更新日時:
薬剤師転職サイトを選ぶなと言われる人の理由や特徴とは?失敗しないためのコツも
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
「薬剤師は転職サイトを選ぶなと聞いたけれど本当?」
「転職成功させるためには薬剤師転職サイトは使わないほうがいいの?」
薬剤師が転職サイトを選ぶな、使わない方がいいと言われる背景には「連絡がしつこい」「希望に合う求人を紹介されない」といった理由が挙げられます。
しかし、厚生労働省の調査*によると病院薬剤師の13.7%、薬局薬剤師の26.9%が転職サイト経由で入職先を見つけているという結果もあるなど、転職サイトを使ったほうが転職活動を有利に進められることも。
*厚生労働省「図表389転職・復職時に現在の勤務先を初めて知ったきっかけ(問1-21)」より作成、その他・無回答は除く
また、薬剤師転職サイトには次のようなメリットも手に入るので、薬剤師の方は転職サイトの利用も前向きに考えてみましょう。
薬剤師転職サイトのメリット
- 非公開・独占求人を紹介してもらえる
- 職場の人間関係などの内情を教えてくれる
- 応募書類や面接のアドバイスを受けられる
転職hubがおすすめする薬剤師転職サイトは、次の3社です。
薬剤師におすすめの転職サイト
この他にも、転職hubでは実際に薬剤師転職サイトを利用した160人が選ぶ薬剤師転職サイト11社をランキングで紹介。年代別や雇用形態別、職場別におすすめの薬剤師転職サイトを知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
目次
薬剤師転職サイトを選ぶなと言われる4つの理由
薬剤師が「転職サイトを選ぶな」と言われる理由は何でしょうか。
実際に薬剤師転職サイトを利用した薬剤師20人からの口コミをもとに、薬剤師転職サイトを選ぶなと言われる理由は以下の4つです。
薬剤師が転職サイトを選ぶなと言われる4つの理由
それぞれの理由を、利用した薬剤師の口コミとともに深掘りして解説します。
理由1.キャリアアドバイザーからの連絡がしつこいと感じることがある
転職サイトに登録するとキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれますが、そのキャリアアドバイザーからの連絡に嫌気が差してしまう薬剤師は多いようです。
たとえば「新着求人が出ました」といった電話、求人への応募可否を尋ねるメールなど、人によってはこうした連絡が毎日届くことも。
転職サイトとしては、求職者の希望にマッチする求人をいち早く紹介したいという気持ちから求人案内などの連絡をこまめに送りますが、利用者としてはそこまで頻繁に連絡を求めていないこともあり、特に仕事中にしつこく連絡をされたことで嫌悪感を抱いてしまう薬剤師は少なくないようです。
キャリアアドバイザーからの連絡がしつこいと感じた薬剤師からの口コミ
28歳男性/大手調剤薬局から転職
毎日のように連絡があった
複数の転職サイトに登録しました。しかし、毎日のように電話がかかってきたため電話対応が難しい、メールでの対応をお願いしても、そのメールで電話はいつできますか?面談はいつにしますか?などの連絡が殆どで、面談をしないと求人を紹介してくれないのがとても不便だと感じました。
35歳男性/製薬会社から調剤薬局を経て総合病院へ転職
深夜に連絡が何度もあり苦労した
ある薬剤師転職サイトを利用していましたが、連絡が来るのが不定期でエージェントさんとやり取りをするのに苦労をしました。LINEで連絡しても2日経ってやっと返信が来たり、深夜に返信が来るということも何度もありました。また平日の仕事をしている時間にいきなり電話がかかってくるということもありました。
理由2.希望条件に合った求人の紹介が受けられない
転職経験者の薬剤師に対し、当編集部が独自に調査したアンケート結果を見ると、およそ半数の方が希望した求人の紹介を受けられなかったと回答。精度の低い紹介や、求人の少なさに対し、期待外れな印象を持った薬剤師が多いことが分かります。
「希望条件に近い求人を探してくれること」が転職サイトを使う大きなメリットですが、実際のところ、キャリアアドバイザーによってその精度はまちまち。
紹介してもらった求人を辞退した途端、キャリアアドバイザーからの返信が急に来なくなったり、「試しに登録してみました」と伝えたら対応がずさんになり、求人を紹介されるまで3週間ほど待たされたりした方もいたようです。
希望条件に合った求人の紹介が受けられないと感じた薬剤師からの口コミ
36歳女性/企業から調剤薬局へ転職
希望を伝えたがそっけない態度だった
仕事中や保育園の送迎がある夕方に電話がよくかかってきていました。電話を取らないと延々と着信履歴が残っていくので精神的に苦痛でした。一度電話でお話しした時には、私が希望するパートの仕事はないと説明され、寄り添うことはなくそっけなかったことなどもあり次に利用することは無いと思います。
26歳男性/調剤薬局から調剤薬局へ転職
地方の求人はほとんどなかった
最初は、おもに地方の薬局勤務を希望していたのですが、薬剤師の仕事の募集は東京に集中していたため地方の求人がほとんどなく、さらに希望の条件に満たないモノが多かったので地方の仕事はあきらめた経験があります。
35歳男性/病院から調剤薬局へ転職
試しに登録したと伝えると対応が悪くなった
初めての転職ということもあり、試しにどれくらい上がるのか登録してみたということを言ったら、対応がものすごくずさんになりました。リストを送ってもらうのも3週間ぐらいかかり、それもこちらからまだですかと催促しないといけませんでした。連絡も途中から来なくなり見切られたような気持ちになり、早期の段階で利用を諦めたのを覚えています。
34歳女性/企業から調剤薬局へ転職
求人を断ると説教された
