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ブランク10年のママ薬剤師が語る役立つ勉強法と復帰の3つのポイント

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「前職から離れて数年たつけれど復帰できるのかな」
「ブランクがある場合の再就職ってどうしたらいいの? 」
出産や子育て、介護など環境の変化により薬剤師としてのキャリアがストップした場合でも以下の3つのことに注意すれば復職のチャンスはあります。
- ブランク薬剤師にとっての最適な働き方や希望条件を考える
- ブランク後復帰する予定の職場を自分の目で確認する
- ブランクを取り戻すための勉強をする
この記事では、薬剤師業界のブランクの基準や職場復帰を成功させる方法・勉強などを紹介していきます。
おすすめの転職サイト | ブランク可の求人数 | 求人の質 | 転職サポートの質 |
---|---|---|---|
マイナビ薬剤師![]() |
22,248件 (※1) |
◎ 4 |
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目次
薬剤師業界は何年からがブランク?理想の復帰期間は?
出産、育児を理由に休職していた場合、ブランクの目安は気になりますよね。一概にはいえませんが、「2年」が基準となっています。
なぜかというと、医療制度(調剤報酬や薬価など)は2年に1度変わるからです。そのため、2年が経過すると聞き慣れない薬や制度が出てくるパターンが多くなり知識やスキルがストップしてしまうからです。
復帰の目安としては、制度が変更になる2年を基準に考えてみるといいでしょう。
調剤薬局やドラッグストアなど各施設から見た理想の復帰期間も紹介しますので参考にしてみてください。
ブランク可の求人数 | 復帰までの理想ブランク期間 | |
---|---|---|
調剤薬局 | 17,427件 | 1年 |
ドラッグストア | 3,898件 | 1年 |
病院・クリニック | 1,444件 | 1年 |
企業 | 138件 | 3年 |
※ブランク可の求人数はファルマスタッフの求人数を参考にしています。
※2022年10月転職hub調べ
2〜3年ブランクがある薬剤師が抱える3つの悩み
以下のような悩みを転職エージェントに相談される薬剤師さんが非常に多いです。共感される方も多いのではないでしょうか。
- ブランク期間が長いと復職が大変なのではないか
- 復帰した職場でついていけないのではないか
- 復帰後の人間関係が心配
このような不安を払拭(ふっしょく)し、ブランクがあっても復職した、ある薬剤師さんの体験談をもとに復職時のポイントについて一緒に学んでいきましょう。
ブランク10年から調剤薬局に復帰したママ薬剤師から学ぶ復職の3つのポイント
まずは、子育てにより10年のブランクを経て職場に復帰したママ薬剤師の体験談を見て、その後に復職のポイントについて解説していきます。
40代│女性
10年のブランクでも復帰することができました
結婚を機に調剤薬局を退職し、専業主婦をしていましたが、今後子どもが大学に進学する際に私も稼げるようになる必要があると感じ、復職活動を始めました。
10年以上ブランクがあることも考慮して、最初から転職サイトに頼み相談に乗ってもらいました。さすがに希望は全部通りませんでしたが、調剤薬局に復帰できました。
職場にはお母さん薬剤師が多く、疑問にも快く答えてくれます。今はブランクをカバーすべく、初心に帰って勉強と実務に励んでいます。
1. ブランク薬剤師にとっての最適な働き方や希望条件を考える
薬剤師が復職する場合には、働き方を重視する必要があります。体験談に出てきた薬剤師は正社員として復職しましたが、どの働き方が良いかに正解はありません。
ここでは正社員、パート、派遣の働き方についてメリット・デメリットをまとめました。自分が一番かなえたい条件は何かを明確にして働き方を考えましょう。
メリット | デメリット | 時給 | |
---|---|---|---|
正社員 | 安定した収入が得られる | 時間の拘束がある | ー |
パート |
|
キャリアは築けない | 2,300円程度 |
派遣 |
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|
2,700円程度 |
また、あまり知られていませんが、単発派遣薬剤師といって月に数回働くという方法もあります。「いきなりがっつり働くのはちょっと…」という方にはおすすめです。
正社員は安定した収入を得ながらキャリアが積める
