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リクルートエージェントの企業スカウトとは?通過率が3倍って本当?
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「リクルートエージェントの企業スカウトってどうなの?」
「ホントに期待していいの? 誰にでも送ってるの?」
リクルートエージェントに登録してしばらくすると「企業スカウト」のメールが届くことがあります。
このメールは、企業の採用担当者が「ぜひ応募してほしい人」に向けて送っているものです。企業スカウトのメールを利用して応募した場合、書類選考の通過率は通常応募の3倍も高くなるといわれています。
本記事は元リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに取材した内容を基に作成されており、企業スカウトのメールがどのような内容で、どのような仕組みで送られているのかを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- リクルートエージェントの企業スカウトの面接確約と応募歓迎の見分け方
- リクルートエージェントの企業スカウトを多く受け取るための方法
- リクルートエージェントの企業スカウトを受け取ったときに意識しておくべきこと
転職エージェント | おすすめポイント | 公開求人数 |
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リクルートエージェント | 多くの求人紹介を受けたい人におすすめ | 734,703件 |
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リクルートダイレクトスカウト | 年収800万〜2000万円のスカウトを希望する人におすすめ | 362,115件 |
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ビズリーチ | 年収500万円以上・管理職などを希望する人におすすめ | 140,040件 |
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リクルートエージェントの評判を詳しく知りたい方は以下の記事もお読みください。
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目次
リクルートエージェントの企業スカウトとは?
リクルートエージェントの「企業スカウト」とは、リクルートエージェントに登録している企業の採用担当者が求職者に送るメールのことをいいます。
その企業スカウトには「面接を確約する」ものと「応募を歓迎する」ものの2種類があるので、その違いを見ていきましょう。
企業スカウトの種類 | 特徴 |
---|---|
面接確約の企業スカウト | 書類選考が免除され、面接から受けられる |
応募歓迎の企業スカウト | 書類選考があるものの、通過率は通常の3倍の高さ |
違いを詳しく見ていきましょう。
リクルートエージェントのスカウトメールの違い
面接確約の企業スカウトとは
リクルートエージェントの面接確約の企業スカウトとは、書類選考を行わずいきなり面接から選考を受けることができる「面接が確約された」スカウトです。
リクルートエージェントに登録している企業の採用担当者が、登録者(あなた)の匿名のキャリアシートの内容を確認したうえで「書類選考は免除するので面接からぜひ受けてほしい」とメールでアプローチしているものです。
面接に必ず受かるとは限りませんが、書類選考でふるい落とされる心配がないため、一般的な求人に応募する場合と比較すると内定率は高いといえます。
応募歓迎の企業スカウトとは
リクルートエージェントの応募歓迎の企業スカウトとは、転職を希望する登録者のキャリアシートの情報を見た企業が「ぜひ受けてほしい」とスカウトする仕組みです。
選考は書類選考からあるものの、企業はキャリアシートである程度キャリアを確認したうえで登録者の採用に前向きでいるため、書類選考を通過する確率は比較的高めです。
実際のところ応募歓迎の企業スカウトの書類選考通過率は、通常のエージェントの紹介求人と比較して3倍の通過率といわれています。(参照:リクルートエージェント公式HP)
高い確率で書類選考を通過できるサービスのため、利用すると通常の応募より効率的に転職活動を進めることができます。
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
大手企業からのスカウトが多く好印象
大手企業からのスカウトが多く好印象
リクルートエージェントからの企業スカウトは、大手企業からのスカウトが多く好印象でした。転職に不安を感じていたのですが、大手企業からのスカウトを受けることで自分自身の可能性について前向きに捉えることができました。
20代|女性|広告
スカウトで自分の可能性を広げられると思った
自分の希望していない会社からも企業スカウトが来ていたので、いろんな仕事を検討でき、自分の新たな可能性を見つけられると思いました。最初は仕事探しに対する不安な気持ちもありましたが、担当者が丁寧でよかったです。リクルートエージェントは、安心して求人を探せる場だと思いました。