転職サイトに登録しましたが求人数が少なく、提示された求人も条件に合うものではありませんでした。条件が合わないと断ると「そんな条件ではこの地域は難しい。この貴重な求人を断るなんて。相場を見て考え直した方が良い。」と説教じみた返答をされ不快でした。
29歳女性/ドラッグストアから企業へ転職
紹介求人を辞退すると返信がこなくなった
最初はていねいに対応してくださいましたが、私が紹介していただいた求人を辞退してから急に返信が来なくなりました。後日、担当者ではない方から連絡があり、辞退したことが共有されていませんでした。
理由3.キャリアアドバイザーから転職を急かされることがある
口コミを見ると、キャリアアドバイザーから転職を急かされたという内容も目立ちます。
なかには「今すぐ転職すべき!」「面接の予定を入れましょう」と説得され、言われるがままに面接を受けてしまった方も。求人への応募を断ったことに対し、批判的な言葉を投げかけられた方もいたようです。
求職者のキャリアを真摯に考え、転職活動を無理強いしないキャリアアドバイザーも大勢いますが、内定数などの売上ノルマが課されていることもあり、とにかく面接を受けさせようとしてくるキャリアアドバイザーがいるのも事実。運悪くこうした人にあたってしまうと、転職に向けたモチベーションが大きく下がってしまう可能性もあるでしょう。
キャリアアドバイザーから転職を急かされることがある感じた薬剤師からの口コミ
29歳女性/調剤薬局から調剤薬局へ転職
担当者の押しに負けてしまった
転職活動がなかなかスムーズに行かず、転職の予定を半年先へ伸ばしたいと担当者に伝えたところ、 「今すぐ転職すべきです!」「紹介した求人はあなたに合ってるかと思います。面接の予定を入れましょう」と長時間の電話で説得を続けられました。夜遅くだったこともあって、転職活動で疲れ果てていた私は押しに負けてしまい、言われるがままに面接、転職を決めてしまいました。 大手の転職エージェントにも悪質な担当者がいるのだなということを学びました。
34歳男性/病院から調剤薬局を経て企業へ転職
言われるがままの状況だった
成功報酬なのもあるのか、とにかく急いで転職させようとするサイトが圧倒的に多かったです。 初めての転職では知識や業界の情報も少なく、言われるがままに信じているような状況でした。 特に初めての転職の際は面接後も何を聞かれてどう答えたのかなど当日中に連絡が来て、当時は「熱心なエージェントだな」と思っていたが、今思えば情報収集をされていただけなのかなとも思います。
理由4.入職後にギャップを感じることがある
無事に内定をもらって入職したものの、事前に共有を受けていた職場とは異なる環境だったことに対し、転職自体を後悔する薬剤師も少なくありません。
転職サイトは医療機関に足しげく通っているため、その職場の雰囲気や勤務条件などを深く理解しているのはたしかです。
しかし、転職サイトによっては数千〜数万件の求人を扱っていることもあり、情報が古い求人が出てしまうことから、医療機関についての異なった情報を伝えてしまうケースも散見されます。
入職後にギャップを感じた薬剤師からの口コミ
34歳女性/製薬会社から調剤薬局へ転職
入社後に提供された情報が違うと気づいた
親身になって話を聞いてくれて、いいエージェントだなと思っていました。しかし入社してから、提供された情報が色々と間違っていることがわかりました。例えば、業界でも珍しく借金がないと聞いていたのに、実際はかなりの借金がありました。結局別の会社の支援を受けることになり、なんとか経営は続いていますが、人員は削減され、ボーナスは減り大変な思いをしました。
40歳男性/グループホームから高齢者福祉施設へ転職
入職してみると人間関係が悪かった
実際に紹介をいただいた職場では薬剤師の人数が少なく、人間関係はかなりギスギスしていました。それにストレスを感じてしまい、仕事の愚痴や他人の悪口ばかり言っている人がいるのであまり職場の雰囲気が良くない感じがしました。
薬剤師転職サイトを効率的に利用するための4つのコツ
自分に合った薬剤師転職サイトを使ううえで、特に意識しておきたいコツを4つ紹介を薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーからの意見とともに紹介します。転職で失敗したくない方は押さえておきましょう。
薬剤師転職サイトを効率的に利用するコツ
コツ1.連絡がしつこい場合は連絡方法・時間・頻度をあらかじめ伝える
転職サイトを使う場合は、連絡をほしい時間帯や頻度、連絡手段などをあらかじめ伝えておくのがおすすめ。こうすることで、転職サイトから届く連絡に対してのストレスを減らせます。
そもそもキャリアアドバイザーは、求職者の人柄や雰囲気も考慮したうえで医療機関を紹介してくれます。そのため求職者とのコミュニケーションをあえて増やし、「その人自身について深く理解しよう」と努めているキャリアアドバイザーも多いのですね。
こうした背景を踏まえつつ、それでも連絡の多さが煩わしく感じられる場合は、次のような希望をキャリアアドバイザーに伝えてみてください。
連絡がしつこい場合の対応
- 連絡がほしい時間帯を伝える(平日の18時~20時、など)
- 連絡を希望する頻度を伝える(電話連絡は2日に1回にしてほしい、など)
- 希望する連絡手段を伝える(電話ではなくてメールで連絡してほしい、など)
コツ2.希望条件に合わない求人の詳細をしっかりと伝える
希望条件に合わない求人を紹介されたときは、具体的にどの部分が希望と合わないのかをキャリアアドバイザーにしっかり伝えることが大切です。
こうした擦り合わせをていねいにおこなうことで、より精度の高い求人の紹介を受けられるようになります。
ちなみにキャリアアドバイザーは、求職者の希望とは多少違っても「この方の経歴やスキルなら、この職場でキャリアアップできる、年収を上げられる」といった求人を提案してくれることも。薬剤師のキャリア・転職市場に精通したプロの視点をもとに、幅広い視点から求人を紹介してくれるのはメリットともいえるでしょう。
キャリアアドバイザーは、経歴や希望条件に加えて、お人柄や雰囲気、将来のキャリアをもとに企業とのマッチングを行います。
