降、いつでも調整可能
また、調整できなかったやむを得ない事情も添えて日程調整をお願いすると、心証が良くなります。
5. 選考結果が遅い場合は問い合わせてもらう
選考結果があまりにも遅い場合は、キャリアアドバイザーにお願いして企業に問い合わせてもらいましょう。
面接の選考結果が出るまでの平均的な期間は「1週間程度」といわれています。できれば面接時に、選考にどれくらい時間がかかるか企業に確認しておくのがいいでしょう。
1週間以上経っても合否の連絡がないときは、キャリアアドバイザーに確認してもらいましょう。
求人要件を満たしていないことは、未経験からの転職の場合によくあるケースです。そんなときこそ、転職エージェントをうまく巻き込んで企業の採用担当にアピールしましょう。採用企業側は一定の採用条件を設定してはいるものの、実はどんな人材が欲しいかイメージが湧いていないこともあります。受け身な姿勢でなく積極的にキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
転職エージェントの賢い使い方|ステップ⑤面接・選考編
▲企業との面談前後で注意した方がいいことを動画でも具体的に解説しています(この動画は2分半でご覧いただけます)
応募して書類選考に通れば、次は面接・選考の流れとなります。
面接の前後でも転職エージェントを積極的に活用して、選考に通過する確率をできるだけ上げていきましょう。
転職エージェントをうまく活用する手順を以下で詳しく紹介します。
転職エージェントをうまく活用する手順
1. 面接対策を実施してもらう
転職エージェントの面接対策には下記のようなメリットがあるので、ぜひ活用しましょう。
面接対策のメリット
- 基本的なマナーや所作を教えてもらえる
- 伝えるべき強みがわかる
- 効果的な伝え方がわかる
- 過不足なく伝えることができる
面接対策では基本的なマナーや所作を教えてもらえるほか、応募先企業の面接官から聞かれやすい質問などを教えてもらうこともできます。
2. 企業情報や業界情報を教えてもらう
キャリアアドバイザーは個人では得られない企業の情報や業界の情報を持っているので、面接の前に教えてもらうようにしましょう。
転職エージェントでは、求職者を担当するキャリアアドバイザーのほかに、企業側と密接にやり取りをするリクルーティングアドバイザーもいます。
リクルーティングアドバイザーは、企業が求める人材像や社内の雰囲気など、求人票では知り得ない事情に精通しており、キャリアアドバイザーと情報共有しています。
キャリアアドバイザー経由でそうした情報を確認するようにしましょう。企業について調べる手間が省け、企業研究を効果的に進めることができます。
3. 面接後のフォロー(後押し)をしてもらう
転職エージェントでは依頼すると面接後のフォローをしてもらうことができます。
面接後のフォローとは、キャリアアドバイザーから企業へ採用の後押しをしてもらうことを指します。
キャリアアドバイザーに、面接時にうまく伝えられなかったアピールポイントや入社意欲を伝えると、キャリアアドバイザーから企業の人事採用担当者に伝えてくれます。
面接後のフォローを受けたい場合は、面接が終わったらその日のうちにメールか電話でお願いしましょう。
4. 面接結果のフィードバックを教えてもらう
キャリアアドバイザーから面接結果のフィードバックをもらうこともおすすめです。
面接では、不慣れでうまく自己PRができずに失敗したという場合でも、フィードバックを踏まえて改善することで、面接の選考率を上げていくことができます。
例えば下記のような面接結果のフィードバックをもらった場合は、事前に準備さえすれば改善することができます。
フィードバックの例
- 企業研究が不十分な様子で入社意欲が感じられなかった
- 自己分析が不十分で強みがよくわからなかった
- 転職理由に一貫性が感じられなかった
5. 内定時期がそろうように調整してもらう
転職エージェントでは、内定時期がそろうように調整してもらうことができます。
転職活動では、本命企業の選考が始まる前に、滑り止めの企業の内定が出てしまうこともあります。
内定は通常2日~1週間の間に辞退するかどうかを決めなければならないため、この場合、滑り止めを辞退して、本命企業の選考に臨まなければならなくなります。
自分で滑り止めを維持しつつ、並行して本命企業にチャレンジできるように内定スケジュールを調整するのは至難の業です。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するとうまく調整してもらえます。
6. 年収・給与交渉してもらう
転職エージェントを利用すると、年収・給与交渉を代行してもらうことができます。
ただし、交渉を依頼する際には下記のポイントに注意しましょう。
- 年収交渉は内定が出る前に行う
