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「株式会社千代田セレモニー」では分業制の導入で休暇取得率UP!理想のキャリアを実現
東京都足立区に本社を構える株式会社千代田セレモニー(以下、千代田セレモニー)。“心のサービス”を経営理念に掲げる同社では、24時間365日のサポート体制や、家族葬から大型葬までさまざまな規模に応じた葬儀など一人ひとりに寄り添ったサービスを大切にしてきた。同社では、現在、セレモニースタッフ(葬祭部)の採用に力を入れているという。
人生の節目に寄り添う仕事
千代田セレモニーの事業は、葬儀・葬祭サービスを中心に、結婚式場の運営、ホテル事業、霊園墓石事業など多岐にわたる。特筆すべきは、東京・神奈川エリアに13の直営ホールを持つ地域密着型の経営スタイルだ。
「当社の魅力は、地域に根ざしたきめ細やかなサービスです。年間5,000件を超える葬儀施行実績を誇り、24時間365日対応体制を整えています。豊富な実績と万全のサポート体制で、お客様の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応できるのが強みです」
千代田セレモニーの多角的な事業展開を支えているのは、多様なバックグラウンドを持つ社員たちだ。丸橋さんによると、現在活躍中の葬祭ディレクターの多くは異業種からの転職者だという。
葬儀・葬祭サービスに加え、結婚式場の運営、ホテル事業、霊園・墓石事業などを展開。さらに、宴会料理の出張サービス、居宅介護、訪問介護に加え、介護用品の販売・レンタルまでも手がけ、人生のあらゆる場面をサポートする総合的なライフサポート企業と言えるだろう。
多様な経験が活きる職場
「うちは転職組がほとんどで、中途入社の方が多いんです。前職はホテルマン、介護スタッフ、アパレル販売員など接客経験者が多く、その経験を活かして活躍していますね」
しかし、葬儀には地域や風習、宗派による違いや手続きなど、覚えることが山ほどある。接客経験があっても、未経験者にはハードルが高そうに思えるが、実際はどうなのだろうか。
「OJT研修やジョブローテーションでスキルアップしながら、専門知識やスキルを身に付けられます。実務に欠かせない葬祭ディレクターの資格取得に関しても会社が全面的にバックアップするので、キャリアアップを目指したい方に最適です」
葬祭ディレクター資格とは、葬儀の進行をサポートするために必要な厚生労働省の認定資格。1級と2級があり、いずれも実務経験が必須となるが、千代田セレモニーでは実務に従事しながら資格取得にチャレンジできる環境が整っている。
一日でも早く即戦力として活躍できる人材を育成するため、同社では独自の研修プログラムを用意。座学だけでなく先輩社員による指導など、実践的な研修を通して、葬儀の基礎知識から接客マナー、そしてご遺族への心のケアまで、幅広いスキルを身につけることができる。
資格取得にかかる費用を会社が負担する資格取得支援制度を運用し、社員のキャリアアップを積極的に後押ししているのだ。
大切な時間を預かる責任とやりがい
社歴20年以上の丸橋さんは、「結婚式も葬儀も、人生の節目。その方の人生の締めくくりや新たな門出に携われることに、大きなやりがいを感じられる仕事です」と続ける。
新卒で千代田セレモニーに入社した当時、葬儀の仕事は全くの未経験だったという丸橋さん。実務に携わるうちに、通夜と告別式を執り行う2日間が、残された家族にとって、悲しみと向き合い、そして一歩踏み出すための大切な時間だと考えるようになった。
「葬儀は悲しみの場であると同時に、故人の人生を振り返り、感謝の気持ちを伝える場です。はじめて『あなたに任せてよかった』『私の時もお願いね』と声をかけていただいたとき、ご遺族に寄り添えるサポートができたのだと、大きなやりがいを感じましたね。そんな私の経験から、新入社員には、我々がお預かりする時間や空間の重さを常に意識してほしいと伝えています。それが、お客様に対する真摯な姿勢につながるんです」
その思いは他の社員にも共有されており、社内では常に‟お客様にとって最良のサービスとは何か”を追求する風土が醸成されている。
「20代の社員が葬儀を担当すると、お客様は最初少し心配そうな顔をされるんです。でも、葬儀が終わると『若いのにしっかりしている』と褒めていただくことが多くて、本当に嬉しく思いますね」
この言葉から、未経験者でも安心して挑戦できる教育体制と、若手の成長を促す千代田セレモニーの企業風土が伺える。年齢や経験に関わらず、社員一人ひとりがプロ意識を持って業務に取り組んでいるからこそ、顧客から高い評価を得られているのだろう。
業界では珍しい分業制で負担軽減と休暇取得を実現
千代田セレモニーでは、お客様に対してだけでなく社員の働きやすい環境づくりも大切にしている。多くの葬祭業者では、一人の社員が相談からアフターフォローまでを一貫して担当するため、休暇が取りにくいという課題がある。
しかし、千代田セレモニーでは葬祭業界では少数派である、部門ごとの分業制を採用しているのだ。
「当社は、プランニング部門、施行部門、デスクワーク部門、アフターフォロー部門と分かれています。各部署が専門分野に特化することで、社員の負担が軽減され、長期休暇や有給休暇も取得しやすい環境です」
さらに、この分業制は社員の適性や希望に合わせたキャリア構築も可能にしている。
「例えば、営業経験のある方はプランニング部門、不動産に詳しい方は相続手続きを行うアフターフォロー部門など、前職の経験を活かせる部署で活躍していただく事が出来ます。もちろん、入社後に新たな分野に挑戦することも可能です」
この柔軟な体制により、社員は自身の強みを活かしながら、やりがいを感じられる仕事に従事できる。同時に、適切な休暇取得によって心身のリフレッシュも図れるのだ。
「一般的に葬儀というと厳粛で静かなイメージがありますが、周りをパッと明るくするような人が多く活躍している印象です。葬儀に携わる社員の明るさが、ご遺族の方の助けになることがあるんですよ。人と接することが好きな方にとって、ご遺族の心に寄り添い、人生の大切な節目に関わるこの仕事は、きっと大きなやりがいを感じられると思います」
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