当然のことながら、ある程度コミュニケーションを取らなければ「お人柄」や「雰囲気」はわからないため、できれば対面で、難しいならばオンラインでのコミュニケーションをとったほうが、キャリアアドバイザーからご希望やご自身にあった求人を紹介してもらえる可能性は高まります。
また、今は薬剤師の転職は買い手市場。給与等の条件も下がってきており、医療機関側が求職者を選べる状態、つまり内定は狭き門です。そんな現状にご自身の希望が合っているのか、キャリアアドバイザーに相談をしてみるのも一つの手です。
希望条件に合った薬剤師転職サイトに登録する
希望条件を何度も伝えているにも関わらず、条件とは異なる求人の提案を受け続ける、あるいは求人の紹介が途絶えてしまった場合は、別の転職サイトの利用も考えましょう。その転職サイトは、自分が希望する求人をそもそも保有していない可能性が高いからです。
薬剤師向けの転職サイトには、地方の転職に強い、高年収求人が多いなど、それぞれ得意とする領域・ジャンルがあります。
そのため、希望条件が明確な方は、転職サイト選びの際に希望条件にマッチする求人を保有しているかもしっかりとチェックしておきたいですね。
コツ3.転職したい時期を明確にし今すぐ転職を希望していない旨を伝える
ほかの候補者が面接に進んでいる、求人が間もなく締め切られる、といった関係もあり、求人への応募や面接への参加、内定承諾などを急かしてくる転職サイトは少なくありません。
一方で転職を今すぐに考えていない方は、こうした早いペースについていけないこともあるでしょう。
こうした場合には、登録した理由や、転職希望時期をキャリアアドバイザーに具体的に伝え、それらをもとにスケジュールを組み立ててもらうのがおすすめ。
転職支援サービスの提供期間が決まっている場合もあるため、登録する際はその転職サイトのサポート期間も確認しておきましょう。
コツ4.入職後のギャップを抑えるためには営業担当者からも情報を聞く
薬剤師転職サイトには、求職者を支援するキャリアアドバイザーのほかに、医療機関の採用支援を担っている営業担当者も在籍しています。
基本的に、医療機関とは営業担当がやり取りをしているため、職場の雰囲気や就業条件など、こうした内部情報についてタイムリーかつ濃い情報を手にしているものです。
そのため気になることがある方や、入職後のギャップを少しでも減らしたい方は、営業担当にも話を聞いてみましょう。キャリアアドバイザーにお願いし、応募予定の医療機関を担当している営業担当者と話せる機会を作ってもらいましょう。
薬剤師が転職するなら転職サイトよりも直接応募の方が採用率が高いって本当?
「直接応募したほうが採用確率が高まる」と耳にした方もいるかもしれませんが、実際には薬剤師転職サイトで複数の内定を取る方も珍しくないですし、そこまで不利になることはないでしょう。
そもそも、こう言われる背景には紹介料が関係しています。
薬剤師を採用できた場合、医療機関は転職サイトに紹介料を払う必要がありますが、自社ホームページ経由で応募してきた人を採用すれば紹介料は不要。そのため同じスキルの薬剤師から応募があったとすると、直接応募してきた薬剤師を優遇する場合があるのです。
しかしながら、求職者に向けてアピールする機会を増やせる、応募数を増やせるといった理由から、コストをかけてでも転職サイトを使う医療機関は少なくありません。以下の表を見ても、転職サイト経由で薬剤師を採用している医療機関が多いことが分かります。
▼薬剤師の募集方法
病院 | 薬局 | |
---|---|---|
自社募集 | 31.9% | 11.7% |
転職サイト(人材紹介会社) | 23.3% | 31.6% |
派遣会社 | 1.4% | 5.9% |
*厚生労働省「薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書 」図表158 問合せや応募につながることが多い薬剤師の募集方法(p.140-141)
自己応募の場合、書類選考を通過して面接する際に、HPを見ると思いますが、薬局は小規模の会社が多いためHPが整っていないこともあります。
その場合、理念や方向性の情報が不足しているため、企業にとって求職者はどんなメリットがあるのかなどのアピールの材料が見つかりにくいことも。
しかし、キャリアアドバイザーは、あらかじめ企業が求めていることを把握しているため、求職者のスキルや経歴と紐づけてお伝えすることができ、内定確率を上げることができます。
また、当然のことながら合否はその方の人柄やスキル、企業理念とのマッチ度など、様々な要素を加味して決まりますので、単純に応募経路だけでは決まりません。
加えて、今の薬剤師の転職は狭き門、自己応募で誰のアドバイスも受けずに書類選考と面接を通過することは簡単ではありません。内定を勝ち取るための書類の書き方や面接対策のアドバイスを得るという点で転職サイトを使うという手もあります。
薬剤師転職サイトを使わない方がいい薬剤師3つの特徴
薬剤師転職サイトを実際に利用した方からの口コミ、そして医療機関の特徴などの情報をもとに、薬剤師転職サイトを利用しないほうがいい方の特徴を3つ紹介します。
薬剤師転職サイトを使わない方がいい薬剤師3つの特徴
特徴1.転職したい職場が決まっている薬剤師
「業界の大手3社に行きたい」「近所にある、あの調剤薬局がいいな」など、働きたい職場が明確に決まっている方は薬剤師転職サイトを使わなくても良いでしょう。
転職サイト経由で人材を採用した場合、そのサイトに紹介料を支払う必要がありますが、直接応募してきた薬剤師を採用すればこうしたコストは不要。そのため医療機関によっては直接応募の薬剤師を優先することもあるため、転職したい職場が決まっている場合には無理に転職サイトを使わなくても良い場合もあります。
特徴2.公務員薬剤師への転職を目指している薬剤師
公務員薬剤師を目指している方は、転職サイトでは求人が見つからない可能性が高いでしょう。