- 年収についての最低条件と希望条件を明確にしておく
通常、企業は内定を出す際に、年収も想定して採用を判断しているため、内定が出る前に交渉することが望ましいといえます。
内定後でも年収の交渉はできますが、交渉がうまくいかないと内定取り消しの可能性もある点に注意しましょう。
面接で落ちないためにも事前準備が大事です。キャリアアドバイザーに想定される質問や過去質問を聞いて、事前の面接練習をしっかり行いましょう。緊張してあがってしまったとしても、準備が万全ならば熱意は伝わるものです。また、転職エージェントとの模擬面接は1回しかできないと思っている方が多いのですが、そんなことはありません。心配であればキャリアアドバイザーに再度、模擬面接を依頼するとよいですよ。
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転職エージェントの賢い使い方|ステップ⑥内定・入社編
転職エージェントのキャリアアドバイザーは内定から入社までも支援・サポートをしてくれます。
内定から入社までの転職エージェントの活用ポイントは以下の通りです。
内定から入社までの転職エージェントの活用ポイント
1. 企業に聞きにくい質問を代わりに聞いてもらう
いざ内定をもらっても、「実際、働く環境はどうなのだろう」と気になってしまうこともあるでしょう。
もし、企業に対して聞きにくい質問があれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに代わりに聞いてもらうようにしましょう。
聞きにくい質問としては、例えば下記のようなものがあります。
企業に聞きにくい質問の例
- 実際の残業時間はどれくらいか
- 有給の取りやすさ
- 福利厚生は整っているか
- 社員の離職率は高いか
- 産休や育休の取得率
- 副業をしていいかどうか
現場の事情やお金のことなどの聞きにくいことでも、気軽にキャリアアドバイザーに確認しましょう。
2. 内定後に条件面談を設定してもらう
内定が出たものの、労働条件や待遇について確認ができてない場合や疑問点が残っている場合には、「条件面談」を設定してもらいましょう。
「条件面談」とは、企業と求職者とが採用後の労働条件や待遇について確認するための面談です。
面談では、企業から提示される「労働条件通知書」に記載の条件に対して、必要があれば求職者側から希望を伝えてすり合わせます。
労働条件通知書は内定時に渡される場合と、条件面談当日に渡される場合とがあります。
条件面談で確認する条件のポイントは下記の通りです。
条件面談で確認するポイント
- 入社日
- 業務内容
- 就業時間、休暇・休日など就業規則
- 年収
- 勤務地
- 福利厚生の内容
条件面談では内定が取り消されることはないため、懸念される点について納得できるまで質問しても大丈夫です。
内定後、働き方や職場環境で気になる点があれば、キャリアアドバイザーに相談しましょう。入社してみたら事前に聞いていたことと条件が違った、職場に馴染めなかったというのは絶対に避けたいところです。企業によっては、実際に働いている人と相談ができたり、企業訪問もできます。転職エージェントをうまく活用して、入ってみたら違ったという問題は解消しておきましょう。
転職エージェントの使い方で気をつけること
転職エージェントの使い方についてお伝えしましたが、利用に際しては気をつけるべき点もあります。
転職エージェントの使い方で気をつけること
1.マナーや身だしなみで気をつける3つのこと
転職エージェントでは、担当のコンサルタントに積極的にサポートをしてもらうためにも、悪い印象を与えないことが大切です。
そのためにも以下の点に気をつけましょう。
1. 丁寧な態度・話し方を意識する
転職エージェントのコンサルタントと話すときは、丁寧な態度・話し方をするようにしましょう。
むやみにへりくだる必要はありませんが、本音を話したほうがいいからといって、横柄な物言いやタメ口などは避けたほうがよいでしょう。
コンサルタントは、面談での様子から企業に紹介できる人物かどうかを見定めています。
良い印象を持ってもらうためにも、礼儀正しくハキハキと話しましょう。
2. 清潔感のある身だしなみをする
転職エージェントの面談では、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
だらしない服装は避け、髪やひげもきちんと整えましょう。アクセサリーやメイクを派手にしすぎないことも大切です。
コンサルタントは、面談時にあなたを企業に紹介できる人物かどうかを見ています。不快な印象を与えないためにも清潔感を意識することが大切です。
3. オフィスカジュアルなどの服装がベター
コンサルタントとの面談には、必ずしもビジネススーツで参加する必要はありません。ただし、Tシャツやデニムなどカジュアルすぎる服装は避けましょう。