20代|男性|営業
半信半疑でありつつ嬉しくもあった
リクルートエージェントに登録し企業からスカウトメールを受け取った際は、「本当に受かりやすくて有利なのかな?」という思いと「率直に嬉しい」という気持ちとがありました。嬉しいと思えた理由は、大手企業でなおかつ狙っていた企業からスカウトが受けられたからです。
リクルートエージェントの企業スカウトメールの仕組み
リクルートエージェントの企業スカウトメールの仕組みとはどのようなものか、仕組みの内容について紹介します。
仕組みを知ることで転職活動でより効果的にサービスを利用することができます。下記の記事で詳しく見ていきましょう。
リクルートエージェントの企業スカウトメールの仕組み
企業の採用担当者は匿名のキャリアシート(履歴書)を見て企業スカウトを送る
リクルートエージェントに登録している企業の採用担当者は、転職を希望する登録者の名前が伏せられた匿名のキャリアシート(履歴書)を見て企業スカウトのメールを送ります。
ただしキャリアシート(履歴書)上で「非公開」と指定した項目は公開されません。企業に公開されるのは「非公開」に指定しなかった内容のみです。
企業の採用担当者は、匿名で公開されたキャリアシートの内容を見て、以下の3種類のいずれかの判断をし求職者に企業スカウトのメールを送ります。
〇 | 面接確約 |
---|---|
△ | 応募歓迎 |
☓ | そのまま(特になにもしない) |
匿名のキャリアシートでは、キャリアを確認するには少し情報不足な面もあります。
そのため、書類選考を免除して面接を確約する「面接確約」よりも、書類選考が必要な「応募歓迎」のスカウトの方が傾向としては多いといえます。
リクルートエージェントの法人担当者は全ての登録情報を見てメールを送る
リクルートエージェントでは、リクルートエージェントの法人担当者が求職者にスカウトのメールを送ることもあります。
法人担当者は、企業を担当するだけでなく、企業に合った求職者を見つけた場合には、積極的に企業に紹介する役割も担っています。
リクルートエージェントの法人担当者がスカウトメールを送る場合には、キャリアシートだけでなく職務経歴書などエージェントに登録された全ての情報に目を通しています。
リクルートエージェントの法人担当者は、採用側の企業のニーズと求職者のキャリアや希望の双方をよく理解しているので、結果として選考の通過率や内定率は高くなる傾向にあります。
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
担当者が勧めてくれた求人を優先的に検討
リクルートエージェントでは多くの求人紹介メールが送られるため見逃すものも多いのですが、スカウトの場合は改めて案内を送ってもらえ、見逃すことがありませんでした。特に自分にマッチしそうなものを担当者が電話で勧めてくれたため、優先的に検討することができました。
40代|男性|管理職
職種などの条件で機械的に送られている印象
スカウトの数は多いのですが、希望とマッチしたのは一部でした。経験職種や希望職種で機械的に送られている印象を受けました。実際に応募してみると「ポジションがありません」や「年齢が条件とあいません」など、事前にレジュメを見ていれば分かりそうな理由で書類選考に通らなかった点が不満です。
企業の採用担当者やリクルートエージェントの法人担当者がスカウトメールを送る理由
企業の採用担当者やリクルートエージェントの法人担当者がスカウトメールを送る理由は、待っているだけでは適切な求職者がなかなか求人に応募してくれないためです。
特に企業は少しでも良い人材を採用するために、多くの優秀な応募者を集めたいと考えています。リクルートエージェントの法人担当者にしても、担当する企業が採用に成功するように、少しでもその企業に合った求職者を推薦しようとします。
企業の採用担当者やリクルートエージェントの法人担当者、それぞれが優秀な人材に実際に応募してもらいたいために送るのがスカウトメールです。
実際のところ、「優秀な人材」にスカウトメールを送り応募してもらった方が、企業、求職者と双方の求めるものが一致しやすく、選考に通る確率も高くなり、採用側にとっては非常に効率的といえます。
企業スカウトとリクルートエージェントからのメールを見分ける方法
企業スカウトとリクルートエージェントからのメールを見分ける方法は公式には明示されていませんが、以下のようなメールが送られてきますので参考にしてください。
企業からのスカウトメール(応募歓迎)の見本
リクルートエージェントにご提出いただいた〇〇様の登録情報を見た企業から、
「企業スカウト」が直近で1件届いています。
「企業スカウト」は合格可能性の高いご登録者様のみにお送りしている
貴重な案件となっておりますので、ぜひご応募をご検討ください。
■応募歓迎企業スカウト:1件
(企業が「ぜひ応募してほしい」と感じた方へお声掛けする書類通過可能性の高い案件です)
※書類合格を保証するものではございません
求人情報の詳細については下記リンクよりご確認ください。
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■応募歓迎企業スカウト