転職サイトに「公務員薬剤師」の求人が少ない理由
- 募集人数がかなり少ないから
- 官省庁のホームページなどで募集しているから
公務員薬剤師の募集人数は、かなり少なめ。 たとえば薬系技官(国家公務員の薬剤師)の場合、平成31年から令和6年までの採用人数は平均8.2人*です。
公務員薬剤師は官省庁のホームページなどで応募を受け付けているケースが大半のため、転職サイトでの取り扱いはほぼ期待できません。
*厚生労働省「薬系技官採用情報 採用・説明会・官庁訪問情報」
特徴3.自分のペースで転職活動を進めたい薬剤師
転職活動をマイペースに進めたい薬剤師の方も、転職サイトの利用はおすすめできません。多くの薬剤師転職サイトがサポート期間を定めているため、利用者としてはその期間内に転職活動を終える必要があり、場合によっては求人への応募などを急かされる場合もあるからです。
転職を急いでいる薬剤師の中にはスピード感のあるサポートを求める方も多いですが、「とりあえず求人を見てみたい」「今の職場をすぐに離れるつもりはない」という方にとっては、そのスピード感がむしろストレスに感じてしまう可能性が高いでしょう。
薬剤師転職サイトを利用しない場合の転職方法
働きたい職場が明確に決まっている方、または公務員薬剤師への転向を考えていたり、マイペースに転職活動を進めたいと思っていたりする方は、次の方法で転職活動を進めてみましょう。
それぞれのメリット・デメリットもお伝えしますので、参考にしてみてください。
薬剤師転職サイトを利用しない場合の転職方法
医療機関や企業の採用ページから直接応募する
1つめの方法は、医療機関や企業の採用ページから直接応募することです。転職したい病院・企業などがすでに決まっている薬剤師におすすめです。
この方法のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
医療機関や企業の採用ページから直接応募する | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
求人広告サイトから応募する
2つめの方法は、求人広告サイトから応募することです。求人広告サイトとは、求人が一覧で掲載してあるWebサイトやフリーペーパーを指します。
この方法のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
求人広告サイトから応募する | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
ハローワークを経由する
3つめの方法は、ハローワーク経由で応募することです。ハローワークとは、厚生労働省が運営する公共職業安定所のこと。求人の検索や応募、キャリアカウンセリングなどを無料で受けることができます。
この方法のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
ハローワークを経由する | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
友人や知人からの紹介を受ける
4つめの方法は、友人や知人から紹介を受けることです。薬剤師として働いている知り合いがいる場合は、その方の職場で人員を募集しているタイミングで声をかけてもらいましょう。
この方法のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
友人や知人からの紹介を受ける | |
---|---|
メリット |
|
デメリット |
|
失敗を防ぐために!薬剤師転職サイトの選び方
薬剤師転職サイトは便利なサービスですが、何も考えず、ただ闇雲に登録してしまうと転職失敗の要因となってしまうことも。
数ある薬剤師転職サイトの中から自分にぴったりのサイトを見つけるためにも、次の3つのポイントを踏まえて選ぶようにしましょう。
選び方1.全体の求人数が多い薬剤師転職サイトを選ぶ
まずは全体の求人数が多い薬剤師転職サイトを選びましょう。
保有求人が多い転職サイトほど紹介数も多い傾向にあるので、希望条件を満たす求人に出会える確率が高いからです。非公開求人や独占求人など、好条件・高待遇の求人を紹介してもらえる可能性も高いでしょう。
非公開求人とは、企業が秘密裏に採用したい幹部ポジションの求人や、人気求人ゆえに応募が集まり過ぎてしまうことから一般には公開されていない求人のこと。転職サイト登録者のみ、紹介を受けることができます。
独占求人とは、その転職サイトのみが扱っている求人のこと。紹介を受けることで応募先の選択肢を広げることができ、その転職サイトの登録者のみが応募できることから競争率が低い、といったメリットもあります。
選び方2.実際に利用した薬剤師の口コミや評価を確認する
利用者からの口コミや評価も、転職サイト選びでは重視したいポイントのひとつ。
どんな薬剤師にどのサイトが最適なのか、という判断基準が手に入りやすい点ががあります。
ちなみに、悪い口コミが多いからといって自分に合わないとすぐに判断するのはNG。キャリアアドバイザーとの相性によって転職サイトへの印象は大きく変わるものですし、自分が納得して利用できるかが転職サイト選びでは特に大切な意味を持つからです。
そのため気になるサイトがあれば、まずはキャリアアドバイザーに会って相談し、その人との相性を確かめてみることをおすすめします。
口コミでは、サイト全体のことよりもキャリアアドバイザー個人を評価している場合が多いので、悪い口コミが多いからといって、悪い転職サイトではないとは思います。
また、例えば、連絡頻度の多い熱心なキャリアアドバイザーも、人によって「わずらわしい」と感じる方もいれば、「親身にサポートしてくれている」と感じる方もいます。
要は、キャリアアドバイザーの対応の感じ方も人それぞれ、相性が重要なため、実際にキャリアアドバイザーと話をしてみて見極めるのが大切です。
選び方3.薬剤師転職サイトを複数登録して比較する
