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30代ハイクラス転職におすすめ転職サイト・転職エージェント10選!利用の流れ・活用方法も解説!
※本記事は、事業者(リクルート様、マイナビ様など)のアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運営しております。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
30代ハイクラス転職におすすめの転職サイト
- ビズリーチ
登録者の6割が35歳以上!「年収が上がった転職サービス30代部門」No.1※ - リクルートダイレクトスカウト
登録審査不要で年収制限なし!800〜2,000万円のハイクラス求人が中心 - JACリクルートメント
オリコン顧客満足度調査6年連続No.1!ハイクラス層向けの質の高い転職サポート
「今のスキルを活かして新たなキャリアに挑戦したい」と考えている30代はハイクラス転職サイト・転職エージェントを活用しましょう。
経験やスキルを持った30代が目指す経営層や管理職のハイクラス求人は非公開求人が多く、応募するには転職サービスの利用が必須です。
30代でハイクラス転職を実現させれば、その経験を糧に40代で更なるキャリアアップを狙うこともできます。
担当者が付くタイプの転職エージェントも活用し、今後のキャリアプランをプロに相談しながら転職活動の成功確率を上げましょう。
おすすめの転職サービス
*2024年11月時点
※1 ※転職サービス利用者1万人調査レポート
※2 2023年8月時点
この記事では、30代でハイクラス転職を考えている人に向けて、スカウト型、外資系特化などタイプ別に選んだ編集部おすすめの転職サイトを紹介します。
また、ハイクラス転職に役立つ企業に求められるスキルについても解説します。
目次
30代ハイクラス転職におすすめスカウト型転職サイト・転職エージェント4選
スカウト型転職サイト・エージェントでは、求職者が事前に経歴やスキル、希望条件を登録しておき、興味を持ってくれた企業やヘッドハンターからスカウトを待てます。
求職者側から求人を探す手間を省けるだけでなく、自分に合った仕事を紹介される可能性が高いです。
ここでは、30代ハイクラス向けにスカウトに特化した転職サイト・エージェントを4つご紹介します。
ビズリーチは30代後半の人にもおすすめのスカウト型転職サイト
おすすめポイント
- 年収600万円以上かつ3年以内にハイクラス転職経験のある人から支持
- ハイクラス向けのレア求人が豊富
- 自分の本当の市場価値を把握できる
ビズリーチは、即戦力になる30代のハイクラス転職を数多く実現してきたスカウト型転職サイトです。
ハイクラス転職に成功した30代の転職後の平均年収は840万円となっており、多くの転職経験者から支持されています。
自分の本当の市場価値を知るためにも、登録しておくといいでしょう。
また、転職者のうち約6割が35歳以上となっているので、30代後半でハイクラス転職をしたいと考えている方も問題なく利用できます。
ビズリーチはITエンジニアにもおすすめ
- IT技術職の転職後年収アップ実績は平均120万円
- リモート可の公開求人30,000件以上で働き方の希望がかなう
- フロントエンド、インフラ系など幅広い職種の求人を探せる
⇒ビズリーチに無料登録する
参考:ビズリーチ(公式サイト)
リクルートダイレクトスカウトは年収アップしたい人におすすめ
おすすめポイント
- ハイクラス求人の多くは年収800万〜2,000万円
- 登録後はスカウトを待つだけでOK
- 転職スカウトサービスで顧客満足度2年連続No.1※だから安心して使える
リクルートダイレクトスカウトは、30代で転職活動が不慣れでも使いやすいハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。