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・【Interactive】営業【WEB面接可】
・[想定年収]350万円~500万円
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●Personal Desktopログインはこちら
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■企業スカウトとは
「企業スカウト」とは企業の採用担当者が匿名キャリアシートとスカウト用追加情報を見て、
「応募してほしい」と感じた方のみにお送りする特別なメッセージです。
■面接確約企業スカウト
企業が「ぜひ面接に来てほしい」と感じた方へ書類選考を免除して面接を確約するスカウトです。
※応募締切がございますので、お早めにご検討ください
※事情により面接をご案内できない場合があります。予めご了承ください。
・ポジション充足等により求人の募集が終了となった場合
・過去に応募歴があった場合
(企業は匿名化したキャリアシートを確認するため、個人判別が難しく、
すでに応募したことがある企業からスカウトが届く場合があります)
■応募歓迎企業スカウト
企業が「ぜひ応募してほしい」と感じた方へお声掛けする書類通過可能性の高い案件です
※書類合格を保証するものではございません。
※本メールはスカウトサービスにご登録いただいた方へ自動送信しております。
本サービスを停止される場合は
https://◯◯◯◯◯
からPersonal Desktopにログイン、「キャリアシートを記入・提出する」より、
キャリアシート入力画面にて「スカウトサービスを利用しない」をご選択ください
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【面接の日程調整について】
日程候補以外でも調整できる可能性がある場合もございます。
日程が合わない場合にもまずはお気軽にご相談ください。
【面接のキャンセル・変更について】
下記営業時間外の面接前日、および当日の面接のキャンセル・変更につきましては、
面接案内メール記載の企業様緊急連絡先にお電話いただき、
当センターにはメールにてご連絡ください。
【ご案内】
最終面接合格以降の内定通知書案内や退職交渉やご入社日確定までのサポートに関しては、
コンシェルジュからご連絡いたします。ご連絡のアドレスは変更ございません。
センターと対応可能時間が異なる場合がございます。予めご了承ください。
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株式会社リクルート
リクルートエージェント
選考ナビゲーションセンター
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
20代|男性|営業
希望年収・職種・勤務地の企業スカウトが受けられた
企業スカウトメールで紹介される求人は自身のキャリアや希望にマッチしていると感じました。理由は、希望する年収・職種・勤務地に合ったスカウトメールを受けられたからです。また、大企業からスカウトが来ることが多く、なおかつ、採用担当者からの直接のメッセージもあって、魅力的に感じました。
30代|男性|営業
企業スカウトのメールから優先的に検討できた
企業スカウトのメールは、ある程度希望にマッチした求人だと感じました。年収や職種については希望通りでしたが、業界については希望していない業界のものも少なくありませんでした。求人情報が多くある中で、スカウトメールから優先的に検討でき、効率的に検討を進められた点がよかったです。
20代|女性|広告
希望にマッチしない企業スカウトが多い
企業スカウトのメールで紹介される求人は自分の希望にマッチしていないと感じました。土日休みの仕事を希望していましたが、平日休みの仕事ばかり紹介されました。また、営業職は紹介しなくてもいいと伝えていましたが、営業職の仕事も多かったです。
40代|男性|企画
希望に合わない企業スカウトの確認に時間を取られた
企業スカウトのメールには不満を感じました。転職先についての希望を伝えていましたが、それにそぐわないスカウトが多くあり参考になりませんでした。特にこちらが希望していない中小企業からのスカウトもあり、確認する手間が増えてしまいました。
企業の採用担当者インタビュー|認知目的で送るケースもある
企業の採用担当者に「応募歓迎」の企業スカウトが届いたのに書類選考で落とされてしまう理由を伺っております。
▼「応募歓迎」企業スカウトが届いたのに、書類選考で落とされてしまう理由
企業がスカウトメールを送る際には、「採用目的」のほかに「認知目的」で送るケースがあります。
企業側のスカウトメールの利用目的がこうした「認知目的(ブランディング目的)」の場合は、書類選考で落とされてしまう可能性があると思います。
企業が「採用目的」でスカウトメールを発信している場合は、しっかりとした採用基準に基づき、企業にマッチする人材にスカウトメールが送られることが多いです。
一方、企業が「認知目的」でスカウトメールを発信している場合は、採用以前に「とにかく自社の存在を求職者に知ってもらいたい」という目的で送っています。
認知目的の場合は、「1人でも多くの人が応募してくれればいいな」と思って送るため、メールを送る基準が「採用目的」よりも緩くなります。