オフィスカジュアルなど、社会人として清潔感を感じさせる服装がおすすめです。オンライン面談でも服装は対面時と同じです。きちんとした服装を心がけましょう。
2. 転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけない5つのこと
カウンセリングの際に以下の行動を取ると、専任のキャリアアドバイザーと信頼関係を構築することができず、適切なサポートを受けられない可能性があります。
1. 面談の日時や履歴書・職務経歴書の期限を守らない
まずやってはいけないことは、面談の日時や履歴書・職務経歴書の期限を守らないことです。ドタキャンや遅刻をすると悪い印象を与えてしまいます。
また企業の決めた履歴書・職務経歴書の期限を守れないと、仕事上も時間にルーズなのではないかと企業に思われ、信用を得られません。
仕事などのやむを得ない事情で日程に遅れる場合は、予定がわかり次第、早めにスケジュール変更を申し出るようにしましょう。
2. 不満や愚痴が多い
現在の会社や職場の不満や愚痴ばかりを話すのも避けたほうがよいでしょう。
不満や愚痴を解消するために自分自身がこれからどうしたいのか、どんな働き方をしたいかという前向きな話に転換していきましょう。
不満や愚痴を繰り返してばかりでは、建設的な話ができずに時間ばかりがすぎてしまいます。
キャリアアドバイザーに与える印象を悪くしないためにも、不満の多い現状から一歩先のことを考えて伝えるようにしましょう。
3. 年収、スキル、キャリアに関する嘘をつく
年収、スキル、キャリアに関して嘘をつくことは絶対に避けましょう。
キャリアアドバイザーはカウンセリングで聞いたあなたの年収、スキル、キャリアに基づいて求人を紹介するため、嘘をつくとミスマッチが生じます。
嘘をついたまま書類選考や面接に通ったとしても、入社時に書類提出などの確認が行われるため、嘘であることが発覚することが少なくありません。
嘘だとわかると内定取り消しなどの重大トラブルが発生しかねないため注意しましょう。
4. 転職の意志が感じられない態度をとる
面談での反応や受け答えが悪いなど、転職の意志が感じられない態度をとってしまうと、キャリアアドバイザーからサポート対象としての優先順位を下げられてしまうリスクがあります。
キャリアアドバイザーは求職者を転職させて初めて企業から報酬がもらえるため、すぐにでも転職したい人を優先する傾向があります。
転職をしたい場合は、積極的に相談するなど前向きな姿勢を見せることをおすすめします。
5. 過剰な要求をする
キャリアアドバイザーに過剰なサポートを要求することもNGです。
積極的に相談するのはよいものの、例えば下記のような行為は相手の迷惑を考えない過剰な要求といえるでしょう。
- 書類添削や面接対策について即日対応を要求する
- 他の転職エージェント経由で選考中の求人について情報提供を依頼する
- キャリアアドバイザーの休日に対応を要求する
過剰な要求をすると、キャリアアドバイザーから常識のない人と判断されて、親身なサポートをしてもらえなくなる恐れがあります。
どの転職エージェントを使うべき?おすすめの転職エージェント
転職エージェントを使うべきか迷っている、どの転職エージェントを選ぶべきか分からない方に、当編集部がおすすめする転職エージェントを厳選してご紹介します。
各エージェントの特徴に合わせた使い方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
タイプ別おすすめの転職エージェント
求人数・サポート力に強みがある総合型転職エージェント
求人数が多く、サポート体制に強みがある大手の総合型エージェントを3つ紹介します。
リクルートエージェント|サポートが充実、便利ツールが豊富
リクルートエージェントは、全業種・全職種の求人を扱う総合型転職エージェントです。業界トップクラスの求人数を誇ります。
年齢やエリアを問わず多くの求人を獲得できるでしょう。また、転職支援実績も豊富で、キャリアアドバイザーによる書類添削や面接対策などのサポートも充実しています。
リクルートエージェントに登録する際には、転職希望時期を「すぐにでも」か「3ヶ月以内」とすることがおすすめです。
リクルートエージェントは、転職支援期間の目安を3ヶ月としているため、それ以上先の転職希望時期にすると、求人紹介の優先度が下がる傾向があります。
またリクルートエージェントには、応募書類作成に役立つ「職務経歴書エディター」や企業研究に役立つ「エージェントレポート」など便利なツールが豊富にあります。これらのツールも有効活用しましょう。
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