約600社、4,300名以上(2022年5月時点)ものヘッドハンターからの提案や、企業の担当者からの直接スカウトを待つだけでよく、顧客満足度も高いので安心して利用しやすい傾向にあります。
ハイクラス求人の多くは年収800万〜2,000万円となっているので、年収アップしたい方におすすめです。
doda Xはハイクラス求人に自ら応募もできるスカウト型転職サイト
おすすめポイント
- 企業やヘッドハンターによるスカウトサービスがある
- ハイクラス求人に自ら応募できる
- 専門カウンセラーによるハイクラス転職カウンセリングがある
doda Xは、スカウト型でありながら、効率よく転職活動を進められる転職サイトです。
約4,000名(2022年11月時点)ものヘッドハンターから非公開のレア求人を紹介してもらえるほか、企業から直接スカウトを受け取ることが可能で、さらに約160,000件(2022年10月時点)のハイクラス求人に自ら応募できます。
また、doda専属カウンセラーによるハイクラス転職カウンセリングを受けられるなど、サポート体制も万全といえるでしょう。
参考:doda X
ミドルの転職は管理職を希望する人におすすめのスカウト型転職サイト
おすすめポイント
- 30代と40代専用
- ハイクラス求人のうち10,000件以上が年収1,000万円以上
- 専門分野に精通したエージェントが転職支援してくれる
enミドルの転職は、30代と40代のミドル世代しか登録できないミドル専用のスカウト型転職サイトです。
管理職やマネージャーなどの重要ポジションの求人が約170,000件以上、うち10,000件以上が年収1,000万円以上となっている上、非公開求人や独占求人も豊富です。
職種などの希望条件での検索はもちろん、口コミ評価を参考に400社以上の中から転職エージェントも検索できるので、ハイクラス転職活動の幅が広がるでしょう。
※2022年4月時点
参考:ミドルの転職
30代ハイクラス転職に特化した転職サイト・転職エージェント4選
働き盛りの30代ハイクラス転職に特化した転職サイト・エージェントもいくつか存在しています。
複数のハイクラス転職サイト・エージェントを併用すれば、広い視野で転職活動を進められます。
ここでは、30代ハイクラス向けに特化した転職サイト・エージェントを4つご紹介します。
JACリクルートメントはスペシャリスト求人が豊富に揃っている
おすすめポイント
- エグゼクティブ・専門職・上級管理職などのスペシャリストの求人が豊富
- 取り扱っている求人のうち約65%が非公開求人
- 1人のコンサルタントが企業と求職者を担当してくれる
JACリクルートメントは、30年以上もの歴史を誇り、エグゼクティブや専門職、上級管理職などの幅広い求人を取り揃えている30代ハイクラス向けの転職サイト・エージェントです。
35,000社もの企業と取引があり、非公開求人はもちろん独占求人も多数扱っています。
また、1人のコンサルタントが企業と求職者のどちらも担当するため、双方のニーズの理解が深く、信頼して転職活動を進められるでしょう。
参考:JACリクルートメント
パソナキャリアは高い年収アップ率を誇る転職サイト・エージェント
おすすめポイント
- 求人の約半数が年収800万円以上で転職後の年収アップ率は61.7%
- 取扱求人のうちハイクラス非公開求人は61.0%
- 独占求人1,700件以上
パソナキャリアは、取扱求人のうち約半数が年収800万円以上の30代ハイクラス向けの転職サイト・エージェントです。
最新の採用傾向を理解したコンサルタントが、面接対策だけでなく年収の交渉まで行ってくれるため、転職後の年収アップ率は61.7%を誇ります。
さらに、1,700件以上が独占求人となっている上、全取扱求人のうち61.0%はハイクラス非公開求人なので、登録しておくとよいでしょう。
参考:パソナキャリア
Liigaはスキルを磨きつつ転職活動できる転職サイト・エージェント
おすすめポイント
- 高学歴の若手プロフェッショナルのキャリア支援に特化
- 外資系金融・IT関連・戦略コンサルなどのハイクラス求人が豊富
- ケーススタディで自分のスキルを磨ける
