世界一社風のいい会社をめざす、愛知県の段ボール機械メーカー・株式会社ISOWA様。新卒採用を10年以上にわたりご支援させていただいています。 弊社と共に長年新卒採用をおこなっていく中で会社に起きた変化について、代表取締役社長の磯輪様にお話をうかがいました。
- ISOWAさんは昔から新卒採用をおこなっていらっしゃいましたが、当初はどのような採用活動をおこなわれていたのですか?
振り返ってみると、1980年ごろから大卒者の受け入れをおこなっています。地元の大学の先生から紹介をうけ、毎年4月には大卒の子が入社してくるのが当たり前の光景でした。
しかし、紹介された学生をただただ受け入れているだけだと、学生の質が変化しない。このままではまずいと思い、いろいろな策を考えました。こちらから大学に足を運んで就職モニターの募集をかけたり、就職資料室の目立つところに会社紹介資料を置いたり、大学の前に会社の看板を立てようとしたり…。学生が紹介されてくるのをただ待つのではなく、こちらから学生へアプローチする方法を模索していました。
そんな時、とある経営セミナーにて講師の方が「新卒採用やらないの?面白い採用支援の会社があるんだけど…」と隣の席の人に声をかけていて。「すみません、僕興味があります!」と手を挙げ、紹介いただいたのがワイキューブさん(※カケハシ スカイソリューションズの前身)でした。
- 社員を巻き込んだ一般公募型の新卒採用を弊社とともにおこなってみて、いかがでしたか?
会社説明会で私が学生に経営理念を語ることで、その場に参加しているリクルーター社員とも
”理念の共有”を進められたのは、成果として大きいですね。もちろん、インプットだけでなくいいアウトプットの場にもなっていましたよ。御社と付き合いが始まった当初は、説明会のリハーサルでリクルーターたちはよく担当者からダメ出しをうけていましたね(笑)。
亡くなった父がよく言っていました。「採用については、英之(私)に感心する」と。
ワイキューブさんと一緒に新卒採用を行うようになって、採用のレベルが大きく向上しました。大学の先生のもとに足しげく通わなくても、直接学生へ会社の魅力を訴えかけられる。今までの採用活動とは全く異なる次元に踏み込んだような衝撃がありました。
「アドバイスしてもらったことは必ずやるから、どんなことでも指摘してほしい」と当時の担当者に話したのを今でも覚えています。
- 2017年度は採用ツールの大幅リニューアルをお手伝いさせていただきましたが、きっかけはなんでしたか?
何年も前から、当社の理念が伝わるような何かを作りたいと強く思っていました。ISOWAの社風、ISOWAビトの活躍・魅力などを紹介しようとすると普通は箇条書きになってしまいますよね。しかしそれでは見た人の心に響かない。ストーリー仕立てにして伝えられたら、ずっと伝わりやすい。面白い!と最初から最後まで読んでもらえるような会社紹介ツールがほしい。そこで、カケハシさんに提案をお願いしました。
- ビジョンブック制作は、弊社にとって非常に難易度の高いご提案でした(笑)。無事に完成した40Pの大作。どのような反響がありましたか?
学生にはもちろんのこと、お客様やパートナー企業様にも配っています。
お客様からは「これはすごいね~」「うちの担当の〇〇さんが出ているね!」と声をかけてもらったり、久しぶりにあった知人からは「またレベルアップしましたね!」と評価いだいたり。社内には「〇〇さんって、僕と同じ年の頃にはもうこんな大きな仕事をやっていたんだ…」と、先輩のエピソードを読んで奮い立っている若手社員もいるようです。
- 最後に、10年以上お付き合いいただいている理由を教えてください。
採用活動を手伝ってもらうには、会社のことをよく知ってもらっていることが大切です。カケハシさんは、ずっと一緒に採用活動をやってきて、当社のことをよくわかっていただいているし、成果も出ている。こんな関係性をまたゼロから創りあげるのは、とても大変なことです。
私たちは、会社の”表面的じゃないところ”を言葉や写真で表現し、学生をはじめ周囲の人たちに届けたい。それを的確に表現いただけるのは、これまでのお付き合いがあるパートナーだからこそです。
ー 嬉しいお言葉の数々、ありがとうございました。引き続き、しっかりとご支援させていただきます。
本事例で紹介しているサービス