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公開求人数 | 493,140件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクルートエージェントの使い方に関する口コミ
32歳、女性
大学卒業後、カスタマーサポート勤務を経てシステムインストラクター
難易度の高い求人で面接対策を利用
難易度の高い求人でリクルートエージェントの面接対策などを利用しました。転職エージェントは担当者との相性が大切だと感じました。活動期間が9ヶ月と長かったため途中で担当者が変わったのですが、2人目の担当者が私の意見を尊重しつつ的確なアドバイスをくれる方だったので内定率が上がりました。
38歳、男性
中学卒業後、アルバイトを複数経て正社員として転職3回
転職の悩みを聞いてもらいスムーズに転職
転職するか悩んでいたときに、リクルートエージェントの存在に気づき話を聞いてもらいました。今までの経歴や性格などあらゆる面を踏まえてカウンセリングをしてもらい、希望に合った就職先を紹介してもらえました。面接や書類の作成、応募まで手助けしてもらいスムーズに転職できたので大満足です。
35歳、女性
大学卒業後、商社での12年勤務を経て不動産会社に転職
セールスポイントを応募先にしっかり伝えてくれた
実家のある埼玉県で働ける会社への転職を希望してリクルートエージェントに登録。業界未経験でしたが不動産会社で働けるようになりました。担当の方が履歴書の書き方を教えてくれたうえ、私のセールスポイントなどをしっかりと応募先に伝えてくれたので、面接もスムーズに進み本当に感謝をしています。
40歳、男性
大学卒業後、物流管理6年、福祉サービス10年を経て、同業他社に転職
確かなサポーだが転職を急かす点に不満
リクルートエージェントを利用をして満足だった点はキャリアアドバイザーの能力が高く、確かなサポートをしてくれることです。求人数が大変多い点もよかったです。一方、不満な点は、利用できる期間が最長3ヶ月と決まっており、担当者が転職を急かしてきたことです。その点が少し不満でした。
58歳、男性
大学卒業後、大手メーカーでの技術職32年を経て中小企業へ転職、再就職を検討中
求人は多いがレベルの高いものばかり
求人が豊富で、サポートが充実していると聞き、期待して登録しました。最初の30分程の面談を経て、その後はさまざまな求人情報が届くことに満足していました。しかし、結局はレベルが高いものばかりで、自分に出来そうな仕事がほとんど見つからない状態が続いています。
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doda|非公開求人を閲覧し好条件の企業に転職
dodaも業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。dodaは求人情報サイトとしても転職エージェントとしても利用が可能です。
dodaのおすすめの利用方法は、まずシンプルに会員登録をすることです。登録すると優良企業や優良条件の非公開求人を閲覧することが可能になります。
またdodaではスカウトサービスを利用することもできます。スカウトサービスを利用すると、登録情報を見た企業からスカウトメッセージや、好条件のプレミアムなオファーが届くことがあります。
スカウトサービスは匿名で利用でき、ポテンシャル採用も多いため、キャリアが浅く肩書きがない方でも誰でも利用可能です。
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
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公開求人数 | 261,763件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、鹿児島県 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaの使い方に関する口コミ
26歳、女性
大学卒業後、営業職3年を経て人事職に転職
キャリアの方向性を決めることができた
今後のキャリアを漠然としか考えていませんでしたが、担当者からキャリアの提案を受けて進む道を決定することができました。書類の書き方や面接の進め方など、親身に教えていただけてよかったです。ただ、電話やメールの量がかなり多く、対処しきれませんでした。この点だけ少し配慮がほしかったです。
46歳、女性
銀行員、子供服販売、医療事務12年を経て同業他社へ転職
求人も多くサポートも丁寧で満足
求人数はかなりたくさんあり、いろいろと選べました。担当者に相談する機会は2度程で、大変親切で丁寧な対応をしていただけました。5社応募したうち、3社は面接を受けることになり、その際の質問にも丁寧に対応してくださった印象です。理想通りの転職ができdodaで良かったです。