薬剤師転職サイトは1つだけではなく、複数のサイトに登録しましょう。求人の質やキャリアアドバイザーとの相性、サポートの手厚さなどを比較することで最適なサイトを選べるようになるからです。
特に東京など大都市圏の薬剤師求人を探している方は、複数利用によってかなり多くの求人を比較検討できるでしょう。
複数サイトを利用すると独占求人を紹介してもらえる可能性も高まります。さまざまなキャリアアドバイザーから、それぞれの視点で応募書類や面接のアドバイスをもらうことで、より質の高い選考対策もできるようになります。
>>>薬剤師におすすめの転職サイトを確認する
薬剤師転職サイトを利用する6つのメリット
薬剤師転職サイトに対しては否定的な声もありますが、人によってはそれを上回るメリットが手に入るのもたしかです。
ここでは、薬剤師転職サイトのメリットを6つ紹介します。
薬剤師転職サイトを利用する6つのメリット
メリット1.ヒアリングにより求職者の強みや性格について客観的アドバイスを受けられる
薬剤師転職サイトを使うと客観的な目線からアドバイスを受けられます。
自分の強みやどんな人間なのかを語れるようになることで、面接でしっかりとアピールできるようになるなど、さまざまなメリットが手に入るでしょう。
そもそも求職者は、あくまで評価される立場のため、相手から自分がどう見えているかを理解しておくことが欠かせません。
そこで大切なのが、自己分析。そしてこれまで数多くの薬剤師と接してきたキャリアアドバイザーは、人の特徴を見抜くプロです。面談でのヒアリングをもとに、強みや性格などを的確に示してくれます。
内定獲得の難易度が上がっているからこそ、自己分析とそれを他者に上手に伝えるための練習は大切です。
キャリアアドバイザーを相談相手に、これまでの経歴やキャリアの方向性、今回の転職の目的や希望の優先順位づけなどを整理していく中で、自分がどんな人間で、何が強みなのか、またそれをどう伝えることで内定に近づくかが見えてくると思います。
メリット2.履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を受けられる
薬剤師の転職活動において、特に意識して取り組みたいのが選考対策です。
コロナ禍もあり、たとえば首都圏のドラッグストア・調剤薬局チェーンの中途採用は難化傾向にあります。そのため応募書類を抜かりなく用意したり、面接練習を重ねたりするなど、こうした準備の重要性が高まっているのです。
その点、薬剤師転職サイトを使うと履歴書・職務経歴書の添削や、面接の受け答えなどをチェックしてもらうことが可能。過去の質問例や、評価される回答を教えてくれることもあるので、競争率が高い大手調剤薬局や優良企業への応募であっても選考通過率がアップする可能性が高められることに繋がるでしょう。
メリット3.非公開求人や独占求人を紹介してくれる
非公開求人や独占求人の紹介を受けられるのも、薬剤師転職サイトを使うメリットです。
全体求人の約30~40%が非公開という薬剤師転職サイトもあり、こうしたサイトを使うことで応募先の選択肢を一気に広げられます。
非公開求人は好待遇のものが多いので、年収アップを目指している方は特にしっかりとチェックしておきましょう。
独占求人はほかのサイトが扱っていない求人ということもあり、その転職サイトの利用者しか応募できません。つまり競争率が低いため採用される可能性が高まるというメリットもありますよ。
メリット4.職場の内部事情や人間関係を事前に把握できる
薬剤師は閉じられた環境の中で働くことが多く、人間関係の面で疲弊してしまう方も少なくありません。いざ入職した後に「想像していた職場と違うな…」と後悔するリスクを減らすためにも、あらかじめ職場の雰囲気などを理解しておくことは欠かせないでしょう。
そして、こうした場面でも力になってくれるのが薬剤師転職サイトです。調剤薬局やクリニックなどに足しげく通っているので、職場の内部事情や人間関係などのリアルな情報を熟知しています。自分では直接聞きにくい昇給ペースや残業時間などもキャリアアドバイザーが代わりに聞いてくれますよ。
メリット5.面接日の調整や条件交渉を代行してくれる
忙しく働く薬剤師にとって、仕事をしながらの転職活動は時間との戦い。応募先の医療機関との面接日程の調整は気苦労も多いですし、年収交渉などを一人でおこなうとなると「いくら時間があっても足りない…」と悩んでしまう方は多いものです。
こうした場合には、薬剤師転職サイトの力を借りてみましょう。医療機関との面接日の調整や条件交渉を代行してくれるので、利用者としてはこうした面倒な作業に追われることはありません。
浮いた時間を面接対策にあてられるなどメリットも大きいので、転職活動を効率的に進めたい方は転職サイトをぜひ使ってみましょう。
面接同行により強みやアピールする内容を引き出す
転職サイトによっては、キャリアアドバイザーが面接に同行してくれます。
心強い味方が側にいてくれるので、面接で緊張してしまう方や、うまくアピールできるか自信がない方にとっては安心ですね。
いわゆる三者面談のような形で面接が進み、キャリアアドバイザーがその場の雰囲気を和やかにしてくれるのも嬉しいポイントのひとつ。答えに詰まったときは助け船を出してくれたり、自分の強みを引き出してくれたりするなど、こうしたサポートを受けられるのもメリットです。
メリット6.登録から内定獲得までのサポートは全て無料
薬剤師転職サイトは、全てのサポートを無料で受けられます。具体的なサービスは以下のとおりです。
薬剤師転職サイトの無料サービス(一例)
- キャリアアドバイザーとの面談
- 求人紹介
- 応募手続き
- 調整作業の代行(職場見学の日程、面接日など)
- 応募書類のサポート(職務経歴書の添削など)
- 面接サポート(面接練習、面接同行など)
- 年収交渉の代行
- 退職交渉のアドバイス
- 入社日の調整
- 入職後の悩み相談