Liigaは、登録者のうち約75%以上がMARCHおよび関関同立以上の大学を卒業している高学歴の30代ハイクラス向けの転職サイト・エージェントです。
下記のようなハイクラス求人が豊富に揃っています。
- 外資系金融
- IT関連
- 戦略コンサル
- 日系大手企業
- メガベンチャー
- メーカー
- 商社
また、サイトには様々なケーススタディが用意されているので、自分のスキルを磨けます。
参考:Liiga
転機は様々な条件交渉がしやすい傾向にある転職サイト・エージェント
おすすめポイント
- 経営執行責任者や事業部責任者向けの求人が豊富
- 経営者との直接面談実施率95.6%(2018~2022年の平均実績)
- 社長の右腕に立候補あるいは希望条件をもとに案件紹介を待てる
転機は、経営執行責任者や事業部責任者などの経験がある30代ハイクラス向けの転職サイト・エージェントです。
原則的に人事担当者を介さず、初回からエージェント同席のもと、経営者との直接面談が実施されるため、様々な条件交渉が行いやすい傾向にあります。
また、インタビュー動画をもとに社長の右腕に立候補できるほか、希望条件をもとに案件紹介を待てます。
参考:転機
【番外編】オプリファは推薦から始まるため企業とのミスマッチを防げる
おすすめポイント
- オープンリファラルの転職手法
- 推薦・紹介から始まるため求職者・企業双方の信頼を持てる
- 初回面談から社長・経営陣と話せる
オプリファは、友人・知人の紹介や自分自身の推薦から始まる「オープンリファラル」と呼ばれる転職手法を用いた転職支援サービスです。
友人・知人の推薦により最初から信頼があるため、職務経歴書だけでは伝えきれない強み・魅力までアピールできます。
また、「この企業なら」「このポジションなら」と相性が良いと感じたら自分自身を推薦することも可能です。
面談は初回から社長・経営陣と話すことが可能です。直接話すことで、年収アップの可能性が高まり、企業への理解も深まりやすくミスマッチも防げるでしょう。
30代ハイクラス転職で外資系企業に特化した転職サイト・転職エージェント2選
外資系企業にハイクラス転職したいと考える30代の方向けの転職サイト・エージェントも存在しています。
グローバルな外資系企業にハイクラス転職するなら、世界各国に拠点を持つ転職サイト・エージェントを利用すると、求人数が豊富なため、希望にマッチするものが見つかりやすい傾向にあります。
ここでは、30代ハイクラス向けの外資系企業に特化した転職サイト・エージェントを2つご紹介します。
ランスタッドは長期的目線で支援してくれる転職サイト・エージェント
おすすめポイント
- 世界39の国と地域に4,400以上の拠点を持つ世界最大級規模のサービス
- ハイクラス向けの求人が5,600件以上
- 長期的なキャリアプランを提案してくれる
ランスタッドは、世界39の国と地域に4,400以上の拠点を持つ世界最大級の規模を誇る30代ハイクラス向けの外資系企業に特化した転職サイト・エージェントです。
ハイクラス向けの求人だけでも5,600件以上ある上、非公開求人も多数取り扱っています。
また、5年、10年後と長い目で見て最適なキャリアプランを提案してくれるので、目先だけにとらわれない転職活動を行えます。
参考:ランスタッド
エンワールド・ジャパンはアフターフォローが充実しているから安心
おすすめポイント
- APAC地域における外資系企業へのハイクラス転職に特化
- 転職してからの長期的なキャリア構築のためのサポートが充実
- コンサルタントは無理に転職先を薦めてこない
エンワールド・ジャパンは、APAC地域における外資系企業へハイクラス転職したいと考える30代向けの外資系企業に特化した転職サイト・エージェントです。
また、コンサルタントが無理に転職先を薦めてこないので、自分のペースで納得できる転職活動を行えるでしょう。
転職してからの就業開始後も継続的にフォローしてくれるため、長期的なキャリアを構築していきたい方も安心して利用できます。
参考:エンワールド・ジャパン
30代におけるハイクラス転職層の定義とは?