正社員の薬剤師として働くメリットは、なんといっても安定した収入が得られることでしょう。昇給やボーナス、退職金がありしっかり稼げるだけでなく、福利厚生も充実しているのが特徴です。
また、薬局やドラッグストアで働く正社員なら、経験を積んで管理薬剤師を目指すことも可能。正社員の薬剤師として働くと、キャリアアップと年収アップの両方が望めそうです。雇用期間に定めがないことが多いため、長く働ける雇用形態だといえるでしょう。
しかしながら、ときには残業せざるをえないこともあり、時間が拘束されてしまうことも。また、異動になって職場が変わる可能性もあり、勤務地の希望が通らないおそれもあります。
パート・アルバイトは勤務時間に融通が利き、ライフスタイルに合わせて働ける
パート・アルバイトの薬剤師として働くメリットは、転勤がないことや、自分の都合のいい時間に働けることが挙げられます。
自宅近くで働いたり、子どもの帰宅時間に合わせて仕事を終えられるため、仕事と育児の両立がしやすい雇用形態だといえるでしょう。雇用期間に定めがないため、同じ職場で長く働きたい人にオススメです。
しかし、パート・アルバイトという立場上、管理業務を担当することがなく、薬剤師としての勤務経験は積めてもキャリアアップを目指すのは難しいのが現状です。
派遣社員は時給が高いうえに時間の融通が利く
派遣社員の薬剤師として働く場合、短時間で高収入を得ることができるのがメリットです。
派遣社員の給与は勤務先ではなく派遣会社から支払われるため、多くの場合はパート薬剤師よりも時給が高くなる場合も。さらに、勤務時間の融通が利くため自分の都合に合わせて働くことができます。
しかし、パートやアルバイトの薬剤師と比較すると仕事量が多かったり、勤務地が選べないため通勤時間に時間がかかる場合も。雇用期間に定めがあるため、同じ職場に長く勤められないおそれもあります。
2. ブランク後復帰する予定の職場を自分の目で確認する
「当たり前のことじゃん!」と思われてしまいそうですが、本当に大事なポイントなので紹介します。
復帰後、転職エージェントに相談に来る薬剤師の多くが「条件が良くても人間関係が良くなかった…」という悩みを抱えています。職場を知るためには一度お客さんとして行ってみることをおすすめします。採用担当者が説明するのと自分の目で現場を確認するのとではまったく違います。わからないことをすぐ聞けそうな雰囲気か、会話は多いかなど確かめてみましょう。
また職場の薬剤師に同じような境遇の人がいるのかどうか確認するのも重要です。同じ境遇の人がいることでママ薬剤師の「子どもが熱を出して帰らなければならない」、「病院に連れていきたい」といった子育ての大変さやイレギュラーなことが起こることも理解してもらえるので、気兼ねなく休みを取ることが可能です。
3. ブランクを取り戻すための勉強をする
ブランクのある薬剤師の場合、これまでの知識を忘れてしまうというよりも新しいことをキャッチアップするのが難しいと感じる方が多いようです。新しい知識を身につけるための効率的な方法をページ下部で紹介していますのでご覧ください。
ブランク薬剤師が再就職するためには転職エージェントの利用がおすすめ
復職時のポイントをご紹介してきましたが、職場の環境を知るのも働き方を選択するのも復職が初めての人には難しいですよね。ましてや子育てをしながら職場探しとなるとなかなか思うように進まないもの。
そのため復職する際には薬剤師転職エージェントを利用することをおすすめします。エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、その職場の内情や研修制度について教えてくれるなど相談役となってくれます。
ブランク薬剤師が転職エージェントの選ぶときの3つのポイント
ブランクのある薬剤師が転職エージェントを選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
ポイント1.ブランク可の求人数が多いエージェントを選ぶ
ブランクがあることを不安に思っているなら、ブランク可の求人を多く取り扱っているエージェントを選びましょう。
なぜなら、ブランク可の求人を多く保有している転職エージェントであれば、多くの求人を紹介してくれるだけではなく、ブランクのある薬剤師が採用されやすい業種や安心して働ける職場選びなど、応募に関して的確なアドバイスが期待できるからです。
これまでの転職実績をもとに、ブランクを払拭できるようなアピール方法を一緒に考えてサポートしてくれるので心強い存在になるでしょう。
ポイント2.対面での面談方法が選べる
面談を「電話」で行うエージェントと、「対面」で行うエージェントの2種類が存在します。