このように転職サイトは求職者と医療機関との間に入り、手厚くフォローしてくれます。まさに介在価値が大きいサービスといえますね。
>>>薬剤師におすすめの転職サイトを確認する
薬剤師転職サイトを選んだ方がいい薬剤師3つの特徴
薬剤師転職サイトのメリットを踏まえ、薬剤師転職サイトの利用をおすすめしたい薬剤師の特徴を3つ紹介します。
薬剤師転職サイトを選んだ方がいい薬剤師の特徴
特徴1.転職の軸が定まっていない薬剤師
「働くうえで何を大事にしたいか」「どの条件なら妥協できるか」といったことが分からない方は多いものです。自分の強みや性格を活かせる環境はどこだろう…何がアピールできるのかな…と悩み、求人選びが進まない方も多いかもしれません。
転職の軸が定まっていない方は、薬剤師転職サイトに登録し、第三者の目線をもとに自己分析を手伝ってもらうのがおすすめ。理想的な環境などについてヒアリングを受ける中で自分の軸が見えてくることも多く、希望条件の優先順位もつけられます。その優先順位に沿って求人の紹介も受けられます。
転職サイトを活用した場合、まずはご自身が薬剤師としてどうなりたいのか?というところからお話を伺い、そのうえで今回の転職の軸を決めます。
「キャリア」といわれてもピンとこない方も多く、「転職の軸」も自分では気づけない方も多いので、多くの薬剤師のキャリアと転職を見てきたキャリアアドバイザーがサポートをします。
キャリアの方向性を踏まえ、今回の転職の目的や希望の優先順位を決め、自己分析をし、それに合った求人を紹介し、選考の際のアドバイスやサポートまで、トータルでお手伝いします。
特徴2.書類や面接などに不安がある薬剤師
応募書類や面接のノウハウなどはネット上でも手に入りますが、こうした情報は多くの人に届ける必要があるため、どうしても広く薄い情報になりがち。
一方で転職サイトでは、面接を受ける医療機関や企業ごとに対策をしてくれるなど、ひとりで進めるよりも濃い対策が期待できます。
特に転職が初めての方など、書類や面接に不安がある方は薬剤師転職サイトを使いましょう。「職務経歴書の書き方が分からない」「面接が苦手で頭が真っ白になってしまう…」といった不安や悩みに対し、キャリアアドバイザーがていねいにアドバイスを送ってくれますよ。
特徴3.転職活動に時間をかけられない薬剤師
今すぐ転職したいけど「現職が忙しくて転職活動に時間を割けない」「仕事や家事・育児が忙しい…」と悩んでいる方も薬剤師転職サイトの利用をおすすめします。
専任のキャリアアドバイザーが二人三脚でサポートしてくれるので、何かと忙しい転職活動もスムーズに進めることができるからです。
キャリアアドバイザーはさまざまな面で力を貸してくれますが、現職と転職活動の両立を図りたいと考えている方にとって、希望条件にあった求人の提案や応募、面接日を調整してくれるのは特に嬉しいですね。
人によっては複数の面接が控えていることもありますが、こうしたときも無理のない面接スケジュールを組んでくれます。
薬剤師におすすめの薬剤師転職サイト3選
薬剤師におすすめの薬剤師転職サイトを、3社厳選して紹介します。
どのサイトも薬剤師の転職支援実績が豊富で、数ある薬剤師転職サイトの中でもトップクラスの求人数を誇ります。キャリアアドバイザーの質の高さ、親身さ、といった点からも評価が高いので、転職活動を安心して任せられる転職サイトを利用したい方は登録してみましょう。
この他にも、実際に薬剤師転職サイトを利用した160人が選ぶ薬剤師転職サイト11社をランキング形式で紹介。年代別や雇用形態別、職場別におすすめの薬剤師転職サイトを知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
マイナビ薬剤師は全国各地に拠点があるため対面での面談が可能
マイナビ薬剤師
おすすめポイント
- 多種多様なニーズに対応できる業界トップクラスの求人数と職種を保有
- グループ全体で蓄積してきた豊富なノウハウを活かし、的確かつていねいな求職者のサポートに定評がある
- 職場訪問により求人情報では知りえない企業の魅力やよりリアルな職場の雰囲気を把握
マイナビ薬剤師は、手厚いサポートを求めている方におすすめの転職サイトです。
北海道から鹿児島まで、全国に14の拠点(面談会場)を持ち、それぞれの拠点でキャリアアドバイザーと対面で面談可能。希望条件についてのていねいなヒアリング、応募書類の細かな添削など、転職活動を親身になってサポートしてくれます。
およそ12,000件*の豊富な求人数をもとに、さまざまな業種の求人を扱っているのも特徴のひとつ。調剤薬局や病院だけでなく、一般企業や治験コーディネーターなどの紹介も受けられます。
*2023年5月時点(公開求人数)
マイナビ薬剤師利用者の評判・口コミ
20代後半・男性 調剤薬局から調剤薬局へ転職
積極的でスムーズなサポートですぐに転職できた
エージェントの方がていねいで転職サポートに積極性が感じられました。すべてにおいてスムーズにことが進み、転職までそんなに時間がかかりませんでした。転職時の給料にも満足で、希望がかないました。また転職する際はマイナビ薬剤師の同じ担当者にお願いしたいと思います。
30代前半・女性の口コミ 調剤薬局から調剤薬局へ転職
丁寧なヒアリングで初めての転職でも安心
マイナビ薬剤師は、スキルアップのために転職をしたい方や、現在携わったことのないジャンルの仕事をする場合におすすめだと思います。求人数や求人情報が多く、ヒアリングも丁寧なので、初めて転職をする方でも戸惑うことなく転職活動が行えると思います。
20代後半・男性の口コミ 病院から病院へ転職
1対1の対面サポートは若い求職者におすすめ
マイナビ薬剤師は、これから転職を考えている若い世代の薬剤師におすすめだと思います。転職活動は不安な面も多いと思うので1対1で対話をしてくれるアドバイザーがいることはとても心強かったです。
薬キャリAGENTならば年収600万円以上の求人が豊富
薬キャリAGENT
おすすめポイント
- 年収600万円以上の高収入求人が豊富!
