更新日時:
2,000社以上が導入!「PROBASE」で副業・フリーランスとのやり取りを一元管理してオペレーションを効率化
近年、兼業や副業、フリーランスなど、雇用形態に縛られない働き方の多様化がますます加速している。
ランサーズ株式会社が実施した「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、2021年時点におけるフリーランス人口は1,577万人と、2015年の調査開始時から1.5倍近く増加。この調査結果からも、フリーランスの需要が高まっていることがわかるだろう。
<PROBASEの詳細>
フリーランスと正社員の格差を縮める「PROBASE」
「PROBASE」は、副業人材やフリーランスと業務委託契約を結ぶ企業が、毎月の業務検収や請求処理、人材評価などを一元管理できるオンラインサービス。
2024年1月には、freee会計との連携機能を新たに追加し、これにより企業側は会計処理の手間を効率化できるようになった。サービス提供開始から約3年で、PROBASE導入企業が2,000社を突破。
サービスを開発・運営する株式会社サーキュレーションの執行役員でPROBASE責任者の村上 亮太さんは、「正社員と業務委託の差を埋めていきたい」と話す。
PROBASEが目指すのは、働き方の違いによる格差がない社会。サービス開発にあたったチームメンバーの半数以上がフリーランスのエンジニアで編成されている。
業務の裁量やスキルに差を感じる瞬間はあったのだろうか。
「ないですね。むしろ、フリーランスと社員が雇用形態の壁を超えて共にサービス開発を行うことで、それぞれの立場から感じる使いやすさや課題をプロダクトに反映することができました」(村上さん、以下同)
固定報酬型と時間報酬型、両方の請求書に対応
フリーランスエンジニアは、納品後に報酬が発生する固定報酬型のライターやイラストレーターとは異なり、実際に稼働した時間 に応じて報酬が支払われる時間報酬型が一般的だ。
時間稼働型は、人によって稼働時間が異なるため企業側は業務検収に時間がかかる。
「PROBASEは、時間管理型と固定報酬型の両方に対応しています。フリーランスはオンラインで請求書の提出と検収が可能です」
業務検収・請求処理のステータスがひと目でわかる
「フリーランスから担当者に送られてくる請求書や業務報告書は、GmailやフェイスブックのMessenger、Slackなどルートが分散されている場合がほとんどです。
業務検収や請求処理のステータスが不透明になりがちで、重要な情報の見逃しやタイムリーな対応が難しくなります」
PROBASEは、すべての請求書や報告書を一元管理できるように設計することで、ステータスの把握や処理の追跡が円滑に行えるようになった。
「さらに、アラート機能を活用することで、請求書処理の期限や契約更新の通知を受け取ることができ、業務効率の向上につながります」
人材の流動性を高めて組織の活性化へつなげたい
フリーランスは、人材不足の解消や採用コストの削減につながることから、近年、積極的に採用する企業が増加している。
しかし、フリーランス採用には、「発注方法が整備されていない」「契約書や納品書など事務手続きのオペレーションが定まっていない」など、手続きに関して課題を抱えている企業は多い。
「報酬支払いの遅延や契約など事務手続きのトラブルは、双方にとって機会損失のリスクになります。
かかる時間はそれほど多いわけではないけれど、契約更新や月末の請求書処理などつい忘れてしまいがちな業務はPROBASEに任せて、より価値の高いタスクに時間を使っていただきたいです」
今後はさらに、使いやすさや見やすさにもこだわりUI/UXをさらに改善していく予定だという。
「フリーランスや副業、兼業といった働き方が近い将来に一般化したとき、手続きが特殊なものであってはならないと思っています。最終的には、PROBASEが正社員とフリーランスが共通で使えるようなプロダクトになれば嬉しいです」