埼玉県民には知名度のある「がってん寿司」を頼りに採用活動を進めてきたが、そもそも飲食業界志望の学生の割合は少なく、なかでも和食、寿司となるともっと少なくなり、今後採用人数を増やしていくには限界があった…。そんな「採用活動を抜本的に見直そう」というタイミングで、採用ブランド構築プロジェクトをご一緒させていただいた株式会社アールディーシー様。プロジェクトの中心となり新たな採用活動に挑まれた、人事総務部課長の清水様に当時のお話をうかがいました。
ー 弊社からの採用ブランド提案をご覧いただいた時の感想を教えてください。
「未来の世界的ブランドへ、ようこそ。」という採用コンセプト。食関連事業であることを一切感じさせない、まるでアパレルブランドのように企業ロゴがあしらわれたデザイン。…正直、想定以上のアイディアでした。業界のイメージを覆すために、ここまでやるんだ。ここまでやれるんだと、驚きました。実はその時、既に他の企業に発注することをほぼ決めていたのですが、最後にひっくり返されましたね(笑)。
ー 制作させていただいた採用ツールの効果はいかがでしたか?
おかげ様で説明会参加者は約1.6倍になり、昨年10月時点ではわずか8名だった内定者も、今年は23名まで増やすことができました。また、学生の質にも変化がありましたね。「こんな学生がうちを受けにきてくれるんだ!」と役員が驚くほど、海外留学経験者や高学歴の学生が弊社の選考に進んでくれました。
とはいえ、やはりツールから連想するイメージと実際の仕事内容にはギャップが大きいため、説明会からの選考参加率は落ちました。次年度はそのギャップをどのように埋めていくかが課題だと思っています。
ー …次年度も改めてご提案させていただきます!
ぜひ(笑)。例えば、私がマラソンランナーだとすると、カケハシさんは「伴走者」のような存在です。スタート時だけではなく、走りきるところまでをしっかりサポートしてくれる。最初のご提案を見た時に、きっとこの会社ならいろんなリクエストに応えてくれ、具現化してくれるんじゃないかな、と思えたんですよね。突発的なアイディアが浮かんだ時や迷っている時には、良き相談相手としても引き続き頼りにしています。
ー ありがとうございます。最後に、今後の採用活動の目標を教えてください。
20年後には幹部社員として、会社を引っ張っていってくれる、そんな原石をぜひ採用していきたい。そして、この会社を選んで良かった!あの時の選択は正しかった!と思ってもらいたいですね。また、日本は欧米に比べて「飲食業で働く」イメージがよくありません。微力ではありますが、自社の採用活動を通じてわざわざ選んで飲食業で働こうとする学生が増え、業界全体のイメージを変えていくことに寄与したいと考えております。
ー 業界を牽引する、素晴らしい目標ですね。弊社もしっかり伴走できますよう、今後もフルパワーでサポートさせていただきます!
本事例で紹介しているサービス