そのため、企業が求める職種にあまりマッチしていない求職者にも、とりあえず送ってしまうことが多いようです。こうした場合は、書類選考で落とされることがあります。
リクルートエージェントの企業スカウトを多く受け取るための方法
リクルートエージェントの企業スカウトのメールを多く受け取るための方法を紹介します。
企業スカウトのメールを多く利用した方が、書類選考率も高まり効果的に転職活動を進められます。ぜひ下記の方法を参考にしてください。
企業スカウトを多く受け取るための活用法
キャリアシート(職務経歴書)の内容を充実させる
リクルートエージェントの企業スカウトを多く受けるには、まずキャリアシート(職務経歴書)の内容を充実させることがおすすめです。
先に紹介した通り、企業の採用担当者は、登録したキャリアシートの情報を見てスカウトするかどうか判断してメールを送っています。
企業の採用担当者が、キャリアシートの情報から自分の会社で働くあなたの姿がイメージしやすいように、キャリアや希望条件を詳しく書いておくようにしましょう。
リクルートエージェントからの企業スカウトのメールも、基本的には職務経歴書を見て送っているので、エージェント向けにも詳しい情報を記載しておくことがおすすめです。
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
20代|女性|Webディレクター
職務経歴書を充実させスカウト数が1.5倍に
企業スカウトの質を上げるため、職務経歴書には自分の現在の仕事内容を詳細に記載しました。リクルートエージェントの担当者にアドバイスをもらいながら、制作物や仕事内容の画像も挿入し見やすいように工夫しました。これらの情報をアップデートした後に、企業スカウトの量が1.5倍に増えました。
20代|男性|営業
自己PRを充実させるとスカウトが増えた
企業スカウトを受け取るために工夫したのは自己PRの部分です。現職での受注内容や仕事で工夫して解決したことなどを詳しく記載しました。理由は、第一印象は経歴や自己PRで決まると思い、できるだけ自分の人柄を理解してもらいたかったからです。 自己PRなどを充実させることでスカウトが来るようになりました。
今後のキャリアや転職先に求める条件を明確にする
今後のキャリアや転職先に求める条件を明確にすることも、多くの企業スカウトを受け取るのに役立ちます。
転職先に求める条件や、今後どのように働きたいのかが具体的であると、企業の担当者は自分の会社にあなたが合っているかどうか判断しやすくなります。
また、転職エージェントの法人担当者にしても、あなたの希望条件に合致する企業を判断しやすくなり企業スカウトのメールを送りやすくなります。
求職者側から見ても希望に合致して応募したいと思える企業スカウトのメールを受けやすくなるため、キャリアプランや希望条件を明確な形で提示しておきましょう。
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
30代|女性|営業
希望勤務地や希望年収の幅を広げた
企業スカウトを受け取るために工夫した点として、希望勤務地を東京都のみから神奈川県や埼玉県も追加したり、希望年収の幅を広げたりしました。また、リクルートエージェントの担当者に職務経歴書などを見てもらい、内容を充実させました。結果として企業スカウトメールを増やすことができました。
企業の採用担当者インタビュー|自分の強みや今後のビジョンを記載すると書類選考で選ばれやすい
企業の採用担当者にインタビューを行い、どのようなキャリアシートならば企業の採用担当者の目に留まりやすいのかを伺っております。
▼自分の一番の強みや今後のビジョンをしっかりと記載すると書類選考で選ばれやすい
自分の一番の強みや今後のビジョンをキャリアシートにしっかりとわかりやすく記載すると、選ばれやすくなると思います。
リクルートエージェントの企業向け登録者閲覧サイトでは「おすすめ登録者」「気になる登録者」「登録者検索」という3つのメニューがあります。
「おすすめ登録者」は、詳しくはわかりませんが、AIかサイト独自のアルゴリズムで、マッチした人を紹介してくれるようです。求める条件と少しでもかぶっている人が紹介されるため、必ずしもぴったりとマッチする人が紹介されるわけではありません。
また、「気になる登録者」では、弊社の求人に対して「気になる」を押してくれた人達が紹介されます。
これらのメニューでおすすめされる求職者は1000人を超えることもあるため、その中からマッチする人を探すのは大変です。採用担当者の目に留まらず埋もれてしまうことも少なくないといえます。
通常はそこから検索機能を使って、求職者を絞り込んでいきます。検索条件に「経験社数は4回まで」と入れたり、すぐに人が欲しいときは「離職中」と入れたりして検索しています。
ある程度絞り込んでから、さらに求職者の情報を見て判断します。
ただし、企業側が閲覧できる求職者の情報は、「学歴」「経験社数」「直近の給与」「在籍した会社名」「在籍期間」「主な職務・役職」などの大雑把な情報のみです。大雑把な情報ですが、これらの情報でスカウトを送るかどうかを判断するしかありません。
企業の採用担当者は、1日に多数の求職者の情報を見ているため、他の求職者に埋もれないような工夫をすると良いと思います。
