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北九州保育福祉専門学校で幼稚園教諭と保育士資格取得への道を開く
情報化とグローバル化が進む現代において、教育の役割はこれまで以上に重要視されています。幼稚園教諭と保育士は、教育の中心で活躍し、社会の基盤を支える重要な存在です。
北九州保育福祉専門学校では、新卒者だけでなく幼稚園教諭や保育士を志す社会人の学び直しにも力を入れています。
今回、その取り組みについて北九州保育福祉専門学校の柴田康弘校長に話を聞きました。
<北九州保育福祉専門学校の公式HPはこちら>
幼稚園教諭と保育士2つの国家資格を取得できる
北九州保育福祉専門学校の幼児教育科は、幼稚園教諭と保育士の2つの国家資格を取得できる、九州・中国・四国エリアで唯一の学校です。定員50名のうち例年5〜6名の社会人が教育業界へのキャリアチェンジを目指し入学しています。
「近隣の専門学校では、幼稚園教諭と保育士の2つの資格を取得するには通常、通信教育で短大との併修しなければならず3年かかります。当校は文部科学省および厚生労働省指定の養成校となっているので他の短大の通信制と併修することなく2年の卒業と同時に、両方の資格取得することができます。」
通常、4年かけて学ぶ内容をわずか2年で習得するのは決して簡単ではないと、柴田校長は続けます。
「当校に限らず、学び直しの道を選ぶ社会人のなかには、金銭的な問題や育児と勉強の両立が難しいなどの理由で教育関係の職に就くことができなかった方も大勢いらっしゃいます。そのため、再進学されている方は、熱意を持った方々が多いですね」
社会人入学者のほとんどが教育業界での経験ゼロからのスタートです。同校では学び直しのハードルを下げるだけでなく、深刻な保育士不足を解消し即戦力となる人材を育成すべく、社会人の「学び直し」をサポートするさまざまな取り組みを行っています。
最大112万円の給付を受けながら資格を取れる
「幼児教育科は、専門実践教育訓練給付制度の対象校となっています。専門実践教育訓練給付制度とは、社会人のスキルアップやキャリア形成をサポートする制度です。被保険者期間が2~3年以上ある方は、入学費や授業料といった学費の最大50%の給付を受け取れます」
同校で専門実践教育訓練給付制度を利用した場合、年間最大40万円(2年間で80万円)が入学者に支給されます。
「さらに、卒業後1年以内に正社員として採用されれば、20%の追加給付を受けることが可能です。在学中の給付金を含めると最大で112万円の支援を受けられます。学生の経済的な負担をなるべく減らし、学業に集中できる環境を今後も整えていきたいです」
実践を重視したカリキュラムで“生きた保育”を身につけられる
「保育現場は、新人教育に時間を割く余裕さえないほど保育士が不足しています。人手不足が深刻化するなか、現場でもっとも求められているのは即戦力として活躍できる優秀な保育士です。現場で通用するスキルを身につけるためには、学生のうちにできるだけ多くの保育の経験を積むことが重要だと考えています」
当校では、オペレッタ発表や絵本・紙しばい読み聞かせ、おもちゃ作りなど実践に近い実習を多く取り入れています。校内実習の中でもっとも注力しているのが、『音楽・図工・体育』の3教科。
「音楽、図工、体育は子どもの心と身体の発達に必要不可欠な教育です。感受性、コミュニケーション力、表現力、協調性といったスキルを育むための重要な要素で、保育現場でも重要視されています。ピアノはその方の経験に応じてマンツーマンで指導を行うため、経験がない方でも卒業時には弾けるようになるのでご安心ください」
校内実習を終えた後は、校外実習がスタートします。
「キャンパスの敷地内にある当校の附属幼稚園で校外実習を行います。お遊戯会やさつまいも掘りといったイベントの準備、当日の進行など、保育士のリアルな業務を経験できる貴重な機会です。子どもたちと触れ合いながら生きた学びに触れられるのも、当校ならではの魅力だと思います」
学生の就職率100%!子どもと関わる仕事で活躍できる
同校は就職内定率100%の高い実績を誇り、卒業生の多くが幼稚園や保育所、福祉施設で活躍しています。
「ありがたいことに、校外実習先や卒業生の就職先から『北九州保育福祉専門学校の学生にぜひ来てほしい』との声を多くいただき嬉しく思います。当校の学生指定の求人も豊富に取り扱っているため、学生の希望に合った就職先の紹介が可能です」
また、地元に帰って就職したいと考えている学生に対しても、要望に合わせた就職サポートを行っています。
「新たなことを始めるのに遅すぎるということはありません。私たちは全力で、教育業界へのキャリアチェンジをサポートします。教育業界にチャレンジしたい! という方はぜひ、社会人対象の『学び直し』の説明会やオープンキャンパスに来ていただきたいです。ぜひ、お待ちしています」