- 迅速な対応、早い連絡で効率的に転職活動が進められる
- 医療業界トップクラスのエムスリーキャリア株式会社運営で専門性の高さに定評
※薬キャリAGENTの求人数は非公開求人数を含む
2024年11月時点薬キャリAGENTは、年収アップを目指している薬剤師におすすめの転職サイトです。
高年収求人が多いことが特徴で、年収600万以上の求人は8,413件*あります。ハイクラス向けの求人も多いので、管理職としてキャリアアップしたい薬剤師にもおすすめです。
運営元のエムスリーキャリアは医師の転職も支援しているため、全国の医療機関から厚い信頼を寄せられています。こうした背景もあり、薬キャリAGENTしか取り扱いのない独占求人を多数保有しているのも特徴です。
20代後半・女性の口コミ 調剤薬局から調剤薬局へ転職
コンサルタントと連絡が取りやすく対応も丁寧
薬キャリAGENTは、電話での対応も非常に丁寧でしたし、連絡も取りやすかったです。派遣での勤務でしたが、派遣先が悪い印象を持たないようにこちらの希望を伝えていただくなどの配慮もありました。
30代前半・女性の口コミ 薬キャリAGENT利用・企業から調剤薬局へ転職
面接同行はなかったが事前シミュレーションで安心
初めての転職で不安が多かった私ですが、とても親身になってくださり、頻繁に連絡をいただいたのでとても安心して転職活動ができました。面接への同行は遠方だっためかないませんでしたが、事前に面接のシミュレーションをしていただけたので安心して挑めました。
30代前半・女性の口コミ
頻繁に連絡を貰えたので初めての転職活動でも安心
薬キャリAGENTは、とても親身になっていただき、頻繁に連絡を貰いました。このため、初めての転職で不安が多かった私でも、とても安心感をもって転職活動ができました。面接への同行は物理的な距離のせいでかないませんでしたが、事前にシミュレーションをしていただけたので安心して面接に挑めました。
*2024年11月時点
**2023年5月時点(公開求人数)
ファルマスタッフは教育・研修制度が充実
ファルマスタッフ
おすすめポイント
- 地域や職場、働き方などに合わせてさまざまな軸で転職活動を行える
- 全国12拠点で職場訪問を行い、職場の内情や仕事の忙しさまでしっかり把握
- 日本調剤グループのノウハウを生かした教育・研修制度が充実
ファルマスタッフは、薬剤師のスキルアップを支援してくれる転職サイトです。
グループ企業の大手薬局チェーン日本調剤株式会社の教育ノウハウをもとに、盤石な支援体制を構築。研修認定薬剤師の単位申請に対応している「JPラーニング」、派遣スタッフ向けの「入職時 導入研修」をはじめ、多種多様な教育サービスを提供しています。
大手薬局チェーン傘下の転職サイトということもあり、およそ85%*が調剤薬局の求人。全国に拠点があるので、地方の調剤薬局への転職に強いことも特徴です。
20代前半・女性の口コミ ブランクから調剤薬局のパートへ転職
地区の担当者が地元で働きたいという意図を汲んでくれた
ファルマスタッフは、地域の求人に強く、交渉力も高いと思います。地域ごとに細かく担当者がいるようで、希望を聞かれたあとは自身の地区担当につないでいただけます。私の地区(愛知県)の担当者は仕事も早く、地元で働きたいという意図を組んでいろいろな求人を紹介してくれました。
24歳│女性の口コミ/ブランク→調剤薬局パート
地区ごとの求人傾向も教えてもらえた
ファルマスタッフは、地元の調剤薬局(中小企業)に非常に強いと思ったので、地元で就職したい人にはぴったりだではないでしょうか。地域ごとに担当者がいるので、その担当者が以前紹介した薬剤師が在籍中の職場なども多く紹介してもらえました。そこでの地域色(地区ごとの求人傾向)も教えてもらえます。
40代後半・女性の口コミ 調剤薬局から調剤薬局へ転職
薬剤師の業界や業務への理解が深い
ファルマスタッフは、会社としてもまた担当の方も薬剤師業界の細かいことに詳しく、こちらの思いをお話ししても薬局業務のひとつひとつのことに理解があると感じました。業務に対するこちらの希望もわかったうえで、さまざまな提案をしていただけました。また給与交渉など自分では気づまりな条件交渉でも助けていただき、希望通りの転職ができました。
*2023年5月時点(公開求人数)
薬剤師転職サイトを利用した転職活動の流れ
薬剤師転職サイトを使って転職活動を進める流れを、次の7つのステップに分けて紹介します。
薬剤師転職サイトを利用した転職活動の流れ
利用の流れ1.薬剤師転職サイトに登録
気になる薬剤師転職サイトが見つかったら、その転職サイトの公式ホームページで登録作業を進めましょう。
登録ページでは以下の項目を入力します。
登録項目
- 保有資格(薬剤師、認定薬剤師など)
- 希望の転職時期(1ヶ月以内、3ヶ月以内など)
- 希望する雇用形態(正社員、パートなど)
- 氏名、生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
早くて1分程度で入力が完了するので、このタイミングで複数の転職サイトに登録しておくのがおすすめ。登録・利用ともに無料なので気軽に利用してみましょう。
利用の流れ2.キャリアアドバイザーとの面談・ヒアリング
登録が終わると、面談についての案内メールまたは電話がかかってきます。
転職サイトによっては電話やWebでも面談できますが、キャリアアドバイザーとの相性を確かめる意味でも、できる限り対面での面談をおすすめします。
面談はキャリアアドバイザーと1対1でおこない、以下の内容についてヒアリングされることが一般的です。
面談のヒアリング内容
- 経歴
- 転職理由
- 希望条件
面談では転職活動についても相談できます。薬剤師の転職に詳しいキャリアアドバイザーに相談できるチャンスなので、不安や悩みがあればアドバイスを求めてみましょう。
利用の流れ3.希望条件をもとに求人を紹介してもらう
面談が終了すると、早いところではその日のうちに求人を紹介してくれます。
求人について疑問がある場合は、キャリアアドバイザーに質問してみましょう。求人票には記載のない、次のような情報を教えてくれることもありますよ。
求人についての質問
- 人員配置
- 同僚や上司の年齢層
- 職場の設備機器
- 残業の有無
- 薬剤師の定着率離職率
希望とは違う求人を案内された場合は、希望条件を改めて伝え直すことも大切です。精度の高い紹介を受けるためにも、キャリアアドバイザーとは密にコミュニケーションを取っていきましょう。