具体的には、主な職務・主な役職に自分の一番の強みや今後のビジョンをしっかりと記載することがおすすめです。また、必ずしも希望する職種の担当者が見るとは限らないので、誰にでも分かるように書くことも大切です。
書くスペースは限られているので、職務経歴を要約して記載した方がいいでしょう。それならば誰が見ても強みを客観的に確認することができます。
自分の強みや今後のビジョンを、短くわかりやすく書いてもらえると、採用担当側も理解しやすいので選考の基準に上げやすいです。
リクルートエージェントの企業スカウトに関する評判・口コミ
30代|男性|企画
求人の「気になる」ボタンを積極的に押した
リクルートエージェントでは、企業の求人について、気になる場合は「気になる」というボタンを押して登録することができます。希望に近い求人には気になるボタンを積極的に押し、希望ではない求人には辞退するボタンを押しました。結果としてより自身にマッチした求人が届くようになりました。
リクルートエージェントの企業スカウトで意識しておくべき注意点
リクルートエージェントの企業スカウトのメールを受け取ったときに意識しておくべき注意点を紹介します。
企業スカウトのメールについて喜んでいいのか、どう対応すればいいのかと悩んでいる方はぜひ以下の記事を参考にしてください。
スカウトメールを受け取ったときに意識しておくべき注意点
企業スカウトのメールが届いても必ず内定が出るわけではない
企業スカウトのメールが届いたからといって、必ず内定が出るわけではありません。
スカウトという言葉から、応募するとほぼ内定なのではないかと想像してしまいがちですが、内定を確約するものではないことに注意しましょう。
企業スカウトとは、あくまで書類選考に比較的通りやすい、あるいは書類選考を免除してもらえる一種のサービスととらえるのが良いでしょう。
企業スカウトのメールにすぐには応じず、応募前に企業を調査する
企業スカウトのメールが届いたからといって慌ててすぐに応じたりせずに、応募前にしっかりと企業を調査するようにしましょう。
応募歓迎のスカウトの場合は、書類選考の通過率が比較的高いとはいえ、書類選考がないわけではありません。企業研究をしたうえで、しっかりとキャリアや経験をアピールできる書類を作成する必要があります。
また、面接確約のスカウトの場合も必ず面接に通るとは限らないので、企業研究を踏まえて面接の対策をしておくことが大切です。
企業スカウトのメールに不信感を抱かず前向きに考える
企業やエージェントから送られたスカウトメールに不信感を抱かず、前向きに考えて転職に利用することがおすすめです。
企業スカウトのメールは、あなたのキャリアシートなどの情報に基づいて、企業の採用担当者やエージェントがマッチしていると思ったからこそ送っているメールです。
疑心暗鬼になりすぎて、応募しないというのはもったいないというもの。せっかくのチャンスを無駄にしてはいけません。
あまりメールに不信感を抱いたりはせず、前向きに捉え、お気軽に応募してみることをおすすめします。
リクルートエージェント以外でおすすめの転職サービス
リクルートエージェント以外でおすすめの転職サービスを紹介します。
転職エージェントに登録し、企業や転職エージェントがこれはと思う人にスカウトメールを送るサービスをスカウト型転職サービスといいます。
また、スカウトは行わないものの、求人の紹介や履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接などをおこなってくれる転職エージェントもあります。そこで、それぞれの転職エージェントについて解説します。
リクルートエージェント以外でおすすめの転職サービス
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スカウト型転職サービスのリクルートダイレクトスカウト
スカウト型に興味がある方はリクルートダイレクトスカウトの利用がおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトはリクルートエージェントと同じ株式会社リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ向け転職サービスです。
公開求人では、年収800万〜2,000万円の求人を多く取り扱っています。
転職エージェント | リクルートダイレクトスカウト |
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転職サービスのタイプ | スカウト型転職サービス |
公開求人数 | 362,115件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都(丸の内、立川)・北海道(札幌)・宮城県(仙台)・栃木県(宇都宮)・埼玉県(さいたま)・千葉県(千葉)・神奈川県(横浜)・静岡県・愛知県(名古屋)・京都府・大阪府・兵庫県(神戸)・岡山県・広島県・福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクルートダイレクトスカウトは、登録した後はスカウトを待つだけで良いサービスです。
登録するとリクルートダイレクトスカウトに登録しているヘッドハンターや企業があなたの匿名のレジュメを見て直接スカウトを行います。
