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株式会社ラストデータでIT業界未経験でも最短1ヶ月でエンジニアデビューへ
AI技術の進歩に伴いサイバーセキュリティ対策の強化が叫ばれる昨今、ITエンジニアの需要は年々増加。エンジニアの転職者数は前年に比べて+222%と急速に伸びています。
株式会社ラストデータが運営するエンジニア養成スクール「活学(IKIGAKU)ITスクール」でも、未経験からIT業界への転職者を目指す人が増えており、若者だけでなく30〜40代にも広がっているようです。
同スクールの山本 忠輝講師にカリキュラムの特徴や卒業後の進路について話を聞きました。
<株式会社ラストデータの公式HPはこちら>
ITエンジニアの役割は多様化し、技術の進歩に合わせて変化
2023年ベストベンチャー100に選出された株式会社ラストデータ。“IT×教育で日本を変える”という理念を掲げ、ITスクール事業と人材紹介事業を展開しています。
「当社では、IT未経験の方を対象とした未経験特化型プログラミングスクール『活学(IKIGAKU)ITスクール』を運営しており、これまで数多くの優秀なエンジニアを輩出してきました。特にインフラエンジニアの育成に力を入れています」
エンジニアの需要と供給は、特定の技術や専門分野によって異なると山本講師は続けます。
「一口にエンジニアといっても、20種類以上の職種があり分野によって専門領域が異なります。代表的な職種であるシステムエンジニア(SE)は、システムやソフトウェアなどがメイン業務です。開発エンジニアはWebサイトやWebアプリ開発、企業の経営課題解決やプロジェクトの全体統括といった上流工程を担当するエンジニアなど、ITエンジニアの役割は多様化しています」
エンジニア職種のなかで、現在もっとも人材不足が深刻化しているのがインフラエンジニアです。
「インフラエンジニアとは、ITインフラストラクチャーの設計、構築、運用、保守など、システムの基盤となる分野を担うITスペシャリスト。例えば、サーバーのセットアップやネットワークの構築、セキュリティ対策の実施などが主な仕事内容です。スマートフォンやネットワークサーバーで通信障害が発生した際、復旧作業を行うのもインフラエンジニアの重要な役割のひとつ。私たちの生活はインフラエンジニアによって支えられているといっても過言ではありません」
インフラエンジニアは、アプリ開発エンジニアに比べると経済状況に左右されにくいといいます。
「AIやIoTなどITが進歩する一方、情報セキュリティリスクへの対策の重要性が高まっており、インフラエンジニアの需要は今後さらに高まっていきます。エンジニアの専門技術プラスα、将来的に安定性が高いことから、当スクールではインフラエンジニアへのキャリアチェンジを考える方が多い傾向ですね」
IT業界未経験者でも即戦力として活躍できるインフラエンジニアを育成するため、同スクールではさまざまな工夫を行っています。
1.初心者でもネットワークインフラ関係の資格が取れる
同スクールでは、ネットワーク基礎スキルを学ぶ「基礎コース」と、アプリケーションエンジニアを育成する「AIアプリコース」2種類の講座があります。
「インフラエンジニアの需要が高まっていることから、基礎コースを選ぶ社会人が多いですね。基礎コースでは、世界共通のIT資格であるCCNAを取得できます。CCNAは、Cisco systems社が実施する技術試験のひとつで、ネットワークエンジニアの登竜門とされている資格です」
CCNAは、ネットワーク技術を証明する国際的な資格であり、転職活動時に有利になるそうです。そのため、同スクールではネットワークエンジニアの入門編であるCCNAの取得をおすすめしています。
2.日本初!アニメーション動画を使った学習プログラムを採用
「当スクールでは、アニメーションを使った動画学習を取り入れています。プログラミング学習が大変だといわれる最大の理由は、わからないことを自力で解決できないことだと私は思っているんです。講師が言ったことをただノートに書き写すだけの学びでは、頭で理解して自分の中に落とし込むのはなかなか難しい」
プログラミング学習のハードルを下げて、『難しい』というマイナスイメージを払拭したいと思い考えたのが、アニメーション動画学習でした。
「思いつきのアイデアでしたが、『これなら楽しく勉強できる』『わかりやすい』と受講生や講師からの評判が良く、カリキュラムとして正式に導入することとなりました。次第にわかることが楽しくなり、挫折せずに勉強を続けられるんです」
また、アニメーション動画は1本10〜20分と比較的短く、通勤中や入浴中といったスキマ時間を有効活用しながら学習できる点も魅力のひとつです。
3.10:00〜21:00の間ならいつ通学しても自由
「祝日以外は、平日・土日含めて10:00〜21:00まで開校していて時間に融通が効くので、働きながら通う受講生がほとんどです。当スクールは時間割も特にないため、動画1本観た後に講師と実践演習をしてから帰る方もいれば、講師とマンツーマンで専門用語を叩き込む方もいて、みなさん自分のペースで勉強していますね」
同スクールではコロナ禍をきっかけに、自宅で働けるスキルを身につけたいという理由で、異業種からITエンジニアへのキャリアチェンジを目指す社会人が増えているといいます。
「年収を上げたい、手に職を就けて安定したい、フリーランスのエンジニアになりたいなど、キャリアチェンジのきっかけは人それぞれです。IT資格保持者やエンジニア経験豊富な講師が一から丁寧にレクチャーするので、文系やPC操作が苦手な方でもまったく問題ありません。保育士や携帯販売員といった異業種からキャリアチェンジし、多くの卒業生がITエンジニアとして活躍しています。当スクールで、ITエンジニアの夢を叶えましょう」