ここでは、30代におけるハイクラス転職の定義を解説します。
当編集部の取材によると、現在の年収は600万~800万円が目安、転職後の年収は、800万~1000万が目安です。
これは、30代の平均年収443万円*と比べると高い傾向にあります。
30代ハイクラス転職は厳しい?企業に求められるスキルを解説!
ここでは、30代がハイクラス転職で企業に求められるスキルを解説していきます。
また一般的に、35歳以降の転職は厳しいと言われていますが、ハイクラス転職に限ってはその限りではありません。
企業に求められるスキルさえ満たしていればハイクラス転職で不利になることはありません。
体力・精神力がある(馬力がある)
企業は、30代のハイクラス人材に対して「体力・精神力がある」事を求めています。
40代や50代に比べてまだまだ体力がある30代に、企業は大きなプレッシャーにも責任感を持って行動し達成できる人材を求めています。
企業は、馬力がある30代の人材を採用することで、将来のリーダーや組織の中核メンバーとして成長し、組織の発展に貢献してもらいたいと思っています。
変化に柔軟に対応できる
新しい状況に素早く適応する能力はハイクラスの30代に求められます。
企業はハイクラス層の30代に、いわゆる年功序列の大企業的な考え方は求めていないことが多いです。
新しい技術やビジネスモデルが登場し続ける現代において、企業の成長に必要不可欠な「変化に素早く対応できる力」を持った人材を求めています。
「30代中盤/女性」のケースを紹介します。この方は、元々人材系のメガベンチャー企業で働いていました。その企業は、若くから挑戦の機会を積ませてもらえることで有名でした。
日系の商用車メーカーのイノベーション事業部にその方を紹介したところ、そこで培った「柔軟な思考力」が企業に評価され、転職を成功させた人がいました。
専門的なスキルを持っている(必須ではない)
専門的なスキルを持っていると、即戦力として有利にはなりますが、30代のハイクラス転職では必ずしも必要という訳ではありません。
例え専門性が不足していても、まだ若く将来性があるという点で、他の強みがあれば、ハイクラスの転職市場でチャンスを掴むことができる可能性があります。
企業が他に求めている強みとしては、以下のようなものがあります。
- マネジメントスキル
- ビジネスレベルの英語力
30代がハイクラス転職をするメリットを解説!
ここでは、30代がハイクラス転職をするメリットを解説します。
社会に出てある程度経験を積んだ30代は、これまで培ってきた経験やスキルを最大限に活かす最適なべきタイミングです。
30代はハイクラス転職に適している世代と言えるでしょう。
企業が採用に積極的なことが多い
30代は、他の年代と比べて、企業が採用に積極的なことが多いです。
「若さ」と「経験」の両方を兼ね備えている30代は企業に取って貴重な人材です。
企業は、30代の候補者に対して積極的な採用姿勢を示すことがあります。
40代に向けて更なるキャリアアップが狙える
ハイクラス転職を実現させれば、その経験を糧に40代で更なるキャリアアップを狙うこともできます。
例えば、スタートアップ企業では、上昇意欲の高い30代を積極的に採用し、彼らに多くの裁量権を与えることが多いです。
その結果、40代になった時にはそこで積んだ経験を活かして、より上位の役職や責任を持った仕事への転職を狙うことができます。
「30代前半/女性/大手外資系メーカーのマネージャー」の事例を紹介します。この方は、「30代は裁量権を持った仕事を行いたい」という思いから、同業界のベンチャー企業に転職しました。
そこで、「戦略立案・実行」の責任者を5年程行いました。その後、30代での経験を武器に、再び大手の外資系メーカーにディレクターとして転職を成功させました。
非公開のハイクラス求人が豊富
30代で特に、企業の経営層や上級管理職を目指してる方は求人が非公開の事が多いです。
企業側が「応募者の数が多くなりすぎることを避けたい」「重要なプロジェクトを外部に漏らしたくない」といった理由で、求人を非公開にするケースがあるからです。
このような非公開求人に応募するには「転職エージェントの利用が鍵」です。
幅広い業界や企業との繋がりを持つ転職エージェントを使えば、豊富な非公開求人に出会えます。
私が関わった興味深い非公開案件でいうと、「30代/右腕募集」のケースがあります。
その社長は、「これから事業を大きくしていきたい」という思いで「自分の右腕募集」として自分と同じような30代を年収1000万円で募集していました。