ヘッドハンターとは、企業から求人依頼を受けて、依頼にあった優秀な求職者を探し出し、企業に紹介する人のことです。そのため、ヘッドハンターはあなたのキャリアやスキルを分析し、あなたにあった企業の求人を紹介してくれます。
また、ヘッドハンターからは、選考に通りやすいように提出書類の書き方や面接対策についてアドバイスを受けることができます。
リクルートダイレクトスカウトでは、求職者から、登録している企業に直接コンタクトを取ることもできますが、基本的には登録するだけで後は待つのみといった利用が可能です。
◎メリット | ✕デメリット |
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リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ
30代|女性|営業
他社も併用した結果リクルート一本に絞った
希望する業界に強い転職エージェントと併用で相談しましたが、最終的にはリクルート一社に絞り対応してもらいました。理由としては幅広く求人を紹介してくれるだけでなく、親身な対応をしてくれたためです。自分のキャリアプランを考えた場合には転職しないという選択肢もあると提案してくれるなど、安心してお願いできると感じました。
スカウト型転職サービスのビズリーチ
スカウト型に興味がある利用者はビズリーチもおすすめです。
ビズリーチもリクルートダイレクトスカウトと同じく高年収・ハイクラスの転職に特化したスカウト型転職サービスです。
転職エージェント | ビズリーチ |
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転職サービスのタイプ | スカウト型転職サービス |
公開求人数 | 140,040件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都・大阪府・愛知県(名古屋)・福岡県・静岡県・広島県 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチには、年収500万円以上の高年収の求人が多くあります。特に年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上あり、経営幹部・管理職などのプロフェッショナルの求人が多いことが特徴的です。
基本的に登録しておくだけで、ビズリーチに登録しているヘッドハンターや企業が登録情報を見て直接スカウトしてくれます。
経営幹部・管理職などのミドル層だけでなく、各業界で即戦力となる20代、30代も多くスカウトされています。
なお、ヘッドハンターのスカウトを受ける場合は、内定を取りやすくするためにヘッドハンターから職務経歴書の添削を受けたり、面接のアドバイスを受けたりすることができます。
基本的にスカウトを待つサービスであるものの、リクルートダイレクトスカウトと同様に、登録している企業と直接コンタクトを取ることも可能です。
◎メリット | ✕デメリット |
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ビズリーチの評判・口コミ
20代|女性|販売
ヘッドハンターからのスカウトも利用
他の転職エージェントでは、ビズリーチ、AMBI、女の転職typeを使用しました。他の転職エージェントを利用したのは、自分の志望業界の求人を多く持つヘッドハンターからスカウトを受けることができるからです。効率的に転職活動が進められると思いました。
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スカウト型以外の転職エージェントならマイナビエージェント
スカウト型以外の転職エージェントに興味がある場合は、マイナビエージェントがおすすめです。
マイナビエージェントは、「20代転職エージェント満足度No.1」(※)にも選ばれた20代の転職に強い転職エージェントです。20代の転職に定評がありますが、実際には幅広い年代の求人も取り扱っている転職サービスです。
※GMOリサーチ株式会社によるアンケートモニター調査(2021年12月実施)転職エージェント | マイナビエージェント |
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転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
公開求人数 | 非公開 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京・札幌(北海道)・仙台(宮城県)・名古屋(愛知県)・大阪・福岡 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数の多さについては、リクルートエージェントと同様に業界トップクラスで、非公開求人も多く揃えています。
マイナビエージェントに申し込みをすると、登録者1人につき1人のキャリアアドバイザーがついて転職のサポートをしてくれます。
キャリアアドバイザーから内定獲得に向けて親身なアドバイスを受けることや、丁寧な書類添削や面接対策といったサポートを受けることが可能です。