26歳、女性
大学卒業後、TVアシスタントディレクター2年を経てデザイナーに転職
充実したサポートで初めての転職に成功
CMなどメディアで馴染みがあったので利用しました。初めての転職で何もわからない状態から相談をし、ほぼ希望通りの転職がかないました。担当の方には書類のチェックやリモートでの面接対策をしていただきました。希望の会社の情報を詳しく教えて下さったので安心して面接に望むことができました。
50歳|男性
面接対策や書類添削を受け希望通りの転職を実現
dodaで面接や応募書類についてアドバイスをいただきながら転職活動をしました。結果、ほぼ希望通りの転職がかないました。入社後のミスマッチが心配でしたが、キャリアアドバイザーに事前に質問をすることによって回避できたと思います。また、求人数が豊富だった点にも満足しています。
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マイナビエージェント|質が高い書類添削や面接対策などを積極的に活用
マイナビエージェントは、専任のキャリアアドバイザーによるサポートが手厚いと評判の転職エージェントです。
マイナビエージェントの特徴は、20代・30代などの初めての転職でも安心の書類添削や面接対策などの手厚いサポートや高いマッチング力といわれています。
利用の際には、質が高いといわれている書類添削や面接対策などを積極的に活用することがおすすめです。特に20代~30代の求人や未経験歓迎の求人が多いのが特徴です。
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京・札幌(北海道)・仙台(宮城県)・名古屋(愛知県)・大阪・福岡 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビエージェントの使い方に関する口コミ
29歳、男性、
大学卒業後、高齢者施設3年、NPO法人生活支援員4年を経て同業他社に転職
非公開求人が多くサポートも充実
満足な点は20代に人気で信頼の高い転職エージェントであり、非公開求人が充実していたことです。転職サポートも充実しており、アドバイザーの質が高い点もよかったです。不満な点は紹介可能な求人がないとサービスを利用できないことや、スマホ専用アプリがなく、気軽に利用できなかったことです。
25歳、男性、
大学卒業後、経理事務派遣8ヶ月、不動産会社アルバイト2ヶ月を経て県庁非常勤職員
希望エリアの希望職種の仕事がなかった
登録するとすぐに担当者が付き、希望エリアの新潟市の求人を数件紹介してくれました。しかし、紹介されるのは営業の仕事ばかりで、一番希望していた事務の仕事がほとんどありませんでした。結局、エージェント経由での応募は行わず自分で現職に応募して働いています。
29歳、男性、
大学卒業後、不動産会社7年を経て、同業他社に転職
担当者がこまめに連絡をくれて頼もしかった
担当の方が自分と同年代だったので、こまめに連絡をくれて非常に頼もしかったです。履歴書の書き方や、面接の対策なども一緒に行ってくれてスムーズに転職を成功させることができました。希望にマッチし、かつ家から近い会社を紹介してもらえ、以前より働きやすくなって非常に良かったです。
42歳、女性、
大学卒業後、電機メーカー事務11年を経てアニメ制作会社制作進行に転職
希望しない求人を紹介された
元々アニメが好きで、アニメに関わる仕事をしたいと思い、思い切って未経験で転職することにしました。エージェントを利用して、面接のシミュレーションをしてもらえてよかったです。不満は求人の少ない分野を目指していたこともあり、希望しない職種を多く紹介されたことでした。
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20代・第二新卒や既卒・フリーター・未経験に強い転職エージェント
20代・第二新卒や既卒・フリーター・未経験に強い転職エージェントを3つ紹介します。
転職 エージェント |
特徴 | 公開 求人数 |
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非公開 | |
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16,155件 | |
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1,812件 |
※2024年11月時点
IT・WEBエンジニアに強い転職エージェント
IT・WEBエンジニアに強い転職エージェントとしておすすめは下記の3つです。
転職 エージェント |
特徴 | 公開 求人数 |
---|---|---|