いずれもヒアリングを行うことに変わりないとはいえ、おすすめしたいのは対面での面談です。実際に会って話したほうが、転職に対する考え方や意欲が伝わりやすく、また、転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーとの相性を見極めることもできるでしょう。
対面と比較すると、電話での面談は移動時間や交通費をカットすることが可能。早く求人を紹介してもらいたい人、効率的に転職活動を進めたい人に向いているといえるでしょう。
しかし、時間や費用が許すなら、やはり対面での面談がおすすめ。担当者にしっかり話を聞いてもらったうえで転職に対する希望条件をすり合わせるためにも、対面での面談を行っているエージェントを選びましょう。
ポイント3.派遣求人を保有している
派遣期間が決まっている派遣薬剤師は、ブランク明けの薬剤師がチャレンジしやすい傾向にあります。
しかし、正社員やパートと比較すると求人数が少ないため、転職エージェントに登録する前に、派遣求人を保有しているかどうかを必ずチェックしておきましょう。
まずは派遣薬剤師として復職し、契約更新時に勤務先を変更したり、実際に職場の雰囲気を確かめてから正社員として働くかどうかを検討することも可能です。
ブランクがある薬剤師におすすめの薬剤師転職エージェント3社比較
薬剤師転職エージェントを3つのポイントで比較してみました。エージェント選びの参考にしてみてください。
おすすめの転職サイト | ブランク可の求人数 | 求人の質 | 転職サポートの質 |
---|---|---|---|
マイナビ薬剤師![]() |
22,248件 (※1) |
◎ 4 |
◎ 3.9 |
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薬キャリAGENT![]() |
8,914件 | ◎ 4 |
◎ 3.7 |
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ファルマスタッフ![]() |
24,875件 | ◎ 4 |
◎ 3.5 |
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※2025年3月時点
※1 マイナビ薬剤師は「ブランク可」の求人検索不可のため「未経験者も応募可能」で検索
マイナビ薬剤師は求人数の多さとていねいなサポートでブランク薬剤師でも安心
マイナビ薬剤師
おすすめポイント
- 全国14ヶ所に拠点があり、対面面談で転職に関する悩みや不安をていねいにヒアリング
- はじめての転職で登録した転職サイトNo.1(アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 )
- 平均紹介求人数が14.2件と業界トップレベルで、豊富なバリエーションの求人
おすすめの薬剤師
- 初めて転職をする20代・30代の薬剤師
- 種類豊富なたくさんの求人から選びたい薬剤師
- ドラッグストアへの転職を希望している薬剤師
マイナビ薬剤師の特徴
マイナビ薬剤師では、薬剤師専任のキャリアアドバイザーに対面でキャリア相談ができるのが特徴です(現在は電話やテレビ電話でのWeb面談も可能)。
全国14会場で面談を行っているほか、出張転職相談会も開催。コミュニケーションが取りやすいことから、より質の高いサポートが受けられそうです。
また、マイナビ薬剤師では正社員求人を多く保有しており、サイトに掲載されている求人の8割以上が正社員求人です(2022年10月24日時点)。職場としては、企業やドラッグストアの求人が多いため、これらの場所で働きたい薬剤師におすすめの転職サイトです。
「はじめての転職で登録した転職サイト」と「利用者満足度」の2項目でNo.1※を獲得している大手転職サイトということもあり、安心して利用することができそうです。
※薬剤師の人材紹介サービス15ブランドにおける調査。アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2021年7月)
薬キャリAGENTはママ薬剤師の転職実績が豊富
薬キャリAGENT
*2025年3月時点おすすめポイント
- 医療業界トップクラスのM3キャリア運営で専門性の高さに定評
- 迅速な対応、早い連絡が多くの薬剤師から好評
- 求人検索時にママ薬剤師向けの項目あり
おすすめの薬剤師
- スピーディーに早く転職したい薬剤師
- 家事育児と仕事を両立させたい薬剤師
- 病院求人を探している薬剤師
薬キャリAGENTの特徴