東京・北海道・宮城・愛知・大阪・福岡など全国主要都市に拠点があり、全国各地域の転職事情に精通したアドバイザーからのアドバイスを受けることができます。
20代・第二新卒を中心に幅広い年齢層で全国どのエリアの転職にも使えます。
◎メリット | ✕デメリット |
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マイナビエージェントの評判・口コミ
20代|女性|広告
視野を広げるためパソナやマイナビエージェントも利用
パソナキャリア、マイナビエージェントの転職エージェントを併用していました。リクルートエージェント1社にしなかった理由は、他のエージェントだと違う仕事も見つけられて視野が広がると思ったからです。
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スカウト型以外の転職エージェントならdoda
スカウト型以外の転職エージェントに興味がある場合はdodaもおすすめです。
dodaは、転職サイトと転職エージェントの両方が利用できる転職サービスです。求人数は、リクルートエージェントなどと同じく業界トップクラスの多さを誇ります。年代を問わず求人数が多く、どの年代でも利用しやすいサービスです。
転職エージェント | doda |
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転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
公開求人数 | 261,763件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都・北海道(札幌)・宮城県(仙台)・神奈川県(横浜)・静岡県・愛知県(名古屋)・京都府・大阪府・兵庫県(神戸)・岡山県・広島県・福岡県 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaでは転職サイトを利用して自分で自由に求人を探し、応募することができます。また、転職エージェントサービスに申し込むと求職者1人につき1人の担当者がついて転職サポートを受けられます。
エージェントの転職サポートでは、担当者とのキャリアカウンセリングでキャリアの棚卸しをしたり、転職についてのさまざまな相談をしたりすることができます。
担当者から求人紹介を受けられるほか、応募書類の添削・面接対策などのサポートを受けることも可能です。
特にdodaは、全国から参加できるオンラインでの転職イベント・セミナーを頻繁に開催している点が特徴的です。dodaは自分次第でさまざまに活用できるサービスのある転職サービスといえます。
◎メリット | ✕デメリット |
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dodaの評判・口コミ
30代|男性|営業
求人内容などに違いがあると考えdodaも利用
他の転職エージェントではdodaを併用しました。理由としてはエージェントによって求人情報に違いがあったり、エージェントの担当者の対応が違うことがあるためです。
20代|女性|Webディレクター
多くの選択肢を得るためdodaなども併用
他にエン転職とdodaも利用していました。他の転職エージェントを併用した理由は、多くの選択肢を持っておきたかったからです。しかし最終的にはリクルートエージェントの担当の方が一番親身になってサポートしてくれたので、他のエージェントはメールを確認する程度であまり活用しませんでした。
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この記事のまとめ
リクルートエージェントの企業スカウトメールについて解説しました。
企業スカウトメールは、あなたの登録情報を見て企業やリクルートエージェントの法人担当者が「ぜひ応募してほしい」とアピールして送られてくるメールです。
スカウトメールは内定を確約するメールではないものの、書類選考を通過する可能性が高かったり、書類選考を免除されることがあったりと利点のあるメールです。希望条件と合えば、ぜひ活用するようにしましょう。
また、多くのスカウトメールを受けるためにも、キャリアシートなど登録情報は充実させておくことがおすすめします。
この記事の情報を活用してぜひ効果的にスカウトメールを活用させて転職活動を成功に導きましょう。
サービス名 | おすすめポイント |
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リクルートエージェント |
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リクルートダイレクトスカウト |
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ビズリーチ |
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マイナビエージェント |
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doda |
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