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27,027件 | |
キャリア |
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27,264件 |
|
108,309件 |
転職エージェントの使い方でよくある質問
最後に、転職エージェントの使い方でよくある質問について回答を紹介します。自信をもって転職活動に臨むためにも、疑問点を解消しておきましょう。
転職エージェントの使い方でよくある質問
Q1. 転職エージェントはなぜ無料なのですか?
転職エージェントを無料で利用できる理由は、転職エージェントが報酬を企業側から受け取るビジネスモデルになっているからです。
転職エージェントでは、人材を募集している企業に、適切な人材を紹介して採用が決まったら所定の料金を「紹介料」として受け取ることができます。
ただし、「ビズリーチ」など一部の転職エージェントでは、選択次第で有料サービスが利用できる転職エージェントもあります。
Q2. 転職エージェントを使うメリットは何ですか?
転職エージェントでは、担当者が一緒に伴走しサポートをしてくれることから、下記のメリットが得られます。
転職エージェントを利用するメリット
- 有利な条件の案件を含む非公開求人を紹介してもらえる
- 書類添削・面接対策・日程調整などをしてくれる
- 内定後の条件交渉を代行してくれる
- 応募先企業の内情などを聞くことができる
- 推薦状などで企業側へ求職者を売り込んでくれる
- 無料で利用できる
- 自分の市場価値を知ることもできる
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Q3. 地方の転職におすすめの転職エージェントはありますか?
地方の転職におすすめの転職エージェントは、総合型と地方密着型の2種類のエージェントがあります。
総合型転職エージェントは、全国・全業種・全職種の求人を扱い、求人情報が豊富にある点が特徴です。全国各地に拠点があるため、各エリアの情報も多く、求人を探しやすいといえます。
地方密着型エージェントは、特定の地域に特化した求人情報を持っている点が特徴です。地方の企業との繋がりも強く、地方の優良企業の求人情報を独自に持っていることが多くあります。
まとめ
転職エージェントの利用の流れと、賢い使い方のコツを紹介しました。注意点を抑えつつ、転職エージェントをうまく使いこなしましょう。
ステップ①登録編 |
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ステップ①登録編 |
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ステップ③履歴書職務経歴書作成編 |
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ステップ④応募編 |
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ステップ⑤面接選考編 |
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ステップ⑥内定入社編 |
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転職エージェントを使うか迷っている方は、以下のサポートが手厚いエージェントがおすすめです。自分に合った転職エージェントを選んでみてください。
転職エージェント | おすすめポイント | 公開求人数 |
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リクルート エージェント |
全ての年齢・地域の方におすすめ | 493,140件 |
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doda | 豊富な選択肢から選びたい方におすすめ | 261,763件 |
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マイナビ エージェント |
手厚いサポートを受けたい方におすすめ | 非公開 |
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結局どの転職エージェントを選ぶべきか分からないという方も多くいらっしゃいます。転職エージェントのサポート内容は各社とも大差はありません。そのため、自分にあったエージェントを見つけるには、複数登録して実際に使ってみることが大事です。キャリアアドバイザーとの相性が大事なので、求人の質やキャリアアドバイザーを比較して、使いやすいエージェントを見つけましょう。