利用の流れ4.求人に応募する
紹介された求人の中で希望にマッチするものがあれば、応募の意思をキャリアアドバイザーに伝えましょう。
応募手続きは転職サイトが代行してくれるので、求職者としては医療機関などに履歴書や職務経歴書を送る手間を省けます。
薬剤師転職サイトによってはLINEでキャリアアドバイザーとやり取りすることも可能。どの求人に応募すれば良いか迷っているときや、転職活動と仕事の両立がうまくいかず困っているときなど、少しでも不安なことがあればキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
利用の流れ5.履歴書や職務経歴書の添削や面接対策
薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは、選考対策においてもアドバイスを送ってくれます。
具体的なサポートは、以下のとおりです。
薬剤師転職サイトの選考サポート
- 履歴書職務経歴書の添削
- 志望動機のアドバイス
- 応募先を想定した模擬面接
- 過去に面接でされた質問の共有
応募書類を作るのが初めての方は、履歴書や職務経歴書のフォーマットをキャリアアドバイザーが用意してくれることも。そのほか、面接に着ていく服装や言葉遣いなどのマナーも教えてくれますよ。
利用の流れ6.面接・職場訪問
書類が通過すると、いよいよ面接です。面接日程の調整はキャリアアドバイザーが代わりにおこなってくれるので、応募先との面倒な調整作業に追われる心配はありません。
転職サイトによっては、キャリアアドバイザーが面接に同行してくれることも。うまくアピールできるか不安な方は同行をお願いしてみましょう。
医療機関・企業によっては職場訪問も可能です。勤務場所の雰囲気や、利用者の年齢層などを肌で感じられる貴重な機会なので、入職後のギャップを減らしておきたい方は職場にも足を運んでおきましょう。
利用の流れ7.内定・条件交渉や入職手続き
最終面接に合格すると、内定通知書や条件通知書が手渡されます。年収などの条件面に納得がいかなければ、求職者に代わってキャリアアドバイザーが交渉してくれます。
また、内定承諾書の提出、入職日の調整などもキャリアアドバイザーが間に入って進めてくれるため安心して入職手続きが進められます。
入職後のアフターフォローが充実している転職サイトも多いので、契約書に書かれていた給与と違ったなど、何かトラブルが起きた場合にも遠慮なく相談してみてください。
薬剤師転職サイトの利用に関する質問
薬剤師転職サイトには興味があるものの、不安や疑問もあり、登録に向けてあと一歩踏み出せない方もいるかもしれません。
そこでここでは、薬剤師転職サイトの「よくある質問」に4つお答えします。
薬剤師転職サイトに関する質問
薬剤師転職サイトは本当に無料で使えるの?
薬剤師転職サイトは無料で利用できます。
なぜなら、求人掲載を依頼している医療機関・企業からの紹介料(紹介手数料)をもとに運営されているサービスだからです。
転職サイト経由で薬剤師を採用できた場合、転職サイトには成果報酬として紹介料が支払われます。手数料率は転職サイトによって異なりますが、採用した薬剤師の理論年収*の30~35%が一般的です。
このような理由から、転職サイトとしては求人紹介や面接日の調整、選考アドバイスなどのサービスを無料で提供できます。
*新年度の初めから年度末まで在籍した場合の年収
薬剤師転職サイトを複数登録してもいいの?
薬剤師転職サイトは複数社に登録してもOKです。
特に都市部などの薬剤師求人が多いエリアに住んでいる方は複数サイトの利用を強くおすすめします。非公開求人や独占求人など、転職サイトによって異なる求人を抱えている傾向があるので、より多くの求人に出会える可能性があります。
一方で薬剤師求人が少ない地域に住んでいる方は、複数登録にそこまでこだわらなくて良いかもしれません。扱っている求人がどの転職サイトもほぼ同じ、というケースが考えられるからです。
薬剤師転職サイトに登録すると今の職場にバレるのか心配
薬剤師転職サイトに登録しても、現職にバレることはまずありません。
転職サイトに登録した個人情報や応募履歴などは転職サイトによって厳重に守られ、本人の許可なく医療機関や企業に開示したり、第三者に提供されたりすることはないからです。
それでも情報漏洩などの不安が強い方は、その転職サイトが「プライバシーマーク」を取得しているか確認してみましょう。プライバシーマークとは、個人情報の取り扱いについて厳密な管理基準を満たした事業者のみに付与されるマークのこと。薬剤師転職サイトの中ではマイナビ薬剤師、ファルマスタッフなどが取得しています。
薬剤師転職サイトの退会方法は?
薬剤師転職サイトからの退会方法としては、次の2つが挙げられます。
薬剤師転職サイトの退会方法
- キャリアアドバイザーに退会手続きをお願いする
- 転職サイト内の「お問い合わせフォーム」から退会を申し込む
キャリアアドバイザーに連絡するのが気まずく感じられる場合は、サイト内のお問い合わせフォームから退会を申し込みましょう。
なお退会しただけでは、転職サイト内に個人情報が残ったままの可能性も。登録情報を抹消してほしい場合は、転職サイトではなく、その運営会社のお問い合わせフォームから連絡するのがおすすめです。
まとめ
薬剤師は転職サイトを選ぶな、使わない方がいいと言われる理由と共に、転職サイトを利用するときの注意点などを解説してきました。
転職サイトによっては連絡がしつこかったり、希望条件に合わない求人を紹介してきたり、といったこともあるでしょう。
しかし連絡がほしい時間を伝えたり、希望条件を伝え直したりすることで、こうした難点をあらかじめ払拭できる場合もあります。
転職活動を全面的にサポートしてくれるなど、薬剤師転職サイトはメリットの大きなサービスです。
特に以下3つの薬剤師転職サイトは利用者満足度も高いので、転職活動をスムーズに進めたい方はぜひ登録してみましょう。
基本的に転職サイトに登録されたらキャリアアドバイザーはすぐに連絡します。
登録する時間がある=(仕事中などではなくて)手が空いているケースが多く、お話がじっくりうかがえるからです。
ただ、移動中やお仕事中の場合もあるので、必ずしもすぐの反応は求めていません。ただし、選考状況も刻々とかわるため現状把握のためにも当日中にメールなどがあれば嬉しいです。
文章だけではお伝えしづらいことなどに関しては、お電話など(5,10分でも)あればスムーズに進めることができます。