薬キャリAGENTは、34,686件もの公開求人を保有しており、正社員以外にもパート、派遣、紹介予定派遣と幅広い働き方から希望の職場を探すことができるのが特徴です(2025年3月時点)。
豊富な求人数以外にも、「ママ薬剤師にお薦め」「産休・育休実績あり」「未経験・ブランクのある方可」といった求人を多く取り扱っており、ママ薬剤師への求人紹介実績も多数あるのもポイント。仕事と育児が両立できる仕事を見つけることができそうです。
スピード感のある転職サポートに定評があり、最短即日最大10件の求人を紹介してもらえる場合も。転職を急いでいる人にもおすすめの転職サイトです。
「薬剤師登録数No.1※」を誇っており、多くの人に支持されている薬剤師専門の転職支援サービスだといえるでしょう。
※2015年3月 M3キャリア株式会社調べ
ファルマスタッフならば派遣やパートなど正社員以外の働き方から選べる
ファルマスタッフ
おすすめポイント
- 地域密着型の転職サイトで、エリア状況を詳しく把握
- 職場の雰囲気や忙しさなど求人情報だけではわからない情報を提供
- 日本調剤グループのノウハウを活かした教育・研修制度が充実
おすすめの薬剤師
- 調剤薬局に転職したい薬剤師
- 派遣・パートで働きたい薬剤師
- 地方での転職を予定している薬剤師
- 現職より高収入・好条件を希望している薬剤師
ファルマスタッフの特徴
ファルマスタッフは正社員やパートだけでなく、派遣や紹介予定派遣求人も取り扱っているため、幅広い働き方から転職先を探すことができるのが特徴です(2022年10月24日時点)。
職場としては、全体の求人数52,802件のうち、約75%の32,882件が調剤薬局の求人であるため、調剤薬局で働きたい薬剤師におすすめの薬剤師転職サイトだといえるでしょう。
日本調剤グループの一員であるファルマスタッフには薬剤師の教育ノウハウがあるため、求人を紹介してもらえるだけでなく、教育サービスが受けられるのも特徴のひとつ。
派遣薬剤師として就業する前には入職時の導入研修が受けられるほか、1年ごとのキャリア支援研修、スキルアップ講座、実質無料で日本薬局学会主催のファーマシーセミナーに参加することも可能です。
ファルマスタッフは、サービス開始から22年の薬剤師転職支援実績があり、「転職相談の満足度」は96.7%(※1)、「薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1(※2)」に輝いていることから、納得のいく転職活動ができそうです。
※1 お客様満足度アンケート(2022年7月14日~8月12日実施)による
※2 日本マーケティングリサーチ機構調べ(調査月:2021年11月)
ブランク薬剤師におすすめの勉強方法3選を紹介
最後に、復職を決めた方が効率良く勉強するための方法を3つご紹介します。自分に合っているなと感じた方法を試してみてください。
ブランク薬剤師におすすめの勉強方法3選
勉強方法1.インターネット、本を活用する
インターネットや本で情報を集めることは、仕事を休んでいる時期にも取り組むことができる手軽な方法です。くすりのしおりや日経DI、薬事日報など薬剤師向けの情報誌を日々チェックすることでブランク明けにも新しい知識に戸惑うことなく業務に取り組めます。お出かけの移動時間や夜寝る前など隙間時間での勉強をおすすめします。
くすりのしおり
「くすりのしおり」は、患者さんと医療関係者のコミュニケーション促進のために作成された、お薬の情報サイトです。患者さんにわかりやすい表現で処方薬の説明が記載されているのが特徴。服薬指導の参考になるでしょう。
薬の説明は販売している製薬企業が作成しており、毎日更新されているのもポイント。最新の情報が得られる、役立つサイトです。
日経DI(日経ドラッグインフォメーション)
「日経DI」は、薬局薬剤師向けの月刊誌です。薬剤師としてのスキルアップやマネジメントに役立つ特集が組まれており、具体的で今すぐ役立つ情報が満載。
また、新薬の薬学的情報や処方監査のポイント、服薬指導で伝えるべき事項が毎号掲載されるので、日常業務に必要な最新情報を取り入れることができるでしょう。
創刊以来人気のクイズコーナーでは、楽しみながら実践的なノウハウや知識を身につけることができそうです。オンラインでの購読も可能です。
薬事日報
「薬事日報」は、薬事に関する情報を扱う新聞です。1943年の創刊以来、医療機関や薬局、薬店で広く購読されています。薬事行政、経済、医療など、薬剤師として知っておくべき業界情報を得ることができます。月・水・金曜日の週3回発行されている新聞の他、薬事日報の記事を掲載した「薬事日報 電子版」もあり、業界情報をパソコンやスマートフォンで手軽に入手することが可能です。
勉強方法2.復職支援プログラムを使う
