更新日時:
GODAIスポーツアカデミーでスポーツ業界でのキャリア形成!プロのテニスコーチを目指せる
「無断欠席した学生がいたら自宅まで行き、登校するよう説得します。雪が降る中、家から出てくるまで何時間も待ったこともありますよ。学園ドラマみたいですよね(笑)」
GODAIスポーツアカデミー教頭 安藤美穂氏はそう言って笑った。同校は、テニスインストラクターの育成に取り組む専門学校だ。インドアテニススクールとして定評のあるGODAIテニススクールが運営し、2014年の開校以来、即戦力となるテニスコーチを輩出してきた。
<GODAIスポーツアカデミーの公式HPはこちら>
プロテニスコーチを育成
晴れた日の昼下がり、校内には学生たちの活気ある声がこだましていた。テニスコートでは、講師の指導のもと学生たちがレッスンに励んでいる。若い学生に混じってプレイする中高年の姿があった。
「テニス経験者や異業種からテニスコーチにキャリアチェンジを考えている方など、30代から60代後半にかけての幅広い年齢層の方々が在学しています」(安藤氏、以下同)
若さを保つには適度な運動習慣が大事とよく言う。スクールに通う学生は、体を動かすことで、筋力や体力が維持されているため、実年齢よりも若くハツラツとして見える。
「テニスは、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたスポーツです。そのため、筋力や持久力、柔軟性の向上が期待でき、心肺機能の改善にも役立ちます。また、年齢や体力に関係なく楽しめることから、シニア層からも人気を集めています」
GODAIスポーツアカデミーは、テニスコーチを養成する「テニス専攻」と、子どもの運動指導に特化した指導者を育てる「コーチ専攻」の2つをカリキュラムの柱としている。
テニス専攻には、現職コーチを対象とした「キャリア科」と、テニスプレーヤーのスキル向上を目指す「プレーヤーズ科」を含む5つの学科がある。テニス専攻に所属する学生全体の約6割が社会人経験者だが、キャリアプランや実力に応じて選ぶコースはさまざまだ。
「特に社会人が多いのは、週3日通って1年間で日本プロテニス協会(以下、JPTA)認定のプロコーチライセンスを取得する『科目履修科』です。ガットの学び方やテニス理論など基礎を一から学ぶので、未経験からテニス業界でのキャリアチェンジを目指すなら科目履修科がおすすめですね」
通常、JPTA公認のプロコーチライセンスの受験資格を得るには、3年以上の実務経験が必要となる。しかし、日本で唯一のJPTA認定校であるため、わずか1年で受験資格を得られるのだ。
また、科目履修科は、座学に加えて実習時間も充実している。指導にあたるのは、隣接するインドアスポーツスクール「GODAI白楽」で活躍する現役コーチ陣だ。
「実践的なスキルを学べるため、卒業してすぐテニスコーチとしてレッスンを受け持つことができます」
経験豊富な講師陣のレッスンを受けられるのは、JPTA認定校であるGODAIスポーツアカデミーだからこそだ。
社会人基礎力を教育の要とする同校は、アスリートのセカンドキャリア支援にも積極的に取り組んでいる。安藤氏は、「アスリートが抱える、社会に出ることに対する不安を解消したい」と話す。
アスリートは練習に多くの時間を費やすため、社会人としての基礎知識やスキルを身につける機会が限られる。そのため、引退後のキャリアを形成するうえで、新たなスキル習得や職業領域への適応に苦労するアスリートは多いという。
「社会に出ることを不安視するアスリートは多いですが、競技生活で培ったリーダーシップやチームワーク、ストレス管理能力は、ビジネスにおいても大きな強みになるんです。『リカレント科』では、アスリート経験をセカンドキャリアに活かすサポートを行っています」
リカレント科に限らず、各学科10名ほどの少人数制を取り入れ、学生ひとり一人のキャリアや要望に寄り添ったサポートを大事にしている。
「学生のちょっとした変化を見逃さず、何かおかしいと感じたらとにかくしつこくフォローしています。学生と向き合うことを諦めたら、彼らが抱える潜在的な問題解決の機会や立ち直るチャンスを失ってしまう。学生は口うるさいと感じるかもしれませんが、『いつか気づいてくれるはず』と信じて言い続けています」
開校以来、退学者ゼロ・就職率100%を誇り、多くの卒業生がテニススクールやスポーツクラブで活躍。GODAIスポーツアカデミーは、テニス業界へのキャリアを目指す人にとって最適な教育環境が整っている。