実際、その案件を「30代前半/営業職」の30代の求職者に紹介したところ、社長と意気投合して転職できたケースがあります。
30代ハイクラス転職でサイト・転職エージェント利用する流れ
30代ハイクラスの転職サイト・エージェントを利用する流れを把握しましょう。
転職エージェントを利用する流れは以下です。
- 複数サイトに登録しておく
- 担当者からの連絡を待ち、面談を実施する
- 転職エージェントに求人を紹介してもらう
- 志望企業の企業研究を行う
- エージェントに志望理由書の添削をして貰う
- 志望企業の面接・内定を貰う
30代ハイクラス転職エージェントを最大限活用する方法
ここでは、ハイクラス転職を目指している30代が転職エージェントを最大限活用する手順を解説します。
30代がハイクラス転職を成功させるには、転職エージェントを効果的に活用することが重要です。
転職エージェントを最大限利用して、ハイクラス転職を実現させましょう。
自分が希望する職種に強い転職エージェントを選ぶ
転職エージェントが、自分の行きたい業界や職種に強いかを把握しましょう。
特に、ハイクラス向けの転職エージェントは、サービスによって強い業界がはっきりしていることが多くあります。
当編集部の取材によると、30代ハイクラス転職で人気のエージェントは以下の業界に強いことが多いといえます。
- マーケティング
- エンジニア
- コンサルタント
「転職の軸」が伝わるまで、面談は複数回行う
転職エージェントとの面談では、「転職の軸」が伝わるまで、初回面談は無理に1度で済ませようとせず、複数回に分けて行いましょう。
特にハイクラス転職を目指している30代は、転職の軸が明確に決まっている方が多い反面、平日はじっくり面談する時間がない事が多いことがあります。
「転職の軸」とエージェントの理解にすれ違いが起きてしまうと、希望の求人を紹介してもらえない可能性があります。
自分の希望をエージェントに理解してもらえるまで面談を行いましょう。
転職エージェントに模擬面接を依頼する
転職エージェントは、無料で面接の指導を提供してくれます。
特に、30代のハイクラス転職では競争が激しく、企業側も求める要件が高いことが多いです。
面接や志望理由書では、自分の魅力が企業に適切に伝わるようにするために、転職エージェントに直接指導を受けることをおすすめします。
あなたの強みやキャリア目標を的確に引き出し、面接官にしっかりと表現方法を教えてくることでしょう。
30代のハイクラス転職で失敗する人の特徴!
ここでは、ハイクラス転職で失敗する人の特徴を挙げていきます。
30代でのハイクラス転職の失敗はその後の転職活動に響いてしまう場合もあります。
ハイクラス転職を成功させるためにも、予め失敗する人の特徴を踏まえておきましょう。
会社の理念・方針に共感せず入社する
30代がハイクラス転職を成功させるためには、会社の理念・方針に共感して入社することが重要です。
会社全体の方針を掴まないで入社してしまうと、「自分の実現したいこと」が実現できなくなってしまうかもしれません。
その結果、「入社してみたけど自分のイメージと違った」ということが起こってしまいます。
「30代後半/営業職」の方のケースを紹介します。この方は、「30代は新規事業に携わり、裁量権を持って仕事に取り組みたい」という気持ちがありました。
しかし、社長との面談の際に、「社長の人柄がいい」というだけの理由で会社全体の理念や方針を確認しないで入社を決めてしまいました。
結局、入社してからは「自分のやりたい事」が実現できず、再度転職を行った事例があります。
転職エージェントにスキルや経歴で嘘をつく
当編集部の取材によると、スキルや経歴を誇張したり嘘をついたりする求職者がかなり多いことがわかりました。
求職者の嘘が発覚してしまうと、転職エージェントから信用されず、希望の求人を紹介してもらえない可能性があります。
ですから、スキルや経歴を誇張することなく、正直に自己アピールすることで、転職エージェントと信頼関係を築くことが重要です。
「30代後半/男性/日経自動車メーカー」の例を紹介します。初回面談の際、「自分は英語が話せるので、外資系の企業を目指したい」と言っていました。
そこで、外資系の自動車メーカーの求人を紹介したところ、実際の面接では英語が全く話せないことがわかりました。その方には、以降外資系の求人を紹介することはありませんでした。
30代のハイクラス転職でよくある質問
30代ハイクラス転職においてよくある質問をまとめましたので、ぜひ転職活動に活かしてください。
Q.グループ会社への複数応募はNGでしょうか?