公益財団法人の日本薬剤師研修センターや一般社団法人の日本女性薬剤師会などは薬剤師の教育や研修を行っています。講演会のほかにビデオ研修やe-ラーニングなどが受けられます。独学ではなく講師と一緒に勉強することで知識や自信を取り戻せます。本やインターネットだけでは不安という方はこのような支援を受けることをおすすめします。
日本薬剤師研修センター
公益財団法人日本薬剤師研修センターでは、薬剤師が常に新しい知識と技能を習得するため、研修会を開催したり、研修認定薬剤師の認定などを行っています。
サイトではセンターが主催する研修会を知ることができるほか、他機関と共催する研修会や他機関が主催する研修会の情報も掲載。e-ラーニング研修やビデオ・オン・デマンド研修もあるので、自分の都合のいい時間に好きな場所で学ぶこともできます。
受講できる研修
- 研修認定薬剤師制度の研修
- 漢方薬生薬認定薬剤師制度の研修
- 小児薬物療法認定薬剤師制度の研修
- 認定実務実習指導薬剤師制度の研修
- 1日薬局・病院実務研修(小児新規認定研修のみ)
日本女性薬剤師会
一般社団法人日本女性薬剤師会では、世の中のニーズに合った薬剤師になるための通信講座を開講しています。薬剤師継続学習通信教育講座では、年8回の通信教育講座と1回のスクーリング参加により、15単位の取得が可能に。自己研修として受講する場合でも5単位取得できるので、必要なスキルを自分のペースで学ぶことができそうです。
開講講座
- 薬剤師継続学習通信教育講座
- 薬剤師生涯学習コース
- 移動セミナー
- e-ラーニング自己研修
勉強方法3.研修制度がある転職先を選ぶor求人サイトを利用する

求人サイトで研修ありという職場に転職することができれば、働きながら研修を受けたり勉強会に参加したりすることができます。ブランクを埋めるために必要な研修を受けることができます。注意してもらいたいのは、全ての企業に研修制度があるわけではなく、「研修あり」と記載してあっても簡単な説明だけの研修を行う企業もあれば、じっくりと3ヶ月程度の研修を行う企業もあるということ。職場の研修制度を利用したいと考えている場合には自分で判断せずに、一度転職エージェントに相談するのがおすすめです。
また、研修制度を設けている転職エージェントを利用するのもおすすめです。なかでもファルマスタッフという転職サイトでは登録すると次のような教育制度を利用することができます。
e-ラーニング制度
医薬品をベースにした実務から保険薬剤師に必要な法律や保険制度まで、ドリル演習タイプで学習できるプログラムを利用できます。10日間無料体験版があるため興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか。
【利用者の声】(40代│女性)
しばらくブランクがあったので復職前の勉強に使っています。ドリルを解きながら、弱点を知ることができ、腕慣らしにちょうどいい教材でした。
【利用者の声】(20代│女性)
クイズを解くように学習することができて楽しめました。動画のタイプと異なり、自分のペースで進めることができるのが良かったです。通勤時間を利用して少しずつ進めました。
まとめ
たとえブランクがあっても、薬剤師は復職が望める職種です。
しかし、再就職を成功させるためには、ブランクを取り戻すために自ら学ぶだけでなく、転職のプロに転職支援を依頼することもおすすめです。頼りになる転職エージェントに出会うことが転職成功への近道です。まずは、自分の希望条件に合った求人を保有する転職エージェントを探し、最新の薬剤師転職市場を知るところから始めてみましょう。転職活動への不安も解消され、希望に合った転職先が見つかるはずですよ。
おすすめの転職サイト | ブランク可の求人数 | 求人の質 | 転職サポートの質 |
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マイナビ薬剤師![]() |
22,248件 (※1) |
◎ 4 |
◎ 3.9 |
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薬キャリAGENT![]() |
8,914件 | ◎ 4 |
◎ 3.7 |
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ファルマスタッフ![]() |
24,875件 | ◎ 4 |
◎ 3.5 |
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※2025年3月時点
※1 マイナビ薬剤師は「ブランク可」の求人検索不可のため「未経験者も応募可能」で検索