当時の課題
「これからは会社の内部、組織を強くしていきたい」という社長の想いのもと、
13年ぶりに実施した2017年度新卒採用。
内定者15名と期待通りの成果を出すことができた。
新入社員をむかえ、会社として大きく変革していくために、価値観の言語化、
社内の育成風土の醸成、社員のスキルアップが急務とされた。
解決策
1. 経営方針策定プロジェクト
これから目指していく企業のビジョン・大事にしたい価値観を明確化するために、
役員層のディスカッションにより経営方針を策定した。
策定した言語は、「クレド」というツールにまとめ社内に展開した。
2. 育成方針策定プロジェクト
会社の求める方向に新人・既存社員を導くため、会社としての育成方針を策定。
マネジメント層のディスカッションにより策定することで、
受け入れ側の育成意識向上もめざす。
策定したものは「育成方針ハンドブック」という冊子にまとめ、社内に展開する。
3. 新入社員研修&既存社員研修・成長支援組織診断
早期の即戦力化を目指した新人研修と両軸で、既存社員にも同様のプログラムを行い、
育成における共通言語をつくった。
また、職場の育成環境の現状を定量的に把握できる成長支援組織診断をツールとして導入。
新人の配属検討にも活用する。
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結果
組織診断、経営方針策定により明らかになった組織の現状とビジョンをもとに、
現在は育成方針策定を実施している。
また、新入社員研修の一環でもある内定者研修がすでに行われ、年明けには
既存社員研修も始まるなど、社員1人1人のスキルアップも並行して進んでいる。
策定した経営理念は人事評価項目に反映される見通しがあるなど、
会社の変革を実感するできごとが増えてきている。
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