基本的にはグループ会社へ複数応募しても問題ありません。
グループ会社であったとしても異なる企業であり、採用を個別に実施している場合には誰が応募してきているかわからないためです。
ただし、企業によってはグループ会社の求人も全て本部で一括で行っていて、さらにグループ会社への複数応募がNGな場合があるので注意が必要です。
グループ会社への複数応募がNGな時には、求人票などに明記されているので、隅々までチェックした上で応募するようにしましょう。
Q.非公開求人が多い転職サイト・エージェントは信頼できますか?
非公開求人の多さだけで転職サイト・エージェントが信頼できるかどうかを見定めることは難しいかもしれません。
非公開求人だからといって、必ずしも条件が良い求人とは限らないからです。
そのため、複数の転職サイト・エージェントに登録し、広い視野で様々な求人を見て、本当に信頼できるかどうかを見定めていくことが大切です。
なお、非公開求人は機密性の高いプロジェクトに関わることもあるため、非公開求人が多い転職サイト・エージェントは、企業から一定の信頼を得られているといえるでしょう。
Q.キャリアアドバイザーとは何ですか?
キャリアアドバイザーとは、求職者に対して転職を成功させるための色々なサポートを行ってくれる存在です。
キャリアアドバイザーの役割は主に3つあります。
- 求人紹介
- 合格支援
- 条件交渉(書類添削、面接アドバイス)
このように、キャリアアドバイザーは転職活動を効率よく進めていくためには欠かせない存在と言っても過言ではないでしょう。
Q.ハイクラス転職に現在の年収は関係しますか?
「現在の年収が低いとハイクラスへの転職は難しいのでは」と考える人もいますが、年収をそこまで気にする必要はありません。
たしかに、当編集部への取材によると、30代のハイクラス転職における年収の定義は「現在の年収が600~800万円」であることが目安とされています。
しかし、今の年収が低いからといって、ハイクラス転職を目指せないわけではないので安心してください。
特に30代のハイクラス転職では、採用の際に現在の年収よりも下記内容が重視される傾向にあるからです。
- 専門性の高いスキルを持っている
- マネジメントの経験がある
- 新しい環境に馴染める順応性の高さがある
複数の転職サイト・エージェントを併用しながら、ハイクラス転職を成功させましょう。
まとめ
「若さ」と「経験」のどちらも兼ね備えている30代は、ハイクラス転職に挑戦するのに最適な世代といえます。
ハイクラス転職に失敗しないためにも、複数の転職サイト・エージェントを上手に活用することがおすすめです。
長期的なキャリア形成を見据えて転職活動を焦らずに進め、納得できるハイクラス転職を実現しましょう。
「30代前半/男性/自動車部品の営業職」のケースを紹介します。この方は、とある日系自動車部品メーカーでタイでの開拓販売を担当しました。
見知らぬ土地であるタイで、営業開拓を行い、優秀な成績を収め責任を果たしました。このような「責任感を持って達成できる力」が評価されて、外資系の自動車部品メーカーに転職を成功させたケースがありました。